AKira Manabe ブンブン日記

enjoy eating fun to cooking

富山二日目

2009-05-17 06:10:38 | Weblog
◆◆経営対話

富山の二日目です。

今日は田舞代表が会員からあがった経営に関する質問に答えていくというスタイルではじまりました。


明快で明確に答えていく田舞さんを見ていて、たくさんの知識や経験があり、自分の哲学がしっかりしているからこそ、あれだけ明快に明確に答えることができるんだと感じました。


知恵も哲学も…頭が空っぽでは出てこないんだそうですよ。


いい仕事をしようと思ったら頭が空っぽではいかんわな。

仕事の知識や生きぬくための知識が必要ですよね。

だから…勉強しなくっちゃね。


◆◆創業の原点

会の終わりに、田舞さんの創業のころの映像を観ました…


田舞さんは若干23歳で創業されましたから…映像で観るとまだ子供です。


中学を出て寿司屋に修行に入り、あんなに若いときに兄弟二人で創業されたことを思うと…ご苦労を感じ胸が熱くなりました。

私の亡くなった兄を思い出しましたよ。



田舞さんのまとめのお話のなかで、苦しいときは“創業の原点に戻れ”という話がありました。


「創業の原点に戻るには、お世話になった人のことを思い出すことだ」

「成功する人は人生にありがとうをたくさんもっている人だ」

ホントその通りですね。

ありがとう作文書かなくっちゃね。



◆◆私のありがとう

私は中学時代の恩師・佐伯秀雄先生を思い出しました。


中学時代、私は勉強を全然しない子供でした。


当然!成績も悪い…


父や姉が地元の高校に行ってた関係で、自分も地元の高校に行くもんだと思ってましたが、先生は私に諭すように進路指導をしてくれました。


「真鍋、お前は普通科に行ったら成績はどんなに頑張っても下から数えたほうが早い。しかしな真鍋、工業高校なら、少し頑張ればお前なら一番になれる。高校で一番になるなんて誰もが経験できることじゃないぞ」



単純な私は…「そやな」

と思い、工業高校への進学を決めました。


先生の言葉を胸に、頑張った結果、一番になりました。


この経験が今の私のリーダーシップや自信の元に影響を与えてますし、生まれて初めて勉強が楽しいと思いました。


佐伯秀雄先生の指導がなかったら今の私はありません。



受験が終わったあと先生から電話がありました。


「真鍋すまなかったな。受験テストの結果を見たら、楽勝で普通科に合格していたよ。ごめんな。」

この時の先生の声は今でも忘れません。


人生は自分の思うようにはいかないものです。

しかし…過ぎてみると、全てのことが必然であったことがわかります。

今の私のものの味方や考え方は、工業高校に行ったからこそできたもの。


佐伯秀雄先生、ありがとうございました。


先生の指導は花開きましたよ。