AKira Manabe ブンブン日記

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理念と経営5月号

2008-05-21 21:57:15 | Weblog
◆◆今週のことば

人間というのは簡単に気づくものではありません。
だからこそ、愚直に勉強し続けることが必要なのだと思います。

そして、家族、幹部、社員さんたちへの感謝の気持ちですね。

「すべてに感謝し」、それがあるからこそ、へこたれずに「頑張ろう」という気持ちになります。

株式会社ありがとうサービス 代表取締役社長 井本雅之

★関連記事は、月刊「理念と経営」5月号に掲載されています。
(14~21ページ「巻頭対談~不可能を可能にする経営」)


◆◆企業事例研究

今週の企業事例研究は、栃木県宇都宮市にあるトランセンス株式会社をご紹介します。

代表取締役の安齋 幸氏に自身の経営哲学について伺いました。

☆「創業のころ」

昭和48年、トランセンス株式会社の前身であるナンタイ電送を設立。

テレビのちらつきなどの難視聴障害対策として、ケーブルテレビの設計・施工に取り組みました。

難視聴障害は、テレビ局の送信所から遠く離れていて電波が届かなかったり、山で電波が遮断されることが原因でした。

当時は、カラーテレビが普及しはじめたころ。

カラーテレビになると、難視聴障害による画面の乱れはより一層、目立つようになりました。

それに伴い、難視聴改善のための問い合わせが殺到。
「ひたすら働く日々」が続いたといいます。

そして、地域の方々との触れ合いをとおして、多くのことを学ばれたそうです。

とくに、ご自身の人格形成、考え方に大きな影響がありました。

地域の方々との交流によって、お金だけではない、人情や人生訓を得た、と語られます。


「とりわけお年寄りの笑顔が忘れられません。いまでも、難視聴障害の家があると居ても立ってもいられず、即対応せねばという気持ちになります」(安齋氏)

そしてこの経験は、トランセンスの経営理念の中に息づいている。

☆「時代の変化に適応し、経験を超越する」

社名のトランセンスの由来は、トランス(変える)とセンス(超えていくこと)です。

「時代環境の変化に適応し、今までの体験・経験を超越する」という意味が込めらています。

平成23年には、テレビは現在のアナログ放送を廃止して、デジタル放送のみとすることが既に国の政策で決定。

デジタルの特色には、画面が綺麗になる、テレビの薄型化、双方向のコミュニケーションが可能となるなどの利点があります。

山間の一軒家などでは衛星放送しか見られなくなるという問題もありますが、アナログ放送に比べ、電波障害は3分の1に。

それは同社のマーケットが縮小することを意味し、危機感を募らせます。
しかし、決して悲観せず、積極姿勢は崩しません。


「技術の進歩、変化に取り残されないようにすることが今まで以上に大切。今後は情報管理力、セキュリティ管理力をアピールして、仕事を開拓したい。その分野のマーケットは広がる」(安齋氏)


☆「地域に根ざしたオンリーワンをめざして」

これからのデジタル時代を迎え、地域の住民との関わりも大事にしていきたい、と考えられています。

テレビの使い方、アフターケアの仕方がよくわからず、困っている方々が多く、とりわけ、高齢者の方々からよく相談を受けるそうです。

そうしたニーズにも対応できるよう、すでに行動を起こされており、常に目線は先へ、「時代の変化に適応し、経験を超越する」ことを実践されているのです。

また、今後のビジョンの中核に、「企業の永続」があると安齋氏は語られます。
まずは、創立50年。
そのためには、地域に根ざしたオンリーワンの会社になること。

その思いには、ご自身が受けた地域の方々からの愛情への、「恩返し」という意味も込められているのかもしれません。

★関連記事は、月刊「理念と経営」5月号に掲載されています。
(38~45ページ「企業事例研究2」)

社員面談

2008-05-21 02:28:17 | Weblog
◆◆理念と経営勉強会

今日は南高井店で理念と経営の経営者の会の勉強会がありました。
私はアービンズの松本社長の支部に所属しています。

今日は世良さんと三名での開催でした。

色々話が広がりいい勉強会になりました。

お二人とも人柄が素晴らしい方なので、私もいい影響を受けます。


◆◆社員面談

昼過ぎは南高井店で社員面談を行いました。

坂本さんと藤田くんです。坂本さんは今月より“チーフパティシエ”に昇格しました。入社四年になりますが、責任感が強く信頼のできる社員です。
一言で言えば“ぶれない”人です。四年前から見るとすごい成長をしてますね。嬉しいです。

藤田くんは新店の店長予定者です。今は頑張り過ぎで体に変調が出ています。

体と心を元気に保つのも、管理者にとっては大切な業務です。彼は自分はまだまだマルブンの価値観が理解できていないと話してましたが、前記の坂本さんと同じでしっかりマルブンの価値観が浸透しています。

あとはそれを仕事に生かすための技術やスキルを身につけることです。

坂本さんも藤田くんも今後の活躍を期待してますよ。


◆◆社員と食事会

夜は同友会の例会で私と第一支部の良野支部長とで、例会報告がありました。
座長は大野代表理事ですから、我々は俎板のうえの鯉でしたよ。
しっかり三枚に下ろされ、美味しいところを引き出していただきました。

懇親会終了後は三番町店の社員と久しぶりに食事会でした。

私は西条に帰らないといけないので、酒は抜きで付き合いましたよ。

三番町店は今チャンスが来ています。これは私の商売人としての勘です。
今の主要スタッフは、入社五年以上のベテランばかり、マルブンの価値観を知り尽くした人間です。
今週の日曜にもぎたてテレビにでましたが、その反響がすごいです。
今日も開店前には25名ものお客さまが並んでいたそうです。
私たちがこれまで取り組んできた愛媛のすぐれた農産物を使っていることを知っていただけるチャンスです。
来ていただいたお客さまがアンケートを書いていただいてるようです。
お礼状を書いて夜にやっていることをアピールするチャンスです。

人生におけるチャンスは、プラスの形でやってくるものばかりではありません。

経営の神様と言われている、松下幸之助さんは、小学校しかでていない、しかも体が弱いということがチャンスでした。

先日ミシュランの三ツ星をとった82才の数寄屋橋次郎さんは、不器用ということがチャンスでした。

チャンスはプラスでやってきたり、マイナスでやってきたりするのです。

ワークショップセラピストの岡部明美さんから、以前セミナーで“逆縁の菩薩”と言うことを学びました。

これも同じ意味であると思います。

目の前に起きたことプラスで解釈するか、マイナスで解釈するか。

それはあなた次第です。

久しぶりに色々な話ができてよかったです。

猪谷さんから今後の全社員のコミュニケーションのとり方在り方について私に質問がありました。

私なりにアイデアを伝えておきましたよ。

提案を期待しています。