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神戸まろうど通信

出版社・まろうど社主/詩と俳句を書く/FMわぃわぃのDJ/大阪編集教室講師など多様な顔を持つ大橋愛由等の覚え書き

青年Mが見た長野五輪リレー8

2008年04月28日 19時06分37秒 | 思想・評論
混在する両陣営と交通整理をしようとしている警察官が撮影されています。

今回の長野で示されたものは、五星紅旗の面的な大きさと圧倒的な量です。チベット支援グループの旗の大きさ、量の違いが目立ちました。今回の八本の携帯ムービーで示されたものは、五星紅旗がチベット旗を量的にも、面的にも凌駕していたということです。

また今回のムービーは参加した者でしか撮影できないライブな視点であり、つねに事態を鳥瞰しようとしているマスコミの視座と明らかに違うものです。両者が混在する場では、チベット支援グループが五星紅旗によって覆われてしまうという事態がしばしば見られたそうです。そうしたライブな写真、動画を撮影できるのに、今回のマスコミは混乱が予想されるという理由をもとに「代表撮影」というジャーナリズムの自裁を選択しているように思えてなりません(これから週刊誌メディアなどで紹介されるかもしれませんが)。

これは、五星紅旗を支えるものが、国家(民族)であり、チベット支援グループが、市民であるとの差異でしょうか。中国からすると外国である日本で多くの五星紅旗がはためいている。赤の色彩は刺激的です。同じスポーツの祭典のワールドカップの時と大きく違い、日の丸は一部写っているものの、今回は、日本の地において、中国国旗とチベット旗が主役になっています。

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