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神戸まろうど通信

出版社・まろうど社主/詩と俳句を書く/FMわぃわぃのDJ/大阪編集教室講師など多様な顔を持つ大橋愛由等の覚え書き

2019年5月のツイッター

2019年05月31日 09時27分30秒 | ツイッター集蔵箱
2019*05*01/「令和」という時代の始まり。また新たな元号にふりまわされるのかと少々うんざり。西暦表示が板についているので、元号がいつまでも身につかない。ただ「昭和」時代を語る時、ある程度以上の年齢層の人には西暦で語るより「それは昭和51年のこと」などと語った方が遡及力があるのは確か。

2019*05*02/カルメンはこの10連休のうち9夜連続フラメンコライブの真っ最中。昨夜は福嶋隆児さんのグルーポが出演。カルメン二回目の舞台は大いに盛り上がった。隆児さんはギターラとして何度かカルメンで演奏していたが、自分のグルーポで出演してみないと声をかけそれが実現した。いい舞台だった。

2019*05*03/関西のフラメンコ世界は着実に新しい世代が育っている。ギターでいえば住田政男さんのようなベテランから、それにつづく中堅、さらに若い弾き手も控えている。ライブ、発表会などでは、ギターとカンテは多くのグルーポ、教室を縦断して演奏している。いわば関西フラメンコ村のようなもの。

2019*05*04/古いフラメンコの映像を見ているとジプシーたちは石畳の上で踊っている様子が記録されている。そんな時代は現在のようにバイラオーラ(女性ダンサー)さえも激しくサパデアードを響かせることはなかったろう。今や男女のバイレ関係なく大地を覚醒させるがごとく激しく打ち鳴らすのである。

2019*05*05/最近フラメンコライブの終わりに〈FIN DE FIESTA〉を踊るグルーポが増えてきました。名の通り「祭りの最後」。バイレが一人ずつ出てきてひと舞踊ります。全員がソロや群舞を踊りきったあとの楽しい時間です。まさにFIESTAの雰囲気そのもの。この時にバイレの実力や巧みさがわかるのです。

2019*05*06/昨夜で怒涛の「カルメン・ゴールデンウイーク9夜連続フラメンコライブ」は終了しました。関西でもこうして9日連続でフラメンコライブを展開したスペイン関係店は少ないかもしれません。毎日違うグルーポに出演してもらいました。関西にはまだ未知のフラメンコグルーポがあるのでしょうね。

2019*05*07/昨日(6日)兵庫県現代詩協会の年次総会が神戸市・私学会館で開催されました。新会長に時里二郎氏(写真)を選出。新しい執行部体制がスタート。私も引き続き常任理事として新体制を支える役目をはたしていきます。前会長のたかとう匡子さんは3期6年間いくつかの新事業を展開されました。
写真は https://twitter.com/gunshaku/status/1127096884487643139

2019*05*08/私の好きな牡丹、藤の見どころはゴールデンウィークあたり。その時期はいつも働いているので満開の時期はどうしても見逃してしまいます。連休あけは花たちとめぐり合わせはどうもよくありません。牡丹や、紫陽花、菊は視線を下げて鑑賞するのに対して、桜や藤などは見上げる花なんですね。

2019*05*09/国立京都博物館で開催中の「一遍聖絵と時宗の名宝展」を鑑賞してきました。一生の間に国宝の一遍聖絵の現物を見るのは今回だけかもとじっくりと見ていました。一遍が超一と超二らと共に故郷を離れる時はまだ色白だったのが遊行を重ねるごとに日焼けしているさまがリアルに描かれています。

2019*05*10/知らなかったのです。私の父・大橋彦左衛門がこよなく愛した「空也上人像」。その現物を私も京都・六波羅蜜寺で見たことがあるのですが、時宗の総本山遊行寺にも同型のものがあるんですね。「一遍展」に出展されていました。しかもフィギアでも売っているよう。父への供養に買おうかしら。

2019*05*11/一遍集団の遊行の果ては往生かもしれません。淡路島で病いが重くなりいよいよ生命の果てを意識しはじめた一遍。なんとか明石に到着。示寂の地を教信寺(加古川市)と定めていたのを明石にやってきた船は大輪田泊(神戸市)に向かう便だった。享年51歳。太く生き歩き続けた求道者であった。

2019*05*12/旅を続けた一遍。「一遍聖絵」は下駄や草履を履いている場面もあるがたいていは裸足である。冬の道中はさぞ寒かったろう。遊行の人たちは粗末な阿弥衣を着用。持ち歩く物も制限するなどストイックな集団だった。私語も殆どなかったろうと推察する研究者もいる。旅は自己否定の連続である。

2019*05*13/奄美専門チャンネル「南の風」の5月分を収録するためにFMわぃわぃのある長田区へ。「平成時代」の30年間を振り返るその3回目。番組終了後、新長田の鉄人広場で徳之島在住の俳人・亘余世夫さんと会いビールとワインで昼から宴。盛り上がる。すっかり出来上がりなんとかJRに乗り帰宅する。

2019*05*14/12日朝、南海日日新聞に連載しているコラム「つむぎ随想」の原稿をメール送稿する。今回は「平成」時代に逝った奄美の2人の詩人(藤井令一氏、進一男氏)について書く。ふたりとも奄美の深奥をみつめ詩の言語で表現したすぐれた詩人だった。その詩業はこれからも永く記憶されるであろう。

2019*05*15/大学で同じ学科で学んだY・Y君と何年ぶりかで連絡が取れました。三年前私の不在時に自宅へ電話をもらったのですが連絡しなおすことができず、私のブログに名指しで乞連絡と書いたのです。Y・Y君がたまたま自分の名前を検索したのが幸いしてメールをくれました。同じ編集の世界の住人です。

2019*05*16/天皇の代替わりについて雑誌ジャーナリズムはどのように反応したのかを注目するうち、「Journalism 19.4月号〈天皇論〉」(朝日新聞社)を読む。女性天皇を認めない今の天皇制を日本の女性差別の淵源とする牟田和恵。天皇の戦争責任、日本の植民地支配をあらためて問う尹健二に注目した。

2019*05*17/「Journalism 4月号」を読んでいて、研究者の論考と思えないほど論理の組み立て方が雑駁で共感を得られなかったのが大澤真幸の論考。まず指摘したいのは、この論考は沖縄(琉球)へのまなざしが決定的に欠落していること。反天皇制への分析も思い込みが先行し実証的な言説になっていない。

2019*05*18/南海日日新聞に連載している「つむぎ随想」の最新版をご覧になって下さい。奄美の二人の詩人(進一男氏、藤井令一氏)について書きました。この二人の詩人に関してはまだまだ作品を読み込んで評論をつくしたいと思っています。あと奄美の詩人で取り上げるのは徳之島伊仙町出身の作井満氏。
南海日日新聞のコラムは https://twitter.com/gunshaku/status/1129551262607790080

2019*05*19/奄美の詩を語る時、進一男氏が編集・発行人をつとめた詩誌「地点」の存在が無視できません(既に終刊)。奄美からいくつかの文芸誌が発行されている中で、「地点」は詩に限ってのメディアであり、合評会を催し、詩を語る場を設け、若い詩人たちを育てた功績は計り知れないものがあります。

2019*05*20/詩の会「カフェエクリ」が姫路市で開かれました。第一部のスピーカーは作家の荒木スミシさん(写真左)。脚本書きからはじまって映画製作、小説の執筆、自費出版から大手出版社による発行など表現者としての軌跡を語ってもらいました。とつとつと語るその様相から誠実さが伝わってきます。
荒木スミシさんの写真と会全体の様子は https://twitter.com/gunshaku/status/1130996570252464128


2019*05*21/昨日の荒木スミシさんが語りの中で衝撃的だったのは、スミシさんが執筆した小説「シンプルライフ・シンドローム」が1997年神戸で起きた児童連続殺傷事件との類似性が指摘され、マスコミや公権力から犯人との関与の度合いについて探られたとか。同事件と係わってきた者として興味深いこと。

2019*05*22/古い岩波文庫です。定価表示は「★」ひとつ。懐かしいな。1956年初版で73年の18刷本。中野重治自選『中野重治詩集』。セロハン紙に包まれ黄ばんでいます。書斎でパソコンに向かっている時ふと雪崩落ちてきたことをキッカケに読み始め読了しました。有名な「雨の降る品川驛」も入ってます。

2019*05*23/「あなたはあなたのからだの悲しい重量を知っていますか」(わかれ)「どうしておれにはこんな事がいつもいつも悲しいんだろうかな」(女西洋人)。プロレタリア詩人と言われる中野重治は室生犀星を師と仰ぐだけに詩の基層は壷井繁治が「中野詩集・解説」で指摘するように抒情詩人だろう。

2019*05*24/「ごらんなさい 母よ/あなたの息子が何をしようとしてるのかを/あなたの息子は人を殺そうとしている/見も知らぬ人をわけもなく突き殺そうとしている」(新聞にのつた冩眞)中野重治の戦争告発詩である。戦後の日本ならび日本人が浸ろうとした被害者気分そのものを激しく糾弾している。

2019*05*25/明日の「Mélange」例会における読書会のために準備しています。珍しく読書会を二部制にする予定です。前半の共同発表者のひとりとして〈中野重治詩集』を読む〉をテーマに一枚もののレジュメを作成中です。もうひとりの共同発表者は大西隆志さん。プロレタリア詩人について語る予定です。

2019*05*26/第143回目の「Mélange」例会が開かれました。第一部読書会は二部制。前半はプロレタリア詩について。大橋愛由等と大西隆志の二人が担当。後半は「翻訳」について安西佐有理(写真左端)が語りました。翻訳といっても多岐にわたるのですね。その多様さと課題を意欲的に語ってもらいました。
写真は、https://twitter.com/gunshaku/status/1134244021545578498

2019*05*27/ドキュメンタリー映画を見に行こうかとぼんやり考えていた今日ですが、のっぴきならない用事ができて2つの事務所へ緊張しながら出向きました。なかなかゆっくりできません。同世代の者達は再雇用でいまも現役で働いているはず。少し前の世代の人なら私の年齢で「隠居」した人もいたはず。

2017*05*28/2つの事務所まわりをしてなんとか解放され、三宮の高架下にある居酒屋へ向かい「ひとり反省会」。その店で働くベトナム人青年とすこしばかり会話。日本に来てから5年。最初の2年間は全く日本語がわからなかったそうです。その彼が「さいきんベトナム人が増えました」と驚いていました。

2017*05*29/休みが少ないなぁとぶつぶつ言いながらジュンク堂書店に寄った27日。今日は文庫・新書コーナーだけ見て帰ろうと思っていたところ、井筒俊彦の新刊『コスモスとアンチコスモス』(岩波文庫)の目次を見ると「事事無碍・理理無碍」が収録されていて、あわててレジに進んで購入したのです。

2019*05*30/井筒俊彦が書いた「事事無碍・理理無碍—存在解体のあと—」をさっそく読みはじめています。井筒は華厳哲学とプロティノス哲学をリンクさせた論旨を展開していて、このふたつの思想はまさに私が永年興味を抱いてきたテーマだけによくぞ書いてくれたと感激しつつも読みすすめているのです。

2019*05*31/華厳経と華厳哲学は異なります。井筒俊彦が取り上げた事事無碍法界・理理無碍法界の概念は、中国・朝鮮の華厳僧たちがつくりあげた哲学世界。日本の華厳哲学の受容は事事無碍法界、中国は理事無碍法界を重視したといわれ、井筒が取り上げる理理無碍法界は東洋哲学の高次な到達点なのです。

2019年4月のツイッター

2019年04月30日 09時48分08秒 | ツイッター集蔵箱
2019*04*01/次の元号「令和」が発表された日、私は十三で映画「洗骨」(照屋年之監督、2018)を観ていました。沖縄・粟国島の洗骨儀式にまつわる一つの家族物語です。主役の奥田瑛二がダメ世帯主を好演。その姉役の大島蓉子が絶妙の役回りを演じている。洗骨の過程を隠すことなく映像化した秀作です。

2019*04*02/昨日、映画を観終わって「ジュンク堂書店の詩集コーナーで会いましょう」と大西隆志氏と約束して向かうと野口幸雄氏とばったり。やあやあと挨拶し三人で昼下がりの飲み会。詩人が三人集まると話題はつきず延々と語り延々と飲み食い。最後に「いま何の本を読んでますか」と私が語りかけた。

2019*04*03/琉球は中国王朝と冊封体制の主従関係にあったので、皇帝が替わると中国王朝側からの使節団が半年ほど琉球に滞在する。その期間、使節団を饗応するため生まれたのが琉球の宮廷芸術である〈組踊〉である。奄美はそうした宮廷芸術は生まれなかったものの、饗応に駆り出され影響を受けている。

2019*04*04/新元号「令和」の典拠は国書である万葉集であると強調していたA首相だが、引用した万葉集の序文の原典は後漢時代の中国の文献であることがネット上で指摘されている。中国の周縁国のひとつである日本は文化強国である中国文化の圧倒的な影響下にあったことが今回も証明されたと言えよう。

2019*04*05/プラトン「パルメニデス」(岩波書店「プラトン全集4」)を読了(どれだけ理解できたかは別)。先日、詩の会「エクリ」でパルメニデスについて発表した時に読みきれてなかったので時間をかけ読み込んだ。同書に登場するパルメニデスの哲学はあくまでプラトンが編集・創意した内容だろう。

2019*04*06/昨日の朝日夕刊に隠岐について書かれていて、高校生のころ隠岐へ一人旅に出たことを思い出した。後醍醐天皇が流された島へ行ってみたかったのである。鳥取県側に帰りお会いした父の知り合いである來海(きまち)さんは後醍醐天皇を迎えたことでその名の由来があり尊皇の気概に満ちていた。

2019*04*07/もやもやしていたことがすっきりしました。外付けハードディスクを2つ持っているのですが、操作方法がうまくいかず宝の持ち腐れ状態となっていたのですが、MACBOOKAIRで時間をかけて手直したところ修復に成功。これでバックアップもできるし、タイムマシーンも設定し直すことができます。

2019*04*08/詩人N氏と梅田で待ち合わせて野崎町のデザイン事務所に。新刊書のデザインの打ち合わせ。初稿ゲラはできていたがタイトルを決めていなかったので、N氏にその場で決めてもらいました。さすがもと広告業界にいた人です。仕事が早い。打ち合わせのあと二人は梅田の地下で怪気炎。よく呑んだ。

2019*04*09/昨日、大阪で呑んだあと、神戸に帰ってきて、詩人A氏をまじえ、生田川公園で極私的夜桜会を敢行しました。ここで花見をするのは二度目。前回は工事中だったので様相が替わりしばしのためらい。月曜日ということもあり花見客も少なく、ゆったりと詩人の宴を享受。ここでもよく呑んだなあ。
写真は https://twitter.com/gunshaku/status/1116187946028158976

2019*04*10/第142回目の「Mélange」例会は4月14日(日)午後1時から神戸・三宮のスペイン料理カルメンで開催します。第一部読書会では米田恵子さんによる「山口誓子の俳句世界」の語りです。戦前・戦後を生き抜いた俳句界の巨星を紹介してもらいまる。だれでも参加できます。第二部は詩の合評会です。

2019*04*11/カルメンで働いているスペイン人A君(アンダルシアAguadulce出身)との会話です。「今年はスペイン内戦が終わって80年になるね」「はい」「ところで君の爺さんはどっち派だったの」「フランコです」「なんと!」「フランコ時代の方が良かったと言っています」「まあ!」。会話はそこで終了。

2019*04*12/南海日日新聞の連載コラム「つむぎ随想」の最新版です。私とカトリックのありようについて書きました。奄美群島のキリスト教信者は人口の4%で日本全体が1%であることを考えると4倍の数となります。奄美は戦前カトリックに限って旧陸軍から弾圧された経緯があるために信仰心が篤いのです。
南海日日新聞のコラム記事は https://twitter.com/gunshaku/status/1116857118345187328

2019*04*13/私が住んでいる神戸市東灘はここ数年コンビニの廃業がいつくかみられる。これもドミナント戦略という集中出店の結果か。コンビニや飲食店(大手チェーン店も含む)が撤退すると①医院②薬局③不動産紹介業④進学塾が新しいテナントとして入っている。街の様相が2-3年単位で変容している。

2019*04*14/今月は月半ばに行われた「Mélange」例会。第一部読書会の発表者は米田恵子さん(写真で手を挙げている)。テーマは「山口誓子の俳句世界」について。戦前の新興俳句の時代から俳句の第一線で活躍している誓子の人となりや経歴、時代ごとの代表句を紹介しつつ丁寧に説明してもらいました。
写真は https://twitter.com/gunshaku/status/1118672608126361600

2019*04*15/現代アートセンターのようなカトリックたかとり教会の中にあるFMわぃわぃへ奄美専門チャンネル「南の風」の4月分の番組収録にうかがいました。今回の放送は「平成30年間の奄美を振返る」のテーマで語りました。①2002年あたりから起こった島唄ブームは奄美に何をもたらしたのかなどです。
写真は https://twitter.com/gunshaku/status/1118674087922946048


2019*04*16/昨日、FMわぃわぃの収録が終わったあと、局舎近くのお好み焼き屋へ。まずは好きなオムソバを注文。瓶ビール(長田はまだ大瓶で出すところがある。三宮周辺は中瓶が主流)をちびりちびりと飲み、室津産のあさりの酒蒸しを追加で頼み、さらにタコ玉もぺろりと。長田は粉もん文化が潤沢です。

2019*04*17/月曜日、長田を出てまっすぐ拙宅に帰ろうかと思ったけど三宮のジュンク堂書店センター街店に新刊チェック。迷うことなく4Fの哲学書棚へ。気になるパルメニデスのことも書いている日下部吉信著『ギリシア哲学30講〈上〉』(明石書店)を購入。居酒屋で「ひとり反省会」をすることなく帰宅。

2019*04*18/そうそう月曜日のFMわぃわぃ「南の風」の番組収録の際、収録が終わった後に機械の不具合がみつかり、TAKE2をすることに。5分ほど休憩して再チャレンジ。まあこんな場合、TAKE2の方が滑舌がなめらかになるのでと自分を納得させて仕切り直した。時が勝負の電波メディアならではのアポリア。

2019*04*19/次の月曜日に、姫路で詩の会「カフェ・エクリ」が開催されます。第一部読書会は川柳作家の情野千里さん。文学に現れる「共時性」についてがテーマ。第二部は合評会。いつも思うのですが、播磨地方は姫路を核として地域の一体感が強いところですね。神戸とは異なる風土性が展開しています。

2019*04*20/フラメンコ・ギターの名手である住田政男が参加するフラメンコライブはいつも心地よい緊張に満たされています。トリを踊ったのは小原涼子。この人、あれよあれよという間に成長し今夜の迫真の踊りもトリにふさわしい内容でした。マントンを使ったロルカの「ソロンゴ・ヒターノ」にも注目。

2019*04*21/兵庫県現代詩協会の今年度初の常任理事会に参加した。今年度は理事、監事など執行委員の改選時期となり、5月6日(月)に神戸で開催される同協会の年次総会にむけて新執行部の陣容と去年度の決算・事業報告と今年度の予算・事業計画などを審議。さて今年度はどのような一年になるのだろう。

2019*04*22/今日は「姫路エクリ」の日。神戸からの新快速の車中、缶ビール(大)を2本飲む。播磨はまだ田植えが始まっていない。一ヵ月後には終わっているだろう。姫路駅はあいかわらず外国人観光客が多い。姫路城の小天守ですら規模の小さな城の天守閣になりそうだ。今日は初夏のような日和である。

2019*04*23/川柳作家の情野千里さんが読書会の話者を担当(写真左)。作品と作家の「共時性」について語ってくれました。つづいて合評会。第三部として3月末で永年かかわった職場を卒業した大西隆志氏に対してねぎらいの連詩を披露。私が神戸から持ってきたフラワーボックスを同氏に進呈(写真右)。
写真は https://twitter.com/gunshaku/status/1121202055350079488

2019*04*24/姫路に向かった22日(月)午前中にカフカ原作の映画「審判」(ジョン・ウイリアムズ監督)を元町映画館で観る。原作を読んだばかりなので細部にわたり興味深く鑑賞。特に原作にはない物言うカラスをさぐる男が登場する場面はこの監督の演出力の高さを見せてくれた。舞台はすべて現代日本。

2019*04*25/カフカの作品は未完成のゆえか、読みの多様性を示してくれる。「審判」で罪状不明なままKが逮捕されるのは、カフカの死後吹き荒れたユダヤ人ホロコーストを予兆しているとも推察される。また作中のほとんどの人間がなにがしか裁判とKの案件に関わっいるのは、現代の監視社会を思い起した。

2019*04*26/近づく10連休を前になにかと多忙。昨日はほぼ一日中電卓を叩いていた。ただ中小企業の皆さんは連休できないところもある。私はといえばこの連休、働きます。連休明けに京都国立博物館で開催中の「一遍上人絵伝」を観に行く予定。一遍はお気に入りの仏教者。関係書もいくつか所持している。

2019*04*27/一遍は「浄・不浄、信・不信を問わず」南無阿弥陀仏を唱えよと語りかけます。この場合の「不浄」とは女性の意。一遍は名号を唱えさえすれば男女の違いは関係ないと強調し、当時の女性たちに支持されます。二分律を超えた思想を提起するこの人の潔さは武士出身ゆえのものと評価されている。

2019*04*28/最晩年の一遍にこんな言葉があります。「一代の聖教みなつきて、南無阿弥陀仏になりはてぬ」。この「一代」とは一遍本人を超えて釈迦を含む仏教全般のことをさすのだとされ、尽きた後は「南無阿弥陀仏」という〈言葉・声〉になるのだいう言霊信仰つまりコトバへの深いこだわりがあります。

2019*04*29/訃報です。スペイン語文学者の鼓直(つづみ・ただし)さんが4月2日にお亡くなりになったことが昨日新聞で報じられました。享年89歳。鼓さんは永年にわたってわれらの「ロルカ詩祭」に参加していただきました(写真は2017年の詩祭)。毎回、新しくロルカ詩を翻訳して朗読してくれたのです。
写真は https://twitter.com/gunshaku/status/1122646902783090688

2019*04*30/「平成」時代最後の日。神戸は雨模様。そして今月2日にお亡くなりになった鼓直氏への悼惜の言葉でしめくくることにします。今回紹介したのは2017年第20回ロルカ詩祭のために翻訳して鼓氏が朗読したロルカ詩です。去年は体調不良で参加されなかったので最後の出演での翻訳作品となります。
鼓直氏のロルカ詩祭における最後のロルカ作品の翻訳作品は https://twitter.com/gunshaku/status/1123006504565596161

2019年3月のツイッター

2019年03月31日 07時10分51秒 | ツイッター集蔵箱
2019*03*01/父・大橋彦左衛門の誕生日。生きていれば93歳となる。学年は大正14年度生。戦争にもっていかれた世代である。当時大学進学率は10%程度のなかで満州建国大学(新京市・現長春市)に進学。「五族協和」の国是のもと父の周辺には多様な国籍の学友がいた。戦後なくなった大学ゆえに同窓の結束は強かった。

2019*03*02/満州建国大学はたしか第8期まで学生を受け入れていたと記憶している(父は5期生)。8期は昭和20年春に入学。その年の夏に終戦を迎えたので学生としては数か月しかなかった。建大は満州国立大学だったので、国がなくなれば大学もなくなってしまう。しかし8期の団結力は後々強かったと聞く。

2019*03*03/満州国が打ち立てようとした「五族協和」について〈和(日)・韓・満・蒙・漢〉というカウントがあるが、満州建国大学の学生構成では少々違ったようだ。〈韓〉は当時日本に併合されていたので含まれずに〈露〉=白系ロシア人が五族のひとつとしてカウントされていたと父は証言していた。

2019*03*04/村上春樹の小説が原作なのでこんな風な展開になるのだろうけど、この映画は小説を忠実に再現したものではない一方、かつ監督の作品として自律した翻案作になりきることなくどこか原作の影をひきずっている、と言えばいいのか。映画「バーニング」(イ・チャンドン監督)。原作・納屋を焼く。

2019*03*05/映画「バーニング」の面白いところは、今の韓国が今を生きる韓国の人たちの視線から描かれているということだ。ソウル北辺にある主人公の実家がある農村では毎日北朝鮮から謀略放送が聞こえる(私はその村の有線放送と勘違いした)。現在の韓国の若者が抱く閉塞感がうまく表現されている。

2019*03*06/つねづね思うところだが、詩や俳句は、死者を悼むことはあっても作品の中で生者を殺すことはほとんどないが、小説や映画はいとも簡単に〈殺人〉というスパイスをふりかける。このスパイスは小説、映画に緊張をもたらす基本道具のひとつにも思えてくるのだが、同時にその安直さも気になる。

201*03*07/風邪なのか花粉症なのかわからない。体調不全である。花粉症であることには違いないのだが、どうもすっきりしない。花粉症のない奄美が羨ましい。かの地には植生の関係で、杉・檜は植林されていない。ただ中国大陸に近いために大量の黄砂が到来して空港が視界不良で閉鎖されることもある。

2018*03*08/「イギリス料理」なるものを食べた。英国人みずから世界で一番薄い本のひとつが「イギリス料理本」と認めている。シェパーズ・バイ。本来はラム肉を使うそうだが今回は合い挽きミンチを使用。感想を言おう。美味しかった。しかし我々はイギリス料理をよく食べている。サンドイッチがそう。

2019.03.10/俳誌「船団」の俳人たちがスペイン料理カルメンへ。そういえばわたしも初期の「船団」に所属していたことがある。発行人の坪内稔典氏は髪の毛こそ白くなったが矍鑠として元気だった。現在は週に一回伊丹の柿衞文庫に通っているという。「船団」は口語俳句の拠点誌として活況を呈している。

2019*03*11/ちょうど東北大震災の日にFMわぃわぃ「南の風」3月分の番組収録のために鷹取へ。刻々と変化する奄美の今を伝える。今月奄美大島にあらたな陸上自衛隊の基地が開設。東シナ海と中国大陸に向けたミサイル部隊である。かつて対ソ連の陸戦のために北海道にいた陸自が南西諸島に移動している。

2019*03*12/今年のゴールデンウイークは大型連休となります。神戸・三宮のカルメンでは9夜連続のフラメンコLIVEをいたします。詳細は添付のフライヤーをご覧になってください。カルメンにいままでかかわってくれたグルーポのみなさんに声をかけて結集してもらいました。毎日特色のあるLIVEが絶品!!
9夜連続のフラメンコLIVEのフライヤーは https://twitter.com/gunshaku/status/1105629058707054592

2019*03*13/ホワイトデーの買い物でそごうデパ地下へ。ここはスイーツ王国神戸のもっとも華やかなスイーツ各社の主戦場と言ったらいいだろう。#kobe ところがこのそごう、今年10月から阪急百貨店に名称が変わる。神戸の人間にとって戦前から慣れ親しんできたそごうの名が消えるのは寂しい限りである。

2019*03*14/インバウンドで息を吹き返した大阪に比べ神戸は地盤沈下が顕著。現在阪急三宮駅が大規模工事に入っているがJR三ノ宮駅周辺の整備計画は未発表。サンパル周辺(かつて米かまぼこ兵舎→闇市)は神戸市が整備する。となるとそごう→阪急の本格的改装はH2Oがどれだけ資力を投入するかだろう。

2019*03*15/阪急三宮駅の改修工事によって、阪急とJRの両高架に挟まれた昭和な飲み街の阪急側の立ち飲み屋が閉店してしまった。阪急系列の店で特に美味しいとは思わなかったが、時間の都合などで「今日は立ち呑みでいこう」との気分の時には利用したものだった。隣り合った男性と何人か親しくなった。

2019*03*16/月曜日にたつの市で開催される誌の会「カフェ・エクリ」で発表するため、古代ギリシア哲学者・パルメニデスに関する著作を読んでいる。幸いなことに岩波文庫から井筒俊彦著『神秘哲学—ギリシアの部』が刊行されたばかりなので、井筒の解釈も頼りにして、詩的言語に転換することを目指す。

2019*03*17/今年の「文学散歩」(兵庫県現代詩協会主催)は、神戸市の平野地区を中心に詩人仲間で散策をした。平野はかつて平清盛が遷都した福原京の中心地であり、時代が下って楠木正成の終焉の地と言われている。時代が凝縮した界隈なのだ。写真はナビゲーターをつとめた玉川侑香さんの店での光景。
写真は https://twitter.com/gunshaku/status/1109235701042671616

2019*03*18/たつの市「ガレリア」で開催された「カフェ・エクリ」。第一部の読書会は私をふくめた三人の発表者。テーマは「詩は今世界をどのように表現するのか」。わたしは古代ギリシアの哲学者パルメニデスを再読することで、彼が投げかけた思想を、今の詩的言語に置き換えるとどうなるのか語った。
写真は https://twitter.com/gunshaku/status/1109237364516216832

2019*03*19/昨日発表したパルメニデスについて、当日の会場で配った資料です。①〈存在=あるもの〉と〈非存在=あらぬもの〉について②「思惟することと存在こととは同一である」という彼がなげかけたテーゼを、今われわれが詩に向かう時に、このテーゼに詩的言語にすればどうなるのか試してみました。
当日配布したパルメニデスについての資料は https://twitter.com/gunshaku/status/1109239261419585536

2019*03*20/話を神戸市平野に戻してみよう。1980年代、わたしが神戸の業界新聞の記者をしていた時、東京から津村喬が神戸に移り住んでいるとの情報を得て、取材しようと平野の石井橋近くの津村邸に伺った。なにしろ70年安保の思想的リーダーの一人として著名だったし、本も何冊か読んでいたのである。

2019*03*21/津村邸に取材に伺った時、ちょうど彼が社会党参議院選挙の全国区の議員名簿に入っているとの報道があったばかりで、津村氏は電話取材の対応に忙しくしていた。こののち太陽暦より太陰暦での身体性を大切にしようと、毎月津村邸で満月の日に「満月会」が開催され、私も足繁く通ったものだ。

2019*03*22/業界新聞の記者兼出版編集者として働いていた会社から、大阪の海風社という出版社に転職した私。そこの社主で詩人である作井満に津村喬を紹介。あっという間に、津村喬が編集長となり「焼酎通信」なるメディアが誕生。目指すは「焼酎ブームより焼酎を守れ」。ワープロが出始めた時だった。

2019*03*23/お客さんが少なかった。その理由にはいくつかあると思うが、それから出演者とタブラオ側がどう対処していくかが勝負となる。今月お客さんが一桁だったライブの日が2回。今日などは給料日の前の土曜日なので日程的には悪いのだが、グルーポによってはそんな条件でも満席になることはある。

2019*03*24/第141回「Mélange」例会が行われました。第一部読書会は高木敏克氏のカフカ長編小説「審判」についての語りです。
https://twitcasting.tv/gunshaku/movie/533831236
https://twitcasting.tv/gunshaku/movie/533839145
https://twitcasting.tv/gunshaku/movie/533843670
画家ティトレリに注目するという独自の視点を展開。面白かったなあ。
例会の様子の写真は https://twitter.com/gunshaku/status/1110342898208243712

2019*03*25/15年間使っていたMacBook G4がとうとうプツンと動かなくなってしまい、Mackerのわたしは本日ヨドバシカメラでMacBook Airを購入。その前に蔦屋書店(台北の誠品書店のレイアウトを思い出す)でアリストテレス『詩学』(光文社古典新訳文庫、三浦洋訳)を買う。梅田食堂街でひとり反省会。

2019*03*26/長編小説を読むというのは、一定のまとまった時間が必要です。その時間を捻出する覚悟と、だらだらと読んでいると物語の展開を忘れてしまうので集中して読むことが求められます。それでも読了したときの達成感は大きなものです。カフカ『審判』を読了して長編小説を読む自信がむくむくと。

2019*03*27/最近知り合ったAさん。定年退職された方で、毎日図書館に通っておられます。読書の日々です。いつも同時に三冊を読み進めているとか。お気に入りの場所もあるのでしょうね。われわれの住む兵庫県には明石市に一か所だけ県立図書館があります。一度訪れたことがあります。静かな場所です。

2019*03*28/なんとか新しく購入したMacBookAirの環境設定がPCと同じ操作環境に近づいてきて安堵しています。以前持っていたMacBookG4とはOSの互換性がなく、なにかと不便でしたし、ネットで閲覧するサイトも限られていたために不便だったのです。ITの世界では15年はおろか5年でさえも大昔なのですね。

2019*03*29/機械というのはおかしくなる時は重なるもの。自宅で使っているEPSONのプリンター(PM-G4500)の調子がおかしい。出版の仕事柄どうしてもA3対応が必要なので買い替え時期か。最近のプリンターはパソコンを経由することなくWi-Fiつながりで印刷ができるので便利だが、インク代が高くエグい。

2019*03*30/どうしてこうも新しいパソコンというのはサクサク動くのかと驚嘆しています。新しいMacBookAirには余分なアプリケーションを入れまいと自戒するのですが、時がたてばなにやかやと入れてしまうのは業のようなもの。そして経年のパソコンはいつクラッシュするかわからずその対策も必須です。

2019*03*31/本日が締め切りの詩稿(日本現代詩人会発行のアンソロジー)を書き下ろして郵送しました(メール送稿という選択肢はなし)。私は兵庫県現代詩協会発行のアンソロジー編集担当者ですが、最新号でようやく手書き原稿よりメール原稿を上回った事実を考えるとまだまだ手稿が多いのでしょうね。

2019年2月のツイッター

2019年02月28日 08時37分04秒 | ツイッター集蔵箱
2019*02*01/二週続きで詩の会エクリが4日(月)に行われます。この日、FMわぃわぃ奄美専門チャンネル「南の風」の番組収録があり、ゲストに小説家の高木敏克氏をお迎えします。番組収録が終わってからの参加となります。エクリ第一部は千田草介氏がチベット仏教と、高僧で詩人のミラレパを語ります。

2019*02*02/本日、父方の祖母である大橋ムラの命日です。写真は産まれたての孫である私・大橋愛由等を抱く祖母です。祖母の長男であるわが父・大橋彦左衛門のそのまた長男である私の出産をさぞ喜んだでしょう。戦争中は奈良に疎開。祖母は苦労続きの人生でした。もうすこし祖母と話をしてみたかった。
大橋ムラ(父方の祖母)に抱かれる誕生間もない私の写真は https://twitter.com/gunshaku/status/1092589081735790592

2019*02*03/家人が昨日、京都の吉田神社の追儺式を見るべくでかけました。多くの屋台で盛況だったらしいのですが、追儺式が行われる前に帰宅したとか。この追儺式は平安時代からの古式を継承している祭事として著名です。私は今出川通りから入って黒谷まで抜ける道を学生時代に散歩道としていました。

2019*02*04/二週つづきの「姫路エクリ」です。同会に参加する前にFMわぃわぃ奄美専門チャンネル「南の風」の番組収録をしました。ゲストに高木敏克氏。〈奄美ふゆ旅2019〉の感想を語ってもらいました。写真はエクリの会場。第二部合評会から参加。今回も詩人たちによる濃密な語りが展開されたのです。
会の様子の写真は、
https://twitter.com/gunshaku/status/1092936910203281409

2019*02*05/数日前のことです。JRで三ノ宮駅にむかっていたところ、六甲山系が冠雪していました。座席から撮ったので画像は鮮明ではありませんが、まことに珍しい光景です。神戸に住む人間はこうして六甲の四季と共に日々を暮らしていることを実感します。春になると緑のグラデーションが楽しめます。
六甲かせ冠雪している様子の写真は
https://twitter.com/gunshaku/status/1092938687845789696

2019*02*06/映画「ネルーダ 大いなる愛の逃亡者」を見たその日、ジュンク堂書店で『ネルーダ詩集』(田村さと子訳・思潮社「海外詩文庫」)を購入。解説をふくめて一気に読了。長い詩歴のなかでやはり初期の頃の詩的飛躍が随所に散りばめられた作品群に心惹かれた。スペイン語の原詩も触れてみたい。

2019*02*07/チリの詩人パプロ・ネルーダ(1904-1973)はフェデリーコ・ガルシア・ロルカ(1898-1936)と同時代人。ロルカはネルーダについて「哲学よりも死に近く、知性によりも苦悩に近く、インクより血に近い詩人」と紹介。ネルーダは「フェデリーコ・ガルシア=ロルカへのオード」という詩を書く。

2019*02*08/「もしも 寂しい家で怯えながら泣くことができたら/もしも わが眼を抉りとって 食べることができたら/そうしただろう 悲嘆にくれたオレンジの木のようなきみの声のために/大声で叫びながら現れるきみの詩のために」―ネルーダ「フェデリーコ・ガルシア=ロルカへのオード」冒頭部分。

2019*02*09/高橋修宏氏より「575」02号が到着。細長の体裁。俳句と評論が掲載されている。〈兎唇より呪文こぼれる茸山〉〈涅槃とや座頭鯨の背の滑り〉〈花籠に猿女沈もる歌いつつ〉は高橋氏の作。あと江里昭彦、増田まさみ、柿本多映といったなじみの俳人の作が掲載されている。松下カロの作品も。

2019*02*10/「575」(高橋修宏・編集発行)に30句を寄せている増田まさみさん。選句するのを躊躇するほど高い完成度。〈天涯に吃音の蝶ひるがえる〉〈灌木を払い死蝶を呼びださむ〉〈花石榴あるけば冥し母のくに〉〈落蝉やまだ生ぬるき虚空あり〉〈前世の無花果の木に還らむか〉――タナトスへの想い。

2019*02*11/神戸は雪。星野太氏の「俳句をめぐる四つの命題」(「575」02号)を読む。詩を希臘語のカイロス(瞬間・好機)的な言語態とし、その蕩尽性、忘却性を説く。俳句の季語は「カイロス的な一回性をアイオーン(永遠)化としての反復に至らしめるべく生み出された世界でもまれなシステム」と。

2019*02*12/家人から仕事部屋を片付けろと言われ、すごすごと部屋にこもり作業を始める。去年あたりからパソコン周辺が書籍、雑誌、資料が山積みとなり自分でも収拾がつかない状態。今日はここだけと決めた袋の中から父の台湾時代を回顧する手稿が出てきた。去年の台南紀行の際に読んでいればと後悔。

2019*02*13/二人しかいない同人誌で、そのうちの一人が死刑執行されたので終刊となったという俳誌がある。「ジャムセッション」。発行人は江里昭彦氏。死んだのは中川智正オウム死刑囚。死んでから元信者の女性と養子縁組がされていたり、オウム元信者とのつながりも確認されるなどの事実が発覚した。

2019*02*14/村上春樹の短編小説「納屋を焼く」を読む。1983年の作品。韓国のイ・チャンドン監督が「バーニング」というタイトルで映画化している。韓国で春樹作品の人気は高いらしい。韓国映画では日本の小説を題材にしたりして登場するが、果たして日本はどれだけ韓国の文学に親しんでいるだろうか。

2019*02*15/私が今観たいと思っている映画は二本とも韓国映画である。「金子文子と朴烈」「バーニング」。韓国は映画を輸出産業と見立て積極的に映画製作を支援していると聞く。最新の日本映画にも秀作はあると思うが、私の情報不足でアンテナにひっかからない。でも邦画はつまらないと言いたくない。

2019*02*15/ 村上春樹の1980年代の小説には携帯電話がない時代の若い男女の伝達手段がなまなましく描かれていて、懐かしかった。「蛍」という小説には主人公が土曜日の夜に、公衆電話がある下宿の一階ロビーで彼女からの電話を待つ場面がある。下宿にひとつしかない公衆電話の前でいつかかってくるか分からない電話を待つもどかしさは今の若者には実感できないだろう。

2019*02*16/今月の「Mélange」例会は24日開催。第一部読書会は、詩人で歌人である野田かおりさんに「短歌の今について」を語ってもらいます。午後1時に開始。会場は神戸・三宮のスペイン料理カルメン(078-331-2228)。参加費は資料代500円。野田さんは詩集『宇宙(そら)の箱』を上梓されています。

2019*02*17/「Mélange」例会の今年7月までの第一部読書会の発表者とテーマです(敬称略)。☆3月24日高木敏克=カフカ『審判』を読む☆4月21日米田恵子=山口誓子の俳句世界☆5月26日安西佐有理=通じる言語に詩はあるか☆6月30日清眞人=エーリック・フロムについて☆7月28日法橋太郎=石原吉郎の詩世界。

2019*02*19/7回目の尹東柱追悼会が同志社大学今出川キャンパス内で行われました(金里博氏と共同主宰した会としては6回目。去年は私・大橋愛由等の個人主宰)。挨拶するのは金里博氏。この日は韓国から二人のゲストもかけつけてくれ、演舞あり、琵琶演奏(川村旭芳さん)、詩人たちの朗読と続きます。
追悼会の様子の写真は、https://twitter.com/gunshaku/status/1100906123022917632

2019*02*20/第6回〈日本・韓国・在日コリアン詩人共同尹東柱追悼会〉の動画を紹介します。 http://twitcasting.tv/gunshaku/movie/526456217
http://twitcasting.tv/gunshaku/movie/526458557
http://twitcasting.tv/gunshaku/movie/526461442
http://twitcasting.tv/gunshaku/movie/526462252
http://twitcasting.tv/gunshaku/movie/526467046
http://twitcasting.tv/gunshaku/movie/526467592
会の様子や雰囲気を味わって下さい。

2019*02*21/いままで調子よく動いていたノートパソコンが急に動かなくなった。MAC「iBook G4」。2005年に購入したので14年間もったということになる。パソコンとしては長寿かも。なんどか修理に出して、しばらく使わない時期があったが去年起動してみるとSAFARIとQUARKが動いたので使っていたのだが。

2019*02*22/今年から始めたこと。いただいた詩集、句集について、熟読、さっと読みにかかわらずハガキの礼状をだすことにしていること。礼状を書くために謹呈本を即座に読み込み評価し文章化する技術が高まることを期待している。すぐに読めてしまう作品集もあればなかなか読めない本も。いろいろだ。

2019*02*23/早くも今年後半の二つのスケジュールの確定作業の最中。①「Mélange」例会の第一部読書会のスピーカー予定者への声がけ。②スペイン料理カルメンのフラメンコライブの出演グルーポを決めている。気が早いと思われるかもしれないが、多忙な表現者、演舞者には早めの声がけが必要なのです。

2019*02*24/第140回「Mélange」例会が神戸・三宮のスペイン料理カルメンで開かれました。第一部読書会の話者は、詩人で歌人の野田かおりさん(写真左)。若手四人の歌人の作品を取り上げ、いかに詩的飛躍がされているのかを、詳細に語ってもらったのです。この人の作品を読む力は深いものがあります。
「Mélange」例会の様子の写真は、https://twitter.com/gunshaku/status/1101282491581620224

2019*02*25/イ・ジュンイク監督作品「金子文子と朴烈」を観る。この監督の作品は『王の男』『空と風と星の詩人 尹東柱の生涯』を観ている。レベルの高い映画だった。水野健太郎を演じるキム・インウは尹東柱の映画でも検事役として登場。その迫力ある演技は注目していた。脚本の中身も濃く唸らせた。

2019*02*26/アナキスト・朴烈は23年間収監され日本の敗戦後解放される一方、詩人・尹東柱はあとすこしで日本の敗戦という1945年2月獄中死する。この違いはなんだろう。また大逆罪で死刑判決を受けた金子文子の死因は縊死となっているが信じる者はいない。戦前は国家の都合で簡単に生死を分けていた。

2019*02*27/映画「金子文子と朴烈」「空と風と星の詩人 尹東柱」にしろ韓国映画なのだが舞台は日本。台詞の大半は日本語である。この二つの映画、ことさらに日本国家の犯罪性を告発してはいなく、当時の日本国家が押し付けようとしいた国体思想の限界をしっかり台詞の中で露出させているのが面白い。

2019*02*28/考えてみれば映画の題材として戦前という全体主義ほど面白いものはないのではないか。日本で作られたアニメ映画「この世界の片隅に」(片渕須直監督)では、8月15日の玉音放送が流れた直後の呉の街に太極旗がはためいていた描写があったことに注目した。日本の映画人の奮起に期待したい。

2019年1月のツイッター

2019年01月31日 21時20分00秒 | ツイッター集蔵箱
2019*01*01/あけましておめでとうございます。昨夜なんとか賀状を刷り上がりました。それにしても若い世代は年賀状を出しませんね。かつても虚礼廃止の掛け声のもと賀状を出さない友人がいました。いまやLINEを使えばほぼ無料の年賀挨拶が可能な時代に一枚62円もする年賀はがきは高価なメディアです。

2019*01*02/年末は多忙であったので「西郷どん」の最後の二回分をまとめて観ました。そういえば私の周辺に原作者の名前だけで観ないことを決めた人がいます。原作者は流行作家のH・Mさん。原作を読んでいないので評価は避けますが観ないことを決めた人の心情は私なりに理解できると付け加えておきます。

2019*01*03/今年も〈奄美ふゆ紀行〉を1月21日(月)から24日(木)まで行います。沖永良部島、徳之島、奄美大島の三島を訪れます。今回神戸から沖縄に飛び、そこを経由して沖永良部島に入ります。島づたいの飛行機便ができたためです。沖永良部島から徳之島に行くのもその島づたい飛行機に乗ります。

2019*01*04/去年、奄美群島へ向かうあらたな航空便が追加され、奄美への旅の選択肢が増えました。喜ばしいことです。数年前まで奄美より遠方にある沖縄に向かうほうがはるかに航空運賃が安く、その高さは奄美観光の隘路となっていました。それがLCC(バニラエアー)が就航してさまがわりしたのです。

2019*01*05/1996年からつづく〈奄美ふゆ紀行〉では、沖永良部島から徳之島までは船を使っていました。その二時間の船旅は愉しいものでした。船内で知り合いに会うのです。そこで挨拶しなくても大島で「船であんたを見た」と言ってくる人がいて、まさにシマ社会がそのまま移動しているようなものです。

2019*01*06/船旅で思い出すのは、ある年、伊丹から鹿児島経由で奄美大島に向かう予定が、急遽点検するというので欠航に。なんとか鹿児島まで代替便で到着したものの、あとは船で行けということになり鹿児島港から出港。船内では隣り合ったシマンチュと意気投合し酒盛りが始まり怪気炎をあげたのです。

2019*01*07/今年はじめてのFMわぃわぃ「南の風」の放送収録のために、FMわぃわぃに向かう。この日事務所の仕事はじめということもあって旧知のスタッフに年賀挨拶。1.17が近づいていることもあり、マスメディアの記者たちがちらほら。沖縄出身のK記者と名刺交換して、いくつかの情報交換をしました。

2019*01*08/昨日、FMわぃわぃ「南の風」の番組収録が終わり遅めのランチ。お好み焼きと瓶ビール。このあと三宮に出てジュンク堂書店を覗く。まっすぐ帰ろうかどうしようかと思っていても足は「昭和な高架下飲み屋街」に向かっていた。残念なことにいつも開いているのに営業していなくすごすごと帰宅。

2019*01*09/藤井貞和氏からいただいた近著を読みそれに影響されてエウリピデス「ヘカペ」を読む。冒頭惨殺されたトロイア王家の王子ポリュドロスの亡霊が出てきて母・ヘカペに自分が殺された経緯を夢告する。さらに戦闘で死んだギリシア連合軍側の勇者アキレウスも埋葬された塚から出て生贄を求める。

2019*01*10/惨殺され亡霊となって母ヘカベに夢の中に現れたトロイアの王子ポリュドロス。「だず今は、いとしい母上ヘカベ殿の上を、身体を抜け出て、飛んでいる。(ヘカベが囚われ自分が殺害されたこの地にやってきた)三日間、その間わたしは空に漂っている」古代ギリシアの死生観がよく現れている。

2019*01*11/ギリシア悲劇は高校生のころからその魅力に惹かれて読んできた。折に触れて読みすすめているが、全ては読み通せていない。戯曲の脚本としてではなく文芸テキストとして読んできた。紀元前5世紀あたりに書かれた戯曲に展開している人間模様の描写が現代にも通じることに驚きつづけている。

2019*01*12/ようやく、といった表現がぴったり。去年から上演予定のままだった映画「ネルーダ 大いなる愛の逃亡者」(パブロ・ラライン監督2016)が神戸・元町映画館で上映が始まりました。ノーベル文学賞を受賞したチリの詩人です。チリに軍事政権ができて迫害の対象となり、逃げる詩人、追う警察。

2019*01*13/昨夜につづいて今夜もフラメンコライブ。そうそう今年のGWは10連休となりますが、そのうち9夜連続フラメンコライブをスペイン料理カルメンで予定しています。レギュラー出演グルーポの他に、はじめて出演依頼したグルーポもあり、9日間一日ごとに色合いの異なるライブが見れるのです。

2019*01*14/現在、「奄美特選俳句選2018年版」を作成中。南海日日新聞「なんかい文芸」欄に毎月掲載された奄美の五つの俳句グループ(去年11月から4から5に増加)から五句を選句して選評をつけるというもの。2016年版から続けているので、こんどは三冊目にあたる。奄美俳句は独自の世界をもっている。

2019*01*15/「ネルーダ 愛の逃亡者」を元町映画館で観ました。ながらく上映予定のままでやきもきしていたのです。このノーベル賞詩人の人生は波乱万丈なので映画化されやすいのでしょうね。台詞もナレーションも詩人のためにあるような作品でした。上映期間はあとわずかです。わたし推薦の映画です。

2019*01*16/映画を観たあと、詩友たちに「詩人が観る映画だ!」と電話しまくった「ネルーダ 愛の逃亡者」。チリ大統領の心変わりで赤狩りが始まり国会議員だったネルーダにも逮捕令状。逃げるネルーダ、それを追う警官。ネルーダはただ逃げるだけでなく追跡者を感じていたくて“しるし”を遺していく。

2019*01*17/震災が起きた1.17に神戸にいるのは久しぶりのような気がする。左写真は拙宅近くのG公園でひとり黙祷をささげた時に証拠として午前5時46分を指した時計を撮影。公園には誰もいず私だけだった。右の記事コピーは15日(火)に南海日日新聞に掲載された私の震災に関するコラム「つむぎ随想」。
震災が起きた時刻の公園の時計を撮影した写真と、南海日日新聞のコラム記事は https://twitter.com/gunshaku/status/1085692589548789762

2019*01*18/26日(土)に神戸ポートピアホテルにて行われる神戸市ユネスコ協会の新年会にて私・大橋愛由等が「多文化共生社会をめざして―神戸・長田のFMわぃわぃの現場から」と題して講演を行います。神戸はさまざまなエスニシティが棲んでいる〈いくつもの神戸〉がある街なのです。90分の語りです。

2019*01*19/24回目の〈奄美ふゆ旅〉に21日から向かいます。同行者は小説家の高木敏克氏。最初の訪問地である沖永良部島で、中脇初枝氏の小説『神に守られた島』『神の島のこどもたち』(講談社)の読書会を、島のひとたちと開きます。戦中から戦後(米軍政下から祖国復帰)に至るまでの長編小説です。

2019*01*20/20年以上〈奄美ふゆ旅〉を続けていると、内容が少しずつ変化していきます。最初の10年間はひたすら奄美シマウタを現地録音していました。多い時は一回に10本ほどの番組用音源を録音したことがあります。それが今では文学関係中心の旅になっています。さて今回はどんな旅になるのでしょう。

2019.01.21/飛行機便の都合で今回は沖縄経由で沖永良部島に入りました。知名町に向かい、中脇初枝著『神に守られた島』『神の島のこどもたち』について読書会を開催。参加者は、大橋愛由等、高木敏克(小説家・神戸在住)、沖永良部島の前利潔、新納忠人の各氏。濃密な語りの世界が展開されたのです。
会の写真は、https://twitter.com/gunshaku/status/1090397963183022081

2019*01*22/去年から奄美群島の島伝いの便が開通したので今年は沖永良部島から徳之島まで飛行機で移動。島で迎えてくれた亘余世夫さんと島めぐり。写真は伊仙町犬田布にある製糖工場。島に残っている数少ない製糖工場の現場です。採れたて出来たての新糖を購入。亀津に帰って四人で句会をしたのです。
犬田布の製糖工場の写真は https://twitter.com/gunshaku/status/1090399638677381120

2019*01*23/旅はトラブルはつきもの。徳之島から奄美大島への飛行機便が電気系統の故障で欠航に。あわてて船便に変更しなんとか大島に到着。名瀬では友人・知人らが迎えてくれる。事前に連絡していた聖マリア教会の田端孝之神父にも来ていただく。わたしは神父が務めていた仁川学院(西宮市)の出身。
田端孝之神父の写真は https://twitter.com/gunshaku/status/1090401009933807616

2019*01*24/奄美旅の最終日。予期せぬ出会いがあった。昨夜逢った田端神父に届け物があったので聖マリア教会へ。「特撰奄美俳句5選 第三集」を持参したところ受付に出た女性が「俳句をなさるのですか」と聞いてきたので名前を尋ねると、なんとその第三集で年間特選句に選んだ中村恵美子さんだった。
聖マリア教会での出会いの写真は、https://twitter.com/gunshaku/status/1090402932317552641

2019*01*25/沖永良部島でのこと。知名町図書館には歴史研究家の故・弓削政巳氏の蔵書、蒐集した文献・史料、執筆した原稿が寄贈されていて、そのアーカイブスを前利潔氏に見せてもらった。写真はその一部。まだ整理すべきものが多い。こうした公的機関に寄贈されることで散逸を免れるのはいいことだ。
知名町の弓削政己資料室の写真は https://twitter.com/gunshaku/status/1090405089716494337

2019*01*26/神戸ポートピアホテルに向かい、神戸市ユネスコ協会の新年会で私・大橋愛由等が講演。テーマは「共生社会をめざして―神戸・長田の現場から」。神戸にはもともと多くのエスニシティ(民族集団)が同居・棲み分けている〈いくつもの神戸〉があるのです。そして、FMわぃわぃの仕事の紹介も。

2019*01*27/第139回目の「Mélange」例会の日。第一部読書会の講師は、濱田洋一氏。テーマは「南方熊楠と華厳の世界(1)」。濃密な語りが展開されました。濱田氏の「熊楠語り」は2回目、4年ぶり。「メンバー、変わりましたね」としみじみ。そうなんですこの4年間で物故した詩人もいて変わりました。
会の様子の写真は https://twitter.com/gunshaku/status/1091122631120609281

2019*01*28/姫路エクリの日。第一部の読書会は、高谷和幸、大西隆志と大橋愛由等が、詩にまつわる「改行を考える」「うたの根元的ありよう」「現代詩の自律」についてを大西氏の進行のもとにそれぞれが発表。合評会のあと、会場を移して黒田ナオ詩集『昼の夢 夜の国』の出版記念会を行ったのでです。
エクリの会の様子は、https://twitter.com/gunshaku/status/1091130044024410112

2019*01*29/1月21日に沖永良部島で行われた中脇初枝著『神に守られた島』『神の島のこどもたち』についての読書会の様子を動画でまとめています。大橋愛由等、新納忠人、前利潔、高木敏克が参加。(動画は非公開です)
https://ssl.twitcasting.tv/gunshaku/movie/520531708
http://twitcasting.tv/gunshaku/movie/520534957
http://twitcasting.tv/gunshaku/movie/520537636
http://twitcasting.tv/gunshaku/movie/520540989

2019*01*30-1/1月27日に行われた「Mélange」例会第一部における語り「南方熊楠と華厳の世界1」の動画です。「熊楠は、実存世界が華厳的世界観に重なる、その体感を生きようとしていた、のではなかったか」など語っています。
http://twitcasting.tv/gunshaku/movie/521734691
http://twitcasting.tv/gunshaku/movie/521739178

2019*01*30-2/1月22日に徳之島で行った句会の様子の一部です。
http://twitcasting.tv/gunshaku/movie/520753141
参加したのは、大橋愛由等、亘余世夫、吉玉道子、高木敏克の四人。〈白骨と静かに語れ夜光貝 敏克〉〈焼酎を気つけに呷りきび担ぐ 道子〉が三点句。島ごとに風土人情が異なる島での句会は愉快そのものなのです。

2019*01*31/俳人で最近俳誌「吟遊」同人になった中永公子氏の朗読会が3月21日(木・祝)に神戸市灘区深田町1-1-11B1「テアトル・ラモー」で開かれます。中永氏が俳句を朗読。西村善子ヴィオラ・ダ・ガンバ、脇山幹士チェンバロで伴奏。午後2時半開場、3時から開演。前売り3000円。予約は078-587-2205








2018年12月のツイッター

2018年12月31日 21時44分12秒 | ツイッター集蔵箱
2018*12*01/南海日日新聞に連載中の「奄美にとっての明治150年」の4回目は寺尾智史・宮崎大学語学教育センター准教授の文章。寺尾氏との出会いはFMわぃわぃでした。イベリア半島のマイノリティー言語(ミランダ語、アラゴン語)を研究していて、「滅びる言語・滅びない言語」についての考察も深い人。
寺尾智史氏の南海日日新聞への寄稿文は、
https://twitter.com/gunshaku/status/1068643662500745216

2018*12*02/昨日、兵庫県現代詩協会「読書会」が県教育会館で開かれ、詩人の坂東里見さん(右写真の左の人物)が「藤富保男」について講演しました。最後までアバンギャルドであろうとした詩人でありかつ視覚詩(アナグラム)もおおく描いたことで知られています。前衛をつらぬくその姿は評価したい。
読書会の様子(写真)は、https://twitter.com/gunshaku/status/1069029464821063681

2018*12*03/今年最後の詩の会「エクリ」(高谷和幸主宰)が赤穂市の「煉瓦屋」で開かれました。詩人・田村周平氏が経営する店です。第一部読書会は得平秀昌氏が井筒俊彦著「意識の形而上学―大乗起信論の哲学」を取り上げて解説。第二部は詩と川柳の合評会。司会は大西隆志氏が担当。あとは忘年会に。(この会が「煉瓦屋」で開催する最後の赤穂エクリでした)
会の様子は https://twitter.com/gunshaku/status/1074459950150148096

2018.12.04/赤穂といえば塩。わたしはここの塩饅頭と塩羊羹が好きで、赤穂駅構内にある観光物産センターでいつも購入します。とくに塩羊羹は日持ちかするので賞味期限をさほど気にせず楽しめるのが嬉しいですね。赤穂は兵庫県の西端に位置します。詩の会がなければこれほどたびたび訪れたでしょうか。

2018*12*05/神戸日西協会の理事会に出席する。神戸市とバルセロナ市が姉妹都市となっていて神戸から訪問団が赴いた。いまバルセロナと神戸といえば、ヴィッセル神戸に移籍したサッカー選手イニエスタを介して、この二つの都市はいつになく親近度が増していることだろう。スポーツ交流の面白さである。

2018*12*06/神戸は坂の街がいくつかある。まるで迷路のような小坂が多い場所。歩いても歩いても迷ってしまう界隈。小説家の島尾敏雄はこうしたラビリンスのような坂のある場所をこよなく愛した。北野周辺、長田区の山麓地区など神戸には文学が発生する沃野となりそうな小坂の多い場所が点在している。

2018*12*07/アンソロジー「ひょうご現代詩集2018」の編集担当をしている。目標の出稿者数をクリアーして安堵している。出稿内容を見ていると、ようやく今号になって、手書き原稿よりメール出稿の方が多くなった。70歳代以上の会員による手書き原稿の中には味のあるものがあり、とても素敵なのである。

2018*12*08/わたしはまだまだ現役で働いているのだが、拙宅周辺の退職した方々はどこでどのように過ごしておられるのだろう。図書館に毎日「出勤」される方もいらっしゃるが、拙宅近くの図書館分室(かつてはM村の村役場だった)はなくなってしまい区の図書館へ歩いて行くには高齢者は遠すぎるのだ。

2018*12*09/今年最後の「Mélange」例会が神戸・三宮のスペイン料理カルメンで行われました。第一部中堂けいこさんによるソシュール「記号論」の発表には多くの参加者がありました。第二部は詩の合評会。第三部は詩人で小説家の高木敏克氏の小説集『港の構造』(航跡舎)の出版記念会になったのです。
例会の写真と、出版記念会の写真は、https://twitter.com/gunshaku/status/1074832686911377410

2018*12*10/まろうど社の忘年会を大阪・淀屋橋で行いました。参加人数こそ少ないものの、参加者同士、言葉のあえかな交流ができたのです。会場はいつも大阪なのですが、淀屋橋は初めて。小説家で詩人の高木敏克氏の職場が近いので捜してもらいました。大学同窓Sがかつて働いていたオリックスも間近。

2018*12*11/昨日まろうど社忘年会に参加した高木敏克氏が、金里博氏との交誼に触発されて即興詩を作成。これに呼応して里博氏も返詩を作ったのです。こうして詩人たちはあらたに詩友となり言葉と叙情を重ねていくのですね。(辺詩作成の日付は本日ではありませんがあえてこの日の記述としておきます)
高木敏克氏と金里博氏とによる即興詩の交換は、https://twitter.com/gunshaku/status/1075176189331980288


2018*12*12/兵庫県現代詩協会アンソロジー「ひょうご現代詩集」の編集が佳境。2月刊行予定なので、ぎりぎりといったところか。あとは印刷担当の澪標に頑張ってもらおう。各県に「詩人協会」があるが、あれだけ詩人が多く「山之口貘賞」といった賞もあるのに沖縄には詩人たちの組織がないのは不思議。

2018*12*13/今月は作品締切が多く、原稿執筆をこなすのにあっぷあっぷしている。次に取り組んでいるのは「奔(望月至高個人俳誌)」「吟遊(夏石番矢・鎌倉佐弓代表)」への俳句出稿。私は「豈」を含め3つの俳誌に所属していることに。あいかわらず句会には参加せずもっぱらメディア出稿のみに特化。

2018*12*14/兵庫県現代詩協会の「会報」(年に二回発行)が刷り上がり発送作業。ところが印刷所のミスで表1と表4を逆に組んで印刷している。これはプロの印刷所にすれば基本以前の大チョンボ。協会の担当者にすこし厳しく指摘する。校正もこわいですが印刷はこわいですね。他山の石といたしましょう。

2018*12*15/フラメンコギターの名手・住田政男氏が演奏する本日のスペイン料理カルメンの舞台。相変わらず住田氏のギターは冴えわたり、カンテの鳥居貴子氏も良い。そして今夜は久しぶりに諸藤ふみさんが出演。この人の「ソレア」は何度見てもいい。魂を揺さぶる渾身の踊り。
渾身の踊り・諸藤ふみさんのソレアの動画は、https://twitter.com/gunshaku/status/1075184906479628289

2018*12*16/俳句とは、自ら作句することと、他人の作品を多く読む(選句する)ということでもあろう。俳句の作句力は選句力に直結するように思えてならない。私は勝手に南海日日新聞「なんかい文芸」に掲載されている俳句を読んで選句しているが、そうした行為も作句力に役立っているのかもしれない。

2018*12*17/「奔」と「吟遊」に出稿する俳句を一気に書きあげ朝にメール出稿。ふたつほど原稿が片付いて安堵している。わたしの作句手法は、書くまでにいくばくかの時間を要する。他人の作品をある程度多く読み込みたいからだ。今回は出口善子さんから送ってもらった俳誌「六曜」も読ませてもらった。

2018*12*18/南海日日新聞に掲載された「奄美にとって明治150年」連載シリーズの5回目。酒井正子・川村女子学園大学名誉教授。テーマは「奄美シマウタの近代」。シマウタは奄美のシマ(集落)という存在が孵卵器のような役割を果たしていたのですが、仕掛け人や、イベントによって変容していくのです。
酒井正子氏の南海日日新聞への文章は、https://twitter.com/gunshaku/status/1075548948402589696

2018*12*19/「奄美にとって明治150年」(南海日日新聞)連載シリーズのトリを飾るのが、この前利潔氏の文章。奄美の近代史は「本土への経済移民」の歴史でもあるのです。近代という開かれた交通システムが人の移動を促します。本土では島出身者が集住化してエスニシティー集団を形成していくのです。
前利潔氏の南海日日新聞への文章は、https://twitter.com/gunshaku/status/1075550332279635970

2018*12*20/南海日日新聞に連載している「つむぎ随想」の5回目記事です。神戸市長田区は奄美群島の中でもとくに徳之島出身者が多く住んでいる地域です。今回のコラムでは、ケミカルシューズ業界でミシンを踏み続け、かつウタシャでもある向江登美江さんをインタビューした内容を紹介しているのです。
「つむぎ随想」の5回目記事は、https://twitter.com/gunshaku/status/1075897909768409088

2018*12*21/「つむぎ随想」(南海日日新聞の連載しているコラム)の11月の記事は、奄美俳句についてです。3年ほど前から、奄美俳句を読み続けています。しばらくこの読みをつづける予定です。本土とも沖縄の俳句とも違った諸相がこの奄美の俳句を読んでいると見えてきます。文芸からみえる景色です。
奄美俳句についての考察は、https://twitter.com/gunshaku/status/1075899165299769344

2018*12*22/今年最後の「つむぎ随想」の掲載にわたしのコラムを選んでくれました。わたしなりに奄美と兵庫県という視座から〈明治維新150年〉を俯瞰してみたつもりです。ではなぜこの150年にこだわったかというと、次のメルクマールである「明治維新から200年」には生きていないだろうからなのです。
今年最後の「つむぎ随想」は、https://twitter.com/gunshaku/status/1076257470547292160

2018*12*23/クリスマス三連休の真ん中の日。スペイン人スタッフHは二日前、故郷のバルセロナに帰っていきました。スペインを含めたヨーロッパの人たちにとってクリスマスは特別な祭日。キリストの生誕を祝う以上に、家族があつまって家族の絆を深める、いわば日本の正月のような位置づけでしょうね。

2018*12*24/日本もスペインも立憲君主国です。スペインの場合、近代になってなんどか国外に追放されていた時期が長かったせいか、国民との距離を短くしようとする努力が実践されています。20世紀に限っても共和制の時代やそれに続くフランコ総統による長い独裁時代には亡命を余儀なくされていました。

2018*12*25/いよいよ2018年もあとわずか。街なかのディスプレイは早ければ今日から正月の商品やポップに意匠替えされます。神戸・三宮は阪急三宮駅の改修工事で駅周辺の人の流れが変わっています。大阪駅周辺も何年にもわたって工事が繰り返されていましたね。三宮はこれからしばらく混乱が続きます。

2018*12*26/「ひょうご現代詩集2018」の編集は、現在印刷所から兵庫県現代詩協会の会員の皆さんに初校ゲラが届いた状態です。さっそくその返事が編集担当のわたしのもとに帰ってきています。今年設立22周年を迎えた同協会はすこしずつ世代交代が進んでいます。今年になって新しい会員も増えています。

2018*12*27/年賀状の住所を整理しています。物故者あり、住所変更あり。次から出すのをよそうと思う人も。わたしが賀状を出す人はなにがしかの表現をしている人がほとんどなので、会社から退職を機にやめたり、年賀状の終活宣言をする人はいません。生あるかぎり表現を続けようとしているのでしょう。

2018*12*28/年の暮れまでやるべきことが多く、今日はほとんど一日電卓をたたいていました。おもしろいもので、一日数字ばかり相手をしていると、世間の事象がすべて数字に還元されていく、つまりすべてが数値化されて私の前に顕現するのです。〝数字脳〟というのでしょうか。これはこれでまた刺激的。

2018*12*29/今年最後の土曜日。フラメンコライブで締めくくりです。カルメン、満席でした。バイレのみんさんも定期的に踊ることでキャリアが重なっていきます。私はフラメンコを見る時、そのバイレに〝踊りに芯があるかどうか〟を見定めます。ただ先生に習ったとおり上手に踊っていてもダメなのです。

2018*12*30/引っ越しを考えている人がいます。いまより一室多い部屋を選んだそうで、新しい家具を買おうとしています。好みを聞いていると、どうもネオクラシコの家具に興味があるようです。でも現実の選択は「無印良品」的なコンセプトになりそうとのこと。新居に越しても日々の片付けは大切だよね。

2018*12*31/大晦日に奄美から一本の電話。現役最高齢の唄者・森チエさんが逝去されました。百歳近いお年です。奄美の宝でした。瀬戸内町網野集落の出身。これで大島の「民謡大賞」以前のシマウタをしる貴重な唄者がまたいなくなりました。90歳の歌声はこのサイトで聞けます。
森チエさんの歌声が紹介されているサイトを知るには、https://twitter.com/gunshaku/status/1079698468187205632






2018年11 月のツイッター

2018年11月30日 21時50分48秒 | ツイッター集蔵箱
2018*11*01/11月に入って寒くなってきた。昨日大きな脱稿と送稿を終えたので今度は俳句読みにモードを入れ替える。毎月末に奄美の日刊紙・南海日日新聞に掲載されている「なんかい文芸」に連載されている奄美の四つの俳句グループの作品を読み、そこから5句を選句。それぞれの句に選評をつけている。

2018*11*02/拙宅の仕事部屋にしている書斎は本が山積みで、だいたいどの本がどこにあるのか分かっている程度。寝室にも本を横積みしていて、執筆や発表したりしたテーマごとにまとめているつもり。あくまでつもりだからいざという時見つかる場合も見つからない場合もある。いずれも地震の時がこわい。

2018*11*03/川柳舞踏家・情野千里さんの記念イベントが姫路で行われているが仕事の都合で参加できず。当日会場で配られる予定の冊子に一文を草している。千里さんの川柳を引用してそれに感応したわたしの散文詩をぶつけるというもの。ありがちな称賛文を書くつもりはなかったので楽しみながら書いた。

2018*11*04/FMわぃわぃ「南の風」の番組収録のために長田へ。7月から始まった「奄美にとって明治150年を問う」の5回目です。番組ゲストは、寺尾智史宮崎大学語学教育センター准教授。マイノリティー言語という研究領域からみた「奄美語」の現状についてを語ってもらいました。
番組の様子は、YOUTUBE にてご覧になれます。
https://www.youtube.com/watch?v=We5qtOJgdCs&feature=youtu.be
スタジオ内の様子と寺尾智史氏の写真は https://twitter.com/gunshaku/status/1059289901898690560

2018*11*05/昨夜三宮をふらふら歩いていたら、路上パフォーマンスがあり少しの間録画。http://twitcasting.tv/gunshaku/movie/504558668本日は拙宅周辺から出ずヒッキーに徹する。神戸は好天。すがすがしい秋日和。たまっているパソコン作業をしようと画面に向かっているがPC周辺には誘惑の種がムーチョムーチョ。負けそう。

2018*11*06/知人に来年の持ち歩く手帳をどんな形状にするのか悩んでいる人がいる。私としゃべっている半分以上がその話題だった。ほかの話題をふっても手帳のことが気になるのか「手帳、手帳が」とまたこの話題に帰る。いちど気になるモードに入ってしまうとそのモードからなかなか抜けきれない性格。

2018*11*07/小ぶりな街に小ぶりな詩誌が創刊された。兵庫県三木市の詩人たちが中心となって創刊された「風舎(かぜやど)」「播州三木、小さな田舎町、古い歴史を孕む森で、渡り鳥り群れが旅の支度を急いでいます。(略)そんな晩秋に日に、私達「みき詩話会」は文芸誌「風舎」を創刊いたしました。」
詩誌「風舎(かぜやど)」創刊号の表紙写真は、https://twitter.com/gunshaku/status/1061060447774765062

2018*11*08/次の南海日日新聞の連載コラム「つむぎ随想」に執筆するテーマは「奄美俳句を読む」。文章をまとめるために今年の「なんかい文芸」に掲載された俳句を読み、五句を選びそれぞれに選評を書くという作業を続けている。これが労力のかかる仕事で今かかりっきりになっている。えらいこっちゃ。

2018*11*09/サボっていたのがいけなかった。結局今年一月分から「なんかい文芸」の俳句を読み選句し選評を書くという作業となった。その結果をブログに発表している。一年分まとまったら、冊子にするという作業を繰りかえしている。毎年1月に奄美に行くので前年分の冊子を土産がわりに持参している。

2018*11*10/奄美俳句の特徴は次の南海日日新聞コラム「つむぎ随想」を読んでいただくとして、一つ言えるのは奄美の南隣の沖縄の俳句は、奄美より自律しているのではないかと思っている。そう考えてみると奄美は本土的な季語(の一部)と本土的俳句の規範の〈南限〉という意識を持っていないだろうか。

2018*11*11/次々と押し寄せる原稿締切り。反対にわたしが原稿催促する立場でもある。FMわぃわぃ「南の風」特別企画「奄美にとって明治150年を問う」に出演していただいた方々に、語ってもらった内容を南海日日新聞に連動して掲載するために原稿を書いていただいている。その締切が15日と迫っている。

2018*11*12/月村香詩集『蜜雪』(思潮社)の出版記念会が本日加古川市で行われました。月曜日の昼間にもかかわらず20人ほどの参加者がありわきあいあいと会は進行。私は事務局を担当。司会進行は大西隆志氏が務めました。月村さんは詩人らしくどこか不思議をまとっている女性です。これからも活躍を!
出版記念会の写真は https://twitter.com/gunshaku/status/1063584168351678464

2018*11*13/昨日の月村香さんの出版記念会の様子の一部を動画に収めています。朗読あり、歌ありと、華やかでした。詩集『蜜雪』は、右ページにフランス語詩、左ページに日本語詩が書かれています。
http://twitcasting.tv/gunshaku/movie/506199616
http://twitcasting.tv/gunshaku/movie/506204298
http://twitcasting.tv/gunshaku/movie/506205666

2018*11*14/昨日、徳之島から俳人・亘余世夫氏が来神。出版の打ち合わせを粛々と。白くのびた髪は琉球髷をするためだと言います。あいかわらず怪人ぶりを発揮していました。怪人といえば今年一月名瀬で沖永良部島の怪人・前利潔氏と余世夫氏が飲み会の席で同席。このふたりの組み合わせは最強でした。

2018*11*15/南海日日新聞に連載している「つむぎ随想」の原稿をメール送稿。以前のようにポストに投函する作業は一切なく、執筆も投稿も机の上で済みます。6回目のタイトルは「奄美俳句を読む」。奄美俳句についての所見・批評をまとめています。でも原稿量が多くなり編集局に迷惑をかけてしまった。

2018*11*16/所用があって神戸・三宮のそごう〝デパ地下〟へ。ここは出品会社の移り変わりが激しく神戸におけるスイーツ売り場の代表的な「戦場」だと言えるでしょう。店舗レイアウトが変わっていました。「神戸ネイティブ」の私からすれば神戸地区の会社だけでまとめてほしいと願っているのですが。

2018*11*17/公立中学校なのでよもや同窓会なんてないだろうと思ってちなみにネット検索してみるとなんとありました。「西宮市立甲陵中学校昭和46年卒同窓会(21回生)」。なにせ12クラス533人のマンモス学級です。芋の子洗うがごとくの大人数でした。しかも中学二年生の時はプレハブ校舎だったのです。

2018*11*18/昨日の甲陵中学校同窓会の集合写真です。集まった人たちの中には甲陵中→県立西宮高校→関西学院大学に進学する人たちがいて、この3つの学校は半径300メートルほどの距離に収まるご近所さんなのです。私の学歴はこの「ご近所グループ」と縁がなく西宮という異郷に帰ってきたとの思いです。
甲陵中学校同窓会の集合写真は https://twitter.com/gunshaku/status/1065765481938907136

2019*11*19/今回で2回目の文楽鑑賞です。大阪国立文楽劇場で観てきました。演目は「芦屋道満大内鑑」「桂川連理棚」。まず絶賛したいのは、葛の葉子別れの場面での太夫・竹本津駒太夫の絶唱(三味線は竹澤宗助)。泣き節です。プロの芸です。脱帽。今回は太夫と三味線の演奏を中心に聞いていました。

2018*11*20/昨日の文楽鑑賞の余韻が残っています。「芦屋道満大内鑑」は私がかつて大阪で働いていた時に上演されていたのを見逃した悔しい思いがあったのと、安倍晴明と呪術合戦をして敗けた播磨出身で芦屋道満という陰陽師が気になっていました。播磨では道満の故地がいくつか伝承されているのです。

2018*11*21/演目名は「芦屋道満大内鑑」ですが、大筋は安倍晴明についてがメインなのです。「第5段」まであり蘆屋道満は何度か出演するのですが、どちらかというと脇役。しかも文楽以外で道満は安倍晴明の呪術合戦に敗けた関係で敗者=敵というイメージが強いのですが、そうではない立ち位置なのです。

2018*11*22/太夫の語りを聞いているといくつか発見が。文楽は上方(大坂・京)で産まれたことを実感しました。太夫の語りは上方のアクセントで「〜しやる(「している」の意)」といった語尾などは、私の周囲にいる大阪出身の人々が話す抑揚と同じで近世上方語が今も継承されている事実を知るのです。

2018*11*22/生の文楽を観るのは二回目ですが、私にとっての文楽は近松門左衛門の文体なのです。私の座右の書のひとつに『近松世話物集』(守随憲治訳注)があります。1976年に出版され「旺文社文庫」の一冊(いまは絶版、旺文社文庫そのものもない)。右頁に原文、左頁に現代語訳が掲載されています。

2018*11*23/近松門左衛門の無駄のない文体に惹かれた私は対訳付きの『近松世話物語集』を繰返し読み、現代日本語にはない緊張感やかもしだされる言葉の湿潤に魅せられていったのです。近松が生み出した表現から近世日本語を想い、当時の人々がどのような言葉を交わしていたのかを感受していたのです。

2018*11*24/書かれた脚本(エクリチュール)から文楽に魅了されていた私ですが、今回生の文楽を観て、近松の文体も、人形の動き、三味線とのからみといった関係の中で培われたものであると分かったのです。今回近松作品は観ませんでしたが、近松が生み出した言葉は舞台でリアリティがあるのでしょう。

2018*11*25/第137回目の「Mélange」例会が神戸のスペイン料理カルメンで開かれました。長く会をしていますと参加者がすこしずつ変化があるものです。今回3人の初参加者。毎月開催している現代詩の会は関西でもそんなに多くないのでしょうね。詩を語る会として今後も開催していきたいと思っています。
「Mélange」例会の様子は https://twitter.com/gunshaku/status/1066994491377111041

2018*11*26/拙宅でヒッキーしてました。いや〝眠り君〟かな。昨日の「Mélange」例会の第一部読書会では、詩人・木澤豊さん好評の〈宮沢賢治語り〉シリーズ。初期童話「やまなし」がテーマでした。
http://twitcasting.tv/gunshaku/movie/508958014
http://twitcasting.tv/gunshaku/movie/508962536
http://twitcasting.tv/gunshaku/movie/508967393

2018*11*27/大相撲九州場所で優勝した小結・貴景勝の出身小学校が、私の母校(仁川学院小学校)であり、同級生のLINEで大いに盛り上がっています。日曜日昼に同小学校卒の姉から「貴景勝が優勝するかもしれない」と言われた時「序二段ぐらいで?」と答えた私の無知が今となっては恥ずかしい限りです。

2018*11*28/昨日から南海日日新聞で私が企画した「奄美にとって明治150年を問う」シリーズの連載が始まりました(新聞タイトルは「奄美にとっての明治150年」6回の予定)。第一回目の執筆者は中西雄二・東海大学文学部講師。FMわぃわぃ「南の風」で喋ってもらった内容を文章化してもらったものです。
中西雄二・東海大学文学部講師の南海日日新聞記事は https://twitter.com/gunshaku/status/1067570215934775296

2018*11*29/南海日日新聞で連載している「奄美にとって明治150年」の二回目、三回目の記事を紹介します。執筆している二人は奄美出身者。本土(ヤマト)における出身者は独自の文化体系を保持・発展させています。沖縄とは違ったエスニシティの特色を持ち、郷土会の強固な結びつきもその特色の一つ。
「奄美にとって明治150年」の二回目、三回目の記事については https://twitter.com/gunshaku/status/1068293569100705792 に掲載。

2018*11*30/今年の奄美は、NHK大河ドラマ「西郷どん」の放送で奄美(奄美大島、徳之島、沖永良部島)が紹介され、薩摩との関係がすこし明らかになった。また個人的には各界の専門家に「奄美にとっての明治150年」を考えるシリーズを企画。FMわぃわぃでの放送と南海日日新聞の紙面展開を実現することになった。