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神戸まろうど通信

出版社・まろうど社主/詩と俳句を書く/FMわぃわぃのDJ/大阪編集教室講師など多様な顔を持つ大橋愛由等の覚え書き

第136回「Mélange」例会〈9月30日(日)〉ほか

2018年09月18日 18時52分05秒 | 通信
9月。自然災害が続いています。
台風のなんどかの関西直撃で交通機関が遮断され、翻弄されました。
天候が不順だと、ひととひととの関係にも影響が出るのでしょうか。

神戸から、詩と俳句を中心とした文学イベントのお知らせです。秋の文学的営為がうごめいています。

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◆1.--第136回「Mélange」例会〈9月30日(日)〉
◆2.--カフェ・エクリの活動
◆3.―FMわぃわぃ「南の風」シリーズ番組「奄美にとって明治150年を問う」
◆4.--文学短報=A/――南海日日新聞の連載コラム「つむぎ随想」 B/――俳句情報〈俳句と評論誌「奔」〉 C/――近況集  D/――北の句会は9月24日(月・祝)に開催。E/――元正章牧師からの発信  F/――沖縄の詩人・高良勉氏からのメッセージ04
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◆1.--第136回「Mélange」例会〈9月30日(日)〉


136回目の「Mélange」例会はいつもと同じ構成となります。第一部「読書会」(pm1:00~3:00)。第二部「合評会」(pm3:15~6:30)です。

第一部の読書会は、詩人・中堂けいこさんに語ってもらいます。テーマは〈「記号論」……その入り口に立ってみる〉丁寧にテキストを読み込む人です。中堂さんの「Mélange」例会での語りは「ハンナ・アーレントを語る」以来です。楽しみにしています。

参加文献は丸山圭三郎著『言葉とは何か』(ちくま学芸文庫)です。入手しやすい文献です。


---------------中堂けいこさんからのメッセージ---------☆
「記号論」……その入り口に立ってみる
ふいに口をつくコトバは、はたして詩のきっかけとして捉えてよいのでしょうか。それら口からすべりおりる音声記号は現実外世界のカオスから生じ、共時的に分節されたコトバであると了解するなら、音声記号たるコトバは詩のフォルムを実現するかもしれません。ここで今一度、構造主義の父ともいわれるF・ソシュールの言語学に立ち戻って実学としての記号論をとりもどしてみるのは如何でしょう。
丸山圭三郎著『ソシュールの思想』をひきながら、記号学論の言語、記号、共時性、通時性、恣意性、差異性、社会規制等の体系の理解につとめたいと存じます。
参考として『言葉とは何か』(丸山圭三郎著、ちくま学芸文庫)をおすすめします。読みやすくざっくりとソシュールがつかめます。     

              中堂けいこ
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第二部(pm3:00~6:00)は、詩の合評会です。

今回も意欲的な作品をお寄せください。
作品の締め切りは9月27日(木)です。 
合評会への詩稿は、(maroad66454@gmail.com)に送ってください。「月刊めらんじゅ136号」に掲載して、みなさんに当日配布いたします。

この会を運営しているのは、神戸を拠点とする詩のグループ「Mélange」。事務局は私・大橋愛由等。詩の会(二部構成)をほぼ毎月開催しています(8月と12月は休会)。

■会場:スペインレストラン「カルメン」電話:078-331-2228(阪急三宮駅西口から北へ徒歩一分)創業1956年の神戸でも有数の老舗レストランです。毎週土曜日にフラメンコライブをしています。

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「Mélange」月例会、2018年の日程です。(現在、2019年前半の読書会日程を作成中です)
(敬称略・開催場所はすべて神戸三宮のスペイン料理カルメン・開催時間は毎回午後1時)

予定ですので変更する場合があります。その際には、この月報(「Mélange」メールニュース)あるいは、ブログ「神戸まろうど通信」をご覧になって確認してください。

*2018年の開催予定と第一部読書会の内容(敬称略)

10月28日(日)/第137回/発表予定者/詩人・中嶋康雄/「詩のことば、広告のコトバ、法律の言葉」
11月25日(日)/第138回/発表予定者/木澤豊/「好評・宮澤賢治語りシリーズ〈宮澤賢治・初期童話「やまなし」―死をふくむ風景―〉」
(12月の「Mélange」例会は休会)
*2019年前半の日程と第一部読書会について現在策定中です。


◆2.―カフェ・エクリの活動

高谷和幸氏主宰の詩の会「カフェ・エクリ」についてです。
この会は、(兵庫県)播磨地域で表現活動することを全面に押し出した詩を中心とした文学集団です。

(1)9月10日(月)の月例会は終了いたしました。
話者は赤穂市在住の詩人・田村周平氏。テーマは本庄ひろし著『詩集台風一家』の語りでした。

月に一回の詩の会(「Mélange」例会と同じく読書会パーツと詩・川柳の合評会パーツの2部制)を中心に、シンポジウム開催や、年に一回程度の一泊の宿泊をともなう小紀行を実施しています。
 次回は10月01日(月)開催。午後2時から。会場・たつの「ガレリア」。発表予定者は美術家・原田哲郎氏です。

(2)11月12日(月)〈月村香詩集『蛍雪』出版を祝う会〉の開催
☆〈月村香詩集『蛍雪』出版を祝う会〉
 日時/11月12日(月)正午から午後2時30分まで
 場所/加古川市「和輝(わき)」
 〒675-0064 加古川市加古川町溝ノ口510-17 ホテルアゼリア1階,2階 電話079-420-8180
 会費/5000円 ☆花束代(エクリからの進呈)は別途頭割りで徴収
 進行・内容/詳細はこれから詰めます

(この日に予定していた「姫路エクリ」第一部読書会での大橋愛由等「井筒俊彦の哲学世界」の語りは延期となりました。いつになるのかは未定です。)

》》》》》》今後の「カフェ・エクリ」の開催日時(予定は変更されることがあります。敬称略・開催時間は毎回午後2時。日程は流動的です。決まり次第このメールニュースにてお知らせします)
・10月01日(月)会場・たつの「ガレリア」/発表予定者・原田哲郎(美術家)
・11月12日(月)〈月村香詩集『蛍雪』出版を祝う会〉/加古川市「和輝(わき)」
・12月3日(月)会場・赤穂「煉瓦屋」/発表予定者・得平秀昌
・1月/休会
・2月4日(月)または25日(月)会場・姫路「アイメッセ会議室」/発表予定者・千田草介
・3月18日(月)会場・たつの「ガレリア」/発表予定者・高谷和幸

◆3.―FMわぃわぃ「南の風」シリーズ番組「奄美にとって明治150年を問う」

 今年は明治維新から150年という区切りの年にあたります。そこでFMわぃわぃ「南の風」(番組企画とパーソナリティは大橋愛由等)では連続企画シリーズ〈奄美にとって明治150年を問う〉を7月からスタートしました。

 各界の専門家に、明治からの150年とは奄美にとってどのような時代であったのかを俯瞰的にとらえてもらい、かつなにか特定のテーマにそって語ってもらうことで、その個別テーマに含まれる普遍性を探っていこうとする趣旨です。

  7月から8月分の放送は以下のサイトから聴くことができます。
  https://tcc117.jp/fmyy/category/program-info/okinawa-amami/

 いままで放送した番組を含めてシリーズ内容を紹介することにしましょう(敬称略)。
 ①7月放送分/中井和久〈神戸奄美会元会長・奄美大島名瀬出身〉奄美出身者にとって、この150年を総括する。
 ②8月放送分/米川宗夫(ウタシャ・徳之島町出身)シマウタでたどる明治150年。「徳之島一切い節」「ぎーくん節」「くろだんど節」などを演奏。
 ③9月放送分/中西雄二(東海大学文学部講師)神戸を中心とした出身者の集住地域での動向について。
 ④10月放送予定分/前利潔(沖永良部島・知名町職員)「無国籍地帯としての〈奄美〉における近代の諸相について。
 ⑤11月放送予定分/酒井正子(歌謡研究者・川村学園女子大学名誉教授)いままで蓄積されてきた奄美歌謡研究とその成果。
 ⑥12月放送予定分/寺尾智史(宮崎大学准教授・専攻マイノリティー言語学)近代における標準語圧力とマイノリティー言語であるシマグチの相克。

 さらにこの番組で展開された語りを文章化したものを奄美の日刊紙・南海日日新聞に掲載する予定である。



◆5.--文学短報
A/――南海日日新聞(奄美で発行されている日刊紙)に私・大橋愛由等が書いたコラム「つむぎ随想」の第4回目の原稿が掲載されました(9月13日〈木〉)。一か月ごとのサイクルで、掲載されます。ツイッター https://twitter.com/gunshaku/status/1041477209678966785 にその記事コピーを貼り付けていますので、ご覧になってください。

第4回目のテーマは台湾です。私の祖父と父が1930年代に台南に暮らしていたことがあり、慰霊を兼ねて娘と旅したことを書いています。帰国後、ちょうど祖父と父が台南にいたころ活躍していたシュールレアリストの詩人集団「風車詩社」を追ったドキュメンタリー映画「日曜日の散歩者」(黃亞歴監督、2015)を観ました。映画の中で戦前に発行されていた詩誌「神戸詩人」が写しださされています。「風車詩社」のリーダ的存在である楊熾昌はシュールレアリズム系詩誌「神戸詩人」に作品を寄せていたのです。(1940年に「神戸詩人事件」が発生しています。これは小説、川柳〈鶴彬=つる・あきら〉、俳句〈京大俳句事件〉に向けられた日本国家〈特高〉による文学者への弾圧事件のひとつです)

B/――俳句情報「俳句&評論 奔」
「奔(ほん)」2号について
俳人・望月至高氏の個人誌です。わたし・大橋愛由等は同人となっています。発行事務局は望月氏。年に二回発行予定です。第2号は沖縄特集です。俳句と沖縄についての評論が掲載される予定です。
☆第2号の要項です
 締め切り   2018年11月20日(火)
 発行     2019年01月10日(木)
 原稿(評論)    43字/行×23行/頁
「俳句と評論誌」です(詩と評論誌は多いのですが、俳句と評論がセットになった文芸誌はそんなに多くありません。このメディアはこれから注目されるでしょう)

C/――近況集
①小説家で詩人の高木敏克氏が短編小説集『港の構造』(航跡社)を上梓されました。
②8月18日(土)に行われた第21回ロルカ詩祭も無事終わりました。今年はロルカ生誕120年でした。当日の様子を詩人の永井ますみさんが録画してDVD作品としてまとめておられます。税込み・送料込みの500円という良心的価格です。ご希望の方は永井ますみさんに直接メールしてください。
永井ますみ
③川柳舎・みみひめきっちん(情野千里主宰) 25周年事業/11月2日(金)3日(祝・土)。会場/姫路文学館北館3階講堂A「シンポジウム「詩(うた)の持つ身体性」B「パフォーマンス『言の葉の八街(やちまた)』」C「冊子『25年目の踊り下駄…播磨文芸祭の川柳パフォーマンス』」

D/――北の句会は9月24日(月・祝)に開催されます。
北の句会は9月24日(月・振替休日)で
福島区民センター303会議室で開かれます。

E/――元 正章牧師のこと
島根県益田市で牧師をしている元正章氏。「ハガキ通信・益田っこ19号」を転載します。

-------------元 正章牧師からのメール転送----------------☆
「益田っこ」(19号)「いたしい け」

「なぜやめたんですか。ぼくらならどんな意気地ないやつでものどから血が出るまでは叫ぶんですよ。」(『セロ弾きのゴーシュ』)

賢治さんの詩句を引用しつづけています。賢治さんの本をしっかりと読んだわけではないのですが、彼の呟く言葉が胸の奥に留まり続け、魂のバイブレーション(震え)を引き起こしています。もしもイエスが東北の地に生れ育ったのならば、阿修羅のごとく、同じような“慟哭”の言葉を吐いたことでしょう。「まことのことばはここになく 修羅のなみだはつちにふる。」(『春と修羅』)

こちらに住んで、よく耳にする言葉があります。「いたしい け」。「苦しい、辛い、だるい、せつない、気が重い、うっとうしい」など、体調がすぐれない時に、よく用いられています。関西弁の「しんどい」とは、また違ったニュアンスが込められて、「いたしい」と言われると、「どこか悪いんだろうか」と、思わず心配したくさせます。この“心配”という言葉も、「不安、思いわずらう」と言う意味よりも、「心遣い、気配り」といった“他者への配慮”といった側面の方が強く滲み出ていて、そこに一種の「同病あい憐れむ」ような身内意識が秘められています。いつか私自身が、「いたしい」と素朴な感情を素直に吐露できたとき、皆さんの仲間に入れてもらえることでしょう。
「いったいどんなものがきたなくて どんなものがわるいのでせうか」(『イーハトーボ農学校の春』宮沢賢治)。

〒698-0021 益田市幸町4-54 日本基督教団益田教会牧師    元 正章

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F/――沖縄の詩人・高良勉氏からのメッセージ 04

沖縄の詩人・高良勉氏から送られてくるメールニュースの一部を転記します。現在、沖縄知事選挙が行われています。与党自民党はなりふりすかまわず自陣営候補の応援に執心。詩人・高良勉氏は、玉城デニー候補を応援しています。神戸からではありますが、刻々と変化する沖縄の情況を注視しています。 

-----------以下、高良勉氏からのメッセージ転記(一部)--------------☆
ベン@沖縄のタカラ・案内カンナイ親方です。
統一市町村選挙が終わると同時に、いよいよ明日から、「沖縄県知事選挙」が告示されます。
私たちは、「翁長知事の遺志を継承する市民の会」を結成し、「ひやみかち うまんちゅの会」の下に
玉城デニー候補の勝利のために活動しています。
翁長知事の遺志を継承するためにも、辺野古新基地建設を阻止するためにも、この県知事選挙は、ぜひとも勝利しなければなりません。
お互いの身の回りから、玉城デニー候補支持の輪を拡げていきましょう。
お互いに声を掛け合って、立ち上がりましょう。ゆたさるぐぅとぅ、うにげーさびら。
2018/09/12   ベン 拝

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第21回ロルカ詩祭のこと〈8月18日(土)に開催〉

2018年08月15日 07時15分05秒 | 通信
8月です。猛暑です。

四半世紀ぶりに海外旅行した先の台湾のほうが関西より過ごしやすい暑さでした。
父が台南という場所に昭和9年から11年まで過ごしていました。今回の台湾紀行は父の慰霊の旅でもありました。

神戸から、詩と俳句を中心とした文学イベントのお知らせです。今回も盛りだくさんの内容となりました。


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◆1.―第21回ロルカ詩祭のこと〈8月18日(土)に開催〉
◆2.―野口裕句集『のほほんと』の記念会(語る会)は8月26日(日)に開催します。
◆3.--第136回「Mélange」例会〈9月30日(日)〉
◆4.--カフェ・エクリの活動〈9月10日〈月〉〉
◆5.―FMわぃわぃ「南の風」で、7月から「奄美にとって明治150年を問う」シリーズ番組をはじめました。
◆6.--文学短報=A/――7月分のFMわぃわぃ「南の風」のこと。B/――南海日日新聞の連載コラム「つむぎ随想」 C/――俳誌「吟遊」「豈」「奔」について D/――北の句会は9月24日(月・祝)に開催。E/――元正章牧師からの発信  F/――沖縄の詩人・高良勉氏からのメッセージ03
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◆1.--第21回ロルカ詩祭のこと〈8月18日(土)に開催〉
今年生誕120年を迎えるスペインの詩人フェデリコ・ガルシア・ロルカの詩業を追悼し、かつロルカ的世界に身を委ねた自作詩を朗読する「ロルカ詩祭」が8月18日(土)に、神戸市三宮のスペイン料理カルメンで行われます。今回で21回目となります。

★〈ロルカ詩祭の趣旨〉
この詩祭を始またのは1998年。スペインの国民的詩人であるフェデリコ・ガルシア・ロルカ(1998-1936)の生誕百年を記念して、神戸で始めた詩の朗読会です。ロルカはスペイン国民からいまも広く愛されている詩人・劇作家です。1936年にスペイン内戦が始まった直後に、故郷のアンダルシア・グラナダに帰郷した時に、反乱軍によって捕らえられ処刑されてしまうのです。フランコひきいるファランヘ党の兵隊たちにとってロルカは敵である共和派の人物とみなされたからです。

この詩祭は、鎮魂と追悼の文学的行事です。まずは、非業の死を遂げた詩人・ロルカに対して同じ詩を書く者として深く哀悼の意をあらわす会であるのです。さらにこの詩祭をいとなむ場所が神戸であることから阪神・淡路大震災で犠牲になった人々に対する鎮魂の儀式でもあります。引き続いて起こった東北大震災などの犠牲者に対しての鎮魂をも含みます。そして詩祭を重ねていった20年の間に永遠の旅立ちをした詩友たちに対しても、思いをはせて詩を詠う朗読会なのです。


★〈21回目の今年はロルカ生誕120年にあたります〉
今年はちょうどロルカ生誕120年にあたります。詩朗読の伴奏者は一回ごとに変わります。今年はフラメンコ・ギタリスタの住田政男さんに担当してもらいます。住田さんは日本を代表するフラメンコ・ギタリスタの一人です。尼崎で生まれ、1970年代前半のフランコ政権末期のスペインに渡り、ヒターノのファミリアと共にフラメンコ修行をしたという経歴を持っています。フランコはフラメンコを政治的に利用しながらも、フラメンコの曲をいくつか残したロルカの歌詞を唄うことは禁じていました(ヒターノたちは題名を変えて、分からないようにして、実際はロルカの詩を歌っていたようです)。こうした弾圧の歴史の中でこそ抑圧され続けてきたヒターノ・ヒターナたちのフラメンコは最もフラメンコらしく輝いていたことでしょう。住田さんはフランコが死んで、スペイン国内の政情が不安定になり「スペインはなにが起るか分からない。外国人はここを離れたほうがいい」とアドバイスを受けて帰国。東京に住み日本のフラメンコ界を牽引されてきました。天本英世さんのロルカ詩朗読の伴奏もされたことがあるそうです。


★〈ロルカ詩祭の構成〉
2部構成です。
[ 開場 ]PM5:00
[ 1部 ]PM5:30~PM6:00 
1.ロルカ詩の日本語による朗読(にしもとめぐみ、秦ひろこ、瀬崎祐)
2.フラメンコギタリスタ・住田政男氏によるオリジナル曲「秋麗」演奏
  3.今野和代による「NO HAY CAMINO」朗読
[ 2部前半 ]PM6:15~PM7:30
詩人たちの自作詩朗読/01.にしもとめぐみ02.千田草介03.玉川侑香04.北野和博05.秦ひろこ06.野口裕07.高谷和幸08.木澤豊09.情野千里 
[ 2部後半 ]PM7:30~PM8:30
詩人たちの自作詩朗読/10.安西佐有理11.大橋愛由等12.大西隆志13.今野和代14.福田知子15.金里博16.瀬崎祐


★〈場所・問い合わせ・予約〉
スペイン料理カルメン
神戸市中央区北長狭通1-7-1〒650-0012
電話078・331・2228
JR・阪急・阪神・地下鉄各「三宮駅」から徒歩1~4分。

★当日の料理
A:3600円(チャージ込み)(1)夏の特選スープ(2)季節のサラダ(3)メインディッシュ(4)パエリア(5)コーヒー(6)デザート
B:2000円(チャージ込み)(1)ワンドリンク(選択可)(2)特選タパス
《特典》当日参加者の方全員に、第二部参加の詩人たちが朗読する詩作品掲載の『八月一九日詩集・vol.21』を進呈します。


◆2.―野口裕句集『のほほんと』の出版記念会を8月26日(日)に開催します。

句集『のほほんと』について、作品世界を語り合う俳人・詩人たちの会を8月26日(日)に開催します。午後6時から始めます。句集『のほほんと』から10句を選句して参加する形式にします。

会場/スペイン料理カルメン(078-331-2228)神戸市中央区北長狭通1-7-1カルメンビル2F野口裕句集『のほほんと』(図書出版まろうど社)について、作品世界を語り合う俳人・詩人たちの会を8月26日(日)に開催します。午後6時から始めます。

 
★開催日時/2018年8月26日(日)午後6時から

★会費/5000円(スペイン料理のコース料理を提供いたします。飲み放題です〈時間制限は緩やか〉)
 
★会場/スペイン料理カルメン(078-331-2228)神戸市中央区北長狭通1-7-1カルメンビル2F(JR神戸線「三ノ宮」駅下車4分、阪急神戸線「三宮」駅下車1分)。創業1956年の老舗レストランです 

◆3.--第136回「Mélange」例会〈9月30日(日)〉

136回目の「Mélange」例会はいつもと同じ構成となります。第一部「読書会」。第二部「合評会」です。
第一部の読書会は、詩人・中堂けいこさんに語ってもらいます。演題は未定です。
詳細がわかればお知らせします。
(pm1:00~3:00)。

第二部(pm3:00~6:00)は、詩の合評会です。
今回も意欲的な作品をお寄せください。
作品の締め切りは9月27日(木)です。 
送っていただいた詩稿は、「月刊めらんじゅ136号」に掲載して、みなさんに当日配布いたします。

この会を運営しているのは、神戸を拠点とする詩のグループ「Mélange」。事務局は私・大橋愛由等。詩の会(二部構成)をほぼ毎月開催しています(8月と12月は休会)。

■会場:スパニッシュレストラン「カルメン」電話:078-331-2228(阪急三宮駅西口から北へ徒歩一分)創業1956年の神戸でも有数の老舗レストランです。毎週土曜日にフラメンコライブをしています。

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「Mélange」月例会、2018年後半の日程です。
(敬称略・開催場所はすべて神戸三宮のスペイン料理カルメン・開催時間は毎回午後1時)

予定ですので変更する場合があります。その際には、この月報(「Mélange」メールニュース)あるいは、ブログ「神戸まろうど通信」をご覧になって確認してください。

*2018年の開催予定と第一部読書会の内容(敬称略)
(8月の「Mélange」例会は休会)
10月28日(日)/第137回/発表予定者/詩人・中嶋康雄/「詩のことば、広告のコトバ、法律の言葉」(仮題)
11月25日(日)/第138回/発表予定者/木澤豊/「好評・宮澤賢治語りシリーズ」
(12月の「Mélange」例会は休会)

*「Mélange」詩友の命日
富 哲世/5月26日
寺岡良信/6月27日


◆3.―カフェ・エクリの活動〈9月10日(月)〉
高谷和幸氏主宰の詩の会「カフェ・エクリ」についてです。
この会は、(兵庫県)播磨地域で表現活動することを全面に押し出した詩を中心とした文学集団です。

月に一回の詩の会(「Mélange」例会と同じく読書会パーツと詩・川柳の合評会パーツの2部制)を中心に、シンポジウム開催や、年に一回程度の小紀行を実施しています。

9月10日(月)の会場は姫路市「アイメッセ会議室」。発表予定者は田村周平氏。テーマは未定です。

》》》》》》今後の「カフェ・エクリ」の開催日時(予定は変更されることがあります。敬称略・開催時間は毎回午後2時。日程は流動的です。決まり次第このメールニュースにてお知らせします)
・8月/休会
・10月1日(月)会場・たつの「ガレリア」/発表予定者・原田哲郎
・11月12日(月)会場・姫路「アイメッセ会議室」/発表予定者・大橋愛由等「井筒俊彦の哲学世界」
・12月3日(月)会場・赤穂「煉瓦屋」/発表予定者・得平秀昌
・2019年1月/休会
・2月4日(月)または25日(月)会場・姫路「アイメッセ会議室」/発表予定者・千田草介
・3月18日(月)会場・たつの「ガレリア」/発表予定者・高谷和幸


◆4.―FMわぃわぃ「南の風」で、7月から「奄美にとって明治150年を問う」シリーズ番組が始まりました。
今年はちょうど「明治維新」から150年にあたります。これに関していくつか関連書籍や雑誌特集が出ていますが、どうしても「明治100年」と比較して「明治150年」を問う密度が違うようです。その密度の違いそのもののも考察の対象としようと思っています。
FMわぃわぃの番組では、奄美にとっての150年を問う試みを始めます。7人の方々に、150年を俯瞰し、個別の専門分野から発言してもらいます。番組で発言した内容をまとめていただき、南海日日新聞に掲載する予定です。
いま鹿児島県では、維新で活躍した郷土の先輩たちの偉業をたたえつつ、「維新勝ち組」である薩長土肥の関係者とともに、いくつかの記念行事を開催しています。しかし、薩摩藩・鹿児島県の支配下にあった奄美は、薩摩・鹿児島とまったくことなる150年でした。わたしの試みは奄美についてのものですが、日本列島に「いくつもの150年」が提起されるといいと思っています。

 出演者と内容予定は次の通り。(敬称略)
▽中井和久(神戸奄美会元会長・奄美市出身)「苦難を乗り越えた出身者の肉声」
▽中西雄二(東海大学講師)「神戸を中心とした出身者の集住地域での動向」
▽米川宗夫(徳之島出身の唄者)「島唄でたどる明治150年」
▽酒井正子(川村学園女子大学名誉教授)「奄美歌謡研究と近代」
▽寺尾智史(宮崎大学准教授)「近代国家の標準語政策とマイノリティー言語の相克」
▽清眞人(近畿大学元教授・瀬戸内町2世)「南島論で展開された奄美の位相の変化」
▽前利潔氏(知名町教委)「無国籍地帯としての〈奄美〉における近代の諸相」
(添付資料あり)

◆5.--文学短報
A/――FMわぃわぃ「南の風」はインターネットで視聴できます。
神戸と奄美を結ぶ情報番組の「南の風」。本土では数少ない〈奄美専門チャンネル〉です。
「南の風」の放送は以下のサイトからいつでも聞くことができます。
webicon_green.pnghttp://tcc117.jp/fmyy/category/program-info/okinawa-amami/
このサイトでは、放送の視聴と同時に、私からのメッセージを書き込んでいますので、読んでみてください。
(この番組は1996年=震災の一年後=からスタートした奄美のシマウタと文化を紹介する番組です)
放送時間は1時間。

今月から始まった「奄美にとって明治150年を問う」。その一回目として、神戸奄美会元会長・中井和久氏にゲストとして語ってもらいました。
二回目(8月放送分)は、ウタシャの米川宗夫さんに「シマウタでたどる明治150年」を演奏しながら番組を作っていきたいと思っています。

B/――南海日日新聞(奄美で発行されている日刊紙)のコラム「つむぎ随想」に連載をはじめました。
第3回目の原稿が掲載されました。ウタシャの勝島伊都子さんのことを書いています。だいたい一か月か一か月半のサイクルで、掲載されます。

C/――俳句情報です。
7月は三つの俳誌①「吟遊」②「豈」③「奔」へ合計40句つくって送稿しました。わたしの句歴ではきわめて異例な多作となりました。
①「吟遊」の情報をまず伝えます。
〈第21回吟遊同人総会〉
日時/8月26日(日)午後2時~6時
会場/東京都「板橋区立グリーンホール」501会議室
内容/「吟遊」78号、79号を中心とした合評会/吟遊俳句賞・夏石番矢賞表彰式
懇親会/午後6時~ 「和匠(わしょう)」03-3554-2536 会費4000円
(番矢さん、体調、大丈夫かな)
②「豈」
ひさしぶりの投句でした。「朝日俳壇」の選者として「豈」同人の高山れおな氏が参加するにあたって、いくつか悶着があったようです。
(豈は俳句の世界では珍しく結社誌ではない全国規模の俳句同人誌です。)
③「奔(ほん)」
俳人・望月至高氏とわたし・大橋愛由等の二人同人誌の創刊号です。発行事務局は望月氏。年に二回発行予定です。「詩句と評論誌」と謳っているので評論も同誌編纂の目玉になると思います。創刊号のゲスト俳人は大井恒行氏(「豈」)と江里昭彦氏(この江里氏が発行人となって中川智正オウム死刑囚の俳句と随想を掲載している「ジャムセッション」が中川死刑囚の刑が執行されたこともあり注目されている)。


D/――北の句会は9月24日(月・祝)に開催されます。
北村虻曳氏からのお知らせです。
〈北の句会〉
北の句会各位
次回北の句会は9月24日(月・振替休日)で
福島区民センター303会議室に決定しました。。
出句数、課題などについては8月中にお知らせします。

E/――元 正章牧師のこと
島根県益田で牧師をしている元正章氏。今回は「ハガキ通信・益田っこ」を転載します。

-------------元 正章牧師からのメール転送----------------☆
「益田っこ」(18号)「あわれ(ああ われ)」

猛暑、お見舞い申しあげます。
全国的にうだるような暑さが続いている中、山陰の夏を過ごしています。昨年の今頃は、みちのくの旅の途上にありました。人生の旅の終りを、ここ益田に定めて、幾月か経ちました。70年の歳月をほぼ山陽の地で過ごしましたが、残りの人生を“さんいんsun inn(陽のお宿)”に賭けます。4年前の公子の死に遭わなければ、決して辿りつくことのなかった“めぐり逢い”は、再婚という形でも実を結びました。「さびしき われ」はどこにいようと、なにをしようと、終生つきまとうことでしょうが、「彼方からの誘い」に身を任すことこそ、余生を充実させるのではなかろうかと思う昨今です。
 「あわれ」とは、本居宣長に云わせれば、「ああ、われ」と、ため息ともつかぬ心情を吐露した表現とか。「ああ かなしや」「Alas」という詠嘆詞は、聖書でも幾度も現れています。「ああ」としか言葉にも表し得ない出来事と、どこまで向き合えるのか、言葉をも奪われた現実の厳しさを、どこまで「われ」のこととして関わっていけるのか、その道のりが、一牧師としての最後のご奉仕となりますようにと祈るばかりです。人は弱い、あわれな存在である。また不条理な世でもある。だからこそ、彼方からの聲に、静かに耳を傾けていたい。
 「誰が許して誰が許されるのであらう。われらがひとしく風で また雲で水であるといふのに。」(『竜と詩人』宮沢賢治)

〒698-0021 益田市幸町4-54 日本基督教団益田教会牧師    元 正章
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

F/――沖縄の詩人・高良勉氏からのメッセージ 03
沖縄の詩人・高良勉氏から送られてくるメールニュースの一部を転記します。沖縄をめぐる情況が刻々と変化しています。神戸からではありますが、勉氏と勉氏周辺のひとたちへの連帯の意思をこめて、引用します。

-----------以下、高良勉氏からのメッセージ転記(一部)--------------☆
 さて、ご存じのように、翁長雄志沖縄県知事が18年8月8日(水)に逝去されました。心から、御冥福を祈ります。
翁長雄志沖縄県知事は、文字通り「命をかけて」日米両政府の辺野古新基地建設、軍事植民地化と対決しながら亡くなりました。(翁長雄志沖縄県知事は日米両政府の圧政で殺された、といっても言い過ぎではありません。)
私は、8日の夜、辺野古新基地建設阻止・現地行動から戻ってそのニュースを聴きショックで、残念でした。
私(たち)は、8/6~8/18の辺野古新基地建設阻止「集中行動」と8・11「県民大会」を成功させ、翁長県政に「埋め立て承認撤回」をやってもらい、なんとしても8月17日予定の「埋め立て土砂投入」を阻止し、11月の県知事選に翁長知事を再度当選させて、琉球弧の反戦・反基地行動、自己決定権の闘い等を大きく前進させようと考えていました。いま、翁長雄志知事という、大事なリーダーを亡くしたと思い、重ね重ねも残念です。
それでも、私(たち)は悲しみを乗り越えて、翁長雄志沖縄県知事の遺志を受け継いで前進したいと決意しています・・・。
まずは、明日(8・11)の「県民大会」を成功させたいと思います。ヒヤミカチ・ウキリ(決起せよ)!そして、「承認撤回」、「8・17土砂投入阻止」へ、9月県知事選勝利へ、一歩一歩努力していきましょう。すでに、沖縄平和市民連絡会事務局より、下記のような「呼びかけ檄文」が届いています。悲しみを怒りへ、怒りを決意へ、マキテーナイビランドー(負けてはなりませんよ)!
2018/08/10   ベン 拝

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第130回「Mélange」合評会+中堂けいこ詩集『ニューシーズンズ』出版記念会〈2月25日(日)〉

2018年02月10日 08時44分08秒 | 通信
大橋愛由等です。


2月となりました。

暦の上では「立春」ですが、
厳冬がつづきます。
寒さに負けています。体調を崩し、微熱が続きます。

神戸から、詩と俳句を中心とした文学イベントのお知らせです。

----INDEX----------------------------------------------------------------------------------------------------------
◆1.--第130回「Mélange」合評会+中堂けいこ詩集『ニューシーズンズ』出版記念会〈2月25日(日)〉
◆2.―2018.2.19〈尹東柱追悼詩人の会〉
◆3.--カフェ・エクリの活動〈2月12日(月・祝)に開催〉
◆4.―野口裕句集『のほほんと』が図書出版まろうど社から上梓されました
◆5.--文学短報=A/――2月分のFMわぃわぃ「南の風」は2月17日(土)から視聴できます
B/――「吟遊 京都句会」〈3月23日(金)〉
C/――「北の句会」〈3月18日(日)
D/―――元 正章牧師のはがき通信
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◆1.--第130回「Mélange」合評会+中堂けいこ詩集『ニューシーズンズ』出版記念会〈2月25日(日)〉

第130回目の「Mélange」例会はいつもと異なる構成です。
第一部に詩の合評会(pm1:00~5:00)をします。読書会はありません。
第二部(pm6:00~)は、中堂けいこ詩集『ニューシーズンズ』出版記念会を開催します。

この会を運営しているのは、神戸を拠点とする詩のグループ「Mélange」。事務局は私・大橋愛由等。

詩の会(二部構成)をほぼ毎月開催しています(8月と12月は休会)。

☆まず第一部は詩の合評会のお知らせです〈午後1時から5時まで〉。
作品の締め切りは2月22日(木)です。

「Mélange」の合評会の場は、みなさんの言葉と表現が炸裂し、あえかに交差しあうメディアです。参加した詩人たちは真摯な作品評をかわしています。はじめて参加しようと思っている方もどうぞ参加してみてください。合評会への詩稿は、(maroad66454@gmail.com)に送ってください。「月刊めらんじゅ130号」に掲載します。

(Wordの添付ファイルで送稿される方が多いのですが、Wordのバージョンによって文字化けが必ずといっていいほど起きます。詩稿の送信は、添付ファイルを付けてもいいのですが、その際には、メール本体に詩稿を貼り付けておいてください。これは必ずお願いします)。


☆第二部は中堂けいこ詩集『ニューシーズンズ』出版記念会です。
すでに出席を予定されている方は事務局に連絡が入っているのですが、まだ出席を返事されていない方は、メールアドレス(maroad66454@gmail.com)まで連絡をください。


―――――中堂けいこ詩集 出版記念会のご案内―――――◇
指先から洩れ出るわずかな水滴が、
いま、光の中でとうきあがる!

〈どこか童話的な物語性を帯び、懐かしさを呼び覚ます…けれどもそこは「ゆきさきの無い」場所。そこにためらいがちにそっとひらかれた批判と諧謔の扉。詩の「ニューシーズン」を切りひらくことばたちが集う場所――。

『ニューシーズンズ』は、『円庭』(2003年)、『枇杷狩り』(2006年)、『ホバリング』(2010年)に続く中堂けいこの4冊目の詩集。7年振りだ。気恥ずかし気に微笑み、ちょっと安堵している彼女の顔が浮かんでくるよう…。

そんな中堂さんの新詩集を囲み、お祝いの会を催したいと思います。どうぞ、皆さま万障繰り合わせの上、ご参加くださいますようお願い申し上げます。〉福田知子

―――――――記――――――――
■日時:2018年2月25日(日)午後6時から
■場所:スペインレストラン「カルメン」電話:078-331-2228
■参加費:5000円
■発起人:大西隆志、大橋愛由等、千田草介、高谷和幸、月村香、にしもとめぐみ、福田知子
――――――――――◇

「Mélange」月例会、2018年の日程です。

(敬称略・開催場所はすべて神戸三宮のスペイン料理カルメン・開催時間は毎回午後1時)
予定ですので変更する場合があります。その際には、この月報(「Mélange」メールニュース)あるいは、ブログ「神戸まろうど通信」をご覧になって確認してください。


*2018年の開催予定日(敬称略)
03月25日(日)/第131回/発表予定者/北野和博「獣医師は語る―いきものたちの世界 そして詩(仮題)」
04月22日(日)/第132回/発表予定者/高木敏克「カフカ語り02『流刑地にて』」
05月27日(日)/第133回/発表予定者/月村香「キルケゴールを語る(仮題)」
06月24日(日)/第134回/発表予定者/未定
07月29日(日)/第135回/発表予定者/未定
08月18日(土)/第21回ロルカ詩祭(朗読伴奏+ソロ演奏=フラメンコギタリスタ住田政男)今年はガルシア・ロルカの生誕120年にあたります。(8月の「Mélange」例会は休会)
09月30日(日)/第135回/発表予定者/未定
10月28日(日)/第135回/発表予定者/未定
11月25日(日)/第135回/発表予定者/未定
(12月の「Mélange」例会は休会)


*「Mélange」詩友の命日
富 哲世/5月26日
寺岡良信/6月27日


◆2.―2018.2.19〈尹東柱追悼詩人の会〉

(呼びかけ人・大橋愛由等)
2月19日(月)午後4時から〈尹東柱追悼会〉を開催します。
去年は尹東柱の生誕百年ですこしだけ規模を大きくして開催。ことしも引き続きあらたなゲストをお呼びして、詩と俳句を書く者ならではの、若くして亡くなった詩人へのメッセージを送り続けたいと思っています。

今年は詩碑前で、フラメンコ・ギターの演奏があります。演奏する曲目のひとつはソレア。「悲しみ」という意味です。

福嶋龍児さんという京都在住のフラメンコギタリスタにお願いしました。


開催日/2月19日(月)午後4時から午後5時まで(いつもより開催時間を一時間遅らせます)

開催場所/同志社大学今出川キャンパス(京都市上京区)内のハリス理化学館横の「尹東柱詩碑」前

集会内容/
1.主宰者開会あいさつ
2.来賓あいさつ
3.尹東柱作品の朗読
4.献花
5.尹東柱に捧げる追悼演奏 演奏者 フラメンコギタリスト・福嶋隆児さん(京都市在住)演奏曲目「ソレア(悲しみ)」ほか
6.詩人、俳人たちによる書き下ろし作品の朗読
7.主宰者、閉会あいさつ

(呼びかけ人から)生誕100年だった去年は、映画「空と風と星の詩人―尹東柱」(イ・ジュニク監督
2016)が日本各地で上映されたり(映画の質として優れている)、尹東柱の記念碑があらたに宇治市志津川の新白虹橋(しんはっこうばし)のたもとに10月28日に建てられるなど、生誕100年にふさわしい一年になりました(宇治へは亡くなる一年前に仲間と訪れている)。

そこで今年も、韓国からの詩人も招いて、簡素ではありますが、詩を書く立場としての尹東柱へのメッセージと作品を送り続けたいと思っています。


(詩人・俳人のみなさんへ)
〈第1部〉午後4時に、京都市上京区の同志社大学今出川キャンパス内の「尹東柱詩碑」前に集合します。献花、尹東柱の詩作品の朗読などを行います。フラメンコ・ギター演奏による追悼も企画しています。参加する詩人のみなさんは、書き下ろしの自作詩・俳句を事前に、大橋まで送稿してください。冊子にまとめて追悼会参加者に配ります(毎年、入試の終わった今出川キャンパスはのんびりしていて、この尹東柱詩碑を目指して、韓国からの観光客や留学生が訪れるのです。そうした人たちにもその場で、追悼会に参加してもらい、交流が広がるのです)


〈第2部〉午後5時から近くの居酒屋で懇親会を開く予定にしています。


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◆3.--カフェ・エクリの活動〈2月12日(月・祝)〈開催場所・姫路市アイメッセ/発表者・得平秀昌〉〉


高谷和幸氏主宰の詩の会「カフェ・エクリ」についてです。
この会は、(兵庫県)播磨地域で表現活動することを全面に押し出した詩を中心とした文学集団です。

月に一回の詩の会(「Mélange」例会と同じく読書会パーツと詩・川柳の合評会パーツの二部制)を中心に、シンポジウム開催や、年に一回程度の小紀行を実施しています。


》》》》》》・2月12日(月・祝)〈開催場所・姫路市アイメッセ/発表者・得平秀昌〉

第一部の読書会は得平秀昌氏の語りを予定しています。午後2時から始めます。語りの内容は未定です。

第二部の詩・川柳の合評会は、自作品のコピーを15部程度持参してもってきてください。

「カフェ・エクリ」も2018年の活動がスタートしました。もうすぐ「OCT.」(高谷和幸氏編集・発行)最新号ができあがると思います。


》》》》》》今後の「カフェ・エクリ」の開催日時(敬称略・開催時間は毎回午後2時)
・3月05日(月)〈開催場所・たつの市ガレリア/発表者・大橋愛由等/「近代と対峙した日本仏教」〉
・4月以降は未定です。


》》》》》》

エクリでは、年に一回刊行の「Oct.」以外に詩誌「エクリ創刊号」を発行しました。希望の方は高谷和幸氏〈080-5311-6265〉まで。


◆3.―野口裕句集『のほほんと』が図書出版まろうど社から上梓されました。
この句集についても、作品世界を語り合う詩人、俳人たちの会を催す予定です。
書誌データ/四六判本文172頁 価格(本体)2200円+税


◆4.--文学短報
A/――2月分のFMわぃわぃ「南の風」は2月17日(土)から視聴できます。
神戸と奄美を結ぶ情報番組の「南の風」。本土(ヤマト)では数少ない〈奄美専門チャンネル〉です。

放送は、FMわぃわぃのホームページから随時聞く事ができます。
放送時間は1時間。

今回の放送は、1月に奄美群島を訪れた旅行の印象を中心に番組を構成します。

旅の同行者は、「Mélange」詩友の北岡武司氏(哲学者)、高木敏克氏(小説家)。それに途中から亘余世夫氏(俳人)もくわわって賑やかな旅となりました。この三人とも、そろって団塊の世代。元気あふれるこの人たちとの旅は、まさに「団塊ツアー」でした。


2月分の放送を含めて「南の風」の放送は以下のサイトからいつでも聞くことができます。
http://tcc117.jp/fmyy/category/program-info/okinawa-amami/

(この番組は1996年=震災の一年後=からスタートした奄美のシマウタと文化を紹介する番組です)


B/――「吟遊 京都句会」〈3月23日(金)〉
私が同人である俳誌「吟遊」の第1回「吟遊京都句会」が3月23日(金)午後2時から4時半まで「SOBA Café ざらざん 五条店」で開かれます。
☆「SOBA Café ざらざん 五条店」/〒600-8178 京都府京都市下京区鍵屋町烏丸西入鍵屋町327番2 TEL075-201-3848
☆参加費/5500円(そばガレット、ドリンク付)☆ドリンク持込可(一本につき持ち込み料1000円必要)
☆参加希望の方は、2月末までに、090-7237-6193(麻田)まで連絡を。
☆事前投句、選評が可能かどうか、また投句内容などは担当者まで問い合わせてください。

C/――北の句会〈3月18日(日)〉
13:00-17:00に「大阪市福島区民センター 304会議室」で開催。課題、出句数については後日。

D/――元 正章牧師のはがき通信

島根県益田市にある益田教会の元(はじめ)正章牧師のはがき通信「益田っこ」(11号)を紹介します。

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「益田っこ」(11号)「降る雪や」

「神エホバの約束の象徴として、天と地のはざまにかかるものが虹ならば、雪は、このかぎりなくうつくしい純白の雪片は、やはりはるかな天をあこがれる地上のひとにおりてくる天からの手紙なのでありましょうか」(中谷宇吉郎)。

全国各地が寒波に襲われたころ、ここ益田の地も雪景色に覆われ、雪だるまがいくつも造れるほどに積りました。やはり「阪神間とは違うなあ」と、妙に感心し、しばし白銀の世界に見とれていました。もっとも、こと生活となると「ホワイトアウト」であって、抒情的になれるはずもなく、車の運転には気を遣い、歩くのも難儀しました。礼拝日当日の初仕事が、玄関前の雪掻きとは、想像だにしていなかっただけに、なんとも言えず胸踊っていました。何人かの友から、心配してか電話やメールをいただいたりしたのも、嬉しい貴重な体験でした。

25日放映のNHK BS「てつたび
宗谷本線へ」を観ました。「北国の暮し」その自然環境がどんなに厳しいものであろうとも、北国だからこその生活がまた、その人の人生を色彩り、決定さえしているのです。そうした文脈の上で、「神は言われた。『光あれ。』」(創世記1章)という言葉がどんなに輝いていることか、ここに“感動”の原点みたいなものがあるのです。見て見ていない、聞いて聞いていない、多くの人が忘れ去ろうとしているものを、これからもずっと追い求めていきたい。道は無限に続いているのだから、死をも越えて・・・。

「降る雪や想いはてなきことばかり」(喜平)


〒698-0021 益田市幸町4-54 日本基督教団益田教会牧師 元 正章
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第115回「Melange」読書会・合評会〈7月24日(日)〉のお知らせ

2016年07月14日 09時11分38秒 | 通信
梅雨のさなかです。
今夏は猛暑になるとの予想です。
みなさん、体調を崩さないようお気をつけて下さい。

7月から8月にむけてさまざまな動きがあります。

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◆1.--第115回「Melange」読書会・合評会〈7月24日(日)〉
◆2.--「月刊めらんじゅ」のバックナンバー(109号~114号)がネット上に公開
◆3--第19回ロルカ詩祭は、8月20日(土)に開催します
◆4.--カフェ・エクリの活動〈次回は、8月に瀬戸内美術祭にゼロ宿2日で参加します〉
◆5.--文学短報=A/哲学者・清眞人氏から二つのお知らせ B/いただいた文学書
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◆1.--第115回「Melange」読書会・合評会〈7月24日(日)〉

この会を運営しているのは、神戸を拠点とする詩のグループ「Melange」。事務局は私・大橋愛由等。
詩の会(二部構成)を毎月開催しています。
第一部〈読書会〉、第二部〈合評会〉によって構成されています。
誰でも参加できます。参加費は無料です。
会場は、神戸・三宮のスペイン料理カルメンです。阪急三宮駅西口から徒歩2分の便利なところにあります。

☆/第1部・読書会(PM1:00-3:00)
第一部の読書会は、哲学者・詩人の北岡武司氏の語りです。春にも専門のカントを語っていただきましたが、今回はその二回目となります。詳細は追ってお知らせします。カント哲学に接することで、西洋的知のありようを思惟するキッカケといたしましょう。
(北岡氏は、先日たつの市で開かれた「カフェ・エクリの会」に参加し、得平秀昌氏の発表テーマ「九鬼周造」についてさまざまな助言、解説をしていただくなど、きわめて意気盛んな方です。いまはフリーランスの立場で哲学と詩作に向かっておられます)


☆/第2部・合評会(PM3:15-6:30)
作品の締め切りは、7月21日(木)です。意欲的な作品をお待ちしています。合評会に出席できなくとも、送っていただいた詩稿は、「月刊めらんじゅ115号」に掲載します。 

☆会場/神戸・三宮「スペイン料理カルメン」 078-331-2228

◆2.--「月刊めらんじゅ」のバックナンバーがネット上に公開
毎月発行している「月刊めらんじゅ」。そのうち、109号、110号、111号、112号、113号、114号がネットで読めるようにしました。
パソコンであるいはタブレットでご覧になるのが読みやすいと思います。

 ☆「月刊めらんじゅ」109号/2016年1月31日発行
https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=ZGVmYXVsdGRvbWFpbnxtYXJvYWQ2NjQ1NHxneDoxNWRlNTg0YmExZDQ2NWU2

 ☆「月刊めらんじゅ」110号/2016年2月28日発行
https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=ZGVmYXVsdGRvbWFpbnxtYXJvYWQ2NjQ1NHxneDo0NjQ4NmMxZDYwODBjMmNm

 ☆「月刊めらんじゅ」111号/2016年3月27日発行
https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=ZGVmYXVsdGRvbWFpbnxtYXJvYWQ2NjQ1NHxneDo2NWYxODE1OWVjODI4NGMx

 ☆「月刊めらんじゅ」112号/2016年4月24日発行
https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=ZGVmYXVsdGRvbWFpbnxtYXJvYWQ2NjQ1NHxneDo3YTlmM2NmMDg0MDcwYmY3

 ☆「月刊めらんじゅ」113号/2016年5月29日発行
https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=ZGVmYXVsdGRvbWFpbnxtYXJvYWQ2NjQ1NHxneDo0YjZhOWU0NGI5ZTA5ZmM0

 ☆「月刊めらんじゅ」114号/2016年6月29日発行
https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=ZGVmYXVsdGRvbWFpbnxtYXJvYWQ2NjQ1NHxneDoxZDc4NjU1ZTExZTU4MGJj



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◆3--第19回ロルカ詩祭は、8月20日(土)に開催します
   詳しい情報をお知らせします。
  今年もぜひ参加されることを願っております。
  案内文は後日お知らせします。
 
★第19回ロルカ詩祭

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第19回  ロルカ詩祭

『いまふたたびの我らの中庭で』           中堂けいこ

 おお、フェデリコ!また8月がやってきた。19日の血の執行! 銃に囲まれ、長い道を来たあなたが夜明けの野にあらわれる。グラナダの犯罪。額に血、腹に弾丸。あわれなグラナダ!あなたのグラナダが暑い蛮行に狂い立つ日だ。そしてブエノスアイレスの熱狂もとだえてしまう。
だが、フェデリコ!わたしたちの中庭は健在だ。サクラモンテの丘のジプシーたちの歌と旋律。手と踵を打ち鳴らす、強拍の怒涛のリズム。ドローレスの胸に抱かれ耳もとで囁かれた、子守唄、アンダルシアの伽話を忘れようもない。あなたの詩の飼い葉、戯曲の揺り篭。

あれは月です 踊ってますね
 死んだ者たちの中庭で。

  ごらんよ 精魂尽きたその身体、
 影と傷とに黒ずんで。

  母さん、月が踊っているのです
 死んだ者たちの中庭で。

  夢のちょうど入り口で
 石の仔馬を傷つけるのは誰ですか?
  
  月です!月です!
 死んだ者たちの中庭の!
・・・・・・・・・・  (サンティアーゴの月の踊り)部分
          

また8月の扉が開かれる。何十回何百回と開けられる扉は一度として同じではなかった。世界をかけめぐるテロリズムの蛮行はいまだわたしたちを血塗りの恐怖に陥れる。暴力の剣の前でわたしたちは盾も持たず、ただことばだけで、そのことばだけで一歩を踏み出す。扉の向こうからかの世の者たちがおおぜいやってくる。彼らは再び生の痛みと顔をとりもどすが、わたしたちは互いに入り混じり葬列のあとに続く。最後尾の者が先頭になり、先頭の者がふたたび後尾につく。なんという賑やかさ、喧しさ、歌え、歌え、さあ歌え・・・!
今宵、ロルカ詩祭、スペイン語翻訳家の鼓直氏によるロルカ詩新訳が披露される。メランジュ同人詩友、詩の愛好者が熱い神戸につどう。

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◇開催日時/2016年8月20日(土)午後5時開場
 第一部(ロルカ作品のスペイン語、日本語による朗読)…午後5時30分スタート
 第二部(ロルカ的世界に身を委ねた自作詩の朗読)…午後6時00分スタート〈前半・後半あり〉

◇詩祭案内/スペインの国民的詩人であるフェデリコ・ガルシア・ロルカ(1898-1936)の生誕100年にあたる1998年から神戸で始まった詩の朗読会。8月19日のロルカの命日に近い土曜日に、神戸市三宮のスペイン料理カルメンで開催されている。
この詩祭は、スペイン内戦が勃発した直後、ファシストによって殺されたロルカへの追悼ばかりではなく、阪神・淡路大震災をはじめとした震災の犠牲者に対する追悼、さらにはロルカ詩祭に参加し今は鬼籍に入っている詩人たち(清水昶氏をはじめとして)への追悼をふくむ。

◇朗読参加予定者/(1)鼓直(新たなロルカ詩の翻訳をたずさえて)、(2)金里博、(3)今野和代、(4)情野千里、(5)大西隆志、(6)北岡武司、(7)高谷和幸、(8)中堂けいこ、(9)大橋愛由等、(10)安西佐有理、(11)北原千代、(12)福田知子、(13)秦ひろこ、(14)千田草介、(15)髙木冨子、(16)中嶋康雄、(17)黒田ナオ

◇演奏者/秦コウタロー(アコーディオン)

◇料金/Aセット(チャージ+ワンフード+ワンドリンク付き)2000円、Bセット(チャージ+コース料理〈スープ、サラダ、メインディッシュ、パエリア、珈琲、デザート付き〉3600円)のいずれかを選択。

◇場所・問い合わせ/スペイン料理カルメン(〒650-0012 神戸市中央区北長狭通1-7-1 カルメンビル2F 申し込み、問い合わせは、電話078-331-2228)



◆4.--カフェ・エクリの活動〈次回は、8月に瀬戸内美術祭にゼロ宿2日で参加します〉

高谷和幸氏主宰の「カフェ・エクリ」についてです。

三年に一回開催されるトリエンナーレ「瀬戸内美術祭」に前回につづいて参加します。
ゼロ宿2日のスリリングな旅です(宿泊せず船中泊なので経費が安くすみます)。

―――――――旅程案---------------------------------------☆
開催日/8月28日(日)~29日(月)
集合場所と時間/神戸三宮のスペイン料理カルメン(078-331-2228)に午後9時ぐらいをめどに集合。
旅程/(1)29日午前1時に神戸港を出発する高松行きフェリーに乗って出港(28日午前0時30分三宮発港行きリムジンバスに乗る)
   (2)午前5時に高松港に到着。早朝から営業しているさぬきうどんの店で腹ごしらえ(この旅は“さぬきうどんツアー”でもあります)
   (3)高松港から連絡船に乗ってお好みの島に向かう(どの島に行くか決めていきましょう)。
   (4)高松に戻り市内のうどん屋で食べおさめ。
   (5)午後8時発高松発~神戸行きの高速バスに乗って帰神(午後11時到着予定)・解散
          (作成者・大橋)

連絡先
高谷和幸
〒676-0815 高砂市阿弥陀1-11-24
080-5311-6265

-----------これからのカフェ・エクリ―――――--――☆

9月日程未定、小説家・千田草介さんのお話を聞きます。

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◆6.--文学短報
A/哲学者・清眞人氏から二つのお知らせ

〈その1〉--清氏がKindleで絵本を「出版」されました。

「お元気でお過ごしのことと思います。先日、アマゾンKindleで絵本を二冊出版いたしました。『ザギーー台風神ザギのおはなし』と『5ひきの冒険』の二冊です。どちらも513円です。
「アマゾン・本」にお手元のパソコンなりスマホでアクセスし「清眞人」で検索していただくと、私が出版した本が様々登場しますが、「新着」の赤ラベル入りでこの二冊がトップに出てきます。購入の手続きをとっていただくと、アマゾンKindle電子書籍をそのパソコンやスマホで読むためのアプリ(Kindleホーム)が自動的にダウンロード可能になり(初めての方はアカウントをつくります)、即ダウンロードでき、読むことができます。もちろんカラーで絵本の絵を楽しむことができます。この二冊の英語版を読みたい方は「MAHITO KIYOSH」で検索してください。同じ仕方でお読みいただけます。
なお、私がアマゾンKindleで個人出版した他の本も登場します。特にここで宣伝させていただきたいのは、『Lの性愛哲学日記Ⅰ 性愛と救済』、『Lの性愛哲学日記Ⅱ 王の黄金マスク』の二冊です。Ⅰには私のフリーダ・カーロ論やドイツ表現主義論が納められています。Ⅱは私のギリシャ旅行の経験と織りまぜながら性愛観念への父権的視点と母権的視点との葛藤を論じています。王の黄金マスクとはアガメムノンの黄金仮面のことで、それを私はオイデプース王の苦悩と重ね合わせ、ある思念を形づくろうとしました。 
他に、この間の聖書論研究との関連で『否定神学と《悪》の文学Ⅰ 預言者メンタリティーと『白鯨』』、『否定神学と《悪》の文学Ⅱ マンの『ファウスト博士』とニーチェ』、『否定神学と《悪》の文学Ⅲ ドストエフスキー的なるものと『罪と罰』』もKindleから個人出版しています。
これらの図書のうちどれかをお読みになって、面白くお感じになりましたら、後でそのプレビューに一言感想を書き入れてくださるとたいへんありがたいです。とても良い宣伝となりますので。最後にこのことをお願いをして、ご案内を終えさせていただきます。 清眞人」

〈その2〉--「Melange」読書会で語っていただいた「ドフトエフスキー論」の案内と提案をいただいています。

「拙著『ドストエフスキーとキリスト教』が藤原書店より今年9月15日出版の予定で制作に入りました。それでこういうことできないでしょうか?
月2回、4ヶ月の予定で、毎回千円の会費でカルメンで、拙著をテキストに、ドストエフスキーを議論する会を開く。10月から。あの本は7章といくつかの補論からなるので、8回とする。読んできてもらって、最初の30分僕がその章で論じたかったことを改めて話し、あとはもっぱらディスカッションにする。2時間。あとは二次会
いろいろなルートで会の宣伝をして会員を集める。」
といった内容です。みなさん、いかがでしょうか。


B/――いただいた文学書
詩集
01.川上明日夫著『灰家』(思潮社) 2016.05.31
02.谷部良一著『四角い空と円い海と三角の日常』(土曜美術社出版販売) 2015.04.30
03.北岡武司著『スピラスィオーン』(和光出版) 2011.01.15
04.望月逸子著『分かれ道』(コールサック社)2016.04.05
05.野田かおり著『宇宙の箱』(澪標)2016.03.30

詩人の阪神・淡路大震災の記録と作品 
01.安水稔和著『隣の隣は隣 ―神戸 わが街』(編集工房ノア) 2016.08.15

詩誌
01.「hotel」第2章 No.38、2016.06.01 海埜今日子さんから (発行・hotelの会)
02.「ガーネット」VOL.79 2016.07.01 高階杞一発行、神尾和寿氏から 
03.「CYPRESS(サイプレス)」15号 2016.06.30 岸田祐史個人詩誌
04.「Poetry EDGING」No.34号 2016.07.01 寺田操個人詩誌
05.「RIVIERE」No.147 2016.07.15 永井ますみ氏から
06.「Contralto」No.36 2016.04.30 坂東里見個人詩誌
07.「新怪魚」No.137 2016.04.01 発行・新怪魚の会 今猿人氏から
08.「アブ」第18号 2016.06.30 松原敏夫個人詩誌

句集
01.平きみえ著「父の手」(象の森書房)2016.6.16

句誌
01.「ジャム・セッション」第9号 2016.06.30 発行・江里昭彦、中川智正ほか
02.「船団109号」2016.06.01 代表・坪内稔典


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「月刊めらんじゅ」109号です

2016年07月07日 08時39分57秒 | 通信
https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=ZGVmYXVsdGRvbWFpbnxtYXJvYWQ2NjQ1NHxneDoxNWRlNTg0YmExZDQ2NWU2

蝉が本格的に鳴くようになりました。
猛暑がやってきます。

「月刊めらんじゅ」109号です。2016年最初に出した号です。

-----------------------2016年1月31日は発行--------------------------------------------------★


「月刊めらんじゅ」109号 目次


詩 & 俳句
詩人………………岩脇リーベル豊美 04
焼け爛れた家………………野口 裕 05
濁流丸………………黒田ナオ 06
Meditation de Thais ………………福田知子 07
詩の風景 ………………月村 香 08
まぶた ………………大橋愛由等 09
時間の行進 ………………大西隆志 10
雨を見たかい~ケガをしたはなし……………… 富 哲世 11
New Seasons 四つの季節 ②   ………………中堂けいこ 12
きんかん ………………高谷和幸 13
〈雪中の見舞ひ〉冬 二十句 、テロ 十句(俳句)………………高橋雅城 14
悪寒/野菜市 ………………中嶋康雄 15


連載エッセイ & 詩評
ひと言詩評〈12〉………………………………冨 哲世 03
神戸詞あしび98「六〇〇年忌を祀られる世之主という存在」………………大橋愛由等 16

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「月刊めらんじゅ」110号、111号が閲覧可能に

2016年07月06日 08時58分40秒 | 通信
少しずつでは有りますが、われわれの毎月の詩業を明らかにしていきます。

★まず「月刊めらんじゅ」110号は
https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=ZGVmYXVsdGRvbWFpbnxtYXJvYWQ2NjQ1NHxneDo0NjQ4NmMxZDYwODBjMmNm

---------------------2016年2月28日発行-------------------------------★


「月刊めらんじゅ」110号 目次

詩 & 俳句
連想ゲーム9………………野口 裕 03
都市草紙5 小さい市場の林檎みたいな………………木澤 豊 04
哭―雨 ………………有時秀記 05
句集粗稿 1俳句)………………高橋雅城 06
川柳連作 御黒屋姫(川柳)………………情野千里 07
奴婢論 ………………高谷和幸 07
木曜病………………黒田ナオ 08
浮遊/冷笑 ………………中嶋康雄 09
くねり ………………大橋愛由等 10
マッドキャットは眠らない  ………………中堂けいこ 11
violet   poétique ① 雪 ………………月村 香 12
楽師……………… 富 哲世 13


連載エッセイ & 詩評
ひと言詩評〈13〉………………………………冨 哲世 14
神戸詞あしび97「そこには茫洋としてかっ有情の沃野あり」………………大橋愛由等 20

読書会資料
詩人のための(?)カント入門………………北岡武司 18

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★そしてつづいて「月刊めらんじゅ」111号は

https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=ZGVmYXVsdGRvbWFpbnxtYXJvYWQ2NjQ1NHxneDo2NWYxODE1OWVjODI4NGMx



---------------------2016年3月27日発行-------------------------------★

「月刊めらんじゅ」111号 目次

詩 & 詩評 & 連載エッセイ
詩/ 【ただ、】………………………………冨 哲世 04
詩評/ ひと言詩評〈14〉………………………………冨 哲世 03
エッセィ/ 神戸詞あしび100「そこには茫洋としてかっ有情の沃野あり」………………大橋愛由等 20

特集
画家の詩、詩人の絵〈絵は詩のごとく、詩は絵のごとく〉姫路展シンポジウム
作家の生の息吹き……姫路展シンポジウム実行委員会事務局/高谷和幸……………………………… 05 
注目したいサセル・モロ/鼓 直……………………………… 06
西脇順三郎と播磨の詩人たち/玉田克宏……………………………… 08
棟方志功と永田耕衣/竹廣裕子………………………………10
竹中郁―眼に焼きつける言葉/福田知子……………………………… 12
津高和一―親和する抽象/大橋愛由等……………………………… 14
ハリマノシイカニエノデッサン/大西隆志………………………………16
清水浄のせかい/得平秀昌………………………………18

シンポジウム参加者
パネラー 
○京谷 裕彰 (詩人・美術批評家) 
○高瀬 晴之 (姫路市立美術館)
○鼓 直 (スペイン語文学者) 
○時里 二郎 (詩人)
○中居 真麻 (小説家) 
○原田 哲郎 (美術家)
○司会 大橋 愛由等 (詩人) 


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「月刊めらんじゅ」112号です

2016年07月02日 09時27分01秒 | 通信
https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=ZGVmYXVsdGRvbWFpbnxtYXJvYWQ2NjQ1NHxneDo3YTlmM2NmMDg0MDcwYmY3


毎月発行している「月刊めらんじゅ」です。
2016年4月24日で出された112号をネットで閲覧できるようにしました。
ぜんぶで16ベージあります。
上記のサイトをクリックしてください。

詩のグループ「Melange」は神戸・姫路の詩人たちが中心となって構成されています。

8月と12月をのぞいて毎月例会を開催しています。




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「月刊めらんじゅ」112号 目次


詩 & 俳句
I miss 環句 (俳句) ………………岩脇リーベル豊美 04
春水 三十句(俳句)………………高橋雅城 05
漂流/交差 ………………中嶋康雄 06
観音……………… 富 哲世 08
「扉」の絵を描く試み………………有時 秀記 09
夏の日に………………黒田ナオ 10
だらけ ………………大橋愛由等 11
 ティー ………………月村 香 12
奴婢論 (額に手をおく)Ⅱ ………………高谷和幸 13
都市草紙6 黄色い交差点の模様が/どこかで 私ではない人が………………木澤 豊 14



連載エッセイ & 詩評
ひと言詩評〈15〉………………………………冨 哲世 03
神戸詞あしび101「ネット放送局として生き残るかFMYY」………………大橋愛由等 16

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「月刊めらんじゅ113号」がネットで閲覧できます

2016年06月22日 09時50分33秒 | 通信
https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=ZGVmYXVsdGRvbWFpbnxtYXJvYWQ2NjQ1NHxneDo0YjZhOWU0NGI5ZTA5ZmM0


毎月発行している「月刊めらんじゅ」113号(2016年5月29日発行)を、ネットで閲覧できるようにしました。

ごらんになってください。

今回は12頁だてというスリムな構成になっています。


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「月刊めらんじゅ」113号 目次


詩 & 俳句
苦情 ………………中嶋康雄 04
海についての会話 ………………月村 香 05
I miss 環句② (俳句) ………………岩脇リーベル豊美 05
街の一隅に………………野口 裕 06
ぎおん ………………大橋愛由等 07
起源への/からの、瞑想 ………………有時秀記 08
二つの易しいダンス ………………高谷和幸 09
海が歩いてくる ………………木澤 豊 09
見えざる手が肩に触れ………………大西隆志 10
ミラクル・ボーイ……………… 富 哲世 11


連載エッセイ & 詩評
ひと言詩評〈16〉………………………………冨 哲世 03
神戸詞あしび102「四〇〇年の時を経て二人の作家と接する」………………大橋愛由等 12

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第113回「Melange」読書会・合評会

2016年05月19日 10時00分51秒 | 通信
六甲の山々がVerde(緑)の競演でみごとです。

5月の神戸・姫路周辺の文学情報です。

----INDEX----------------------------------------------------------------------------------------------------------
◆1.--第113回「Melange」読書会・合評会〈5月29日(日)〉
◆3--「北の句会」〈5月22日(日)〉
◆4.―カフェ・エクリの月例会〈5月23日(月)〉←はじめて赤穂市で開催
◆6.--文学短報=A/母方の祖父・岸本邦巳の33回忌法事をします(5月30日) B/――第19回ロルカ詩祭は、8月20日(土)に開催。
        C/――いただいた文学書
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◆1.--第113回「Melange」読書会・合評会〈2016年〈5月29日(日)〉〉

この会を運営しているのは、神戸を拠点とする詩のグループ「Melange」。詩の会(二部構成)を毎月開催しています。
第一部〈読書会〉、第二部〈合評会〉によって構成されています。
誰でも参加できます。参加費は無料です。
会場は、神戸・三宮のスペイン料理カルメンです。阪急三宮駅から徒歩一分の便利なところにあります。

☆/第1部・読書会(PM1:00-3:00)
第一部の読書会は、哲学者の清(きよし)真人氏による「ドフトエフスキー論〈ドストエフスキーとキリスト教――五つの長編の考察をとおして〉」です。
清さんは多彩な人で、画家でもあります。さきほどイタリア・ボローニャの絵本原画展にも出展・現地参加したその話も伺おうと思っています。もともとサルトル哲学が専門の清さん、去年は『聖書論~聖書批判史考』(藤原書店、上下二巻)を刊行されるなど、近畿大学を退官されてから執筆活動をさかんにされています。
さらに言うと、清さんと私・大橋の二人の父はともに「満洲建国大学」に学んだ仲間です〈清さん父の同期に上野英信がいます〉。

☆/第2部・合評会(PM3:15-6:30)
作品の締め切りは、5月26日(木)です。意欲的な作品をお待ちしています。合評会に出席できなくとも、送っていただいた詩稿は、「月刊めらんじゅ113号」に掲載します。

◆六月の例会日程と、読書会スピーカーは決まっています。
6月26日(日)に開催予定/第一読書は、富哲世さんによる「〈レヴィナスその2として松尾真由美さんの詩を通しての他者論〉」
富さんは手術を終え退院したばかりです。今回のテーマは、病床から提案していただきました。詩をつくる、詩をかたるその姿勢のつよさに脱帽です。

☆会場/神戸・三宮「スペイン料理カルメン」 078-331-2228


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◆3--「北の句会」〈5月22日(日)〉

北村虻曳氏から--------------------------------☆

北の句会関係者各位
時候は過ごしやすくなってまいりましたが、
九州では未聞の連続多発震災が発生しました。
みなさんご無事でしょうか。

丸山巧さんに句会の案内を作成していただきました。
多数の御参加をお待ちしています。
―――北の句会五月定例句会のご案内-------☆

 
黄金週間も近づいてまいりましたが皆様お元気でお過ごしでしょうか。5月定例句会の要項をお知らせします。多数のご参加をお願いいたします。

【日時】 5月22日(日)13:00-17:00
【場所】 福島区民センター 306会議室 06-6468-1771
〒553-0006 大阪府大阪市福島区吉野3-17-23
野田阪神駅7出口から徒歩約4分
玉川(大阪府)駅1出口から徒歩約5分
野田(阪神線)駅出口から徒歩約5分
【出句】 課題詠1句  課題:「かまいたち(鎌鼬)」
※人を切って傷つける風とか、そんな魔風を起こすイタチの妖怪とか、旋風の中心に出来る真空または非常な低圧により皮膚や肉が裂かれる現象とも説明される。有季派では「冬の季語」とされるようだがこだわらない。民俗学的に気象学的に心理学的に、あるいはファンタジーとしてなど多彩な方面からアプローチしてください。
      自由詠句2句の計3句

【参加費】 千円程度
      句会後の懇親会は実費

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◆4--カフェ・エクリの月例会〈5月23日(月)〉

高谷和幸氏主宰の「カフェ・エクリ」についてです。3月には『画家の詩、詩人の絵……絵は詩のごとく、詩は絵のごとく…… 』姫路展シンポジウム〈3月21日(月・祝)〉の事務局をつとめ、姫路・播磨地区における文学運動体として、大きな成果を残し、これからの活動が期待されます。

5月のエクリは、23日(月)。赤穂市で開催します(大橋は赤穂市にはじめて行きます。塩饅頭が美味だそうです)。詳しい案内は以下の高谷氏のメッセージをご覧になってください。
また6月には、今年も「詩人たちのお泊り保育」を実施します。姫路の書写山です。圓教寺(天台宗)で座禅を組む予定です。「西の比叡山」と呼ばれた名刹で、黒田官兵衛がらみなので、織田信長に焼き討ちされずに残っています(加古川の鶴林寺も戦火にあいませんでした)。


――主宰者・高谷和幸氏からのメッセージ----------------☆

◇5月23日(月)午後2時から

赤穂市「煉瓦屋」 電話079-142-0687

詩人・田村周平さんのお店です。

姫路発13:36で出発します。講師は吉田ふみえ氏を予定。

神戸駅からは12:55の新快速電車で姫路まで、そこから赤穂までの直通電車13:36に乗り換えです。

所要時間は30分程度。

◇6月12日(日)姫路アイメッセ(予定)2時から。その後、エクリ合宿(書写山)に、

 13日姫路駅から出発。詳しくは連絡します。

参加希望は5月、6月(合宿)とも高谷に連絡ください。



◇7月4日(月)たつの市ガレリア(予定)

◇8月(28-29日を予定)。トリエンナーレの瀬戸内国際芸術祭2016に0泊2日を強行します。

◇9月日程未定、千田さんのお話を聞きます。

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◆6.--文学短報
A/――母方の祖父・岸本邦巳の33回忌法事をします(5月30日〈月〉)。
岸本邦巳(1895-1984)/社会運動家、古書肆経営、歌人。
岡山県上道郡古都村(現・岡山市)に、岸本熊太の三男として産まれる。母は亀。
1909年(明治42)神戸に出てくる。戦前は社会運動(労働農民党神戸支部書記や神戸サラリーマンユニオン〈SMU〉を組織)に従事。賀川豊彦に兄事(わたしの母・光子とその姉・信子の名付け親は、賀川豊彦です)。戦前は新刊書店をいとなみ共産党細胞の連絡場所であったために特高のがさ入れをなんどか経験している。戦後は日本共産党に入党。兵庫県古書籍組合の発足や兵庫県古書会館の建設などに尽力する。
法事は、(1)神戸市中央区大倉山にある「平和の礎」(兵庫県無産階級戦士の碑/祖父が建立に尽力した)  (2)神戸市青谷の墓地 の順にめぐります。

B/――第19回ロルカ詩祭は、8月20日(土)に開催します。詳細は追ってお知らせします。


C/――いただいた文学書
詩集
01.森田美千代著『寒風(かぜ)の中の合図(シグナル)』(澪標)

詩誌
01.「新怪魚」第137号、2016.04.01
02.「風の音」第11号、2016.04
03.「RIVIERA」第145号、2016.03

句集
01.野間幸恵著「WATER WAX」(あざみエージェント)

岸本邦巳

2016年05月09日 08時45分53秒 | 通信
岸本邦巳(きしもと・くにみ)について情報を提供します。

私・大橋愛由等は岸本邦巳の孫にあたります。邦巳の次女・光子(1926年・昭和元生まれ)の長男です。

https://wikimatome.org/wiki/%E5%B2%B8%E6%9C%AC%E9%82%A6%E5%B7%B3
というサイト(ウィキまとめ)にはこのように岸本邦巳が紹介されています。
「明治28(1895)年7月25日~昭和59(1984)年5月9日 大正・昭和期の労働農民党神戸支部書記。」


以下に紹介するのは、邦巳が生前書き残しと自筆(原稿用紙)の経歴をデータ化したものです。(生年月日について「ウィキまとめ」の情報と異なっています。検証の必要があるようです)

なお、このこの略歴は、岸本邦巳が昭和45年(1970)に書かれたもので、75歳の時のものです。追記があり、それは80歳の時に書かれています。88歳で死去しているので、長命でした。

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岸本邦巳  略歴

明治28年(1895)7月21日、岡山県上道郡古都村の岸本熊太の三男として産まれる。母は亀。

叔父にあたる西毅一(微山)により邦巳と名付けられる。人は終日朝の気分で暮らせとの意。また氏は同年頃(=その当時の社会状況の成熟度を時間で表せば)を、邦(くに)の巳(み)の刻(午前十時)と考えられていたと亡き母からも聞かされていた。

岡山の内山尋常高等小学校を卒業し閑谷(しずたに)学校に入るつもりでいたが西氏死去のため中止。 
 

明治42年(1909)4月、神戸に出てきた。(13歳の春) 
 

幸徳事件に影響されて賀川豊彦氏を新川に訪ね兄事する。 
 

川崎、三菱の争議には側面から参加したが、日本農民組合の創立に使走りをし、次いで神戸印刷工組合と神戸サラリーマンユニオン等を組織した。(この組合〈SMU〉は我が国に於いては最初の月給取りの労働組合で、後に山本宣治氏を委員長とする日本俸給生活者連盟になった。) 
 

当時、御影町に居られた山川均氏の指示を受け日本労働組合評議会の創立に奔走した。また政治研究会を始めて、川上丈太郎氏を同支部長に推挙。労働農民党を結成して、以来郷土の大先輩・大山郁夫氏の知遇をえて専ら無産政党運動に専念した。また非合法の日本共産党神戸班の組織にも協力していたが、三・一五事件によって以上の諸組織はすべて破壊させられてしまった。

戦後は神戸文化人協会、日中、日ソ友好協会創立に参加したが、特に大正以来の、今は亡き同志達を記念するために、兵庫県無産階級戦士の碑建設に努力し、佐野好雄氏を会長として総評その他全労働組合または各無産政党の協賛を得て、大倉山に「平和の礎」碑を建て、旧同志の霊を合祀することを得た。 
 

昭和初年(1926=31歳)より、生計を得るために、古本業を始め「広重書林」「元町書院」を自営して今日まで45年馬齢70有五に到るまで、多くの旧知読書人に奉仕する目的で古書鑑定と古書売買を斡旋する「神戸古書研究会」を御影本町4丁目5に設置し業務内容の促進を図っている。 
 郷土関係資料の収集とその研究発表を老後唯一の楽しみとしている次第である。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 私は当年80歳になりました。全く夢の如き茫々とした思い出(が浮かんできます。)此の書が私の最後のお別れの辞となる可能性もありますので、私事で恐縮乍らご勘弁を願い略歴を記します。
――――――――――――――――――――――――――――――――――★

今年(2016年5月)が邦巳の33回忌にあたります。
残された遺族でささやかな法事を営むつもりです。





「Melange」月例会のお知らせ/4月

2016年04月07日 09時31分07秒 | 通信
大橋愛由等です。

4月です。でも朝はまだ寒い。この時季、好きな季語は「青き踏む=踏青」。

この通信は、神戸・姫路の詩人たちの活動を中心に、俳句・川柳の作家動向もお知らせしている月刊メールニュースです。
今月もさまざまな動きがあります。

----INDEX----------------------------------------------------------------------------------------------------------
◆1.--第112回「Melange」読書会・合評会〈4月24日(日)〉
◆2.―第21回まろうど社〈大阪城夜桜会〉〈4月11日(日)〉←来てくださいね
◆3--「北の句会」〈5月22日(日)〉
◆4.―カフェ・エクリの月例会〈4月25日(月)〉←大橋がミシェル・フーコーを語ります
◆5.―『画家の詩、詩人の絵……絵は詩のごとく、詩は絵のごとく…… 』姫路展シンポジウム〈3月21日(月・祝)〉
◆6.--文学短報=A/――いただいた文学書
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◆1.--「Melange」読書会・合評会〈2016年4月24日(日)〉

この会はほぼ毎月開催している神戸を拠点とする詩のグループの会合です。
第一部〈読書会〉、第二部〈合評会〉によって構成されています。
誰でも参加できます。参加費は無料です。
会場は、神戸・三宮のスペイン料理カルメンです。阪急三宮駅から徒歩一分の便利なところにあります。

☆/第1部・読書会(PM1:00-3:00)
第一部の読書会は、木澤豊さんによる好評の「宮沢賢治がたり」になります。
今回とりあげる作品は「学者アラムハラドの見た着物」です。青空文庫で読むことができます。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/45308_19345.html
楽しみです。ぜひ賢治の作品世界を語り合いましょう。


☆/第2部・合評会(PM3:15-6:30)
作品の締め切りは、4月21日(木)です。意欲的な作品をお待ちしています。合評会に出席できなくとも、送っていただいた詩稿は、「月刊めらんじゅ112号」に掲載します。
(Wordの添付ファイルで送稿される方が多いのですが、Wordのバージョンによって文字化けが必ずといっていいほど起きます。詩稿の送信は、添付ファイルを付けてもいいのですが、その際には、メール本体に詩稿を貼り付けておいてください。これは必ずお願いします)
◆先月、「月刊めらんじゅ」の発行はないとお知らせしましたが、詩稿と詩の月評の入稿があったので、「月刊めらんじゅ」111号を作りました。ここに掲載されているのは、『画家の詩、詩人の絵……絵は詩のごとく、詩は絵のごとく…… 』姫路展シンポジウム〈3月21日(月・祝)〉の際に当日配布された24ページだての冊子に掲載された論考を中心に載せています。

☆会場/神戸・三宮「スペイン料理カルメン」 078-331-2228


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◆2.―第21回まろうど社〈大阪城夜桜会〉―〈4月11日(日)〉

まろうど社「大阪城夜桜会」を開催いたします。今回で21回目となります。
今年はどうやら雨は降らない予報です。ただしすこし冷えそうですから暖かい格好をしてきてください。
楽しい語りの宴としましょう。


★ご案内★
花見は、静かな環境のもとで行います。会場の大阪城西の丸庭園近くは、いわゆる花見会場らしい喧騒に満ちた場所とはまったく無縁の、われわれの周囲には以外は誰もいないという幽玄な雰囲気のもとで行われます。会場がわからなければ大橋の携帯(090-5069-1840)に連絡してください。

★いつ、どこで、だれが★
11日(月)午後6時から午後10時ぐらいまでしています。
今年の出し物・鳴り物はありません。はじめての試みです。
その代わり、せっかく花見ですので、俳人は俳句、柳人は川柳、歌人は短歌、詩人のみなさんは「桜」にまつわる詩作品を用意してきてください。
表現をしない方は、桜に関する話題をしゃべっていただいたら結構です。
それぞれの作品披露は、午後8時から行います。
小雨決行です。それでもひどい雨なら、どこか居酒屋に移動します。詳細は、分かり次第お伝えします。

会は誰でも、参加できますが、ひとつだけルールがあります。
参加するひと人すべて、自己紹介をしていただくということです。その順番は、わたしがその日の情況をみて、順不同に指名させていただきます。語り/聞き、語り/聞く--という連鎖のもとに熟成される情感の共時性を楽しんでください。

なお、会場についてですが、大阪城西の丸庭園の入り口ちかくの芝生に陣取っています。大阪城公園は広く、同庭園が午後8時に閉園すると、われわれの周囲はほとんど誰もいない状態となります。ペットボトルにロウソクをともした灯明がわれわれの集団の判別方法です。意外とすぐ分かります。
これまで降雨のために、野外で出来なかった年もありました。今年は晴れることを切に願っています。
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《まろうど社 2016年 第21回大阪城夜桜会》

◆日時・4月11日(月)午後6時00分~(だいたい午後10時ぐらいまで。何時に来てもいいですが、だいたい7時までにこられる方が多いようです)。
小雨決行。大雨の時は、残念会をどこか居酒屋でします。

◆場所・大阪市中央区の大阪城公園・西の丸庭園入口の近くの芝生です。(交通機関は、地下鉄谷町線「谷町四丁目」駅下車。大阪府警・NHKの方に歩いていって、大阪城に入り、大手門をくぐり抜け、西の丸庭園を目指してください。我々の花見会場は、庭園の入口近くの芝生で行います。午後8時に西の丸庭園は閉園となりますので、後はまったく静かな環境になります。ですから、イメージするような花見会場とは全く位相の異なる会場です)

ネットで出てきた「西の丸庭園」の位置です。
http://map.goo.ne.jp/mapc.php?MAP=E135.31.32.721N34.41.00.261&MT=

◆参加・誰でも参加自由です。もちろん、参加費は不要です。ただし、飲み物、食べ物はなにがしかのものを持ってきてください。また、夜は冷えますので、暖かい格好をしてきてください。また演奏していただける唄者に対する投げ銭は大いに歓迎します。(この21回という回数もわたしが阪神・淡路大震災で生き残ったことを確認するために震災の翌年から大阪城で始めていることです)。
 雨天の場合は、場所を移して「残念花見会」をします。



◆3--「北の句会」〈5月22日(日)〉

北村虻曳氏から-------------------会場案内など/句会の詳細は後日---------------☆

北の句会関係者各位
2016年5月北の句会5月例会期日・会場は以下のとおりです。
初めての場所ですが、地下鉄千日前線、阪神本線、
JR東西線などの駅が近くにあります。
詳しいことは課題とともに後ほどあ知らせします。

2016年5月22日(日) 13:00-17:00
福島区民センター 306会議室
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(なお、数学研究者である北村虻曳氏には「Melange」例会の読書会で、「数学の夢・文学の数式」(これは勝手に大橋が依頼したテーマです)について語ってもらうよう交渉しています。今秋には実現すると思います)

 

◆4--カフェ・エクリの月例会〈4月25日(月)〉

3月の会は『画家の詩、詩人の絵……絵は詩のごとく、詩は絵のごとく…… 』姫路展シンポジウム〈3月21日(月・祝)〉のイベントを「カフェ・エクリ」が事務局を担当しました。会としては、ビック・イベントでした。

4月の「カフェ・エクリ」は日程が決まっています。(それ以降の日程が決まりましたら、順次お知らせします)

4月25日(月)午後2時から
 場所/たつの市「ギャラリー・ガレリア」0791-63-3555
 第一部・読書会/発表者・大橋愛由等 テーマ「ミシェル・フーコーは、マグリットを語った~前期フーコー哲学について」
 第二部・合評会/詩作品を12部ほどコピーしてもってきてください。

――主宰者・高谷和幸氏からのメッセージ----------------☆

今日鮮やかな夢を見ました。
宝塚の少し古びたような街並みを歩いているのですが、よく見ると富山さんや福島さん西谷さんに大川さん(すべて偽名)。それに亡くなった寺島さんがご一緒でした。
やがて一行は寺島さんの家に着きます。木造の奈良の橿原の大きな民家に近い雰囲気で、寺島さんが収集した薄い紙に刷られた版画や、作家の直筆原稿などを見ていて、それを富山さんがあれやこれや解説して、なるほど貴重なものだと分かるのです。福島さんが突然に、今日集まったのは遺品の形見分けだというのです。良いものからどんどん貰い手がついていきます。グズグズしていると私の形見分けはすっかりなくなりました。そうするとそばに寺島さんが来て、これを貰ってくれたらうれしいよ、と言うのです。何やら良いにおいがします。手渡された小箱を開けると、遺影の写真の中で彼がつけていたネクタイピンのようです。金色の笹の葉を二枚合わせたような図案でした。
 
さて本題に入ります。
読書会は大橋愛由等氏が担当します。
発表予定テーマは、「ミシェル・フーコーは、マグリットを語った~前期フーコー哲学について」
フーコーは大橋さんが学生時代から研究してきた知の巨匠です。
詳細が分かり次第皆さんにお知らせします。ご期待ください。
 
2部は合評会です。
作品を12枚コピーしてお持ちください。
 
揖保川の春風がお待ちしていますよ。
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◆5.―『画家の詩、詩人の絵……絵は詩のごとく、詩は絵のごとく…… 』姫路展シンポジウム〈3月21日(月・祝)

無事、終了しました。多くの方々に参加していただきました。
司会を担当させていただいた私(大橋)からも、深く御礼を申し上げます。


◆6.--文学短報
A/――いただいた文学書
詩集
01.『宇宙の箱』野田かおり著、澪標
02.『分かれ道』望月逸子著、コールサック社

詩・アンソロジー
01.『沖縄詩人アンソロジー 潮境』第一号、編集/佐々木薫、仲元螢、西銘郁和 (松原敏夫氏から)

詩誌
01.「エウメディウス」第50号、2016.03
02.「風の音」第11号、2016.04
03.「RIVIERA」第145号、2016.03
04.「木想」第四号、2016.3.20 山下寛、高橋冨美子ふたり誌

歌集
01.『加良怒(からの)』吉野節子、ながらみ書房

川柳
01.「川柳カード」第11号


「Melange」例会とまろうど社大阪城夜桜会など

2016年03月24日 10時00分25秒 | 通信
神戸は例年より遅れて「イカナゴ漁」が始まり、早春譜にいろどりを添えています。さっそく「イナゴの釘煮」を食べています。



この通信は、神戸・姫路の詩人たちの活動を中心に、俳句・川柳の作家動向もお知らせしている月刊メールニュースです。

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◆1.--「Melange」読書会・合評会〈3月27日(日)〉
◆2.―第21回まろうど社〈大阪城夜桜会〉〈4月11日(日)〉←来てくださいね
◆3.―第4回在日韓国人・日本詩人共同 尹東柱詩人追悼会の報告
◆4--「北の句会」〈3月20日(日・祝)〉
◆5.―カフェ・エクリの活動
◆6.―『画家の詩、詩人の絵……絵は詩のごとく、詩は絵のごとく…… 』姫路展シンポジウム〈3月21日(月・祝)〉
◆6.--文学短報=A/――兵庫県現代詩協会の活動紹介
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◆1.--「Melange」読書会・合評会〈2016年3月27日(日)〉

この会はほぼ毎月開催している神戸を拠点とする詩のグループの会合です。
第一部〈読書会〉、第二部〈合評会〉によって構成されています。
誰でも参加できます。参加費は無料です。
会場は、神戸・三宮のスペイン料理カルメンです。阪急三宮駅から徒歩一分の便利なところにあります。


☆/第1部・読書会(PM1:00-3:00)
第一部の読書会は、21日(月・祝)に行われた『画家の詩、詩人の絵……絵は詩のごとく、詩は絵のごとく…… 』姫路展シンポジウムが終わって一週間がたつことでもあり、このイベントで感じたこと、気付いたことをテーマとするフリートーキングをいたします。司会は大橋愛由等がつとめます。このイベントにかかわった人、かかわらなかった人を含めて、〈詩人にとっての絵画、画家にとっての詩とはなんだろう〉を語り合いましょう。かつて詩は絵画表現とリンク(交差/相即)することが多かったですね。いまではふたたび寄り戻しの現象もあるとききます。テキストとして、シンポジウムにあわせて制作した冊子(24ページ)を用意しています。この冊子は、資料性のあるものです。姫路・神戸の絵画と詩にかかわった人たちの紹介文・エッセィも含まれています。


☆/第2部・合評会(PM3:15-6:00)
今回は、「Melange」本誌の合評会をするために、作品募集はありません。したがって「月刊めらんじゅ」の発行はなしです。

☆会場/神戸・三宮「スペイン料理カルメン」 078-331-2228

◇なお、2月に開催しました例会での第一部読書会(北岡 武司氏の「詩人のための(?)カント入門」)の様子を動画におさめています。
また発表に際して作成された資料がすぐれた内容なので、「月刊めらんじゅ」109号に2頁にわたって掲載しています。

「詩人のための(?)カント入門」動画記録
http://twitcasting.tv/gunshaku/movie/246445685
http://twitcasting.tv/gunshaku/movie/246446381
http://twitcasting.tv/gunshaku/movie/246446714
http://twitcasting.tv/gunshaku/movie/246447062
http://twitcasting.tv/gunshaku/movie/246453653
http://twitcasting.tv/gunshaku/movie/246460346
http://twitcasting.tv/gunshaku/movie/246466205


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◆2.―第21回まろうど社〈大阪城夜桜会〉―〈4月11日(日)〉

まろうど社「大阪城夜桜会」を開催いたします。今回で21回目となります。
最近、参加者がすくなく、主催者のわたしはすこし落ち込み気味。
今年は少しでも多くの参加者があることを願っています。


★ご案内★
花見は、静かな環境のもとで行います。会場の大阪城西の丸庭園近くは、いわゆる花見会場らしい喧騒に満ちた場所とはまったく無縁の、われわれの周囲には以外は誰もいないという幽玄な雰囲気のもとで行われます。

★いつ、どこで、だれが★
11日(月)午後6時から午後10時ぐらいまでしています。
今年の出し物・鳴り物はありません。はじめての試みです。
その代わり、せっかく花見ですので、俳人は俳句、柳人は川柳、歌人は短歌、詩人のみなさんは「桜」にまつわる詩作品を用意してきてください。
表現をしない方は、桜に関する話題をしゃべっていただいたら結構です。
それぞれの作品披露は、午後8時から行います。
小雨決行です。それでもひどい雨なら、どこか居酒屋に移動します。詳細は、分かり次第お伝えします。

会は誰でも、参加できますが、ひとつだけルールがあります。
参加するひと人すべて、自己紹介をしていただくということです。その順番は、わたしがその日の情況をみて、順不同に指名させていただきます。語り/聞き、語り/聞く--という連鎖のもとに熟成される情感の共時性を楽しんでください。

なお、会場についてですが、大阪城西の丸庭園の入り口ちかくの芝生に陣取っています。大阪城公園は広く、同庭園が午後8時に閉園すると、われわれの周囲はほとんど誰もいない状態となります。ペットボトルにロウソクをともした灯明がわれわれの集団の判別方法です。意外とすぐ分かります。
これまで降雨のために、野外で出来なかった年もありました。今年は晴れることを切に願っています。
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《まろうど社 2016年 第21回大阪城夜桜会》

◆日時・4月11日(月)午後6時00分~(だいたい午後10時ぐらいまで。何時に来てもいいですが、だいたい7時までにこられる方が多いようです)。
小雨決行。大雨の時は、残念会をどこか居酒屋でします。

◆場所・大阪市中央区の大阪城公園・西の丸庭園入口の近くの芝生です。(交通機関は、地下鉄谷町線「谷町四丁目」駅下車。大阪府警・NHKの方に歩いていって、大阪城に入り、大手門をくぐり抜け、西の丸庭園を目指してください。我々の花見会場は、庭園の入口近くの芝生で行います。午後8時に西の丸庭園は閉園となりますので、後はまったく静かな環境になります。ですから、イメージするような花見会場とは全く位相の異なる会場です)

ネットで出てきた「西の丸庭園」の位置です。
http://map.goo.ne.jp/mapc.php?MAP=E135.31.32.721N34.41.00.261&MT=

◆参加・誰でも参加自由です。もちろん、参加費は不要です。ただし、飲み物、食べ物はなにがしかのものを持ってきてください。また、夜は冷えますので、暖かい格好をしてきてください。また演奏していただける唄者に対する投げ銭は大いに歓迎します。(この21回という回数もわたしが阪神・淡路大震災で生き残ったことを確認するために震災の翌年から大阪城で始めていることです)。
 雨天の場合は、場所を移して「残念花見会」をします。


◆3.―第4回在日韓国人・日本詩人共同 尹東柱詩人追悼会〈2月16日(月)〉

今年も無事終わりました。
来年は、尹東柱生誕100周年にあたります。

http://twitcasting.tv/gunshaku/movie/242441047
http://twitcasting.tv/gunshaku/movie/242443357

〈会が開かれる前に、同志社大学新町校舎を訪ねてみました。わたしが通っていた時は、老朽化したコンクリート造りの何の変哲もない校舎でしたが、ここもレンガタイルで覆われた同志社らしい建物に変わっていました〉


◆4--「北の句会」〈3月20日(日・祝)〉

北の句会三月句会のご案内(北村虻曳氏からのお知らせ)
終了しました。

また連絡します。
 

◆5--カフェ・エクリの活動

3月の会は『画家の詩、詩人の絵……絵は詩のごとく、詩は絵のごとく…… 』姫路展シンポジウム〈3月21日(月・祝)〉のイベントを「カフェ・エクリ」が事務局を担当しました。会としては、ビック・イベントでした。

4月の「カフェ・エクリ」は日程が決まっています。(それ以降の日程が決まりましたら、お知らせします)

4月18日(月)午後2時から
 場所/たつの市「ギャラリー・ガレリア」0791-63-3555
 第一部・読書会/発表者・大橋愛由等 テーマ「ミシェル・フーコーは、マグリットを語った~前期フーコー哲学について」
 第二部・合評会/詩作品を10部ほどコピーしてもってきてください。

◆6.―『画家の詩、詩人の絵……絵は詩のごとく、詩は絵のごとく…… 』姫路展シンポジウム〈3月21日(月・祝)〉

無事、終了しました。多くの方々に参加していただきました。
司会を担当させていただいた私(大橋)からも、深く御礼を申し上げます。


◆7.--文学短報
A/――兵庫県現代詩協会の活動について

兵庫県現代詩協会主催の「文学紀行」は、3月6日(日)無事終了しました。

途中おとずれた飛鳥寺で住職が説明しているその様子を動画で納めていますので、ご覧になってください。
http://twitcasting.tv/gunshaku/movie/248581100





弓削政巳氏、急逝

2016年03月07日 08時53分41秒 | 通信
わたしが深く信頼してやまない奄美の歴史研究者の弓削政巳氏がお亡くなりになりました。

つつしんでお悔やみ申し上げます。

この写真は、今年1月に、奄美市名瀬で、一緒にランチを食べ、弓削氏の自宅にお邪魔する前にたちよった海岸べりで、「ここではタバコを吸う場所と決めているのです」と語っていた。もうこの笑顔は見られない。

矢端保範くんへ

2016年02月15日 23時39分16秒 | 通信
今日、自宅に電話をいただきました。

ちょうど、われらの母校・同志社大学に行っていました。
第四回尹東柱追悼会を、今出川キャンパスにある尹東柱詩碑の前で、執り行っていたのです。


この追悼会をキャンバス内でしているためにここ数年は母校に年に一回訪れるようにしています。
立て看もなく、自転車置場もキャンバス周辺に設置されているために、“さっぱりした”様子になっています。
われわれの時代と大きく異なっています。

そういう時に矢端兄から電話をいただき、その縁の深さに驚いています。
家人に貴兄の連絡先を聞けばよかったのですが、それもはたさず、またネットで貴兄の足跡を捜しましたが、わたしの検索能力では、見当たらなかったのでいまこうして、わたしのブログで呼びかけるようにしています。

もし貴兄がこのブログを見てくれたら、以下のメールアドレスに連絡してください。
連絡をとりあいましょう。

大橋愛由等の連絡先
maroad66454@icloud.com

なお、この記事は、貴兄から連絡があれば、ネット上から削除します。


第110回「Melange」読書会・合評会のお知らせなど

2016年02月10日 08時18分53秒 | 通信
このお知らせは、神戸・姫路の詩グループの活動を中心に、俳句・川柳の作家動向もお知らせしている月刊メールニュースです。

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◆1.--第110回「Melange」読書会・合評会〈2月28日(日)〉
◆2.―第4回在日韓国人・日本詩人共同 尹東柱詩人追悼会〈2月16日(月)〉
◆3--「北の句会」〈3月20日(日・祝)〉
◆4.―カフェ・エクリの活動
◆5.―『画家の詩、詩人の絵……絵は詩のごとく、詩は絵のごとく…… 』姫路展シンポジウム〈3月21日(月・祝)〉
◆6.--文学短報=A/――到着新著  B/――2月、3月の兵庫県現代詩協会の活動紹介
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◆1.--第110回「Melange」読書会・合評会〈2016年2月28日(日)〉


第一部の読書会は、哲学者で詩人の北岡武司さんによる「詩人のための(?)カント入門」です。いままで哲学を専門とする学究の方に語っていただいたことがありますが、今回はドイツ観念論の大御所的なカントが登場します(ものの本によりますと、カントはスピノザから影響を受けなかった数少ない哲学者のひとりといわれています)。今回は、カントの主著のひとつである『純粋理性批判』を語ってもらいます。詩人のみなさん、今月カントと出会いましょう。
この会は、第一部「読書会」。第二部「詩の合評会」によって構成されています。
誰でも参加できます。参加費は無料です。合評会に出した作品は、「月刊めらんじゅ110号」に掲載します。

会場/神戸・三宮「スペイン料理カルメン」 078-331-2228

  ☆/第1部・読書会(PM1:00-3:00)

――――――――北岡 武司氏からのメッセージ--------------☆
 ☆「詩人のための(?)カント入門」

 『純粋理性批判』(A版1781、B版1787)公刊に先立ち、カントは1770年に『感性界と叡知界との形式と諸原理』なる論文を著し、「69年という年は大いなる光を与えてくれた」とメモに書く。この照明に導かれ、「沈黙の10年」のあいだ、カントは『純粋理性批判』執筆に埋没する。70年論文タイトルにも表れているように、「感性界」と「叡知界」とを分けて考えることで、自然科学と形而上学との矛盾をアウフヘーベンし、学としての形而上学の基礎を確保しようとする。形而上学とは「神」、「自由」、「魂の不死」についてのアプリオリな命題からなるシステム(体系)である。70年論文以降、カントの批判哲学で一貫して踏襲されるのは、時間と空間についての驚くべきテーゼであり、これにより現象と「もの自体」とを分けること、感性界と叡知界とを分けること、後者のテリトリーで学として形而上学を樹立することが可能になる。『純粋理性批判』から空間に関するごく一部の命題を読み、詩的な(?)思いに耽ることができればと、お時間頂戴できれば幸いです。

参考文献
① ハインツ・ハイムゼート(Heinz Heimsoeth):Die sechs grossen Themen der abendlandischen Metaphysik und der Ausgang des Mittelalters(座小田豊ほか訳『近代哲学の精神 -西洋形而上学の六つの大テーマと中世の終わり』法政大学出版局)
② ハインツ・ハイムゼート:Metaphysik der Neuzeit(北岡武司訳『近代の形而上学』法政大学出版局)
③ ハインツ・ハイムゼート:Studien zur Philosophie Immanuel Kants(須田朗・宮武昭訳『カント哲学の形成と形而上学的基礎』未來社)
④ ハインツ・ハイムゼート:Ideenlehre und Paralogismen(山形欽一訳『魂・世界および神 -カント『純粋理性批判』註解超越論的弁証論 第1部 理念論および誤謬推理』晃洋書房)
⑤ ハインツ・ハイムゼート:Transzendentale Dialektik(山形欽一訳『魂・世界および神 -カント『純粋理性批判』註解-超越論的弁証論 第2部』晃洋書房)
⑥ ゲオルグ・ピヒト(Georg Picht):  Kants Religionsphilosophie 『カントの宗教哲学』(Klett-Cotta, 2. Auflage, 1990)―カントの三批判書および『たんなる理性の限界内の宗教』を併せて一個の宗教哲学とみ、カントの批判哲学の一切は「神は有る」という命題に向かっているという解釈が展開されている。
⑦ 拙著『「カントと形而上学』(世界思想社、2001年)
⑧ 拙著『「銀河鉄道の夜」の世界』(神戸・みずのわ出版、2005年)―宮沢賢治の蔵書は死後、すべて燃やされている。だが賢治はカントをかなり熱心に勉強したと思われる。『銀河鉄道の夜』をカント的に読み解く試み。
――――――――――(詳細は、「月刊めらんじゅ」110号に掲載しています)――――---―――――――――――――☆
 
  ☆/第2部・合評会(PM3:00-6:00)
作品の締め切りは、2月25日(木)です。意欲的な作品をお待ちしています。合評会に出席できなくとも、送っていただいた詩稿は、「月刊めらんじゅ110号」に掲載します。それぞれ詩稿をこのメールアドレス(maroad66454@gmail.com)に送ってください。(Wordの添付ファイルで送稿される方が多いのですが、Wordのバージョンによって文字化けが必ずといっていいほど起きます。詩稿の送信は、添付ファイルを付けてもいいのですが、その際には、メール本体に詩稿を貼り付けておいてください。これは必ずお願いします)

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

◆2.―第4回在日韓国人・日本詩人共同 尹東柱詩人追悼会〈2月16日(月)〉

京都市北区の同志社大学今出川キャンパス内にある「尹東柱詩碑」の前で毎年行っています「在日韓国人・日本詩人共同 尹東柱詩人追悼会」。
今年で4回目となります。(場所は、地下鉄「今出川駅」下車すぐ。地下鉄出口とキャンパスがつながっています)
開催は午後3時から。現場の詩碑前に集合してください。
(明日午後の京都の天気予報は雨。傘・雨具の用意が必要です。そして京都は冷えます。あたたかい格好をしてきてください)

第四回の式次第(進行)の概略を記しておきます。(変更することもあります)
〈1/司会・大橋愛由等〉→〈2/金里博氏、朝鮮語と日本語によるあいさつ〉→〈3/献花〉→〈4/前京都府議会議員・角替豊氏、あいさつ〉→〈5/俳人・望月至高氏による語りと尹東柱追悼誌祭献句の披露〉→〈6/尹東柱の作品を韓先生が朝鮮語で、上野都さんが日本語訳で朗読〉→〈7/大橋愛由等が追悼の言葉と作品を語る〉→〈8/イ・ユンボ氏による演奏=尹東柱作品を披露〉→終了

懇親会をします。午後5時から。会場は、今出川キャンパス近くの白木屋(京都府京都市上京区今出川通室町東入今出川町333 第二高橋ビル 3階地下鉄烏丸線「今出川駅」6番出口すぐ。第2高橋ビル3階。京都駅から10分。075-432-9888)

あす披露される俳人・望月至高氏の作品を紹介しておきましょう。いい句です。
―――――――――――――――――――――――
第四回尹東柱追悼誌祭献句
  八洲の逃水
 望月 至高

海峡の両岸打てり寒濤の
  新島襄の箴言をふまえて
寒梅の一枝をのんで風の中
放て矢を暗む八洲の逃水へ
―――――――――――――――――――――――


去年(第三回)の様子は、以下のサイトをご覧になってください。動画として収められています。
http://blog.goo.ne.jp/maroad-kobe/e/02405ad587913c2d32957dcc9a9384dd


◆3--「北の句会」〈3月20日(日・祝)〉

「北の句会」の次回は3月20日(日・春分の日)難波市民学習センターで開催されます(隔月の開催)。
課題詠と自由詠の句を出稿することになります。詳細がわかればお知らせします。


◆4--カフェ・エクリの活動

2月の会は終了しました。
中村雅子さんの「ワシーリー・エロシェンコ(ロシアの盲目の詩人・童話作家)について語り、面白かったなあ。

「カフェ・エクリ」の日程です。
――――――――――
☆2016年
・03月21日(月・祝)午後2時~/姫路市立美術館姫路市美術館の講堂でシンポジュウム。
パネラー/鼓 直(スペイン語文学者)、時里二郎(詩人)、原田哲郎(美術家)、京谷 裕彰(詩人・美術批評家)、高瀬晴之(姫路市立美術館)、中居真麻(小説家)、司会 大橋愛由等
 2月13日から3月27日まで姫路市美術館で「画家の詩、詩人の絵」展の開催中の協賛事業で参加するものです。
・04月/未定
―――――――――――

◆5.―『画家の詩、詩人の絵……絵は詩のごとく、詩は絵のごとく…… 』姫路展シンポジウム〈3月21日(月・祝)〉

 ◇日時/3月21日(月・祝)
 ◇場所/シンポジウム=姫路市立美術館 14:40~16:40美術館講堂 (事前に展示鑑賞・13:00~14:30)
    /交流会=姫路市「納屋工房」17:30~19:30交流会
 ◇テーマ/『画家の詩、詩人の絵―絵は詩のごとく、詩は絵のごとく』について語る
 ◇参加費/3,000円(鑑賞券・シンポ・交流会参加費を含む)
 ◇連絡先/事務局・エクリの会 高谷和幸 方
     〒676-0815高砂市阿弥陀1-11-24
     電話079-447-3652
     FAX079-490-6265
     E-mail takatani_kk@yahoo.

 ◇シンポジウムの案内/
西日本で唯一、姫路市立美術館で開催される『画家の詩、詩人の絵―絵は詩のごとく、詩は絵のごとく』姫路展において、関西在住の詩人・作家・美術家・学芸員たちによる応援イベントとして、詩と絵のシンポジウムを開きます。姫路を中心として現代詩の勉強会「カフェ・エクリ」を開いているエクリの会が事務局をつとめています。日頃は現代詩を通して文化・芸術の検証や詩作における研鑽をはかるために活動をしていますが、この度の姫路市立美術館での巡回展『画家の詩、詩人の絵』については、明治から現代までの画家と詩人の絵画と詩を一堂にあつめ、絵画と詩の密接なつながりを検証する試みでもあり、エクリの会が行っている創作の思いとも繋がっています。美術と詩の垣根をこえた展覧会を市民として応援できないか、の願いをもって今回のイベントを企画しました。実行委員には地域で活躍されているエクリの会以外の文学・絵画・文化活動の方々にも加わっていただき実行委員会を構成しています。地域の芸術文化の向上に微細ながら協力できるのではないかと考えています。
 企画イベントとしては、姫路市立美術館の展覧会場での作品鑑賞後に六人のパネリストによるシンポジウムと、その後場所を納屋工房に移動しての交流会となります。交流会はパネリストも含め、美術家、詩人はもとより、芸術文化を愛される市民の方々にも参加いただける愉しい会にしたいと思っています。

姫路市立美術館の展示会案内
http://www.city.himeji.hyogo.jp/art/schedule.html

 ◇シンポジウムの参加者/
①鼓 直(スペイン語文学者)、②時里二郎(詩人)、③原田哲郎(美術家)、④京谷 裕彰(詩人・美術批評家)、⑤高瀬晴之(姫路市立美術館)、⑥中居 真麻(小説家)、司会 大橋愛由等

 ◇「画家の詩、詩人の絵」姫路展シンポジウム実行委員会のメンバー/
得平秀昌(養蜂家・たつの市)、大西隆志(詩人・姫路市)、加藤登美子(美術家/俳人・姫路市)、情野千里(川柳作家・姫路市)、千田草介(小説家・高砂市)、高谷和幸(詩人・高砂市)、高野カヨ(美術家・姫路市)、月村香(詩人・加古川市)、中村雅子(シンガー・ソング・ライター・姫路市)、にしもとめぐみ(詩人・伊丹市)、浜田多代子(児童文学作家・たつの市)、宮崎朋子(地域活動・姫路市)、宮崎みよし(美術家・神戸市)、森正枝(地域活動・たつの市)、吉田ふみゑ(歴史民俗誌サーラ編集長・加古川市)

◆6.--文学短報
A/――到着新著 
(1)小池正博著『句集 転校生は蟻まみれ』(編集工房ノア)/才人・小池正博氏の第二句集。知力でぐいぐい創作する作品世界は健在。〈入道雲から水なすが落ちてくる〉〈冬ざれの怠惰の池に手を合わす〉〈延髄の貧しき日にはエビフライ〉。いまもっとも先鋭的な川柳作家の作品集を読むのは楽しい。

B/――2月、3月の兵庫県現代詩協会の活動紹介
2月20日/読書会 「草野心平を語る」。語り/高谷和幸
     場所/兵庫県私学会館(JR元町駅下車1分)
     時間/午後1時~3時
     参加費など/兵庫県現代詩協会は無料。会員以外も参加自由

3月06日/
第4回文学紀行ー兵庫県現代詩協会ー
 
2016年3月6日(日)雨天決行
 
集合場所  三宮 中央区役所北側 2号線沿い
集合時間  8時30分   解散時間 18時ころ
参加費   7000円(バス・食事・見学料含む 当日集金)
申込締切  2月25日
行程(中型バス貸し切り)  
三宮ー橿原市今井町(江戸時代の風情を今に伝える町)
ー飛鳥日本料理【膳】にて昼食ー飛鳥万葉文化館見学
ー飛鳥徒歩散策ー石舞台見学
―柿の葉寿司ヤマトあすか店ー三宮

定員25名のため先着順に参加申し受けます。