神戸まろうど通信

出版社・まろうど社主/詩と俳句を書く/FMわぃわぃのDJ/大阪編集教室講師など多様な顔を持つ大橋愛由等の覚え書き

第 22 回『 めらんじゅ 』読書会・合評会のおしらせ

2007年05月23日 15時06分21秒 | 出版
第22回『Melange』読書会・合評会のお知らせです。

この会もすでに三年目に突入しています。

◇今月の開催は27日(日)です。

◇今回の第一部「読書会」の発表者は、寺岡良信氏です。最近、詩人としての品格が出てきたと関心しています。やはり詩集『ヴオカリーズ』を上梓したことが、氏にとって表現者としての大きなメルクマールとなったようです。

◇テーマは、「井上靖の詩世界」。小説家として著名なこの作家の詩人としての側面に迫ります。生涯をとおして13編の詩集を刊行しています。今年のNHK大河ドラマ「風林火山」の作家としてさらに注目されている根強い人気を保つ小説家ですが、詩人でもあり続けたその作品世界を紹介してもらおうと思っています。

◇そして二部は詩の合評会をします。締め切りは5月24日(木)とします。締め切りはみなさん、守ってくださいね。集まった詩稿は、26日(土)朝にメール発信します。ちなみに、詩稿は毎回小詩集に仕立てて、製本しています。

◇さて、今月も聞いて学ぶだけでなく自作品を携えて参加するわれらの読書会・合評会にみなさん参加してください。


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◆日時=5月27日(土)午後1時00分から第1部。午後3時00分から第2部。

◆会場=神戸・三宮のスペイン料理カルメンで行います。
(カルメンの場所は以下のサイトを参照してください。阪急三宮駅西口の北へ徒歩2分の場所にあります。 http://www.warp.or.jp/~maroad/carmen/ )。

◆第1部=読書会/寺岡良信氏による「井上靖の詩世界」。

◆第2部=詩の合評会/詩稿締め切りは、5月24日(木)締め切りは必ず守ってください。送稿された作品は26日(土)朝に、みなさんあてにメール発信します。

ではみなさん、今回も意欲的な詩稿をお待ちしています。
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福田知子さんの講演

2007年05月20日 14時41分57秒 | 出版
兵庫詩人協会の総会で、『Melange』の福田知子さんが「モダニズム詩の登場--詩誌『亜』と『詩と評論』」と題して、神戸市中央区のラッセホールにて講演を行いました。

『亜』は戦前、大連で安西冬衛や北川冬彦らが発行した雑誌です。

福田さんは専門の芸術論の領域と照らし合わせて、一時間語ったのです。

福田知子さんの講演案内

2007年05月18日 18時04分14秒 | めらんじゅ
『Melange』発行人の詩人・福田知子さんが、今度の日曜日に、兵庫詩人協会の主催による講演会を行います。

◆テーマ/「モダニズムの登場ー『亜』『詩と詩論』中心に」
◆日時/5月20日(日)午後2時から3時まで。
◆場所/「ラッセホール」神戸市中央区・県庁の北東に位置しています。場所はネット検索して行ってください(分かりやすいところです)。



葛城紀行03

2007年05月14日 20時00分40秒 | 出版
中将姫がこの世に受けいられないことの悲しみが、浄土からの来迎を強く求めます。

もともて聡明で才女であった彼女ですが、すでにこの世には自分のいる場所がない。そして当時の篤い浄土信仰の精神風土が彼女の信仰を純化していくのです。

引っ越し最中のFMわぃわぃ

2007年05月06日 16時32分43秒 | 出版
FMわぃわぃは、いよいよ新事務所への引っ越し作業にかかかりました。

スタジオは新長田の仮スタジオよりも広くなり、唄者のゲストばかりでなく、スタジオ見学者も何人か入れるスペースです。

今日は例外的に認められる放送休止日。FMわぃわぃスタッフはこれから明日の放送再開に向けての作業に集中します。

田辺村踏切を渡る田辺のだんじり

2007年05月04日 12時30分37秒 | 出版
今日はわたしが住む東灘の各地でだんじりが練り歩きます。

動画はJR神戸線の「田辺村踏切」を渡る田辺地区のだんじりです。

神戸線にはもう踏切は数えるほどになりましたが、拙宅ちかくの踏切は昔から「田辺村踏切」と名称がつけられています。おそらく鉄道が敷設された当時の行政区名なのでしょう。だんじりの分布図をみていると、村というより字に近いような広さです。この村は川筋に沿って区画されているためか南北に細長く途中が鉄路によって寸断されているのです。

春祭は予祝を意味します。

今日1日、東灘の街々は複数の祭り囃子が響いているでしょう。

ダリと会う

2007年05月01日 10時57分55秒 | 出版
大阪・天保山のサントリーミュージアムで開催されている「ダリ展」へAさんと行きました。

大規模な展覧会ではなかったものの、いくつかの発見があり楽しいひとときでした。

特にダリとガラがナチスの侵攻からパリを脱出してアメリカに1940年に逃げ48年まで過ごした時、『Vouge』誌にアドバタイジングの世界に参画していた事実は刺激的でした。

ダリはナイロンストッキングの広告を制作しています。広告というか、コラージュ作品であるとも言える完成度の高さなのです。