神戸まろうど通信

出版社・まろうど社主/詩と俳句を書く/FMわぃわぃのDJ/大阪編集教室講師など多様な顔を持つ大橋愛由等の覚え書き

〈「神戸詩人」事件から80+1年〉姫路シンポジウム

2021年10月20日 17時53分59秒 | めらんじゅ


〈『神戸詩人』事件〉から80+1年 姫路シンポジウム〉 

①テーマ/自由ってなに? 表現する若ものたち――〈神戸詩人事件〉から80+1年・姫路シンポジウム
②主宰者/エクリの会
③開催場所/姫路文学館講堂( 〒670-0021姫路市山野井町84)
④開催日時/2021年11月7日(日)午後1時30分~4時00分

〈スケジュール〉
①ピアノ演奏/西尾知子 サティ〝ジムノペティ―〟から1番〝グノシエンヌ〟から1、2、3、4番) 
②基調報告/田口麻奈(明治大学准教授、戦後詩研究家) 
③シンポジウム
☆「自由ってなに? 表現する若ものたち――〈神戸詩人事件〉から81年・姫路シンポジウム」
〈企画趣旨〉1940年(昭和15年)、『神戸詩人』というモダニズム系の詩誌に投稿していた詩人を含む14人が、治安維持法違反の疑いをかけられ逮捕・収監されました。こうした文学者への弾圧は、川柳(獄死した鶴彬)、俳句(「京大俳句」グループ)、短歌(渡辺順三はじめ「短歌評論」グループ事件)をつぎづきと検挙・弾圧していった戦時体制の流れによるものです(朝鮮語で詩作をした尹東柱も逮捕され獄死している)。
〈神戸詩人事件〉から70年経過した2010年11月20日に神戸文学館(神戸市灘区)においてシンポジウムを私・大橋愛由等が企画・実施しました。この「神戸詩人事件」に関わった詩人たちの多くは播磨地域出身者であるため、実際は「姫路(播磨)詩人事件」と呼称した方がいいのかもしれません。そこで事件発生から81年を経過した今、事件で逮捕された姫路(播磨)の関係者(旧制姫路高等学校の「姫高ヒューマニスト同盟」に参加していた若ものたち)に焦点をあわせ、姫路(播磨)の青年たちの動向を中心に、〈神戸詩人事件〉をもういちど検証したいと思っています。

☆テーマ 
自由ってなに?  表現する若ものたち
        ――〈神戸詩人事件〉から80+1年・姫路シンポジウム

☆出席者(敬称略)
①ピアノ演奏/西尾知子 (サティ ジムノペディ、グノシェンヌより)
②基調報告/田口麻奈(明治大学准教授、戦後詩研究家)
③シンポジウム パネラー
  ①田口麻奈(明治大学准教授、戦後詩研究家)
  ②京谷裕彰(詩人・シュールレアリズム研究家、姫路市出身)            
  ③大西隆志(詩人・姫路市在住)
  ④原田哲郎(美術家・姫路市在住)
 司会進行 大橋愛由等(詩人・図書出版まろうど社代表)
  
★イベントに付帯する事業計画案/
        ①シンポジウム当日に配布する冊子作成
        ②〈『神戸詩人』事件〉に関する著作を執筆依頼。上梓する。
        ③ネット(Wikipedia)に〈『神戸詩人』事件〉の項目をアップする。
        ④マスコミへの情宣活動。
        ⑤〈『神戸詩人』事件〉に関する年譜、関係書籍のアーカイブ化。