goo blog サービス終了のお知らせ 

神戸まろうど通信

出版社・まろうど社主/詩と俳句を書く/FMわぃわぃのDJ/大阪編集教室講師など多様な顔を持つ大橋愛由等の覚え書き

「月刊めらんじゅ」のバックナンバーです/70号〜161号

2021年05月23日 09時01分23秒 | 「月刊めらんじゅ」バックナ
神戸の詩のグループ「Mélange」が発行している「月刊めらんじゅ」(編集・発行=大橋愛由等)のバックナンバーをこれまで何回かこのサイトにあげてきましたが、もういちど整理して、一挙にNET版を公開することにしました。

ここで紹介するのは、80号(2013年4月28日発行)から161号(2021年04月25日)までです。
また1号から69号までは、なんどかパソコンがクラッシュしているので、パソコン内にデータが残っていません。
紙に印刷した版下が残っているので、そこから再生できるので、データ化していずれここに紹介したいと思っています。

なお、「月刊めらんじゅ」の特別号も紹介しています。

★70号(20頁版/2012.04.29)→吉本隆明追悼小特集/大橋愛由等詩集『明るい迷宮』出版記念特集

★71号(16頁版/2012.5.27)愛・俳句作品あり

★72号(16頁版/2012.6.17)富哲世の「トマト坊や」99句連作あり

★73号(16頁版/2012.8.05)→2015.6.5版下を読み込み新たにUPする 半ドン賞受賞のこと 島尾邸に棲むひと

★74号(16頁版/2012.8.18)

★75号(16頁版/2012.9.23)

★76号(16頁版/2012.10.28)

★77号 (16頁版/2012.12.02)

★78号(20頁版/2013.02.24)→「綾見謙年譜」を含む。

★79号 (16頁版/2013.3.31)

★80号(20頁版/2013.4.28)

★81号(20頁版/2013.5.26)

★82号(20頁版/2013.6.30)

★83号(20頁版/2013.7.28)

★84号(20頁版/第16回ロルカ詩祭/2013.8.17)

★85号(20頁版/2013.9.22)

★86号(20頁版/2013.10.27)

★87号(20頁版/2013.11.24)

★88号(20頁版/2014.01.26)

★89号(16頁版/2014.02.16)

★90号(24頁版/2014.03.23)

★91号(24頁版/2014.05.25)

★92号(20頁版/2014.06.22)

★93号(20頁版/2014.07.27)

★94号(24頁版/第17回ロルカ詩祭/2014.08.16)

★95号(20頁版/2014.09.28)

★96号(20頁版/2014.10.19)

★97号(20頁版/2014.11.30)

★98号(20頁版/阪神・淡路大震災20年特集/2014.11.30)

★99号(24頁版/2015.2.22)

★100号(32頁版/2015.3.29)

★101号(20頁版/2015.4.26)

★102号(20頁版/2015.5.24)

★103号(20頁版/2015.6.28)

★104号(28頁版/寺岡良信追悼特集号/2015.7.26)

★105号(16頁版/第18回ロルカ詩祭特集/2015.8.15)

★106号(16頁版/2015.9.27)

★107号(20頁版/2015.11.01)

★108号(20頁版/2015.11.29)

★109号(16頁版/2016.01.31)

★110号(20頁版/2016.02.28)

★111号(20頁版/「画家の詩、詩人の絵 姫路展シンポジウム特集」2016.03.27)

★112号(16頁版/2016.04.24)

★113号(12頁版/2016.05.29)

★114号(16頁版/2016.06.26)

★115号(16頁版/2016.07.24)

★116号(12頁版/2016.09.25)

★117号(16頁版/2016.10.30)

★118号(16頁版/2016.11.20)

★119号(16頁版/2017.01.22)

★120号(16頁版/第5回 日本・韓国・在日コリアン詩人共同 ユン・ドンジュ生誕 100 年
2017.02.26)


★121号(16頁版/2017.03.26)

★122号(16頁版/2017.04.30)

★123号(12頁版/2017.05.20)

☆特別号(12頁版/追悼・富哲世特集号/2017.05.28)

★124号(16頁版/追悼・富哲世、寺岡良信/2017.06.25)

★125号(16頁版/2017.07.23)

★126号(28頁版/トゥオナラ忌/喜山荘一島尾論考/2017.09.24)

★127号(16頁版/2017.10.29)

☆特別号(24頁/201711.21)2017年10月17日に神戸文学館で行われた「〈神戸から島尾敏雄を問う〉島尾敏雄生誕百年 リレートークイベント」特集

★128号(20頁版/2017.11.26)

★129号(16頁版/2018奄美文学紀行/2018.01.28)

★130号(20頁版/2018.02.25)

★131号(12頁版/2018.03.25)

★132号(16頁版/2018.04.22)

★133号(16頁版/2018.05.27)

★134号(12頁版/2018.06.24)

★135号(16頁版/2018.07.29)

★136号(20頁版/2018.10.28)

★137号(16頁版/2018.11.25)

★138号(16頁版/2018.12.09)

★139号(12頁版/2019.01.27)

★140号(16頁版/2019.02.24)

★141号(16頁版/2019.03.24)

★142号(16頁版/2019.04.14)

★143号(16頁版/2019.05.26)

★144号(16頁版/2019.06.30)

★145号(16頁版/2019.07.28)

★146号(16頁版/2019.09.29)

★147号(16頁版/2019.10.27)

★148号(16頁版/2019.11.24)

★149号(20頁版/2020.01.26)

★150号(16頁版/2020.02.16)

★151号(16頁版/2020.03.29)

★152号(20頁版/2020.06.28)

★153号(16頁版/2020.07.26)

★154号(20頁版/2020.08.30)

★155号(20頁版/2020.09.27)

★156号(16頁版/2020.10.25)

★157号(20頁版/2020.11.29)

★158号(16頁版/2021.01.31)

★159号(16頁版/2021.02.28)

★160号(16頁版/2021.03.28)

★161号(16頁版/2021.04.25)





「Mélange」例会のお知らせなど

2019年06月06日 09時15分23秒 | 「月刊めらんじゅ」バックナ
2019年6月の神戸からのメールニュースです。


わたしは6月生まれなので、梅雨の時期が苦になりません。紫陽花の色変化(いろへんげ)を見るのが楽しみです。
「令和時代」が始まったのですが、あいかわらず西暦で暮らしています(西暦も言ってみれば私暦なのですが)


神戸から、詩と俳句を中心とした文学イベントのお知らせです。

飼い猫XIONが家の中の夏の定位置にそろそろ移動しはじめる時期です。



----INDEX----------------------------------------------------------------------------------------------------------

◆1.--第144回「Mélange」例会〈6月30日(日)〉読書会と合評会 

◆2.--カフェ・エクリの活動〈6月10日(月)〉

◆3.--今年のロルカ詩祭について(8月17日〈土〉)←追加情報あり

◆4.--文学短報=A/――南海日日新聞の連載コラム「つむぎ随想」 B――俳句情報〈俳句と評論誌「奔」〉C/――句会をします(8月25日〈日〉)D/――元正章牧師の「益田っこ通信」から引用 

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

◆1.--第144回「Mélange」例会〈6月30日(日)〉読書会と合評会



144回目の「Mélange」例会は第一部「読書会」(pm1:00~3:00)。第二部「合評会」(pm3:15~6:00)の構成です。

4月の例会「読書会」は、哲学者の清眞人(きよし・まひと)さんが担当します。テーマは、エーリック・フロムについて。清氏は『フロムと神秘主義』(藤原書店 2018)を上梓されておられます。清氏にはフロムと神秘主義について語ってもらいます。)エーリック・フロムといえば、『自由からの逃走』がわれわれの世代の必読書のひとつだったように覚えています。21世紀の今に清さんがどのようにフロムを語るのか興味津々です。以下に清さんから送られてきたレジュメを掲載しておきます。


――――――――――――――――――――――――――――――――★
 フロムについてのおしゃべりの要旨/清眞人

Ⅰ はじめに

フロムからの触発する言葉(実存的精神分析の視点) 昨今の諸事件を思い浮かべながら

「真実を言えば、すべての人間の情熱は、<良き>ものも<悪しき>ものもともに、ある人間が彼の人生の意味を悟り、平凡なただ生命を維持するだけの生活を超越しようとする試みとしてのみ理解しうるのである。彼が生命を増進する情熱を動員して、今までよりもすぐれた活力と統合の感覚を体験することによって、人生の意味を知る新しい方向に<改宗する>ことができる場合にのみ、変化が可能である。この変化が起こらなければ、彼を飼い馴らすことはできても、彼をいやすことはできない。しかし生命を増進する情熱は、破壊性や残酷性より大きな力、喜び、統合、活力の感覚へ導くものではあるが、後者もまた前者と同様に人間存在の問題に対する解答である。最もサディスティックで破壊的な者でさえ人間である。聖者と同じように人間である。彼は人間として生まれたことの挑戦に対するよりよい解答を達成しえなかったところの、ひずんだ病める人間と呼ぶことができるが、同時にまた、救済をもとめてまちがった道を採った人間と呼びうる、ということも真実なのである」(傍点、清=編集部注・メールでは傍点の箇所が表示されません)。


Ⅱ 現代文明・現代人の病を読み解くフロムの視点ーーマルクス+神秘主義

■ 現代文明・現代人の病の核心ーー関係性の病という視点

 自然・他人・自己自身に対する豊で自由闊達な生命感溢れる応答責任能力が萎縮し衰弱し、代わりにその三者を「私有財産」として所有しないでは気が済まない、私的所有欲望の貪欲化が起き、その結果、諸事物や諸個人それぞれのユニークな独自価値に対する感受性が磨り減り、「市場的価値」に振り回されるだけの競争関係が異常発達し、一方では皮相な集団同調主義が、他方ではナルシスティックな怨恨感情が人々の生活意識の深層を蝕みつつある。

■ 生産的人格のヴィジョンと「生産的愛」の視点

「人を生産的に愛するということは、その人の生に対する責任を感ずるということである。…〔略〕…愛する人の成長に対する、労働と注意と責任とを意味する」。

「注意と責任とは愛の構成要素であるが、愛する人に対する尊敬と、愛する人についての知識とがなかったならば、愛は支配と所有へ転落する。尊敬はおびえやおそれと同じではない。それは語源が示すように(respierre=注視する)、人をあるがままに見、人の個性と独自性とを知る能力である。人を尊敬することはその人を知らなければできない。注意と責任とは、もし人の個性についての知識にリードされないとしたら盲目であろう」。

「関心という言葉はそのもともとの意味、つまり、そのもとになったラテン語がもっていた意味をかなりの程度失ってしまった。もとのラテン語、つまり、inter-esse(《間に存在する》という意味――清)が意味したのは、自分自身の自我を超越することができるということである。財産、知識、家族、自分の女(あるいは男)、等々に対するあらゆる自尊心や誇りがまといついた自分のエゴの狭い限界をのりこえることができるということである。《関心》が意味するのは、そうした一切のものを忘れて、手を、私に向き合っている、ないしは私の目の前のものへと、それが、一人の子供であれ、一輪の花であれ、一冊の本、一つの理念、あるいは一人の人間であれ、まっすぐに差し伸べるということである」。



初期マルクスの疎外論(自然的宇宙と人類的広がりをもつ他者との豊かな応答を実現する生の喜びを私的所有欲望の充足に置き換えてしまう資本主義がもたらす「生の疎外」の克服というテーマ)の再生と、それを図るうえで神秘主義的文化伝統の再評価が、フロムの大きな功績
《無神論的「宗教性」》という視点の魅力 ――「はじめに」で紹介した言葉にもかかわるし、人類の破滅という21世紀の時代感情にもかかわる
Ⅲ フロムから引きだせる「20世紀マルクス主義の挫折と21世紀社会主義の行方と可能性」というテーマ

 ●20世紀マルクス主義はマルクスの中の疎外論的テーマを投げ捨て、生産手段の「社会的所有」を生産手段の「国家的所有」に歪曲し、「平等」を前口上に実質的に資本主義の「所有と消費」の生命観に追随し、結局、「社会主義」という仮面をつけた、しかも独裁主義的「国家資本主義」を生みだしただけであった。またフロムによれば、マルクスは、人間という存在がもつ心理学的特性、すなわち人間とは容易に非合理的な「情熱・激情・渇望」に取り憑かれるという問題性を抱えているという点の洞察において著しく欠ける点があった。彼は、「人間に自由を恐れさせ、権力欲と破壊欲を生みだすような人間の内部にある非合理的な力」を認識せず、「それどころか、人間は生来善であるという黙示文学的な仮定が、人間にかんする彼の概念の基礎をなす」ことで、次の点への警戒的認識を致命的に欠くことになった。すなわち、革命が引き起こす旧社会から新社会への移行期とは実はいつ何時人間に潜勢する破壊的衝動が爆発点に引き上げられるかもしれない危機の時期でもあることについての認識を。


〈1〉=『破壊』上、作田啓一、佐野哲郎訳、紀伊国屋書店、一九七五年、一四頁。

〈2〉=同前、一二六~一二七頁

――――――――――――――――――――――――――――――――★


△第2部の詩の合評会は、午後3時すぎからスタートします。6時すぎに終わることを目指していきます。△第三部は、懇親会です(これがまた愉しい詩人たちのひとときです。最近は例会ならびに懇親会に詩を愛好する方の参加があり、参加者の幅が広くなりました)。

△第2部(pm3:00~6:00)は、詩の合評会です。
今回も意欲的な作品をお寄せください。
作品の締め切りは6月27日(木)です。 みなさんの意欲的な詩稿をお待ちしています。 
送っていただいた作品は「月刊めらんじゅ143号」に掲載。合評会当日にみなさんに配布(無料)します。 


この会を運営しているのは、神戸を拠点とする詩のグループ「Mélange」。代表と事務局は私・大橋愛由等。詩の会(二部構成)をほぼ毎月開催しています)。


■会場:スペインレストラン「カルメン」電話:078-331-2228(阪急三宮駅西口から北へ徒歩一分)創業1956年の神戸でも有数の老舗レストランです。毎週土曜日にフラメンコライブをしています。


――――――――――◇
「Mélange」月例会、2019年の日程です。
(敬称略・開催場所はすべて神戸三宮のスペイン料理カルメン・開催時間は毎回午後1時)


予定を変更する場合があります。その際には、この月報(「Mélange」メールニュース)あるいは、ブログ「神戸まろうど通信」をご覧になって確認してください。(5月の「Mélange」例会の第一部読書会は二部構成としました。前半は大西隆志氏「プロレタリア詩を読む」大橋愛由等「中野重治詩集を古い岩波文庫で読む」でした。いずれこのプロレタリア詩・中野重治の詩世界については別メディアでも展開しようと思っています。そして読書会後半は、安西佐有理さんの〈翻訳〉についての意欲的な発表でした。) 


*2019年における読書会の内容です(敬称略)。
☆07月28日(日)145th/法橋太郎(石原吉郎の詩世界について)
◇8月17日(土)第22回ロルカ詩祭/第一部ロルカ詩の朗読 第二部自作詩の朗読 
◇8月25日(日)大橋愛由等・句誌「奔」合同句会(詳細は後日) 
☆09月29日(日)146th講演者/野口裕(「全句集を読むシリーズ01/西東三鬼」)
☆10月27日(日)147th講演者/神尾和寿(テーマ未定)
☆11月24日(日)148th講演者/木澤豊(宮沢賢治を語るシリーズ〈テーマは『シグナルとシグナレス』(童話集『銀河鉄道の夜』から)『銀河鉄道の夜』とも通底していますし、汽車は賢治と世界をつなぐ大事なモチーフです。)
(会場はすべてスペイン料理カルメン。8月と12月は休会します)
◇12月=休会


◆2.--カフェ・エクリの活動〈06月10日(月)〉

高谷和幸氏主宰の詩の会「カフェ・エクリ」についてです。
この会は、(兵庫県)播磨地域で表現活動することを全面に押し出した詩を中心とした文学集団です。
月に一回の詩の会(「Mélange」例会と同じく読書会パーツと詩・川柳の合評会パーツの2部制)を中心に、シンポジウム開催や、年に一回程度の一泊の宿泊をともなう小紀行を実施しています。


△6月の例会/開催は10日(月)午後2時から。会場は赤穂市の「加里屋まちづくり会館」(赤穂市加里屋2188-18)で午後2時から行います。はじめて利用する会場です。第一部の読書会は、浜田佳代子さんが担当。龍野の昔話についての続編です。



☆第一部を読書会。☆第二部は詩と川柳の合評会(詩稿をそれぞれ12-13部程度印刷して会場に持参してください)。
☆第三部は午後5時すぎから、会場を変えて懇親会を開催します。


――――主催者・高谷和幸氏からの案内文――――――――――――――――★
皆様
気温の変動と大気にイオンが充満していて不穏な日々が続いています。
ブラックホールを撮影した写真が公開されたり、超新星の異常なまでの密集した宇宙が発見されるなど、
天体の話はどこまで行くのか楽しみなところです。
さて、次回のエクリは6月10日(月曜日)赤穂の「加里屋まちづくり会館」であります。
場所が初めてのところなので、赤穂駅に1時40分に田村さんが待ってもらっているのでご一緒に行きましょう。
姫路駅、8番乗り場13:05発播州赤穂行きに乗りましょう。
講師は浜田多代子さんです。浜田さんは竜野の昔話からの続きですが、新たに昭和の死語になってしまった風景・ものを研究されています。今回はそのお話を聞かせてもらいます。
その後合評会があります。作品は12部コピーしてご持参ください。

――――――――――――――★


△現在、エクリでは年一回刊行の詩誌「Oct.」の編集作業の大詰めです。私は、詩稿、書評の2本の執筆を予定しています。


》》》》》》2019年度の「カフェ・エクリ」の開催日時と読書会発表者については、決まっているものを提示しておきます。開催時間は毎回午後2時。日付の後は開催都市名/発表予定者/発表内容〈仮題をふくむ〉)

☆07月22日(月)姫路/大橋愛由等/播磨と結縁した一遍を語る
☆08月→休会
☆09月09日(月)姫路/高谷和幸/自治会というものについて
☆10月21日(月)龍野/原田哲郎
☆11月11日(月)姫路/千田草介
☆12月02日(月)姫路/得平秀昌
☆01月→休会
☆02月17日(月)姫路/中村
☆03月09日(月)赤穂/未定


◆3.--今年のロルカ詩祭について(8月17日〈土〉)←追加情報あり

〈みなさん既に新聞報道などでご存知だと思いますが、4月2日(火)スペイン語文学者の鼓直氏が逝去されました。享年89歳でした。去年こそ体調不良で参加はかないませんでしてが、ここ数年「ロルカ詩祭」第一部ロルカ詩の朗読に、あらたに翻訳したてのロルカ作品をひっさげて参加していただいていました。その知性にあふれた姿を思い出すにつけ、われわれ詩人たちとロルカ的世界を共有できたことを誇りに思っています。今年の第22回ロルカ詩祭の第一部では、詩人たちによる鼓氏への追悼詩の朗読を予定しています。(多くの人に愛された鼓さんの追悼会が6月28日〈金〉にスペイン料理カルメンで行われます。会を主催するのは、鼓氏の教え子である神戸外大イスパニア学科一期生のOB・OGたちです。この一期生の中から、スペイン語文学の研究者や翻訳者が輩出されています)〉



第22回ロルカ詩祭の概要です。
△第一部ロルカ詩の朗読〈pm5:30~〉 第二部自作詩の朗読〈pm6:00~〉といった構成です(第二部は前半と後半に別れます)。
△今年の朗読伴奏者が決まりました。ジャズピアニストの田中ケイコさんです。自在に作品に沿って演奏してくれると思います。
△会場はスペイン料理カルメン。より多くの朗読参加者をお待ちしています。
△今年新たに参加していだく朗読者もいます。ご期待ください。

★タイトル/第22回ロルカ詩祭
☆日時/8月17日(土)午後5時開場
          第一部ロルカ詩の朗読
          第二部詩人たちによる自作詩の朗読
☆会場/スペイン料理カルメン 神戸市中央区北長狭通1-7-1 カルメンビル2F
☆料金/コースA(タパス+ドリンク+チャージ代金・計2000円)
    コースB(ガスパッチョ+サラダ+メインディッシュ+パエリア+デザート+コーヒー+チャージ代金・計3600円)
☆出演/詩人=調整中 伴奏=田中ケイコ〈piano〉
☆スペイン料理カルメン 電話078-331-2228



◆4.--文学短報
A/――南海日日新聞(奄美で発行されている日刊紙)の連載コラム「つむぎ随想」に、私・大橋愛由等が原稿を書いています。来年まで毎月一回執筆します。6月も奄美の詩人について書く予定です。  


B/――俳句情報「俳句&評論誌 奔」
「奔(ほん)」(俳人・望月至高代表)3号の編集が始まりました。わたし・大橋愛由等は同人となっています。「奔」は俳句と評論という珍しいコンセプトのメデイアです。第3号は今月が締め切りです。

△3号から判型をB5からA5版に変わります。 

      ◀3号原稿要領▶
1.俳句10句(俳歴プロフ添付のこと)    
2.俳句の作品批評 4000字以内       
    俳句評論 6000字以内       
3.一般評論   8000字以内                    
4.締切6月末、発行7月末


C/――句会をします〈8月25日(日)〉
8月25日(日)大橋愛由等・句誌「奔」合同句会
会場はスペイン料理カルメン。午後1時から。
自在な俳句作品を期待し、俳句を媒介にして、俳人、詩人、柳人、歌人たちの交流の場を目指します。
締切、出稿句数などは、後日お知らせします。
年に一回の主催句会です。楽しみにしています。


D/――元 正章牧師のこと
島根県益田市で牧師をしている元(はじめ)正章氏についての情報です。元氏の両親はともに奄美群島出身です。


-------------元 正章牧師からのメール転送----------------☆

今回は、「益田っこ」(29号)を全文転載します。(ちなみに元牧師が赴任している日本基督教団の益田教会はヴォーリス設計の建築として著名です)


★「益田っこ」(29号)「人生の楽園」  
               
このところ、FM放送「古楽の楽しみ」を聴きながら新聞を読み、BS放送「おしん」「なつぞら」を観ながら朝食するのを日課としています。いつもとほぼ変わらない生活をなんともなく過ごしている。それがささやかなりとも“幸せ”というものの原点なのでしょう。「青い鳥」ではないが、「人生の楽園」とは他の地に捜し求めるのではなくて、今ここに住んでいるところなのです。そのことを、まず当人が実感し、体験しないことには「胡蝶之夢」となるほかありません。

『「筑豊」に出合い、イエスと出会う』(犬養光博著 いのちのことば社)を読みました。犬養さんは、学生時代にあこがれた人の一人でした。それがほぼ半世紀後、牧師となって出合うなんて、なんとも不思議であり、自然でもあります。「ぼくは『筑豊』に就職したんだ。『筑豊』からぼくが離れたら、その非難は甘んじて受けよう」。「君はあんな本を出版して恥ずかしくないのか」。『筑豊』を『益田』、「就職」を「住む」、「あんな本」を「益田っこ」に当てはめればいいでしょう。そして「自分の枠組みしかなかった」「主語はだれか」という問いかけは、己が身に「何もわかっていなかったことを告白して詫びながら」これからも自問自答し続けることでしょう。連れ合いは、言う。「貧しい人、職人さん、自然」の三つを大切にしてください。職人とは、まじめにコツコツと働いている人のこと。(働くとは取引ではない)。

「今あることは既にあったこと、これからあることも既にあったこと。追いやられたものを、神は尋ね求められる」(旧約聖書 コヘレトの言葉3:15)。


〒698-0021 益田市幸町4-54  日本基督教団益田教会牧師  元 正章 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

///////////////////////////////////////////////◆

第138回「Mélange」例会+まろうど社の忘年会

2018年12月02日 09時16分16秒 | 「月刊めらんじゅ」バックナ
12月は行事が月の前半に集中していますので、すこし早めに発信いたします。
わたしは元号を使わないのですが、「平成」もあと半年もたたないうちに終了しますね。
この元号を使用するのか認めるかどうかは別としても、30年ぶりの「世(ゆ)替わり」が到来するわけです。
「平成時代」という時代ブロックで、思惟したり、評論として、まとめる一つの契機となるでしょう。

私が代表をつとめる図書出版まろうど社の忘年会(12/10)も開催します。
詩・俳句により添い、寄り会い、文学と表現を語り合いたいものです。

神戸から、詩と俳句を中心とした文学イベントのお知らせです。秋が深まり2018年の〝いのち〟が果てようとしています。 

----INDEX----------------------------------------------------------------------------------------------------------
◆1.--第138回「Mélange」例会〈12月9日(日)〉読書会と合評会←読書会テーマ〈「記号論」……その入り口に立ってみる〉
◆2.―まろうど社の忘年会、12月10日(月)に大阪・淀屋橋で開催します。 
◆3.--カフェ・エクリの活動〈12月3日(月)に赤穂で開催〉
◆4.―FMわぃわぃ「南の風」シリーズ番組「奄美にとって明治150年を問う」←南海日日新聞に連載中
◆5.―2019年〈日本・韓国・在日コリアン詩人共同ユン・ドンジュ追悼会〉→2019年2月18日(月)に開催
◆6.--文学短報=A/――南海日日新聞の連載コラム「つむぎ随想」 B/――FMわぃわぃ奄美専門チャンネル「南の風」2019年の特集は「世(ゆ)替わり―奄美の視点から」 C/――俳句情報〈俳句と評論誌「奔」〉D/――近況集 E/――元正章牧師からのはがき通信 F/――北の句会のお知らせ〈2019年1月6日〉
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
◆1.--第138回「Mélange」例会〈12月9日(日)〉=読書会と合評会


138回目の「Mélange」例会は第一部「読書会」(pm1:00~3:00)。第二部「合評会」(pm3:15~6:00)です。例年なら、12月は休会なのですが、9月例会が台風接近のため交通手段が途絶え、「Mélange」例会はじめての休会となりました。しかし発表者は夏頃から発表テーマに真剣に取り組んでこられたために、その意欲を尊重し、12月に会を設けることにしました。
△第一部の読書会は、詩人・中堂けいこさん/〈「記号論」……その入り口に立ってみる〉
+この時、午後6時30分から高木敏克氏の短編小説集『港の構造』(航跡舎)の出版を祝う会を開催します。

---------------中堂けいこさんからのメッセージ---------☆
「記号論」……その入り口に立ってみる

ふいに口をつくコトバは、はたして詩のきっかけとして捉えてよいのでしょうか。それら口からすべりおりる音声記号は現実外世界のカオスから生じ、共時的に分節されたコトバであると了解するなら、音声記号たるコトバは詩のフォルムを実現するかもしれません。ここで今一度、構造主義の父ともいわれるF・ソシュールの言語学に立ち戻って実学としての記号論をとりもどしてみるのは如何でしょう。
丸山圭三郎著『ソシュールの思想』をひきながら、記号学論の言語、記号、共時性、通時性、恣意性、差異性、社会規制等の体系の理解につとめたいと存じます。
参考として『言葉とは何か』(丸山圭三郎著、ちくま学芸文庫)をおすすめします。読みやすくざっくりとソシュールがつかめます。      中堂けいこ
―――――――――――――――――――――☆

△第二部(pm3:00~6:00)は、詩の合評会です。
今回も意欲的な作品をお寄せください。
作品の締め切りは12月6日(木)です。 
合評会への詩稿は、「月刊めらんじゅ138号」に掲載。合評会当日にみなさんに配布(無料)します。 

この会を運営しているのは、神戸を拠点とする詩のグループ「Mélange」。代表と事務局は私・大橋愛由等。詩の会(二部構成)をほぼ毎月開催しています)。

△第三部は、小説家で詩人の高木敏克さんの最新小説集『港の構造』(航跡舎)の出版を祝う会を催します(午後6時30分から)。会場はひきつづいてスペイン料理カルメンです。みなさん、小説集を読んで、語い合いましょう。参加費は5000円(コース料理+飲み放題時間制限無し)です。

■会場:スペインレストラン「カルメン」電話:078-331-2228(阪急三宮駅西口から北へ徒歩一分)創業1956年の神戸でも有数の老舗レストランです。毎週土曜日にフラメンコライブをしています。

11月「Mélange」例会読書会で詩人・木澤豊さんに語ってもらった「好評・宮澤賢治語りシリーズ〈宮澤賢治・初期童話「やまなし」―死をふくむ風景―〉」は、今回もレベルが高く驚いています。動画で観ることができます。
http://twitcasting.tv/gunshaku/movie/508958014
http://twitcasting.tv/gunshaku/movie/508962536
http://twitcasting.tv/gunshaku/movie/508967393
http://twitcasting.tv/gunshaku/movie/508972673

――――――――――◇
「Mélange」月例会、2018年の日程です。(現在、2019年前半の読書会日程を作成中です)
(敬称略・開催場所はすべて神戸三宮のスペイン料理カルメン・開催時間は毎回午後1時)

予定ですので変更する場合があります。その際には、この月報(「Mélange」メールニュース)あるいは、ブログ「神戸まろうど通信」をご覧になって確認してください。

*2019年前半の日程だけ示しておきます。
01月27日(日)/交渉中
02月24日(日)/交渉中
03月24日(日)/交渉中
04月21日(日)/交渉中
05月26日(日)/安西佐有理(〈通じる言語に詩はあるか―コミュニティ通・翻訳のしごとから〉)
06月30日(日)/交渉中

◆2.―まろうど社の忘年会、12月10日(月)に大阪・淀屋橋で開催します。
小説家で詩人の高木敏克氏が予約していただきました。地図を添付しておきます。
日時/12月10日(月)午後7時から
場所/大阪市中央区北浜三丁目5-20「九郎兵衛 カフェパブ」
   06-6202-0039
参加/だれでも参加できます。来年1月の〈奄美ふゆ紀行〉2月の〈日本・韓国・在日コリアン詩人共同ユン・ドンジュ追悼会〉の打ち合わせも兼ねます。
費用/だいたい5000円ぐらい

◆3.―カフェ・エクリの活動
高谷和幸氏主宰の詩の会「カフェ・エクリ」についてです。
この会は、(兵庫県)播磨地域で表現活動することを全面に押し出した詩を中心とした文学集団です。
月に一回の詩の会(「Mélange」例会と同じく読書会パーツと詩・川柳の合評会パーツの2部制)を中心に、シンポジウム開催や、年に一回程度の一泊の宿泊をともなう小紀行を実施しています。

△12月の例会/開催は12月3日(月)午後2時から。会場・赤穂「煉瓦屋」。この店は詩人・田村周平氏が経営する店です。発表予定者・得平秀昌氏。テーマは「井筒俊彦著『意識の形而上学―大乗起信論の哲学』(中公文庫)を読む」です。これはかなりおもしろくなりそうです。わたしも11月エクリで井筒俊彦を取り上げる予定だっただけに、得平氏の発表に注目したいと思っています。「大乗起信論」の思想エッセンスを〈真如(=如来蔵)〉〈心(=意識)〉ととらえ、分析を加えています。本書は井筒哲学の中では読みやすい内容です。「のちの世阿弥などに与えた影響などにも言及したい」と得平さんは言っています。

△現在、エクリでは年一回刊行の詩誌「Oct.」の編集作業の大詰めです。私は、詩稿、評論(映画評)、書評の三本の執筆を予定しています。

》》》》》》今後の「カフェ・エクリ」の開催日時(予定は変更されることがあります。敬称略・開催時間は毎回午後2時。日程は流動的です。決まり次第このメールニュースにてお知らせします)
・1月28日(月)/例年は休会月なのですが、11月例会がなくなったので、開催します。会場は姫路市内を予定しています(発表は何人かで分担して、「最近読んだ本を語るとすれば」といったテーマになると思います)。
・2月4日(月)会場・姫路「アイメッセ会議室」/発表予定者・千田草介
・3月18日(月)会場・たつの市「ガレリア」/発表予定者・高谷和幸

◆4.―FMわぃわぃ「南の風」シリーズ番組「奄美にとって明治150年を問う」

 今年は明治維新から150年という区切りの年にあたります。そこでFMわぃわぃ「南の風」(番組企画とパーソナリティは大橋愛由等)では連続企画シリーズ〈奄美にとって明治150年を問う〉を7月からスタートしました。
 各界の専門家に、明治からの150年とは奄美にとってどのような時代であったのかを俯瞰的にとらえてもらい、かつなにか特定のテーマにそって語ってもらうことで、その個別テーマに含まれる普遍性を探っていこうとする趣旨です。
この企画は、奄美で発行されている日刊紙・南海日日新聞の紙面と連動していて、11月27日(火)から「奄美にとって明治150年」という連載が始まりました。これは番組で語っていただいた内容を文章化してもらったものです。全6回掲載されます。すべて掲載しましたら、ブログ「神戸まろうど通信」に紹介しますので、ご覧になってください。日本列島(ヤポネシア)の中でさまざまな「明治維新から150年」があっていいのではないでしようか。

 いままで放送した番組を含めてシリーズ内容を紹介することにしましょう(敬称略/一部予定を変えています)。
 ①7月放送分/中井和久〈神戸奄美会元会長・奄美大島名瀬出身〉奄美出身者にとって、この150年を総括する。(この回は音声のみの紹介)
    https://tcc117.jp/fmyy/category/program-info/okinawa-amami/
 ②8月放送分/米川宗夫(ウタシャ・徳之島町出身)シマウタでたどる明治150年。「徳之島一切い節」「ぎーくん節」「くろだんど節」などを演奏。
       https://www.youtube.com/watch?v=yM44cWgdfrc&t=275s
 ③9月放送分/中西雄二(東海大学文学部講師)神戸を中心とした出身者の集住地域での動向について。
       https://www.youtube.com/watch?v=34Xk7sMVgCc&t=84s
 ④10月放送予定分/酒井正子(歌謡研究者・川村学園女子大学名誉教授)いままで蓄積されてきた奄美歌謡研究
とその成果。
      https://www.youtube.com/watch?v=5EVb_Db21gw&t=11s 
 ⑤11月放送予定分/寺尾智史(宮崎大学准教授・専攻マイノリティー言語学)近代における標準語圧力とマイノリティー言語であるシマグチの相克。
      https://www.youtube.com/watch?v=5EVb_Db21gw&t=11s

◆5.―〈日本・韓国・在日コリアン詩人共同ユン・ドンジュ追悼会〉2019年2月18日(月)←冬の野外詩祭です
☆詩人・金里博氏と私・大橋愛由等が共同主宰しています〈日本・韓国・在日コリアン詩人共同ユン・ドンジュ追悼会〉についてです。
☆開催日時/2019年2月18日(月)午後3時から。
☆会場/京都市上京区・同志社大学今出川キャンパス「尹東柱詩碑前」。午後3時から開催の予定です。
☆内容/共同主宰者の私・大橋愛由等が司会を担当。金里博氏が挨拶。出席した日本・韓国・在日コリアンの詩人、俳人たちがこの日のために書き下ろした自作詩を朗読します。
☆楽曲演奏/毎回好評をいただいている楽曲演奏は、琵琶奏者の川村旭芳さんにお願いしています。琵琶音楽をはぐくんだ京洛の街でひびく琵琶の音色にたゆたいながら、若くして獄死した詩人・尹東柱を忍びたいと思っています。
☆参加/だれでも参加できます。作品がなくても参加可能です。詩人・俳人たちによるしめやかな冬の京都の野外詩祭です。独特の雰囲気がかもしだされます。詩祭終了後、近くの居酒屋で懇親会が開かれます。(冬の京都の野外詩祭です。あたたかい格好で臨んでください)
☆冊子/参加を予定している詩人・俳人たちの作品を印刷した冊子を当日会場で配布いたします。

◆6.--文学短報
A/――南海日日新聞(奄美で発行されている日刊紙)に私・大橋愛由等が執筆しているコラム「つむぎ随想」の6回目の原稿は、奄美の俳句について書きました。

B/――FMわぃわぃ奄美専門チャンネル「南の風」2019年の特集は、「世(ゆ)替わり―奄美の視点から」シリーズを予定しています。元号が変わることに伴う新天皇の即位をことほぐといった位相とは関係なく、奄美にとってこの「世(ゆ)替わり」とはどんな意味を持つのかを考えるシリーズにしたいと思っています。詳細は後日に。

C/――俳句情報「俳句&評論 奔」
「奔(ほん)」(俳人・望月至高氏の個人誌)2号の編集が進行中です。
わたし・大橋愛由等は同人となっています。発行事務局は望月氏。年に二回発行予定です。

D/――近況集
①われらが詩友・黒田ナオさんが第二詩集『昼の夢 夜の国』(澪標)を上梓されました。
②安水稔和氏が詩集『地名抄』(編集工房ノア)を上梓されました。
③藤井貞和氏の新著『非戦へ 物語平和論』(水平線)が到着しました。

E/――元 正章牧師のこと
島根県益田市で牧師をしている元(はじめ)正章氏。「ハガキ通信・益田っこ22号」を転載します。

-------------元 正章牧師からのメール転送----------------☆
「益田っこ」(22号)「ぼくはきっとできるとおもふ」

「病んでゐても あるいは死んでしまっても 残りのみんなに対しては やっぱり川はつづけて流れるし なんといふ いゝことだろう」(『春と修羅 第三集(白菜畑』宮沢賢治)。「ぼくはきっとできるとおもふ なぜならぼくらがそれをいま かんがへてゐるのだから」(『ポラーノの広場』同)。
 喪中葉書の届く時期となりました。あの人が・・・懇意にしていた人がこの世から消えていきます。時の流れとともに、一人またひとりと去って逝きます。いずれ、わが身にと振りかかってくることでしょう。その以前に、老いは病となり差し障りとなって身近に迫ってきています。それにしても、かつて血気盛んに口角泡を飛ばしたあの勢いはどこにいったものか,寄る年波に勝てずとはいえ、高齢者の関心事が、健康と孫自慢というのでは情けない限りです。振り返ってみて、自分のやってきたことを考えると、その多くは泡沫の如く過ぎ去っていっています。しかしまた、何人かの人とはつながっていました。その関係性の中で、自分という人間が活かされていました。
 ユダヤ教には、「残りの者」という概念があります。「しかし、それでも切り株が残る」(イザヤ書6:13)。自分という存在はなくなっても、この世の存在のすべてが自分であると思うのならば、それは「なんといふ いゝことだろう」。どんな苦境にあろうとも、ぼくがぼくらとなるとき、そこには希望があるのです。困難を乗り超えていくことができるのです。なぜならそれをいま、かんがへてゐるのだから。
〒698-0021 益田市幸町4-54 日本基督教団益田教会牧師    元 正章
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
F/――北の句会のお知らせ〈2019年1月6日〉
(北村虻曳氏から)1月の句会は1月6日(日)13:00-17:00に大阪福島区民センターで開催。
句会終了後、新年懇親会を行いたいと思っています。
出句数、課題や、新年懇親会については一か月ほど前にお知らせします。
----------------------------------------------------------------☆

///////////////////////////////////////////////◆

第128回「Mélange」読書会・合評会+まろうど社忘年会ほか

2017年11月12日 10時05分02秒 | 「月刊めらんじゅ」バックナ
11月です。
六甲連山が少しずつ黄落しています。
今冬は寒くなると予想する友人が何人かいます。
日本海側は今年も雪が多いのかもしれません。
みなさん、年末に向けて体調を壊していませんか。
ご自愛を。


それでは神戸から詩と俳句を中心とした文学イベントのお知らせです。

----INDEX----------------------------------------------------------------------------------------------------------
◆1.--第128回「Mélange」読書会+合評会〈11月26日(日)〉←今年最後の月例会です
◆2.--「吟遊カルメン神戸句会」〈11月19日(日)〉創刊20周年記念事業←俳句募集中 
◆3.--カフェ・エクリの活動〈11月20日(月)開催場所・たつの市ガレリア〉
◆4.―図書出版まろうど社の忘年会〈12月4日(月)〉←大阪で開催します
◆5.--文学短報=A/――11月分のFMわぃわぃ「南の風」は11月18日(土)から放送開始
  B/――神戸文学館で開催した「生誕100年/神戸ゆかりの作家島尾敏雄 リレートークイベント in 神戸文学館」〈10月21日(土)〉
      C/――元 正章牧師の説教の語り〈一部紹介〉
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

◆1.--第128回「Mélange」読書会+合評会〈11月26日(日)〉←今年最後の月例会です

第一部読書会(pm1:00~3:00)。第二部詩の合評会(pm3:00~6:00)の構成です。

この会を運営しているのは、神戸を拠点とする詩のグループ「Mélange」。事務局は私・大橋愛由等。
詩の会(二部構成)をほぼ毎月開催しています(8月と12月は休会)。


☆第一部「読書会」の語り手は、木澤豊さん。
好評の「宮澤賢治語り」をします。深く賢治を読み込んでいる木澤さんならではの語りです。毎回楽しみにしている方も多く、今回もみなさんの参加をお待ちしています。 テーマは、〈宮沢賢治・『青森挽歌』における〈海〉――賢治の地獄めぐり 覚え書き〉です。

語る内容を見出しのみ抽出して紹介しましょう。(1)〈テーマの出現〉とし子(トシ)は どこへ行ったのか テーマは、必ず、〈現実の世界〉と私たちが呼んでいる世界から発する。(2)賢治の詩を書いている姿を想像してみよう。(3)トシ、あるいは、とし子喪失と旅。この詩の制作期は精神のどんな時期か。(4)「とし子」と「トシ」その決定的違い。(5)賢治の生涯と旅 「むかしからのけうだい」への道筋。(6)賢治の海 謎の領域。(7)夜と汽車のモチーフ。(8)賢治の〈北〉とは どの方角か。(9)賢治におけるとし子の神話化作用。(10)トシの死に押されて。(11)生命の探求。(12)賢治の思想へ――ナーモ サッダルマ フンダリーカ スートラ (見出しだけでもわくわくしますね。語りを期待したいと思います)


☆第二部は詩の合評会です〈午後3時から6時まで〉。
作品の締め切りは11月28日(祝・木)です。
いつにもまして意欲的な作品をお待ちしています。送っていただいた詩稿は、合評会当日に「月刊めらんじゅ127号」に印刷・製本して、参加者のみなさんに配ります。合評会は厳しく、やさしく、詩にまつわる真摯な詩評の言辞が飛び交います。
合評会に出席できなくとも、送っていただいた詩稿は、「月刊めらんじゅ127号」に掲載します。

第一部、第二部とも参加費無料です。ただ、講師へのカンパをお願いしています。
会場は、神戸・三宮のスペイン料理カルメン078-331-2228です。阪急神戸線三宮駅西口から徒歩一分の便利なところにあります。

――――――――――――――――――――☆

「Mélange」月例会、2018年前半の日程です。
(敬称略・開催場所はすべて神戸三宮のスペイン料理カルメン・開催時間は毎回午後1時)
予定ですので変更する場合があります。その際には、この月報(「Mélange」メールニュース)あるいは、ブログ「神戸まろうど通信」をご覧になって確認してください。


*2018年の開催予定日(敬称略)
01月28日(日)/第129回/発表予定者/北岡武司「カントの芸術論(仮題)」
02月25日(日)/第130回/中堂けいこ詩集出版記念会(読書会なし)
03月25日(日)/第131回/発表予定者/北野和博「獣医師は語る―いきものたちの世界 そして詩(仮題)」 
04月22日(日)/第132回/発表予定者/高木敏克「カフカ語り02『流刑地にて』」 
05月27日(日)/第133回/発表予定者/月村香「キルケゴールを語る(仮題)」 

◆2.--「吟遊カルメン神戸句会」〈11月19日(日)〉創刊20周年記念事業←俳句募集中 

〈呼びかけ人=吟遊同人・大橋愛由等〉
★創刊20周年を迎えた「吟遊」
2017年、俳句・HAIKU誌「吟遊」は創刊20年を迎えることができました。これもひとえに、読者のみなさんの暖かい声援をはじめとして、同人諸氏の俳句・HAIKUにかける情熱、そしてもちろん代表・夏石番矢氏と編集長・鎌倉佐弓氏の奮闘なくしては、達成されるものではありません。10月19日には東京・学士会館において創立記念パーティを開催。盛況のうちに終えることができました。そこで関西でも創刊20年を記念する言祝ぎのイベントをしようと企画しました。11月19日(日)に「吟遊カルメン神戸句会」を開催いたします。神戸は夏石氏にとって父祖の地です。みなさんふるっての投句、句会参加をお待ちしています。

★神戸句会への案内
神戸は、あらたな文学が生まれる沃野です。土地の地場性はうすく、〈ここにあること〉への執着が少ない都市環境であるがゆえに、反対にさまざまな文学潮流を自ら生みだそうとする機運が産出される文学風土なのです。2013年に第1回「吟遊カルメン神戸句会」を開催しました。「世界俳句」を標榜している夏石氏と吟遊らしく国内外から意欲的な俳句・HAIKUが投句され、刺激的な句会となりました。今回もまた前回をうわまわる作品があつまるものと期待しています。世界文学としての〈俳句・HAIKU〉を実感できる神戸句会に参加して文学の快楽を共有しましょう。

》》》》句会について

★開催日/2017年11月19日(日)午後1時~5時

★開催場所/神戸・三宮にあるスペイン料理カルメン(私・大橋愛由等がオーナーを務めるレストラン)
〒650-0012神戸市中央区北長狭通1-7-1  2F 電話078-331-2228
JR神戸線「三ノ宮駅」、阪神電車「三宮駅」からそれぞれ徒歩4分/阪急神戸線「三宮駅・西口」、神戸市営地下鉄「三宮駅・西出口」からそれぞれ徒歩1分の距離

★参加費/1000円(資料代など) ※投句のみの方は無料

★参加資格/「吟遊」の句会ですが、参加資格はありません。誰でも参加できます。
作品締め切りは、11月15日(水)です。
投句は神戸句会の事務局をつとめる大橋愛由等のメールアドレスまでメール送信してください。
maroad66454@icloud.com

★作品について/俳句は三句(自由詠)、有季/無季は問わず、字足らず/字余りは気にしません。日本語以外の言語表現なら三行にまとめてください(日本語俳句も三行可)。英語俳句は翻訳は必要ありませんが、英語以外の言語表現なら日本語訳ないしは英訳を付してください(参加する人たちはなんとか英語は読めると思いますが、他の言語は読解できないとおもいますので)。作品だけの参加も可。


この句会は「吟遊」同人ばかりでなく、誰でも参加できる句会です。みなさんの参加をお待ちしています。

◆3.―まろうど社の忘年会〈12月4日(月)〉←大阪で開催します

★まろうど社(大橋愛由等主催)の忘年会のお知らせです。
◇資格/だれでも参加できます
◇開催日時/12月4日(月)午後7時から3時間程度
◇開催場所/大阪・北新地の「大輝(だいき)」〒530-0003 大阪府大阪市北区堂島1丁目5-39 電話:06-6341-5450
「(おふくろの味)大輝(だいき)」です。午後7時から「大橋」の名前で予約をとっています。二階の座席に上がってきてください。隠れ家のような店です。
 地図はhttps://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27012243/dtlmap/を参考にしてください。
(最寄りの駅はJR東西線「北新地駅」あるいは「大阪駅」)
◇参加費/みんなで割り勘(まろうど社からの援助あり)

語り合いの会です。今年一年をどのように過したのか、あるいは来年以降どのように過ごすのか、語りあいます。
しみじみと語り合いましょう。

師走のこの時期、すこし立ち止まって酒を呑み、食べ、かたりあいましょう。 


◆4.--カフェ・エクリの活動〈11月20日(月)開催場所・たつの市ガレリア〉

高谷和幸氏主宰の詩の会「カフェ・エクリ」についてです。
この会は、(兵庫県)播磨地域で表現活動することを全面に押し出した詩を中心とした文学集団です。
月に一回の詩の会(「Mélange」例会と同じく読書会パーツと詩・川柳の合評会パーツの二部制)を中心に、シンポジウム開催や、年に一回程度の小紀行をしています。

》》》》》》・11月20日(月)〈開催場所・姫路市「納屋工房」/発表者・吉田ふみゑ〉

第一部の読書会は吉田ふみゑ氏の語りを予定しています。午後2時から始めます。

吉田ふみゑさんからのメッセージ-----★

「私がここ4年、綿作りと平行して取り組んでいる、倒産した会社の文書整理について語ります。
なぜこんなにとりつかれたのかお話させてください。

日本を代表するタオルメーカーであった稲岡工業株式会社(加古川市志方町横大路)が121年の歴史に幕を引き、平成24年に倒産した。
「稲岡工業株式会社文書」保存会は、江戸末期から長束木綿問屋であった木綿屋九兵衛から始まって、
稲岡工業株式会社で終わるまでに遺した膨大な歴史資料「稲岡工業株式会社文書」の安定的かつ継続的な史料整理活動を行い、同文書を一般の方にも閲覧できるように整理を進めている。地域に遺された貴重な史料を地域の未来へ活用できるよう、イベント等を通じて、共に考えていくことを目的とする。
本会は、発会から3年、安定したボランティアの参加を得て、倒産後、損傷の激しい、加古川市史編纂委員会編『稲岡工業株式会社文書目録』(加古川市・1993)掲載の3906点の約98%を整理し終え、目録にある史料の閲覧を求められても応えられるようになった。
現在は、残る約20,000点の史料整理と目録作りに取り組んでおり、今後も継続していく。
しかし、生きている間には終えられる量ではありません。

活動報告誌「わたの里通信誌」を毎年年度末に発行しており、今後も郷土の誇りにつながる史料を紹介したい。
地域の小学校で種まきから糸紡ぎ、機織まで1年を通して綿の出前授業を行っている。
子供たちが興味を持つような史料をパネルで紹介しながら、「わたの里」加古川市の歴史を語りたい。」
------★

第二部の詩・川柳の合評会は、自作品のコピーを15部程度持参してもってきてください。

》》》》》》今後の「カフェ・エクリ」の開催日時(敬称略・開催時間は毎回午後2時)
・12月11日(月)〈開催場所・赤穂市「煉瓦屋」/高谷和幸〉
・2018年1月は休会。
・2月12日(月・祝)〈開催場所・姫路市アイメッセ/発表者・得平秀昌〉
・3月05日(月)〈開催場所・たつの市ガレリア/発表者・大橋愛由等〉

》》》》》》
エクリでは、年に一回刊行の「Oct.」以外に詩誌「エクリ創刊号」を発行しました。希望の方は高谷和幸氏〈080-5311-6265〉まで。


◆5.--文学短報
A/――11月分のFMわぃわぃ「南の風」は10月21日(土)から放送開始
 神戸と奄美を結ぶ情報番組の「南の風」。放送は、FMわぃわぃのホームページから随時聞く事ができます。
 放送時間は1時間。今月はゲストとしてい哲学者で詩人の北岡武司氏を迎えます。詩、哲学、そしてキリスト教について縱橫に語ってもらいます。 

 11月分の放送は18日(土)から放送されます(毎月第三土曜日からその月の放送を聴くことができます)
http://tcc117.jp/fmyy/category/program-info/okinawa-amami/


B/――神戸文学館(王子動物園の西隣)で「生誕100年/神戸ゆかりの作家島尾敏雄 リレートークイベント in 神戸文学館」を10月21日に開催しました。

この時の様子が南海日日新聞(奄美群島で発行されている日刊紙)に10月31日に掲載されています。
またネットの「ヤフーニュース」でも以下のサイトで記事と同じ文章を読むことができます。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171031-00010002-nankainn-l46

また、このリレートークの当日に配された資料や、喜山荘一氏と高木敏克氏の島尾敏雄論については、「月刊めらんじゅ」に掲載しています。

C/――元 正章牧師の説教の一部です。
根っからの「神戸っ子」を自認する元正章氏の益田教会における説教の一部を紹介します 
―――――――――――――――――☆
〈島根県益田教会で2017年10月29日に行われた説教の最後の部分です〉

 誰かが、こう言っていました。「<愛すること>それは相手の存在を肯定的に認めることです。<愛されること>それは私の存在が肯定的に認められることです」。
私たちクリスチャンは血縁や地縁による集まりではありません。まことに小さな、ささやかなものに過ぎませんが、信仰共同体です。イエス・キリストにあって、家族です。その貴さ、かけがえのなさは、今日のような厳しい社会状況にあるだけに、計り知れない財産ともなっています。これから私たちの中にあっても、「恐れと不信」がなくなることはないでしょうが、少なくしていくように努めていくことはできます。そうしていきましょう。「神は愛なり」です。
奥村一郎神父『祈り』から、「祈りの糧」の一節を紹介して、本日の説教を終えます。
「神は栗を与えるのに、いがに包まれたまま、わたしたちに差し出される。いがは刺すからといって捨ててしまえば、栗の実は食べられない。人からの反感とか非難は栗のいがのようなものである。しかし、それに耐え、へりくだって自らを省みるならば、そのなかの栗の実を得る。それが祈りの心であり、いがぐるみの栗は、『祈りの糧』になぞらえられる」。
それともう一つ、追加します。これはある信徒さんの句です。先般、私の退院祝いに、栗ご飯をいただいた時、そのお弁当の中に一句、そっと添えられていました。「栗の皮 むく手痛めど 孫の顔」。
世界中の人々に、「信仰と希望と愛」とが注がれますようにと希望します。

〒698-0021 益田市幸町4-54 日本基督教団益田教会牧師 元 正章
―――――――――――――――――☆

「月刊めらんじゅ」123号をネットで

2017年05月24日 09時06分19秒 | 「月刊めらんじゅ」バックナ
「月刊めらんじゅ」123号(2017年5月21日発売)をネットで閲覧できるようにしました。


https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=ZGVmYXVsdGRvbWFpbnxtYXJvYWQ2NjQ1NHxneDo0MGZjMzEyYjUwMzM2Njdh


-------------------------------------------------------★

「月刊めらんじゅ」123号 目次


☆詩 & 俳句
虚の疾走………………野口 裕 03
華詠 (俳句) ………………岩脇リーベル豊美 03
 我らを悪より……/唄うた唄おう/タヌキ岩から/国内線ターミナル
/蕾いまだかたくも 明石公園の夕べ  ………………北岡武司 04
みぎり  ………………大橋愛由等 06
とりめくも………………中堂けいこ 07
白梅ララバイ ………………高谷和幸 08
引き裂かれ ………………有時秀記 09
花見/アメンボ ………………中嶋康雄 10

  

☆連載/詩評・エッセイ
神戸詞あしび112「猫と生きることとは いのちを考えること」………………大橋愛由等 12

-------------------------------------------------------★


編集部だより★42/とある刺激をうけて変わることがある。それは変りたいという潜在意識がもともとあって、たまたま出会ったその出来事を契機にするといった方が正しいのかもしれない。フランス映画「未来よ こんにちわ」(ミア・ハンセン=ラブ監督、2016)を観て、わたしの中に変化がもたらされた。主人公ナタリは、パリにあるリセに勤める哲学教諭。夫も同じくリセの哲学教諭であり、自宅アパートには多くの哲学書に満たされている。ナタリはどこに行くにも読書をかかせない。離婚してしまったが夫もまた本の虫で、新しいパートナーとなったスペイン女性がクリスマスで母国に帰ってしまって(スペインの家族の結束力は強く特にクリスマスは家族水入らずで過ごすことが多い)、パリでひとりぼっちのクリスマスを迎えることになっても「本が読めていい」と気にすることはない。こうした本まみれの作品を観て私のなかにスイッチが入った。本を読もう。本の世界に生きよう、と。/今月の読書会は「虫の詩人」と畏敬される中嶋康雄氏の「擬態」から始まる虫のワンダーランドについて語っていただく。彼もまた本の虫である。(大橋記)






「月刊めらんじゅ」120号です

2017年03月10日 09時07分37秒 | 「月刊めらんじゅ」バックナ
☆「月刊めらんじゅ120号」(2017.02.26発行)がネット上で閲覧できます。すこし私の技術が進歩して、見開きで読めるようになりました。

https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=ZGVmYXVsdGRvbWFpbnxtYXJvYWQ2NjQ1NHxneDozNzY3OGFmOTA1ZDU0NTUw


-----------------------------------------------------------------☆
「月刊めらんじゅ」120号 目次


◇詩 & 俳句
如月詠 (俳句) ………………岩脇リーベル豊美 03
水曜の終電—雑十句 (俳句) ………………高橋雅城 04
書に関する幻想 ………………野口裕 05
新器的美的電話………………月村 香 10
ピラミッドの風………………北岡武司 11
冬のひそみ ………………大橋愛由等 12
水星のアイスキャンディー/火星の故障 ………………中嶋康雄 13
ほうでん  ………………高谷和幸 14
一日の理由(ルバイヤート風)19-24 ………………大西隆志 15

◇特集/
第5回日本・韓国・在日コリアン詩人共同ユン・ドンジュ生誕100年記念詩祭(1)
開催内容  ……………… 06
朗読詩①/「太初の朝」の詩人に ………………北原千代 07
朗読詩②/「風と星と詩と」祖国-青年詩人・ユン ドンジュを思い遣って ………………金里博 08


連載エッセイ
神戸詞あしび109「「墓正月」を実見しシマの祭祀を想う」………………大橋愛由等 16

-----------------------------------------------------------------☆
編集部だより

数年前から大学生アルバイトの面接で聞かなくなった質問があります。「あなたはどんな本を読んでいますか」。もちろんすべての大学生が本を読まないということではありません。やはりいつの時代でも、きちんと読書を積み重ねている学生はいて、みずからの知の集積をかさねていっています。学生が本を読まなくなった主因はネットの普及、つまりスマートフォン(携帯電話)の画面からの情報蒐集がもっぱらとなり、本を一冊まるごと読むという「一冊読みの労力」に価値を見出さなくなったからでしょう。たしかに読書は時間と労力が要求されます。知りたい情報、知識があれば画面が大きくなったスマートフォンやタブレットでさぐれば検索できるのですから。書籍という重量もうとましく思っているのかもしれません。今月の読書会チューターは、コトバの今を生きるジャーナリスト(元読売新聞編集次長)で、大学で教鞭をとっている渡口行雄氏です。(大橋記)

-----------------------------------------------------------------☆




「月刊めらんじゅ」119号です

2017年03月03日 08時05分54秒 | 「月刊めらんじゅ」バックナ
詩誌「月刊めらんじゅ」(16ページ/2017年1月22日発行)をネットでご覧になってください。

https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=ZGVmYXVsdGRvbWFpbnxtYXJvYWQ2NjQ1NHxneDoxNTZkNDgyZWI1YTRlYTYx


「月刊めらんじゅ」119号 目次


☆詩 & 俳句
桃の日 ……………… 北原千代 03
て形詠 (俳句) ………………岩脇リーベル豊美 04
腕を盗みし冬 (俳句) ………………高橋雅城 05
恋唄 ………………富  哲世 06
不思議な崩壊 ………………野口裕 07
アレッポ松は石鹸でこすると歓喜する………………千田草介 08
日常の峡谷………………黒田ナオ 09
糸きれて………………北岡武司 09
ふきさらし ………………大橋愛由等 10
天霧裂き 一千行の波 到る/ナマズをひきずって ………………木澤 豊 11
弱虫/プランクトン ………………中嶋康雄 12
よりてかみ  ………………中堂けいこ 13
そね  ………………高谷和幸 13
一日の理由(ルバイヤート風) ………………大西隆志 14
三つの分身………………和比古 15


☆連載エッセイ
神戸詞あしび108「奄美の俳句を選句し島の生の息吹感じる」………………大橋愛由等 16


編集部だより★38/2017年を迎えました。ことし生誕100年を迎える表現者が二人います。まずひとりは、詩人・尹東柱(1917-1945)。2月13日〈月〉に、京都・同志社大学今出川キャンパスの尹東柱詩碑前(ハリス理化学館近く)で第5回〈在日韓国人・日本詩人共同 尹東柱詩人追悼会〉を詩人・金里博氏と共同主宰します。今年は韓国からもゲストも来日。すこし規模を大きくして開催する予定です。いわば〈冬の詩祭〉の位置づけ。午後3時からです。二次会は京都市内で会場を借ります。/もうひとりは、作家・島尾敏雄(1917-1986)。島尾が関係した奄美・沖縄で島尾を顕彰/検証する動きあり(沖縄の文芸誌から私に原稿依頼)。神戸では私が秋に〈島尾敏雄―神戸・奄美に刻印したこと〉をテーマとした語りの場を設ける予定です。/1月の読書会担当は和比古さん。テーマは「科学と詩と絵の境界で」。(大橋)

「月刊めらんじゅ」118号ネット版

2017年03月01日 01時56分49秒 | 「月刊めらんじゅ」バックナ
「月刊めらんじゅ」118号を見開きでご覧になれます。


https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=ZGVmYXVsdGRvbWFpbnxtYXJvYWQ2NjQ1NHxneDo0OTJjN2FiOWVmODNjMGQy


「月刊めらんじゅ」118号 目次


詩 & 俳句
帰還詠② (俳句) ………………岩脇リーベル豊美 06
戯長歌 ………………野口裕 07
サンタの顔 ……………… 北岡武司 08
ふき/予告 ………………中嶋康雄 09
ひさしぶりに百を切った晴れの日に ………………中堂けいこ 10
しだく ………………大橋愛由等 11
影や暗闇や…そんなんばっかり/ビスナール ………………福田知子 12
べっしょ。べつ。しょ。………………高谷和幸 13
半島の 突端の 町で………………木澤豊 13
一日の理由(ルバイヤート風) ………………大西隆志 14
城 ………………富  哲世 15


第19回ロルカ詩祭・書き下ろし朗読詩 ②
改正神聖受胎祝福禁止法案摘要………………千田草介 03
あにみたす 声のためのver.20160820……………………………… 安西佐有理 04
のなら………………大橋愛由等 05


連載エッセイ & 詩評
神戸詞あしび107「夢とうつつの区分 溶解している不安」………………大橋愛由等 16


編集部だより★37/11月の読書会は、数学研究者で、短歌・俳句作家である北村虻曳氏に、スピーカーをお願いした。テーマは、「数学って何だ ・・数学における有用性と美意識・・」。面白い話になりそうです。/夏から長期入院している詩友・富哲世氏に、友人たちが見舞いをしています。わたしはまだ行けていないのですが、その代わりといっては不遜ですが、見舞いを兼ねて、ハガキ通信を出しています。「うたの光景/富哲世氏へ」と題をつけ、なにかの作品や声を引用して、それをわたしなりに解釈するというものです。例えば二回目の通信に取り上げた声は「かーーーー」。これは2016年10月20日に京都BUTOH館でひとり舞踏公演「緋色」を演じる今貂子が唯一発した言葉です。その声を舞踏の身体論と大地とのからみで、フラメンコと結びつけたのです。このハガキ通信、まだ続きます。(大橋記)



「月刊めらんじゅ」117号ネット版

2017年02月28日 08時12分35秒 | 「月刊めらんじゅ」バックナ
「月刊めらんじゅ」117号(2016年10月26日発行)をネットに上げました。

ご覧になってください。

https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=ZGVmYXVsdGRvbWFpbnxtYXJvYWQ2NjQ1NHxneDo1M2VhMjk2MmRkNDBlZGQ2

------------------------------------------------★

「月刊めらんじゅ」117号 目次


☆詩 & 俳句
ソフトクリーム ………………富  哲世 03
帰還詠 (俳句) ………………岩脇リーベル豊美 04
こんばんは物怪ですが (俳句) ………………高橋雅城 05
わら人間/どろんどろん ………………中嶋康雄 06
ご近所 ………………野口裕 07
眠り続ける夢を見る ………………黒田ナオ 10
憑かれたわ ……………… 北岡武司 11
みつまた ………………大橋愛由等 12
シングルメリー ………………中堂けいこ 13
ごちゃくごちゃく………………高谷和幸 14
夏に出あう ………………福田知子 15


☆第19回ロルカ詩祭・書き下ろし朗読詩 ①
思わぬ恋のガセーラ……………………………… F・G・ロルカ 鼓直訳 08
砂の果てた日………………北原千代 09


☆連載エッセイ & 詩評
神戸詞あしび106「吟行ならぬ即興詩を課した詩人の旅」………………大橋愛由等 16



------------------------------------------------★

編集部だより★37/病気がちや体調不良のひともいたりして、このところ「Mélange」例会に参加する人数が減っている。とくに先月(9月)の合評会は私を含めて二人しかおらず合評会は成立しなかった。詩についての懇話会のようになってしまった(第二部の読書会では合計五人に増えたが)。参加人数によってページ数が変動するこの「月刊めらんじゅ」も今号はなんとか16ページを確保したが、12ページといった月もしばらく続いている。110回以上も毎月つづいている詩の会なので消長はあるかと思い、いまは構成メンバーの過渡期なのかもしれないと自分には言い聞かせているが、現代詩の担い手の高齢化の影響かもしれない。例会の事務局を担当している私にとってやはり詩の会は活気がある方がいい。なんとか会が安定するよう一回ごとの内容を濃くしていきたい。/10月の読書会は、ガルシア・ロルカの故地を中心にスペイン紀行を果たした福田知子さんにその感想を語ってもらう内容。(大橋記)

------------------------------------------------★

「月刊めらんじゅ」116号ネット版

2017年02月26日 08時44分05秒 | 「月刊めらんじゅ」バックナ
☆「月刊めらんじゅ116号」(2016.09.25発行)がネット上で閲覧できます。


https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=ZGVmYXVsdGRvbWFpbnxtYXJvYWQ2NjQ1NHxneDo0ZmQ2NDhjMzY5MjMyOTMy


----------------------------------------☆

「月刊めらんじゅ」116号 目次

★詩 & 俳句
しろじろと (俳句) ………………高橋雅城 03
海外詠(3) (俳句) ………………岩脇リーベル豊美 04
異出し ………………富  哲世 05
埃の噂 ………………中嶋康雄 08
よすが ………………大橋愛由等 09
わたしは慈悲のマカロニを   ………………中堂けいこ 10
ひがしひめじ………………高谷和幸 13

★しりとり連詩
しりとり連詩 瀬戸内紀行2016年夏………………………………大橋愛由等/安西佐有理 6


★連載エッセイ & 詩評
神戸詞あしび105「吟行ならぬ即興詩を課した詩人の旅」………………大橋愛由等 12

----------------------------------------☆
編集部だより★36/8月は「ロルカ詩祭」があるために、「Mélange」例会は二か月ぶりの開催となる。9月の下旬となって猛暑を生き抜いた実感が湧いてくる。8月はトリエンナーレの瀬戸内国際美術祭に参加。参加詩人によって、「しりとり連詩」を交わした。詩人たちならではの「吟行」と言い得るも楽しい文学営為であった。さて、第116回例会は、詩人で文芸評論家の山田兼氏による「小散文詩 パリの憂鬱 シャルル・ボードレール」の翻訳・解説の資料をもとに話を聞く。これから秋が深まっていく。深い読書経験を積み重ねていきたいものだ。(大橋記)

----------------------------------------☆

第120回「Mélange」読書会・合評会〈2月26日(日)〉

2017年02月20日 09時42分21秒 | 「月刊めらんじゅ」バックナ
2017年の文学活動はもろもろ始動しています。いくつかの活動・企画を紹介します。
第120回「Mélange」読書会・合評会は2月26日(日)に開催します。
「Mélange」月例会も13年目に入りました。
今月も集い、詩を紡ぎ、詩を語りましょう。
みなさん、元気にしてはりますか。お変わりありませんか。

----INDEX----------------------------------------------------------------------------------------------------------
◆1.--第120回「Mélange」読書会・合評会〈2月26日(日)〉
◆2.--第5回〈在日韓国人・日本詩人共同 尹東柱詩人追悼会〈2月13日(月)〉
◆3.--カフェ・エクリの活動〈2月20日(月)〉
◆4.--「北の句会」〈3月26日(日)〉のお知らせ
◆5.--文学短報(新情報追加)=A/――今月のFMわぃわぃ「南の風」の収録は2月27日(月) 
B/――図書出版まろうど社の花見は4月10日(月) の予定 C/――望月至高著『俳句のアジール』出版を祝う会
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

◆1.--第120回「Mélange」読書会・合評会〈2月26日(日)〉

この会を運営しているのは、神戸を拠点とする詩のグループ「Mélange」。事務局は私・大橋愛由等。
詩の会(二部構成)をほぼ毎月開催しています。
☆第一部〈読書会〉の語り手は、ジャーナリストの渡口行雄さんです。かつて猛者の記者ぞろいだった読売新聞大阪社会部に所属。一時代を画した方です。
いまでも日本語の現場にたって思いをめぐらし、その鋭い観察眼はいまもとぎすまされています。
今回の語りは〈ことばの今を生き語る〉のシリーズとして、まず渡口行雄さんに白羽の矢を立てました。(渡口さんは俳句もたしなんでおられます)
第一部は午後1時から3時まで。参加費無料です。ただ、講師へのカンパをお願いしています。
会場は、神戸・三宮のスペイン料理カルメン078-331-2228です。阪急神戸三宮駅西口から徒歩一分の便利なところにあります。


☆―――――――渡口行雄さんから届いた発表骨子---------------☆
(タイトル)
「日本語を楽しく学ぶーー大学教育の現場から」

(概略)
 パソコンの普及に伴い、若者の日本語の学力は、読む、書く、考えるなどあらゆる面で大幅に低下している。そういう学生を相手に日本語(いわゆる国語)を
教えているが、時に砂をかむような虚しさを覚える。どうしたら日本語に興味と関心を待たせて、学力を引き上げることができるのかと、悩む日々である。
その授業の一端を紹介し、日本語の現状を探りたい。

(経歴)
 昭和24年、鹿児島県生まれ。関西大学文学部卒業。読売新聞大阪本社入社、社会部次長、高松総局長、事業局次長を歴任。大阪青山大学広報室長を経て、現在、同大学客員教授

――――――――――――――――――――☆

☆第2部・合評会(PM3:10-6:00)
そして合評会です。
作品の締め切りは、2017年2月23日(木)です。寒さにまけない意欲的な詩稿(句稿)をお待ちしています。
合評会に出席できなくとも、送っていただいた詩稿は、「月刊めらんじゅ120号」に掲載します 

――――――――――――――――――――☆

それと、仮ですが、「Mélange」月例会の当面の日程を提案しておきます。
予定ですので変更する場合があります。その際には、この月報(「Mélange」メールニュース)をご覧になって確認してください。
☆3月26日(日)/第121回
☆4月23日(日)/第122回
☆5月28日(日)/第123回
☆5月28日(日)/第124回
☆6月25日(日)/第125回
☆7月30日(日)/第126回
◆8月19日(土)/第20回ロルカ詩祭

//////////////////////////////////////////////////////

◆2.--(第5回〈在日韓国人・日本詩人共同 尹東柱詩人追悼会〉〈2月13日(月)〉
明日のお知らせになってしまいましたが、いよいよ〈冬の詩祭〉ともいうべき「尹東柱追悼詩祭」(第5回〈在日韓国人・日本詩人共同 尹東柱詩人追悼会〉が2月13日(月)に開催されます。
尹東柱の命日である2月16日(1945年)の直前の開催です(あとすこし長生きしていれば、終戦(=光復)だったのです。獄中死でした。母国語で詩を書いたことが逮捕拘引の主な理由のひとつとなりました)
この会は、詩人・金里博氏と私の共同主催です。
さて、今年は特別な年です。尹東柱(1917-1945)の生誕100年の記念すべき年となるからです。

〈第一部〉午後3時から、京都市上京区の同志社大学今出川キャンパス内の「尹東柱詩碑」前に集合して、献花、尹東柱の詩作品の朗読などを行います。(この夭折した詩人は日本の若い人たちに人気があって、詩碑には多くの文房具が献じられています)。
 ・司会進行/大橋愛由等(同追悼会共同主催者)
 ・挨拶/金里博(同追悼会共同主催者) 母国語と日本語による挨拶。
 ・尹東柱の詩作品朗読と紹介/韓南洙氏(ハン・ナムス、韓国ハングル学会正会員・ハングル学会日本関西支部常任顧問)が朝鮮語で朗読。
 ・献花
 ・詩人・俳人たちによる(尹東柱に思いを馳せた)自作詩(俳句)の朗読 
  朗読者=〈敬称略〉(1)ユノク(韓国から来日) (2)上野都 (3)北原千代(初参加) (4)望月至高 (5)福田知子 (6)大橋愛由等ほか

〈第二部〉午後4時すぎから。場所を京都駅近くの会場に移して、この日のために、来日する韓国からの客人とともに、詩人・俳人たちの自作品の朗読をして交流を図ります。
 (移動は地下鉄で10分ほどの距離です。今出川駅→京都駅) 
 会場=京都駅近くの「韓国厨房尹(ユン)家の食卓」。
 この会場でも詩の朗読などをします。
 この詩祭はだれたでも参加できます。詩人の方はできたら自作詩を持参してください。 
(今年の京都の冬はとくに冷えます。第一会場が野外ですので、充分に暖かい格好をしてきてください)

◆3.--カフェ・エクリの活動〈2月20日(月)〉

高谷和幸氏主宰の詩の会「カフェ・エクリ」についてです。
この会は、(兵庫県)播磨地域で表現活動することを全面に押し出した詩を中心とした文学集団です。
月に一回の詩の会(「Mélange」と同じく読書会パーツと詩・川柳の合評会の二部制)を中心に、
シンポジウム開催や、年に一回程度の小紀行をしています。

》》》》》》2月20日(月)/赤穂「煉瓦屋」(詩人・田村周平氏の店です)
*赤穂は兵庫県そして播磨の西の端。独特の風情をもった地域です。
 

2月20日(月)/赤穂「煉瓦屋」  読書会発表者/大西隆志氏
 開始は午後2時からです。
 懇親会は、姫路市に出て行います。

―これからの予定
3月13日(月)/たつの市ガレリア   読書会発表予定者・未定


「カフェ・エクリ」連絡先
高谷和幸
〒676-0815 高砂市阿弥陀1-11-24
080-5311-6265

◆4.--「北の句会」〈3月26日(日)〉のお知らせ
(北村虻曳氏からの情報)

今季最強寒波とか何とか、テレビでは大騒ぎしていますが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
〈出句〉
課題詠『蝌蚪』(おたまじゃくし)  1句
自由詠                1句  の 計2句
【参考】
蝌蚪生れて即一塊をなしにけり     朝妻力
てのひらに蝌蚪狂はせてみたりけり    櫂未知子
人住める高さ低さや蝌蚪の群      華明日香
長じては行く先不明蝌蚪の群       折原あきの
蝌蚪騒ぐ夜を盗み撮る赤外線       境良一
蝌蚪と呼ぶべきか蛙と呼ぶべきか     山田弘子
まだ泳ぐことを旨とす蝌蚪に足      田口武

〈句会の会場〉
3月26日(日)午後1時~
 大阪市都島区民センター 第一会議室
 京阪本線「京橋」      下車 徒歩10分
JR環状線「京橋」「桜ノ宮」 下車 徒歩10分
   東西線「大阪城北詰」  下車 徒歩10分
地下鉄谷町線「都島」    下車 徒歩15分



◆5.--文学短報
A/――今月のFMわぃわぃ「南の風」の収録は2月27日(月)
   神戸と奄美を結ぶ情報番組の「南の風」。放送は、FMわぃわぃのホームページから随時聞く事ができます。
   放送時間は1時間。 
   今月の放送は、1月の〈奄美ふゆ紀行〉の成果についておしゃべりします。
  

B/――図書出版まろうど社の花見は4月10日(月) の開催予定
大橋愛由等主催の夜桜会です。この寒さがあるから桜は美麗に開花すると聞きます。
   
C/――望月至高著『俳句のアジール』出版を祝う会
☆厳しい寒さが続きます。みなさまいかがおすごしでしょうか。このたびわれらが望月至高氏が第二句集『俳句のアジール』を上梓されました。第一句集『辺縁へ』(図書出版まろうど社)とまた違うあらたな句境が展開されています。そこで出版を言祝ぎつつ望月氏を励ます意味をこめて以下のような祝う会を企画しました。ぜひみなさんと共に時を過ごしたいと存じます。

☆日時/2017年3月20日(祝・月)午後1時から
☆場所/スペイン料理カルメン(阪急三宮駅西口歩いて2分の場所。創業60年を迎えた神戸の老舗レストラン☎078-331-2228)
☆費用/5000円(食事+飲みもの付き)

第119回「Mélange」読書会・合評会〈1月22日(日)〉

2017年01月12日 09時49分55秒 | 「月刊めらんじゅ」バックナ
みなさんあけましておめでとうございます。
さて今年はどのような一年になるのでしょうか。
1月から2月にかけての詩と俳句の活動を紹介します。
第119回「Mélange」読書会・合評会は2017年1月22日(日)に開催します。
「Mélange」月例会は12月はおやすみでしたのでひさしぶりの開催です。
新年会がらみで、集い、詩を紡ぎ、詩を語りましょう。
みなさん、元気にしていましたか。お変わりありませんか。

----INDEX----------------------------------------------------------------------------------------------------------
◆1.―第119回「Mélange」読書会・合評会〈1月22日(日)〉
◆2.―カフェ・エクリの活動〈次回は2月20日(月)〉
◆3.―「尹東柱追悼詩祭」〈2月13日(月)〉
◆4.―「北の句会」新年句会〈1月15日(日)〉
◆5.―今野和代さんの朗読ライブ〈1月23日〈月〉〉
◆6.--文学短報=A/――今月のFMわぃわぃ「南の風」収録は1月10日(火) 
B/――図書出版まろうど社の花見は4月10日(月) の予定 C/――俳誌「吟遊」の活動
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

◆1.--第119回「Mélange」読書会・合評会〈2017年1月22日(日)〉

この会を運営しているのは、神戸を拠点とする詩のグループ「Mélange」。事務局は私・大橋愛由等。
詩の会(二部構成)をほぼ毎月開催しています。
☆第一部〈読書会〉の語り手は、和比古(かずひこ)さんです。詩人で化学の研究者。大阪大学・同大学院で教官をされておられます。碩学です。画家でもあります。化学研究の最新動向を語っていただきながら芸術との関連を言及していただこうと思っています。テーマは「科学と詩と絵の境界で」。〈次回は新年のあいさつを兼ねて開催いたします。2017年を迎えたことをことほぎながら、詩を語り合いましょう〉
第一部は午後1時から3時まで。参加費無料です。ただ、講師へのカンパをお願いしています。
会場は、神戸・三宮のスペイン料理カルメン078-331-2228です。阪急三宮駅西口から徒歩一分の便利なところにあります。


☆―――――――和比古(かずひこ)さんから届いた発表骨子---------------☆

科学と詩と絵の境界で
             和比古


文学を含めた芸術は科学と別の領域に属すると人は言うが、果たしてそうだろうか。物理学者であり随筆家である寺田寅彦の例もある。同じ次元とは言わないまでも、よく似た面をもっているともいえる。科学の世界の化学者の私が如何に詩と絵に魅せられてきたかについて、簡単に振り返って述べてみたい。
京都大学に入学したことが引き金になり、哲学入門書を読み始め、専門外のことで創造的なことをしたくなった。特に美への挑戦がしてみたくなり、油絵やクロッキーに興味をもった。高校時代には、ほとんど関心を持たず、美術はどちらかといえば苦手な科目であった。この変身は自分にとっても全く意外であった。また、興味のなかった文学にも魅かれ、漱石などの小説を読み始めた。

インスピレーションとして感じる美を表現したい衝動に駆られた。しかし、写真のような手法には魅力がなかった。また、小説やエッセイのような散文的表現では長すぎる。かといって、短歌や俳句のような韻文は短すぎる。結果として、詩の世界に入っていった。刹那的心象を書きとめることにより、自らの感性を高めた。美術評論にも関心があったので、絵を見た印象を詩にすることもあった。研究室で研究をするようになってからは、化学の研究に夢中になり、詩を書いたり、絵を描くことが少なくなった。

30代半ばよりパワハラにあったため、人間的にいろいろと考えさせられることが多くなり、結果として再び書いたり描くようになった。詩を書くことで自分を見つめ直したり、救われていたのかもしれない。

投稿詩誌に投稿し、活字として掲載されるのを楽しんでいた。また、評者によるコメントに一喜一憂した。狭い世界での個人的楽しみであった。活動の幅を広げようと、詩誌の団体に入るため多くの詩誌を読み調べた。結局、「PO」の水口洋治さんに直接電話をしたところ、悩むより自分の詩を詩誌や詩集で表現することが重要であると言われ、「PO」の会員になった。会合に時々参加して、詩人仲間と知り合いになった。活動の幅は広がり、アンソロジーで出版することも多くなった。さらに、個人でも詩集「構図のあるバラード」を出版した。魂を謳いあげるような詩を書いたため、難解な詩が多かったが、自分なりには納得した詩集であったと思う。

関西詩人協会、兵庫現代詩人協会、西宮芸術文化協会のメンバーになるとともに、「軸」に移った。全国的な詩人協会で活動しなさいと推薦してくれる詩人もいたが、無理をしない程度の活動にしている。

絵を描くように詩を書いていたので、両者を一度に発表できる詩画展は楽しみであった。絵と詩の融合である。年2~3回程度、自ら描いたパステル画と詩を展示した。私のパステル画は自ら学んだものである。
絵を気に入ってくださる佐相憲一さんのような詩人がいて、関西詩人協会自選詩集の第5集および第6週(別の絵)の表紙絵に使っていただいた。第二詩集「風の構図」、第三詩集「道化の構図」、第四詩集「擬人の構図」も出版した。これらの詩集では各詩に一枚の絵を付し、両者からなる世界を楽しめるようにしている。詩集に対し多くの詩人から本気の評や心暖まる激励をいただき心より感謝している。家の本棚には詩集や詩誌、壁にはパステル画が多くなり、創造的な空間を作っている。

本業の研究でも美を追求して、新たな研究を展開している。構造や機能が美しい分子システムを化学の世界で創製しながら、研究生活を送っている。研究の一端を紹介すると、平尾(本名)反応は美しい反応と評価を受けている。また、サッカーボールを割ったボウル状化合物は美しい構造をしているので化学美術館で紹介されている。短い段階でエレガントに合成している。また、誘導体化で得られた化合物の機能も美しいと期待されている。
著明な化学者が化学とは芸術だと述べておられる。化学の世界でも美的、詩的センスが必須であると考えられる。脳をいろいろな分野で可能な限り機能させればよりよいアイデアが生まれてくると考えている。自分で納得できるような、もう一幅の化学の絵が描ければと思っている。

 化学に関する詩は書いたことがないが、いい機会なのでトライしてみた。

シュミュレーション

試験管をふれば
新しい物質ができる
どのようなものが現われるか
予想外のものが得られた場合は
単純に驚き喜ぶ
特に美しい構造や機能が期待できるときは
その楽しみが増幅する
人間関係も同じ
人との新しい出会いで
様々なコミュニケーションが可能になる
それぞれの条件により微妙に変化するので
面白いものだ
また、出来た化合物が美しく光ったりするように
楽しい語らいもあれば
腹の立つこともある
人間関係はフレキシブル
もっと予想外のことが起こるかもしれない
明日もいい出会いがあれば
(兵庫県現代詩協会会報32号に掲載、一部改訂)

和比古(かずひこ)さんの略歴/京都大学大学院博士課程修了、工学博士、大阪大学工学部助手・助教授・教授を経て現在名誉教授・特任教授、理工学図書館長、日本化学会(三万人)副会長、国際生物有機金属化学賞、国際バナディス賞

――――――――――――――――――――☆

☆第2部・合評会(PM3:10-6:00)
そして合評会です。
作品の締め切りは、2017年1月19日(木)です。恒例の「奄美ふゆ旅」を14日(月)~17日(木)に行ってきますので、編集時間が限られているため、締め切りは厳守でお願い致します。新年にふさわしい意欲的な作品をお待ちしています。合評会に出席できなくとも、送っていただいた詩稿は、「月刊めらんじゅ119号」に掲載します。それぞれ詩稿をこのメールアドレス(maroad66454@gmail.com)に送ってください。(Wordの添付ファイルで送稿される方が多いのですが、Wordのバージョンによって文字化けが必ずといっていいほど起きます。詩稿の送信は、添付ファイルを付けてもいいのですが、その際には、メール本体に詩稿を貼り付けておいてください。これは必ずお願いします)

――――――――――――――――――――☆
追加資料です。
11月の「Mélange」月例会で語っていただいた北村虻曳氏から丁寧な追伸をいただきました。

☆会場/神戸・三宮「スペイン料理カルメン」 078-331-2228
//////////////////////////////////////////////////////
大橋様
先日は話をさせていただきありがとうございました。
皆さんの詩も批評を聴いているうちに次第に理解が進み興味を持ちました。
僕の話の内容と、参考資料をブログにアップしたので
よければ次のメランジュ通知のときにでも
次のURLを皆さんにおしらせください:

http://blog.goo.ne.jp/abunobu/e/4e56d3ce0a3a20c3811a3a9057487192

//////////////////////////////////////////////////////

◆2.--カフェ・エクリの活動〈次回は2月20日(月)〉

高谷和幸氏主宰の詩の会「カフェ・エクリ」についてです。
この会は、播磨地域で表現活動することを全面に押し出した詩を中心とした文学集団です。
月に一回の詩の会(「Melange」と同じく読書会パーツと詩・川柳の合評会の二部制)を中心に、
シンポジウム開催や、年に一回程度の小紀行をしています。

》》》》》》01/今年の「カフェ・エクリ」
 1月はおやすみです。
 ただし高谷和幸氏主宰の詩誌「OCT」の刊行記念会を催すかもしれません。
 決まりましたらお知らせします。
 また三月にあらたに一泊文学紀行が企画されるかもしれません。

これからのカフェ・エクリ――いずれも開始は午後2時から――☆

2017年
2月20日(月)/赤穂「煉瓦屋」  読書会発表予定者/大西隆志氏
3月13日(月)/たつの市ガレリア   読書会発表予定者・未定


「カフェ・エクリ」連絡先
高谷和幸
〒676-0815 高砂市阿弥陀1-11-24
080-5311-6265


◆3.―「尹東柱追悼詩祭」〈2月13日(月)〉
いよいよ〈冬の詩祭〉ともいうべき「尹東柱追悼詩祭」(第5回〈在日韓国人・日本詩人共同 尹東柱詩人追悼会〉を2月13日(月)に開催します。
尹東柱の命日である2月16日(1945年)の直前の開催です(あとすこし長生きしていれば、終戦(=光復)だったのです。獄中死でした。母国語で詩を書いたことが逮捕拘引の主な理由のひとつとなりました)
この会は、詩人・金里博氏と私の共同主催です。
さて、今年は特別な年です。尹東柱(1917-1945)の生誕100年の記念すべき年となるからです。
そこで、いつもより規模を大きくして開催します。 
〈第一部〉午後3時から、京都市上京区の同志社大学今出川キャンパス内の「尹東柱詩碑」前に集合して、献花、尹東柱の詩作品の朗読などを行います。(この夭折した詩人は日本の若い人たちにも人気があって、詩碑には多くの文房具が献じられています)
〈第二部〉午後5時から。場所を京都市内の会場に移して、この日のために、来日する韓国からの客人とともに、詩人・俳人たちの自作品の朗読をして交流を図ります。(会場が決まりましたらお知らせします)
この詩祭はだれたでも参加できます。詩人の方はできたら自作詩を持参してください。参加予定の詩人・俳人たちは、この日のための書き下ろし作品を持参する予定です。

当日参加した詩人・俳人たちの参加作品は以下のように冊子にしています。2014年の第二回のものですが、PDFファイルで読むことができます。
https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=ZGVmYXVsdGRvbWFpbnxtYXJvYWQ2NjQ1NHxneDo2MjJhYzk0NGJmMGY5N2Ez

◆3.―「北の句会」新年句会〈1月15日(日)〉
(北村虻曳氏からの情報) 
・北の句会一月新年句会のご案内
  新年定例句会の要項をお知らせします。多数のご参加をお願いいたします。

【日時】2017年1月15日(日)13:00-17:00
【場所】大阪市立中央区民センター
      大阪市中央区久太郎町1-2-27     TEL:06-6267-0201
       地下鉄堺筋線・中央線「堺筋本町」下車

【参加費】 千円程度
      句会後の懇親会は実費
句会終了後、「新年宴会」を行いたいと思います。
場所は句会会場から1km弱のさくら水産を予定しています。
実質的な店で飲み放題3000円程度を予定しています。
http://www.teraken.co.jp/shop/shop-189/

【出句】 課題詠1句  課題:「鏡(三面鏡・手鏡・ミラー・鏡台・銅鏡)   
  自由詠句2句 の計3句
【出句締切】 1月8日(日) 午後8:00必着
【作品送付先】丸山PC  5et2sa@bma.biglobe.ne.jp

◆4.―今野和代さんの朗読ライブ〈1月23日〈月〉〉
「横断する日 ジャズとブルースとポエトリー」
・日時/1月23日(月)午後7時スタート
・場所/難波屋 〒557-0004 大阪府大阪市西成区萩之茶屋2丁目5-2
・構成・料金などの詳細は、今野和代さん(kon_sky_blue@yahoo.co.jp)に直接尋ねてください。

なにしろライブをする場所は大阪のとっておきなディープな土地柄で、しかも会場は「ごっつい店」。
ジャズとブルースのバンドをバックに今野さんの詩世界が炸裂します。
濃い場所で、濃い店、そして朗読も演奏もディープ。ええ感じです。
大阪やなかったら出せん味です(同じ関西でも神戸、京都で詩の朗読会をすると違うモードとなる)。


◆5.--文学短報
A/――今月のFMわぃわぃ「南の風」の収録は1月10日(火)
   神戸と奄美を結ぶ情報番組の「南の風」。放送は、FMわぃわぃのホームページから随時聞く事ができます。
   放送時間は1時間。 
   パーソナリティーとミキシングをひとりでこなしています。

B/――図書出版まろうど社の花見は4月10日(月) の開催予定
大橋愛由等主催の夜桜会です。今年で22回目。場所・日程ともに未定です。
   
C/――俳誌「吟遊」の活動
   来年に創立20周年を迎える「吟遊」の記念事業案です。

吟遊創刊20周年記念レユニオン(仮称)
吟遊社主催 実行委員長 夏石番矢
2017年10月19日(木)午後5時~9時、 東京・神田錦町 学士会館202
午後5時~6時 同人によるうち合わせ、準備
前半 午後6時~7時半(食事なし)お香(今井麻美子)
後半 午後7時半~9時(立食)

招待客
平川祐弘(東大名誉教授) モハマド・オダイマ(シリア) 復本一郎(俳諧研究者、後半) 宗田安正 川名大(近代俳句研究者) 八木忠栄 神山睦美(文芸評論家) 堀浩哉(?) 鍵和田秞子 徐一平(中国) 山崎十生 清水国治(?) 久々湊盈子(歌人) 佐怒賀正美 沖山隆久(沖積舎) 鈴木節子(後半) 小川康彦(五柳書院) 野村東央留 宇田川寛之(六花書林) 小迫俊一(こおろ社) エリック・セランド(米国) バー・ボルドー(内モンゴル) 仙田洋子 酒井佐忠(文芸ジャーナリスト) 長嶺千晶 野谷真治 音無史哉(雅楽) 林誠司(「俳句界」) 安田まどか(「俳壇」?) 上野佐緒(「俳句四季」)七月堂(順不同)ほか


吟遊創刊20周年記念
吟遊同人自筆色紙50句展(仮称)
OKIギャラリー主催 責任者 沖山隆久
2017年10月16日(月)~21日(土) 午後1時~6時(最終日のみ午後5時まで)
東京・神保町 OKIギャラリー


吟遊創刊20周年記念
第2回千代田区を詠む句会
吟遊社主催 幹事 山本一太朗
2017年10月21日(土) 午後6時~9時
会場・会費未定 神田神保町付近


吟遊創刊20周年記念
番矢先生!ようこそ今治へ!
~今治しまなみに新しい俳句の風を吹かせよう~
いちはちの会主催 責任者 たかはししずみ
2017年10月28日(土)、29日(日)
しまなみアースランド 〒794-0051 愛媛県今治市高地町2丁目乙429-1
0898-32-5375
https://g.co/kgs/w2j3qq
俳句コンテスト併催(?)

第118回「Melange」月例会のお知らせなど

2016年11月11日 10時08分57秒 | 「月刊めらんじゅ」バックナ

第118回「Melange」読書会・合評会〈11月20日(日)〉は今年最後の月例会です。


----INDEX----------------------------------------------------------------------------------------------------------
◆1.--第118回「Melange」読書会・合評会〈11月20日(日)〉
◆2.--カフェ・エクリの活動〈11月14日(月)〉
◆3.--「道浦母都子&趙博ふたり会」(11月13日〈日〉)
◆5.--文学短報(新情報追加)=A/来年の「尹東柱追悼詩祭」について B/――今月のFMわぃわぃ「南の風」は11月21日(月)午後2時から
C/――図書出版まろうど社の忘年会は12月5日(月)  D/――詩友・富哲世氏のこと E/――「北の句会」のお知らせ
   F/――〈2016高橋修三 通天閣連歌会〉のお知らせ G/――俳誌「吟遊」の活動
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

◆1.--第117回「Melange」読書会・合評会〈11月20日(日)


この会を運営しているのは、神戸を拠点とする詩のグループ「Melange」。事務局は私・大橋愛由等。
詩の会(二部構成)を毎月開催しています。
☆第一部〈読書会〉の語り手は、北村虻曳さん。数学者であり、短歌、俳句などの表現者です。永年大学で数学を教え、その研究者として、実績をかさねてきた氏ですが、短歌、俳句の実作者としても、めきめき腕をあげています。テーマは、「数学って何だ ・・・・・数学における有用性と美意識・・・・・」。短歌作品をからめてのお話しとなります。面白そうですね。
〈みなさん、次回の「Melange」例会が今年最後の会となります。2016年をおしみつつ、詩を語り、作品の合評をいたしましょう。みなさんの参加をお待ちしたています〉
第一部は午後1時から3時まで。参加費無料です。ただ、講師へのカンパ500円をお願いしています。
会場は、神戸・三宮のスペイン料理カルメンです。阪急三宮駅西口から徒歩一分の便利なところにあります。

☆第2部・合評会(PM3:10-6:00)
そして合評会です。
作品の締め切りは、11月17日(木)です。意欲的な作品をお待ちしています。合評会に出席できなくとも、送っていただいた詩稿は、「月刊めらんじゅ118号」に掲載します。

☆会場/神戸・三宮「スペイン料理カルメン」 078-331-2228

◆2.--カフェ・エクリの活動〈11月14日(月)〉

高谷和幸氏主宰の詩の会「カフェ・エクリ」についてです。
この会は、播磨地域で表現活動することを全面に押し出した詩を中心とした文学集団です。
月に一回の詩の会(「Melange」と同じく読書会パーツと詩・川柳の合評会の二部制)を中心に、
シンポジウム開催や、年に一回程度の小紀行をしています。

》》》》》》01/今月の「カフェ・エクリ」
11月14日(月)たつの市ガレリア アーツ&ティで開催 2時からです。

高谷和幸氏からのメッセージ
「昨日(6日)たつの市で行われている国際芸術祭「時空の共振」を見てきました。
地域からアートを発信するのは、存続も含めて多大なエネルギーがいることだと思いました。
作家がアトリエを出て、現実空間と作品世界の統一された空間を創造する過程が見えて興味深いものがありました。
残念ながら13日(日)で芸術祭が終わってしまいますので、近郊の方、興味のある方はぜひ見ていただきたいです。
エクリの読書会は大西隆志・岡田功 両氏の進行で「地名」について話してもらいます。
興味深い内容です。
いつも時間切れになるので、その点を危惧しますが、ご期待ください。
連絡がもう一点あります。
12月のエクリの開催日が25日(日)2時から姫路アイメッセに変更になりました。
申し訳ありませんが、スケージュールを訂正してください。
読書会は高谷の10月のテーマをやります。
それではガレイアでお会いしましょう。
合評会の自作詩は12部程度ご用意ください。」

☆エクリ資料

トークタイトル『歩く人岡田功~地名を旅する』  岡田功・メインスピーカー
                        大西隆志・ナビゲーター


》》》》》》02

これからのカフェ・エクリ――いずれも開始は午後2時から――☆
12月25日(日)/姫路市あいめっせ  ←開催日が変更されています。
第一部読書会/発表者・高谷和幸氏/最近刊行された詩集から三篇の詩を鑑賞します。
テーマ  詩が要請する真実性とは(言葉の外延性の深み)
取り上げる詩集 1.神尾和寿詩集『アオキ』 編集工房ノア 九月刊
     2.阿部嘉昭詩集『石のくずれ』 ミッドナイト・プレス 七月刊
3.髙塚謙太郎詩集『SOUND & COLOR』 七月堂 七月刊

    2017年
2月20日(月)/赤穂「煉瓦屋」  読書会発表予定者・未定
3月13日(月)/たつの市ガレリア   読書会発表予定者・未定
-------------------------------------------------------------------☆

「カフェ・エクリ」連絡先
高谷和幸
〒676-0815 高砂市阿弥陀1-11-24
080-5311-6265


◆3.―「道浦母都子&趙博ふたり会」(11月13日〈日〉)

まだ「残席少々」あるそうです。
個性豊かな二人が語るトークセッションです。
司会は詩人・今野和代さん。
会場/大阪府社会福祉会館(〒542-0012 大阪市中央区谷町7-4-15)
日時/11月13日(日)13時30分開場 14時00分開演
料金/2000円
問い合わせ先/090-3712-5346(電話予約OK)

◆4.--文学短報

A/――来年の「尹東柱追悼詩祭」についてです(追加情報あり)。
   2月13日(月)です。来年は、尹東柱(1917-1945)の生誕100年にあたるため、すこし規模を大きくして開催します。会場は、京都です。第一会場は、京都市上京区の同志社大学今出川キャンパス内の「尹東柱詩碑」前です。第二会場は京都市内で現在探している最中です。来年は、韓国からゲストの参加があります。

B/――今月のFMわぃわぃ「南の風」は11月21日(月)午後2時からの放送
   神戸と奄美を結ぶ情報番組の「南の風」。11月は21日(月)に放送します。放送時間は1時間。 
   10月からパーソナリティーとミキシングをひとりでこなしています。
   次回はわたしが録音してきた秘蔵の奄美シマウタの音源を中心に番組を構成する予定です。
C/――図書出版まろうど社の忘年会は、12月5日(月)に、梅田周辺の店で開催します。場所・時間などが決まりましたら、お知らせします。
   梅田は集合するのに便利です。ひとりでも多くの参加者をお待ちしています。

D/――詩友・富哲世氏が、夏より入院中です。いま西宮市の病院に転院して療養されています。

E/――「北の句会」のお知らせ
  (北村虻曳氏からの情報) 
● 次回の「北の句会例会」の日時、場所が以下のとおり決まりました。
前回に続けて新規の場所です。
出句等については後日おしらせいたします。

2017年1月15日(日)13:00-17:00
大阪市立中央区民センター
http://osakacommunity.jp/chuo/sisetu_a.html

● 句会終了後、「新年宴会」を行いたいと思います。
場所は句会会場から1km弱のさくら水産を予定しています。
実質的な店で飲み放題3000円程度を予定しています。
http://www.teraken.co.jp/shop/shop-189/

多数の方のご参加を期待しています。


F/――〈2016高橋修三 通天閣連歌会〉のお知らせ
 〈今野和代氏からの情報とお誘い〉
「おとうちゃん  通天閣買うて  通天閣は高い  高いは煙突  煙突は黒い・・」
キッチュでレトロでなにやらとっぽい大阪通天閣。そのお膝元での「第8回通天閣連歌会」の日が近づいて参りました。
師走のなにわの活気をたっぷり感じながらどうか今年も「高城修三 通天閣連歌会」にご参集ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆ 日時  2016年12月4日(日)午後1時から4時まで
★ 会費 2000円+( 要注文2ドリンク )
☆ 場所新世界バー「のこされ島」(寿司ROKU鮮)の2F
大阪市浪速区恵美須東1-17-7コーラルリーフビル2F  ℡ 06‐6633‐5565
地下鉄堺筋線「恵美須町」駅徒歩1分
地下鉄御堂筋線「動物園前駅」ジャンジャン横丁通って約8分
連絡先 今野和代
携帯 090-1149-4042
  Konn-sky@ezweb.ne.jp
Fax 06-6338-5796
*ご返事遅くとも11月26日までにお知らせいただけると助かります。



G/――俳誌「吟遊」の活動
   来年に創立20周年を迎える「吟遊」の記念事業案です。

吟遊創刊20周年記念レユニオン(仮称)
吟遊社主催 実行委員長 夏石番矢
2017年10月19日(木)午後5時~9時、 東京・神田錦町 学士会館202
午後5時~6時 同人によるうち合わせ、準備
前半 午後6時~7時半(食事なし)お香(今井麻美子)
後半 午後7時半~9時(立食)

招待客
平川祐弘(東大名誉教授) モハマド・オダイマ(シリア) 復本一郎(俳諧研究者、後半) 宗田安正 川名大(近代俳句研究者) 八木忠栄 神山睦美(文芸評論家) 堀浩哉(?) 鍵和田秞子 徐一平(中国) 山崎十生 清水国治(?) 久々湊盈子(歌人) 佐怒賀正美 沖山隆久(沖積舎) 鈴木節子(後半) 小川康彦(五柳書院) 野村東央留 宇田川寛之(六花書林) 小迫俊一(こおろ社) エリック・セランド(米国) バー・ボルドー(内モンゴル) 仙田洋子 酒井佐忠(文芸ジャーナリスト) 長嶺千晶 野谷真治 音無史哉(雅楽) 林誠司(「俳句界」) 安田まどか(「俳壇」?) 上野佐緒(「俳句四季」)七月堂(順不同)ほか


吟遊創刊20周年記念
吟遊同人自筆色紙50句展(仮称)
OKIギャラリー主催 責任者 沖山隆久
2017年10月16日(月)~21日(土) 午後1時~6時(最終日のみ午後5時まで)
東京・神保町 OKIギャラリー


吟遊創刊20周年記念
第2回千代田区を詠む句会
吟遊社主催 幹事 山本一太朗
2017年10月21日(土) 午後6時~9時
会場・会費未定 神田神保町付近


吟遊創刊20周年記念
番矢先生!ようこそ今治へ!
~今治しまなみに新しい俳句の風を吹かせよう~
いちはちの会主催 責任者 たかはししずみ
2017年10月28日(土)、29日(日)
しまなみアースランド 〒794-0051 愛媛県今治市高地町2丁目乙429-1
0898-32-5375
https://g.co/kgs/w2j3qq
俳句コンテスト併催(?)

10月の「Melange」例会のお知らせなど

2016年10月25日 10時04分24秒 | 「月刊めらんじゅ」バックナ
大橋愛由等です。

10月です。ようやく秋らしくなってきました。
案内が遅れましたが、第117回「Melange」読書会・合評会〈10月30日(日)〉のお知らせを中心に情報を提供します。


----INDEX----------------------------------------------------------------------------------------------------------
◆1.--第117回「Melange」読書会・合評会〈10月30日(日)〉
◆2.--カフェ・エクリの活動〈10月31日(月)〉
◆3.--FMわぃわぃ「南の風」の番組、新段階へ〈月に一回の放送が復活。軌道に〉
◆4.--北の句会11月定例句会の案内〈11月6日(日)〉
◆5.--文学短報=A/来年の「尹東柱追悼詩祭」の日程が決まりました。 B/「吟遊」の活動
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------


◆1.--第117回「Melange」読書会・合評会〈10月30日(日)〉

この会を運営しているのは、神戸を拠点とする詩のグループ「Melange」。事務局は私・大橋愛由等。
詩の会(二部構成)を毎月開催しています。
☆第一部〈読書会〉の語り手は、福田知子さん。今夏、ロルカの故地を中心としたスペイン紀行を果たし、そこで感じたこと、考えたことについて語ってもらいます。ぜひみなさん、いらしてください。〈最近、「Melange」例会の参加人数が減っているので、事務局としても心痛めています。今回をいれて今年はあと二回です。みなさんの参加をお待ちしたています〉
第一部は午後1時から3時まで。参加費無料です。ただ、講師へのカンパ500円を徴収します。
会場は、神戸・三宮のスペイン料理カルメンです。阪急三宮駅西口から徒歩一分の便利なところにあります。

—————————————————————————————————————————————————★
2016.9.5~16――ロルカの詩と死を巡るスペインの旅から
                               福田知子

毎年恒例になっている「ロルカ詩祭」も来年で20周年を迎えます。私は第一回目の1997年の立ち上げのときからの創立メンバーの一人です。昨年は突然の腰の激痛に見舞われてやむなく参加できませんでしたが、このロルカ詩祭への思いは人一倍強いかもしれません。ロルカの詩はこの詩祭創立後に読み始めたのですが、読むたびにロルカ、フェデリコ=ガルーシア=ロルカの詩を通じて、ロルカの生きた時代、そしてロルカと同時代を生きたアーティストたちへの思いが、回を重ねるごとに深くなっていくことに気づかされます。それは毎年この詩祭に参加する人々に触発されるわけですが、それらは例えば、詩人たちの自作詩であったり、ロルカ詩作品の朗読や、ロルカについて語られる解説であったりします。それらすべてが、ロルカという稀有な詩人の存在そのものへのオマージュであるように思え、少しずつロルカの詩世界のポエジーに浸されるようにじわじわと私の内奥へと沁みてきたように思えます。
こうした中、かねてから訪れてみたかったスペインへ行く機会に恵まれ、それならば「ロルカを巡る旅」にしたいと心から強く願ったわけです。こうした強い思いが天に通じたのか、折よくロルカ研究者の平井うららさんが、今夏の五山の送り火のときにグラナダ大学の先生ご夫婦をわが家に連れてきてご紹介くださり、初対面にもかかわらず彼らとすっかり打ち解けたこともあり、ロルカの生まれたグラナダを案内して頂けることになったのです。
グラナダ滞在中には、グラナダ郊外の村、フェンテ・ヴァケーロスのロルカ記念館(ロルカの生家)をはじめ、丘陵地帯のバランコ・デ・ヴィスナルにあるロルカが銃殺された地や、詩碑の立つロルカ公園をていねいに案内してもらいました。これらはいわゆる観光では訪れることのとうてい不可能な場所にありました。グラナダ市内には、ロルカが殺される直前くらいの時期に家族で暮らした夏の家(別荘)があり、ここもまた記念館になっていました。
また、マドリッドでは私の大学院時代の友人たち(マドリッド在住のスペイン人)にロルカの銅像のある場所や文学者小路の路上に描かれたロルカの詩、それからここは探しながら行ったのですが、若き日に画家のサルバドール・ダリや映画監督のルイス・ブニュエルらと暮らした「学生館」にもようやく訪れることができて夢心地でした。これで行きたいところはすべて訪れることができたのですから。
グラナダからのロルカを巡る旅について話すうち、つい夢中になって語る私の姿を見て、マドリッド在住の友人たちから「フクダさん、ロルカオタク」「ああ、ロルカさま」とからかわれたときにはじめて、そうか、私ってロルカオタクだったんだ…ということに気づかされました。
そんなロルカオタク(笑)が語るロルカの詩と死を巡る旅――お土産も少しですが持参します。気楽に参加していただければ嬉しいです。

☆第2部・合評会(PM3:10-6:00)
そして合評会です。
作品の締め切りは、10月27日(木)です。意欲的な作品をお待ちしています。合評会に出席できなくとも、送っていただいた詩稿は、「月刊めらんじゅ117号」に掲載します。それぞれ詩稿をこのメールアドレス(maroad66454@gmail.com)に送ってください。(Wordの添付ファイルで送稿される方が多いのですが、Wordのバージョンによって文字化けが必ずといっていいほど起きます。詩稿の送信は、添付ファイルを付けてもいいのですが、その際には、メール本体に詩稿を貼り付けておいてください。これは必ずお願いします)

☆会場/神戸・三宮「スペイン料理カルメン」 078-331-2228

◆2.--カフェ・エクリの活動〈10月31日(月)〉

高谷和幸氏主宰の「カフェ・エクリ」についてです。
この会は、播磨地域で表現活動することを全面に押し出した詩を中心とした文学集団です。月に一回の詩の会(「Melange」と同じく読書会パーツと詩・川柳の合評会の二部制)を中心に、シンポジウム開催や、年に一回程度の小紀行をしています。


》》》》》》01
カフェ・エクリ例会/午後2時から――☆

10月31日(月)/姫路市あいめっせ  読書会発表者・大橋愛由等、高谷和幸
      大橋は「夢文学」について語ります。古今、文学者は「夢」を題材として表現してきました。今回のわたしの語りは、明恵、島尾敏雄、夏石番矢の夢文学をテーマといたします。
   
※姫路市あいめっせ イーグレ姫路館内の男女共同参画推進センター内の会議室です
  姫路市本町68番290 電話079-287-3443

》》》》》》02

これからのカフェ・エクリ――いずれも開始は午後2時から――☆

11月14日(月)/たつの市ガレリア  読書会発表予定者・大西隆志
※たつの市 ガレリア アーツ&ティ
 たつの市龍野町富永1439 電話0791-63-3555
 姫新線 本龍野駅下車徒歩8分
12月11日(日)/姫路市あいめっせ  読書会発表予定者・未定
    2017年
2月20日(月)/赤穂「煉瓦屋」  読書会発表予定者・大西隆志(?)
3月13日(月)/たつの市ガレリア   読書会発表予定者・未定
-------------------------------------------------------------------☆
「カフェ・エクリ」連絡先 
高谷和幸
〒676-0815 高砂市阿弥陀1-11-24
080-5311-6265

◆3.--FMわぃわぃ「南の風」の番組、新段階へ〈月に一回の放送が復活。軌道に〉

四月から地上波の免許を返上してインターネット放送局となったFMわぃわぃ。その新しい態勢が確立されるまですこし時間がかかりましたが、ようやくなんとか新生FMわぃわぃの姿が見えてきました。月に一回の放送となりますが、わたしがパーソナリティーを務める「南の風」は復活しました。番組内容も、いままで奄美についての情報を神戸において紹介するものでしたが、これからは神戸と奄美を結ぶ情報番組として内容を一新することにしました。神戸や関西で活躍しているひとたちをゲストに迎え、その人の語りを奄美に結びつけて、番組を構成していきます。
10月24日(月)には、詩人・大西隆志氏をゲストに迎え、「郷土・文学〈ここから〉」をテーマとして、播磨の文学、風土の魅力を語ってもらったのです。番組はFMわぃわぃのホームページから聞けるようになると思います。
これからも素敵なゲストをスタジオに呼んできて、「南の風」をつづけていこうとおもっているのです。


◆4.--北の句会11月定例句会の案内〈11月6日(日)〉


 「ようやく秋らしくなってまいりましたが皆様お元気でお過ごしでしょうか。11月定例句会の要項をお知らせします。多数のご参加をお願いいたします。(北村虻曳)」

【日時】 11月6日(日)13:00-17:00
【場所】 大阪市立都島区民センター   06-6352-6100
〒534-0027 大阪市都島区中野町2-16-25
地下鉄長堀鶴見緑地線、JR環状線「京橋」下車 徒歩10分
JR環状線「桜ノ宮」・東西線「大阪城北詰」下車 徒歩10分
地下鉄谷町線「都島」下車 徒歩15分
【出句】 課題詠1句  課題:「こだま(木霊・やまびこ・谺・エコー・反響音・残響)」
      
自由詠句2句 
の計3句
【出句締切】 10月29日(土) 午後8:00必着
【参加費】 千円程度
      句会後の懇親会は実費

 

◆5.--文学短報
A/――来年の「尹東柱追悼詩祭」の日程が決まりました。
   2月13日(月)です。来年は、尹東柱(1917-1945)の生誕100年にあたるため、すこし規模を大きくして開催します。詳細がわかりましたら、お伝えします。会場は、京都です。第一会場は、京都市上京区の同志社大学今出川キャンパス内の「尹東柱詩碑」前です。

B/――俳誌「吟遊」の活動
   来年に創立20周年を迎える「吟遊」の記念事業案です。

吟遊創刊20周年記念レユニオン(仮称)
吟遊社主催 実行委員長 夏石番矢
2017年10月19日(木)午後5時~9時、 東京・神田錦町 学士会館202
午後5時~6時 同人によるうち合わせ、準備
前半 午後6時~7時半(食事なし)お香(今井麻美子)
後半 午後7時半~9時(立食)

招待客
平川祐弘(東大名誉教授) モハマド・オダイマ(シリア) 復本一郎(俳諧研究者、後半) 宗田安正 川名大(近代俳句研究者) 八木忠栄 神山睦美(文芸評論家) 堀浩哉(?) 鍵和田秞子 徐一平(中国) 山崎十生 清水国治(?) 久々湊盈子(歌人) 佐怒賀正美 沖山隆久(沖積舎) 鈴木節子(後半) 小川康彦(五柳書院) 野村東央留 宇田川寛之(六花書林) 小迫俊一(こおろ社) エリック・セランド(米国) バー・ボルドー(内モンゴル) 仙田洋子 酒井佐忠(文芸ジャーナリスト) 長嶺千晶 野谷真治 音無史哉(雅楽) 林誠司(「俳句界」) 安田まどか(「俳壇」?) 上野佐緒(「俳句四季」)七月堂(順不同)ほか

2
吟遊創刊20周年記念
吟遊同人自筆色紙50句展(仮称)
OKIギャラリー主催 責任者 沖山隆久
2017年10月16日(月)~21日(土) 午後1時~6時(最終日のみ午後5時まで)
東京・神保町 OKIギャラリー


吟遊創刊20周年記念
第2回千代田区を詠む句会
吟遊社主催 幹事 山本一太朗
2017年10月21日(土) 午後6時~9時
会場・会費未定 神田神保町付近


吟遊創刊20周年記念
番矢先生!ようこそ今治へ!
~今治しまなみに新しい俳句の風を吹かせよう~
いちはちの会主催 責任者 たかはししずみ
2017年10月28日(土)、29日(日)
しまなみアースランド 〒794-0051 愛媛県今治市高地町2丁目乙429-1
0898-32-5375
https://g.co/kgs/w2j3qq
俳句コンテスト併催(?)

——————————————————————————————————————————————————————☆