4月となりました。
ソメイヨシノをはじめとして、八重桜、山桜も今年は開花が早かったですね。
今年の花見は極私的にとりおこないました。
春はさまざまなことが蠢動します。
神戸から、詩と俳句を中心とした文学イベントのお知らせです。
----INDEX----------------------------------------------------------------------------------------------------------
◆1.--第132回「Mélange」読書会・合評会〈4月22日(日)〉
◆2.―兵庫県現代詩協会の総会で大橋が「沖縄詩が撃つもの 詩・言葉・思想」と題して講演します〈5月6日(日)〉
◆3.--カフェ・エクリの活動〈4月23日(月)に開催〉
◆4.―野口裕句集『のほほんと』の記念会を企画しています。
◆5.--文学短報=A/――4月分のFMわぃわぃ「南の風」は4月21日(日)から視聴できます
B/――極私的花見〈4月9日(金)〉
C/――「大阪編集教室」再スタート〈4月あらたに開校〉
D/――「北の句会」〈5月13日(日)〉
E/――元 正章牧師への祝婚歌
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
◆1.--第132回「Mélange」読書会・合評会〈4月22日(日)〉
第132回目の「Mélange」例会のお知らせです。
第一部は読書会(pm1:00~3:00)。講師は、小説家で詩人の高木敏克氏による「カフカ語り 2回目」です。取り上げる作品は、「流刑地にて」。新刊、古書とも文庫で入手しやすい作品です。ぜひ読んできてください。
第二部(pm3:00~6:00)は、詩の合評会です。最近、「Mélange」例会もすこしずつメンバーが変わりながら、いつも詩について熱い議論が展開されます。詩人の方、あるいは詩に興味を持っている方、同会は参加自由ですので、どうぞ気楽に参加してください。
この会を運営しているのは、神戸を拠点とする詩のグループ「Mélange」。事務局は私・大橋愛由等。
詩の会(二部構成)をほぼ毎月開催しています(8月と12月は休会)。
☆まず第一部は読書会のお知らせです〈午後1時から3時まで〉。
発表者=高木敏克氏
タイトル=「カフカ語り 2回目/「流刑地にて」」カフカを読み込んでいて、自作品(小説)にもカフカ的世界を展開している高木氏の語りは面白く、聴き込んでしまいます。今回も、カフカの代表作のひとつであるこの作品についての高木氏ならではの読みが展開されることが予想され、楽しみにしています。
以後、高木氏によるカフカ語りは、(3)『審判 』(4)『城』 (5)「日記」 (6)「手紙」―と続きます。
作品の締め切りは4月19日(木)です。来週の木曜日です。
「Mélange」の合評会の場は、みなさんの言葉と表現が炸裂し、あえかに交差しあうメディアです。参加した詩人たちは真摯な作品評をかわしています。はじめて参加しようと思っている方もどうぞ参加してみてください。合評会への詩稿は、「月刊めらんじゅ132号」に掲載します。
(Wordの添付ファイルで送稿される方が多いのですが、Wordのバージョンによって文字化けが必ずといっていいほど起きます。詩稿の送信は、添付ファイルを付けてもいいのですが、その際には、メール本体に詩稿を貼り付けておいてください。これは必ずお願いします)。
■会場:スペインレストラン「カルメン」電話:078-331-2228(阪急三宮駅西口から北へ徒歩一分)
――――――――――◇
「Mélange」月例会、2018年の日程です。
(敬称略・開催場所はすべて神戸三宮のスペイン料理カルメン・開催時間は毎回午後1時)
予定ですので変更する場合があります。その際には、この月報(「Mélange」メールニュース)あるいは、ブログ「神戸まろうど通信」をご覧になって確認してください。
*2018年の開催予定日(敬称略)
05月27日(日)/第133回/発表予定者=月村香「キルケゴールを語る(仮題)」
06月24日(日)/第134回/第一部=詩の合評会 第二部=福田知子詩集・出版記念会(あらたに決まった日程です)
07月29日(日)/第135回/発表予定者/未定
08月18日(土)/第21回ロルカ詩祭(朗読伴奏+ソロ演奏=フラメンコギタリスタ住田政男さん)今年はガルシア・ロルカの生誕120年にあたります。(8月の「Mélange」例会は休会)
09月30日(日)/第135回/発表予定者/未定
10月28日(日)/第135回/発表予定者/詩人・中嶋康雄氏/「詩のことば、広告のコトバ、法律の言葉」(仮題)
11月25日(日)/第135回/発表予定者/未定
(12月の「Mélange」例会は休会)
*「Mélange」詩友の命日
富 哲世/5月26日
寺岡良信/6月27日
◆2.―兵庫県現代詩協会の総会で大橋が「沖縄詩が撃つもの」と題して講演します〈5月6日(日)〉
講演する時間は、14時45分~15時35分です。
講演の中で、まず沖縄の詩をより身近に感じてもらうために、フォークシンガーの大西隆志氏による演奏があります。山之口貘の詩がフォークの歌になっているのです。
兵庫県現代詩協会の第22回総会は13時30分から始まり、2017年度活動報告、2018年度活動報告案が提示されます。そして第二部として、わたしの講演「沖縄詩が撃つもの 詩・言葉・思想」があります。会員で「Mélange」詩友の方も、会員でない詩友のみなさんも、私の講演を聞きに来てください。会員以外でも参加できるよう事務局に話をとおしておきます。
日時/2018年5月6日(日)講演は、14時45分~15時35分。
場所/西宮市民会館 501号室
〒662-0918西宮市六湛寺町10番11号 TEL:(0798)33-3111
阪神西宮駅「市役所口」改札北へ徒歩1分 JR西宮駅から西徒歩約10分
地図 http://www.nishi-bunka.or.jp/amity/access.html
講演趣旨/語り始めは、沖縄の詩人としてよく知られている山之口貘の作品を紹介することから始めます。そして次に取り上げるのは、戦後に展開された沖縄の現代詩についてです。沖縄で詩を書くことの重層的な意味、言葉のもつ根元的な力、詩が思想へと敷衍していく沖縄ならではの情況。川満信一、新城兵一、松原敏夫、清田政信、高良勉らの硬質な作品をとりあげ、「詩を書くこと」の意味を語ろうと思っています。
――――――――――――――――――――――――
◆3.--カフェ・エクリの活動〈4月23日(月)〈開催場所・姫路市アイメッセ/発表者・岡田巧〉〉
高谷和幸氏主宰の詩の会「カフェ・エクリ」についてです。
この会は、(兵庫県)播磨地域で表現活動することを全面に押し出した詩を中心とした文学集団です。
月に一回の詩の会(「Mélange」例会と同じく読書会パーツと詩・川柳の合評会パーツの二部制)を中心に、シンポジウム開催や、年に一回程度の小紀行を実施しています。
》》》》》》・4月23日(月)〈開催場所・姫路市アイメッセ/発表者・岡田巧〉
第一部の読書会は岡田巧氏の語りを予定しています。午後2時から始めます。語りの内容は、加古川の詩人・植原繁市(1908-1971)の作品世界について紹介します。(植原繁市については、https://ja.wikipedia.org/wiki/植原繁市 を検索してください。詩人・高橋夏男氏がこの詩人を再評価しています)
第二部の詩・川柳の合評会は、自作品のコピーを15部程度持参してもってきてください。
》》》》》》今後の「カフェ・エクリ」の開催日時(予定は変更されることがあります。敬称略・開催時間は毎回午後2時)
・5月21日(月)会場・赤穂「煉瓦屋」/発表予定者・月村香
・6月18日(月)会場・姫路「アイメッセ会議室」/発表予定者・北岡武司
・7月2日(月)または16日(月)会場・姫路「アイメッセ会議室」/発表予定者・大西隆志
・8月/休会
・9月10日(月)会場・姫路「アイメッセ会議室」/発表予定者・田村周平
・10月1日(月)会場・たつの「ガレリア」/発表予定者・原田哲郎
・11月12日(月)会場・姫路「アイメッセ会議室」/発表予定者・大橋愛由等「井筒俊彦の哲学世界」
・12月3日(月)会場・赤穂「煉瓦屋」/発表予定者・得平秀昌
・1月/休会
・2月4日(月)または25日(月)会場・姫路「アイメッセ会議室」/発表予定者・千田草介
・3月18日(月)会場・たつの「ガレリア」/発表予定者・高谷和幸
◆4.―野口裕句集『のほほんと』が図書出版まろうど社から上梓されました。
この句集についても、作品世界を語り合う詩人、俳人たちの会を催す予定です(日程は調整中です)。
書誌データ/四六判本文172頁 価格(本体)2200円+税
◆5.--文学短報
A/――4月分のFMわぃわぃ「南の風」は4月21日(土)から視聴できます
神戸と奄美を結ぶ情報番組の「南の風」。本土では数少ない〈奄美専門チャンネル〉です。
「南の風」の放送は以下のサイトからいつでも聞くことができます。
http://tcc117.jp/fmyy/category/program-info/okinawa-amami/
このサイトでは、放送の視聴と同時に、私からのメッセージを書き込んでいますので、読んでみてください。
(この番組は1996年=震災の一年後=からスタートした奄美のシマウタと文化を紹介する番組です)
放送時間は1時間。
4月は今年、奄美で起こるだろうさまざまなことを話題にして語リました。
5月は、養蜂家の得平秀昌さんをゲストにお招きして、蜂蜜と自然と文学について縱橫に語ってもらいます。
B/――極私的花見〈4月9日(月)〉
今年の図書出版まろうど社の恒例「夜桜会」は、桜の開花が早かったのと、友人・知人たちの都合もあって、須磨浦公園(神戸市須磨区)で、ささやかにとりおこないました。われわれが陣取ったのは八重桜の樹下。いまや満開を迎えようとしていて、われわれを歓待してくれたのです。周囲には誰もいなく、公園に住みついている猫が一匹、われわれの周りを何度も往復して様子をうかがっていました。
C/――「大阪編集教室」再スタート〈4月あらたに開校〉
いったん3月末で閉校を宣言していた大阪編集教室が、四月からあらたに「表現コース」を開設して再出発しました。わたしはこの教室で永年講師を務めていたこともあり、今後ともこの教室が存続することを応援しています。
D/――「北の句会」のお知らせ
次回開催日=5月13日(日)13時〜17時
開催場所=大阪市生野区民センター
参加費=千円程度
出句=課題詠1句(課題「五月」) 自由詠1句
締切=5月7日(月)午後8時
E/――元 正章牧師への祝婚歌
われらが友人・元正章牧師、4月8日(日)に益田教会にて、結婚式を挙げられました。
そこで式に間に合うよう、仲間数人で祝婚歌をつくり冊子にして送りました。
みなさんには添付ファイルでその作品群をお読みください。(携帯メールあてに送っている人は閲覧できないかもしれません)
そして元氏から結婚式の報告をいただきましたので、転載しておきます。
///////////////////////////////////////////////◆
「益田っこ」(14号)「益田の祝婚」(折を得ても、得なくても)
4月8日(日)益田教会にて、80余名の会衆を前に、婚礼を挙げました。この年にして、晴れやかな場、ひと時を味わうとは想像だにしていませんでした。また祝電、手紙、メールなど優に100通を超える祝福の嵐を浴びるとは、神様のいたずらとも感じるほどに、「くすしき恵み」(アメージング・グレース)でした。「思えば過ぎにし すべての日々、苦しみ悩みも また恵み」(讃美歌451)。式辞では「愛は目に見える形ではなく、私たちの内にとどまっています。神さまが私たちの心の中に宿るとき、愛するという喜びに充たされるのです」と語りました。「愛と信頼」の尊さ。あとは、その実践あるのみです。
これで、名実ともに「益田っこ」となります。益田弁は理解できても、おそらくこれからも喋れない「神戸っ子」であっても、「幸い住むと人の言ふ」この益田の幸町の地に、「人間至る処 青山あり」。
神戸の詩人・俳人の仲間たちからは、「祝婚歌 元正章さん 澄川直子さんへ」が贈られてきました。「石見なる大樹に添ふや桃の花」「春の日は言葉のなかを進む人の背中を押す」「愛の交わりを紐解く福音の書を手にした顔」。
「今あなたはどの道を進むとも 人のあはれさを見つめ この人たちと共に かならずかの山の頂に至らんと誓ひ給ふならば 何とて私とあなたとは行く道を異にして 居りませうや。」(宮沢賢治)
*関西の友が、結婚式の動画を作成。興味のある方は、御笑覧ください。
https://youtu.be/4nSnXEODNIk
〒698-0021 益田市幸町4-54 日本基督教団益田教会牧師 元 正章
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ソメイヨシノをはじめとして、八重桜、山桜も今年は開花が早かったですね。
今年の花見は極私的にとりおこないました。
春はさまざまなことが蠢動します。
神戸から、詩と俳句を中心とした文学イベントのお知らせです。
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◆1.--第132回「Mélange」読書会・合評会〈4月22日(日)〉
◆2.―兵庫県現代詩協会の総会で大橋が「沖縄詩が撃つもの 詩・言葉・思想」と題して講演します〈5月6日(日)〉
◆3.--カフェ・エクリの活動〈4月23日(月)に開催〉
◆4.―野口裕句集『のほほんと』の記念会を企画しています。
◆5.--文学短報=A/――4月分のFMわぃわぃ「南の風」は4月21日(日)から視聴できます
B/――極私的花見〈4月9日(金)〉
C/――「大阪編集教室」再スタート〈4月あらたに開校〉
D/――「北の句会」〈5月13日(日)〉
E/――元 正章牧師への祝婚歌
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◆1.--第132回「Mélange」読書会・合評会〈4月22日(日)〉
第132回目の「Mélange」例会のお知らせです。
第一部は読書会(pm1:00~3:00)。講師は、小説家で詩人の高木敏克氏による「カフカ語り 2回目」です。取り上げる作品は、「流刑地にて」。新刊、古書とも文庫で入手しやすい作品です。ぜひ読んできてください。
第二部(pm3:00~6:00)は、詩の合評会です。最近、「Mélange」例会もすこしずつメンバーが変わりながら、いつも詩について熱い議論が展開されます。詩人の方、あるいは詩に興味を持っている方、同会は参加自由ですので、どうぞ気楽に参加してください。
この会を運営しているのは、神戸を拠点とする詩のグループ「Mélange」。事務局は私・大橋愛由等。
詩の会(二部構成)をほぼ毎月開催しています(8月と12月は休会)。
☆まず第一部は読書会のお知らせです〈午後1時から3時まで〉。
発表者=高木敏克氏
タイトル=「カフカ語り 2回目/「流刑地にて」」カフカを読み込んでいて、自作品(小説)にもカフカ的世界を展開している高木氏の語りは面白く、聴き込んでしまいます。今回も、カフカの代表作のひとつであるこの作品についての高木氏ならではの読みが展開されることが予想され、楽しみにしています。
以後、高木氏によるカフカ語りは、(3)『審判 』(4)『城』 (5)「日記」 (6)「手紙」―と続きます。
作品の締め切りは4月19日(木)です。来週の木曜日です。
「Mélange」の合評会の場は、みなさんの言葉と表現が炸裂し、あえかに交差しあうメディアです。参加した詩人たちは真摯な作品評をかわしています。はじめて参加しようと思っている方もどうぞ参加してみてください。合評会への詩稿は、「月刊めらんじゅ132号」に掲載します。
(Wordの添付ファイルで送稿される方が多いのですが、Wordのバージョンによって文字化けが必ずといっていいほど起きます。詩稿の送信は、添付ファイルを付けてもいいのですが、その際には、メール本体に詩稿を貼り付けておいてください。これは必ずお願いします)。
■会場:スペインレストラン「カルメン」電話:078-331-2228(阪急三宮駅西口から北へ徒歩一分)
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「Mélange」月例会、2018年の日程です。
(敬称略・開催場所はすべて神戸三宮のスペイン料理カルメン・開催時間は毎回午後1時)
予定ですので変更する場合があります。その際には、この月報(「Mélange」メールニュース)あるいは、ブログ「神戸まろうど通信」をご覧になって確認してください。
*2018年の開催予定日(敬称略)
05月27日(日)/第133回/発表予定者=月村香「キルケゴールを語る(仮題)」
06月24日(日)/第134回/第一部=詩の合評会 第二部=福田知子詩集・出版記念会(あらたに決まった日程です)
07月29日(日)/第135回/発表予定者/未定
08月18日(土)/第21回ロルカ詩祭(朗読伴奏+ソロ演奏=フラメンコギタリスタ住田政男さん)今年はガルシア・ロルカの生誕120年にあたります。(8月の「Mélange」例会は休会)
09月30日(日)/第135回/発表予定者/未定
10月28日(日)/第135回/発表予定者/詩人・中嶋康雄氏/「詩のことば、広告のコトバ、法律の言葉」(仮題)
11月25日(日)/第135回/発表予定者/未定
(12月の「Mélange」例会は休会)
*「Mélange」詩友の命日
富 哲世/5月26日
寺岡良信/6月27日
◆2.―兵庫県現代詩協会の総会で大橋が「沖縄詩が撃つもの」と題して講演します〈5月6日(日)〉
講演する時間は、14時45分~15時35分です。
講演の中で、まず沖縄の詩をより身近に感じてもらうために、フォークシンガーの大西隆志氏による演奏があります。山之口貘の詩がフォークの歌になっているのです。
兵庫県現代詩協会の第22回総会は13時30分から始まり、2017年度活動報告、2018年度活動報告案が提示されます。そして第二部として、わたしの講演「沖縄詩が撃つもの 詩・言葉・思想」があります。会員で「Mélange」詩友の方も、会員でない詩友のみなさんも、私の講演を聞きに来てください。会員以外でも参加できるよう事務局に話をとおしておきます。
日時/2018年5月6日(日)講演は、14時45分~15時35分。
場所/西宮市民会館 501号室
〒662-0918西宮市六湛寺町10番11号 TEL:(0798)33-3111
阪神西宮駅「市役所口」改札北へ徒歩1分 JR西宮駅から西徒歩約10分
地図 http://www.nishi-bunka.or.jp/amity/access.html
講演趣旨/語り始めは、沖縄の詩人としてよく知られている山之口貘の作品を紹介することから始めます。そして次に取り上げるのは、戦後に展開された沖縄の現代詩についてです。沖縄で詩を書くことの重層的な意味、言葉のもつ根元的な力、詩が思想へと敷衍していく沖縄ならではの情況。川満信一、新城兵一、松原敏夫、清田政信、高良勉らの硬質な作品をとりあげ、「詩を書くこと」の意味を語ろうと思っています。
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◆3.--カフェ・エクリの活動〈4月23日(月)〈開催場所・姫路市アイメッセ/発表者・岡田巧〉〉
高谷和幸氏主宰の詩の会「カフェ・エクリ」についてです。
この会は、(兵庫県)播磨地域で表現活動することを全面に押し出した詩を中心とした文学集団です。
月に一回の詩の会(「Mélange」例会と同じく読書会パーツと詩・川柳の合評会パーツの二部制)を中心に、シンポジウム開催や、年に一回程度の小紀行を実施しています。
》》》》》》・4月23日(月)〈開催場所・姫路市アイメッセ/発表者・岡田巧〉
第一部の読書会は岡田巧氏の語りを予定しています。午後2時から始めます。語りの内容は、加古川の詩人・植原繁市(1908-1971)の作品世界について紹介します。(植原繁市については、https://ja.wikipedia.org/wiki/植原繁市 を検索してください。詩人・高橋夏男氏がこの詩人を再評価しています)
第二部の詩・川柳の合評会は、自作品のコピーを15部程度持参してもってきてください。
》》》》》》今後の「カフェ・エクリ」の開催日時(予定は変更されることがあります。敬称略・開催時間は毎回午後2時)
・5月21日(月)会場・赤穂「煉瓦屋」/発表予定者・月村香
・6月18日(月)会場・姫路「アイメッセ会議室」/発表予定者・北岡武司
・7月2日(月)または16日(月)会場・姫路「アイメッセ会議室」/発表予定者・大西隆志
・8月/休会
・9月10日(月)会場・姫路「アイメッセ会議室」/発表予定者・田村周平
・10月1日(月)会場・たつの「ガレリア」/発表予定者・原田哲郎
・11月12日(月)会場・姫路「アイメッセ会議室」/発表予定者・大橋愛由等「井筒俊彦の哲学世界」
・12月3日(月)会場・赤穂「煉瓦屋」/発表予定者・得平秀昌
・1月/休会
・2月4日(月)または25日(月)会場・姫路「アイメッセ会議室」/発表予定者・千田草介
・3月18日(月)会場・たつの「ガレリア」/発表予定者・高谷和幸
◆4.―野口裕句集『のほほんと』が図書出版まろうど社から上梓されました。
この句集についても、作品世界を語り合う詩人、俳人たちの会を催す予定です(日程は調整中です)。
書誌データ/四六判本文172頁 価格(本体)2200円+税
◆5.--文学短報
A/――4月分のFMわぃわぃ「南の風」は4月21日(土)から視聴できます
神戸と奄美を結ぶ情報番組の「南の風」。本土では数少ない〈奄美専門チャンネル〉です。
「南の風」の放送は以下のサイトからいつでも聞くことができます。
http://tcc117.jp/fmyy/category/program-info/okinawa-amami/
このサイトでは、放送の視聴と同時に、私からのメッセージを書き込んでいますので、読んでみてください。
(この番組は1996年=震災の一年後=からスタートした奄美のシマウタと文化を紹介する番組です)
放送時間は1時間。
4月は今年、奄美で起こるだろうさまざまなことを話題にして語リました。
5月は、養蜂家の得平秀昌さんをゲストにお招きして、蜂蜜と自然と文学について縱橫に語ってもらいます。
B/――極私的花見〈4月9日(月)〉
今年の図書出版まろうど社の恒例「夜桜会」は、桜の開花が早かったのと、友人・知人たちの都合もあって、須磨浦公園(神戸市須磨区)で、ささやかにとりおこないました。われわれが陣取ったのは八重桜の樹下。いまや満開を迎えようとしていて、われわれを歓待してくれたのです。周囲には誰もいなく、公園に住みついている猫が一匹、われわれの周りを何度も往復して様子をうかがっていました。
C/――「大阪編集教室」再スタート〈4月あらたに開校〉
いったん3月末で閉校を宣言していた大阪編集教室が、四月からあらたに「表現コース」を開設して再出発しました。わたしはこの教室で永年講師を務めていたこともあり、今後ともこの教室が存続することを応援しています。
D/――「北の句会」のお知らせ
次回開催日=5月13日(日)13時〜17時
開催場所=大阪市生野区民センター
参加費=千円程度
出句=課題詠1句(課題「五月」) 自由詠1句
締切=5月7日(月)午後8時
E/――元 正章牧師への祝婚歌
われらが友人・元正章牧師、4月8日(日)に益田教会にて、結婚式を挙げられました。
そこで式に間に合うよう、仲間数人で祝婚歌をつくり冊子にして送りました。
みなさんには添付ファイルでその作品群をお読みください。(携帯メールあてに送っている人は閲覧できないかもしれません)
そして元氏から結婚式の報告をいただきましたので、転載しておきます。
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「益田っこ」(14号)「益田の祝婚」(折を得ても、得なくても)
4月8日(日)益田教会にて、80余名の会衆を前に、婚礼を挙げました。この年にして、晴れやかな場、ひと時を味わうとは想像だにしていませんでした。また祝電、手紙、メールなど優に100通を超える祝福の嵐を浴びるとは、神様のいたずらとも感じるほどに、「くすしき恵み」(アメージング・グレース)でした。「思えば過ぎにし すべての日々、苦しみ悩みも また恵み」(讃美歌451)。式辞では「愛は目に見える形ではなく、私たちの内にとどまっています。神さまが私たちの心の中に宿るとき、愛するという喜びに充たされるのです」と語りました。「愛と信頼」の尊さ。あとは、その実践あるのみです。
これで、名実ともに「益田っこ」となります。益田弁は理解できても、おそらくこれからも喋れない「神戸っ子」であっても、「幸い住むと人の言ふ」この益田の幸町の地に、「人間至る処 青山あり」。
神戸の詩人・俳人の仲間たちからは、「祝婚歌 元正章さん 澄川直子さんへ」が贈られてきました。「石見なる大樹に添ふや桃の花」「春の日は言葉のなかを進む人の背中を押す」「愛の交わりを紐解く福音の書を手にした顔」。
「今あなたはどの道を進むとも 人のあはれさを見つめ この人たちと共に かならずかの山の頂に至らんと誓ひ給ふならば 何とて私とあなたとは行く道を異にして 居りませうや。」(宮沢賢治)
*関西の友が、結婚式の動画を作成。興味のある方は、御笑覧ください。
https://youtu.be/4nSnXEODNIk
〒698-0021 益田市幸町4-54 日本基督教団益田教会牧師 元 正章
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