こんばんわ。
大磯の照ヶ碕海岸はアオバトの集団飛来地として知られている。アオバトとは、ハト科に属する緑色のハトで、関東地方には夏鳥として飛来する。丹沢山地に棲むアオバトが初夏から秋にかけてここ大磯の海岸まで飛来して海水を飲みに来る。
ぼくは何度かこの海岸に来ているが、一度もアオバトに出会ったことがない。今日、ふと、思い出し、朝食後すぐに大磯に出掛けた。海岸に到着したのは9時半頃。カメラマンが二人、大きなカメラを岩場に向けていた。
二人共アオバトを待っているのだが、手前の人に聞いてみると、午前8時頃までだね。今頃はなかなか来ないよとがっかりするようなことを言う。今日もダメかと岩場を眺めていたら、5分もしないうちに、数十羽のアオバトが飛んできた。はじめて見るアオバトの集団飛来だ!
岩場に降りてきた。
間違いなく、緑色のアオバト。小さなカメラでも証拠写真をとることができた。
さて、この岩場に何羽いるでしょうか。最低4羽はいますよ。
もうしばらく居たかったが、照ヶ碕海岸は文字通り、かんかん照りで熱中症になりそうだったので、途中、延台寺の虎女(虎御前)の供養塔にお参りし、大磯図書館で涼む。
虎女の供養塔。
その隣りに大磯宿の遊女のお墓。東海道で遊女のお墓があるのは、ぼくの実地検分では、川崎と藤沢とここだけ。
猛暑の中、なんとか照ヶ碕海岸のアオバトの集団飛来を見ることができ、大満足の一日だった。
お月見6連勝も達成!
夜は月と木星と土星の大接近。
夕方、安倍総理辞任会見。長い間、大変ご苦労様でした。どうぞお身体を大切に。
では、おやすみなさい。
いい夢を。
大磯の老舗旅館の百日紅