気ままに

大船での気ままな生活日誌

東慶寺花便り イワタバコ見頃へ

2015-05-31 22:00:21 | Weblog

井上ひさしの”東慶寺花便り”を原案とした原田眞人監督・脚本の映画”駆け込み女と駆け出し男”を見たばかりですが、ぼくも早速、”東慶寺花便り”をお届けしたいと思います。

今の季節、”東慶寺の花便り”といえば、まず、頭に浮かぶのはイワタバコ。名前の通り、湿った岩壁に着生し、星のような可愛い花を咲かせる。ぼくも大好きな花。いよいよ見頃になってきましたよ!

東慶寺では、あちこちにイワタバコが自生しているが、メインは、まず、この大岩壁。

もう一つは、石段を登り、高台にある、用堂尼(後醍醐天皇皇女、右のやぐら)と東慶寺開山の覚山尼(左のやぐら)の墓所の岩壁。

覚山尼のやぐらの淵を囲むように、イワタバコが。花の首飾り。

大岩壁のイワタバコ


そして、花菖蒲も咲き始め、

姫紫陽花も色づきはじめた。


東慶寺の掲示板の、映画のちらしも色づきはじめていた(笑)。駆け込み女と駆け出し男。


そうそう、来るとき、北鎌倉駅でみた珍しい列車。みんながカメラを向けていたので、つい、つられて撮った(汗)。帰ってから調べると、秋田車両センター所属583系の団­体臨時列車、「横浜セントラルタウンフェスティバル“Y156”記念列車の旅」だった。昨日、今日だけの臨時列車で、石川町9:08発→(根岸線・横須賀線)→横須賀(記念撮影会)→(横須賀線・東海道線・品鶴線)→新鶴見→(品鶴線・東海道貨物支線)→浜川崎→(東海道貨物支線・高島線・根岸線)→石川町12:24着。それを、偶然、ぼくが見かけたというわけ。ついている!。そのあと、横浜に行ったら、日本丸が帆を張っていた。ほんとに今日はついている日だった。何よりも東慶寺のイワタバコが咲いていたしね。

ついているといえば、砂押川のカルガモ親子にも遭遇。子鴨6羽、まるまる太って、元気でしたよ。

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熱海 ジャカランダとブーゲンビリア

2015-05-31 08:05:29 | Weblog

おはようございます。昨晩の地震にはびっくりでしたが、昼間は熱海の方まで遊びに行っていました。目的は、MOA美術館で又兵衛の山中常盤物語絵巻全巻を観ること、そして、ジャカランダの開花状況調査です。

熱海駅から商店街を抜けて、熱海銀座まで下りて来ると、すぐそこに熱海桜で有名な糸川が流れている。その糸川を海側へ下れば、ジャカランダの木が待っている。

糸川沿いの熱海桜は梅の季節に見頃になるので、毎年、欠かしたことはない。その熱海桜が、今は新緑というより、深い緑になっていた。それに代わり、その川を跨ぐように、赤やピンクのブーゲンビリアが満開の見頃になっていた。植物園の温室ではよくみるが、露地ではなかなかみられない。さすが、南国、熱海!まずは、糸川沿いの華やかなブーゲンビリア・ショーと参りましょうか。

熱海桜の緑葉の向こうにブーゲンビリア


金糸梅も見事な咲きっぷり

素晴らしいブーゲンビリアだった。

糸川を河口まで下ると、海沿いをはしる国道に出る。その道沿いにジャカランダの並木がある。右、左と見渡すと、すぐ近くの渚館の前のジャカランダがいくつも紫色の花をつけている。これだけ、咲かせてもらえれば、ここに来た甲斐がある。ほかの木はというと、一つ、二つは咲かせている程度で、目立たない。桜の木と違って、葉があるので、よけい目立たない。

渚館前のジャカランダ

遠くに熱海城を入れてみた。

海側からその木を観る。

隣の木にも、二つ、三つの花房が。

咲き始めのジャカランダをみて、満足した気持ちで海辺の親水公園を歩く。

サンビーチ

お宮緑地まで行くと、そこにまだ植栽して数年の若いジャカランダがいくつもある。その手前の国道沿いに、”熱海のジャカランダ”の原木と思われる木がある。1990年(平成2年)、国際姉妹都市であるポルトガルのカスカイス市から贈られた2本の木からはじまったというが、その一本だろう。りっぱな木だが、今年は枝をだいぶ剪定されていて、咲きそうもない。

お宮緑地のジャカランダの遊歩道。

結構、咲き始めていた。



若木のジャカランダの花もみられて、満足。また、来るとしたら、一週間後くらいでイカがですかね、とイカサマ地蔵さんに聞いたら、イカんがな、二週間後がイイカもと答えてくれた。でも、この答えもイカサマかも。

 

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駆込み女と駆出し男

2015-05-30 09:07:52 | Weblog

おはようございます。五月晴れの朝を迎えましたが、いかがおすごしでしょうか。さて、今朝の話題は、映画です。

本ブログで”東慶寺の花だより”をよく書いているワタシメが、井上ひさしの”東慶寺の花だより”が原作という映画を見に行かないわけにはいかない(笑)と、今にも降り出しそうな雲空の中、昨日、辻堂のシネコンまで出掛けた。

東慶寺の四季の花々を紹介するというわけではなく(笑)、東慶寺が駆け込み寺であった時代の物語。原田眞人監督・脚本で、主演は、朝ドラではダメおやじ役の大泉洋。戯作者見習いで、医者見習いでもある、東慶寺前の御用宿に居候している新次郎を演じている。日本橋の豪商のめかけ(満島ひかり)と七里ヶ浜の鉄練り屋の妻(戸田恵梨香)が、東慶寺に駆け込む途中に出会ったところから物語が進む。

封切られたばかりだから、筋は紹介しません(笑)。堪えがたい苦痛から逃れて尼寺の門を叩いた女性たち。そこでの二年間の修養生活、そして、その間の新次郎や離縁調停人との交流、そして、晴れて、人生の再出発に踏み出す姿が、コミカルに、あるいは深刻に描かれる。井上ひさし風にちょっぴりエッチな場面も(笑)。新次郎の憧れの人、南総里見八犬伝を執筆中の曲亭馬琴(山崎努)も中盤とラストシーンにも登場。涙あり、笑いありの、とても楽しい映画だった。

ロケ地に東慶寺が入るのかと楽しみにしていたのに、関西のお寺が中心。映画館のボードにロケ地の写真が出ていたので、ご紹介します。

東慶寺・寺役所前石段は、大津市の百済寺。

東慶寺・本堂は姫路の円教寺。

東慶寺・御門前は三井寺。

東慶寺・回廊は京都・長岡京の柳谷観音と大津の西教寺。


岩たばこが咲き始めた、この岩壁と似た岩壁も現れた。撮影地はどこかな。

 

鎌倉がロケ地となる、この映画がそろそろ始まる。これも見逃せない。海街ダイアリー。

パリがロケ地の”王妃の館”も面白かったですよ。人生は小説より喜劇なり。水谷豊主演。

 

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リニューアルたばこと塩の博物館

2015-05-29 09:40:03 | Weblog

大相撲夏場所11日目(5月20日)に、両国の国技館に行った日に、(4月25日にリニューアルオープンした)たばこと塩博物館に寄った。渋谷に在った頃、何度か訪れ、2013年8月のラスト展覧会、”渋谷・公園通り、たばこと塩の博物館物語/35年の感謝をこめて”も観ている。あれから、もう2年近くになる。

最寄駅が押上というので、錦糸町から半蔵門線で入った。押上駅のすぐ近くがスカイツリーだ。スカイツリー直下まで来たのは、オープン直後の頃で、それ以来の訪問。まだ展望台にも登っていない。博物館へは、もっと近道もあるのだが、ツリーのビル内でランチをとり、それから向かった。スカイツリー通りというのがあって、そこを行く。振り向けばスカイツリーという図。

直下から

スカイツリー通りから振り向けばツリー。

そして、通りを右に曲がると、たばこと塩の博物館が現れてくる。ここからも、振り向けば、ツリー。

たばこと塩の博物館


館内へ入る。リニューアルオープンで常設展だけの展示。渋谷時代は特別展が主で、常設はさらっとみるだけだったが、この日はじっくり。

まずは、新しい博物館ができるまでの歴史。1978年11月3日の開館から35年にわたり、渋谷区神南の地で営業。2012年8月には来館者数が延べ300万人を超える。そして、新たな歴史が墨田から始まる。常設展示室、特別展室とも、2倍の面積になったとのこと。

まずは、塩の部屋

「世界の塩資源」「日本の塩づくり」「塩のサイエンス」で構成される。世界遺産でもあるポーランドのヴィエリチカ岩塩坑で、坑夫たちに信仰されている「聖キンガ像」を現地の職人が再現製作した。その岩塩彫刻が展示されている。

聖キンガ像

入浜式塩田 17世紀半ばに瀬戸内海沿岸で開発された画期的な製塩技術。昭和30年代まで続いた。人力で海水を汲み上げることはせず、塩の干満の差を利用して海水を引き入れ、毛細管現象によって砂を湿らせる。遠浅の海岸に大きな堤防を造り、満潮・干潮時の水位の高さの中位に塩田面を築いた。


現在はイオン交換膜法で効率的に製塩している。

たばこの部屋

「たばこ文化の発生」「世界のたばこ文化」「江戸のたばこ文化」「近現代のたばこ文化」の4部門で構成され、日本や世界の喫煙具や美術工芸品などが展示されている。加えて、たばこ文化の起源といえるマヤ文明の遺跡、メキシコのパレンケ遺跡「十字の神殿」の一部とそこに刻まれたたばこを吸う神のレリーフを現地の職人の手により再現した実物大模型などが展示されてる。

たばこを吸う神のレリーフ(十字の神殿)


江戸時代のたばこ屋さん

助六廓の花見時(国芳画)八代目団十郎の助六が足で煙管をすすめ、意休を挑発する。


助六由縁江戸桜。 十二代團十郎の助六、きせるの雨の場面。遊女から煙管をプレゼントされ、もちきれないほどの煙管を手にもち、”煙管の雨が降るようだ”と色男振りを敵役に自慢する。海老蔵にも是非、この場面をやらせたい(爆)。


煙管コレクション

小三治の煙管芸

昭和のたばこ屋さん


特別展はこの秋に予定されているらしい。このときは是非、初日に!

そうそう、ここへ来る途中で、小田原のういろう屋さんのような、お城風のお店をみつけましたよ。浅草観音御影最中の本社らしい。ぼくが浅草好きなんで、遊びの神様が逢わせてくれたのだろう。

 

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箱根・成川美術館 日本画の煌めき

2015-05-29 05:38:09 | Weblog

芦ノ湖まで来れば、必ず、立ち寄る成川美術館。今回も随分、楽しませてもらった。今回の所蔵品展は”日本画の煌めき”で、花を描く/風景画を中心二つのサブテーマで構成されている。花の部では、加山又造、堀文子、牧進らと共に、京都の森田りえ子の作品が展示されていたのはうれしい。”南国の華”という画題で、赤と黄色のハイビスカスが咲き乱れ、そこにカラスアゲハが舞うという図。舞妓はんなどの人物画も素晴らしいが、やっぱり、りえ子といえば花。撮影禁止だったので、絵ハガキを買った。

森田りえ子 南国の華

加山又造の”猫”。シャムネコと牡丹、素晴らしい作品。

そして、堀文子の”トスカーナの花野”。まるで天国の風景みたい。ブルーポピーは、今回はみられなかった。 

風景の部では、東山魁夷、山本岳人、田淵俊夫、平松礼二らの作品に混じって、きらりと光る白孔雀、栗原幸彦の ”緑陰”。これも絵ハガキを購入。1951年、浜松生まれ。

花の部屋

風景の部屋

二階では平山郁夫展と久住三郎展。

芦ノ湖の虹

芦ノ湖の海賊船と富士

恩賜公園の藤がまだまだ。バスの車窓からの山藤も見事だった。

さて、次の箱根訪問は、七月か八月に。

 

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箱根・山のホテルのカルミア

2015-05-28 08:42:10 | Weblog

5月22日に箱根湿生花園にブルーポピーを見に行ったとき、芦ノ湖に廻り、山のホテルの庭園に立ち寄った。ここは躑躅の名所として名高いが、もうこの時は、見頃を過ぎていることは知っていた。何故、わざわざ行ったかというと、躑躅園のうしろの、シャクナゲ園に期待していたからだ。そこに、日本最古のカルミアが植栽されているのだ。一度、花を咲かせているのを見たいと思っていたのだ。さて、どうだったか。

桃源台港から芦ノ湖を海賊船に乗って渡り、箱根港へ。こんなに空いている船に乗ったのははじめて。大涌谷の影響か。そこから恩賜公園まで歩き、杉並木を抜けて、元箱根港へ。そして、山のホテル行きのバスへ。

見頃過ぎのため、無料で庭園に入ることが出来る。ビューポイントがある。ここで、富士山を背景に見頃の躑躅を何度も見た。この日は富士山はよくみえたが、ツツジは、花が散り、見事な”青躑躅”だった。 富士あらば、紅もよし青もよし躑躅かな

そして、躑躅園の裏、シャクナゲ園へ。さて、日本最古といわれるカルミアはどうか?1915年(大正4年)に、三菱財閥の四代目社長、岩崎小弥太により輸入され、この地に植えられた巨大なカルミアである。・・・せっかく、訪れたにのに、花が咲いていない。


でも、よく、みてみると、蕾がいっぱい。開花まで、あと1週間はかかりそう。最古の蕾をみられただけ幸せと思わねば。よく100年も!うちのマンションのカルミアは10年ももたず、枯れてしまった。

でも、シャクナゲ園をさらに登ると、数本、花咲くカルミアを見つけることができた。ここへ来た甲斐があった。



紅白の若々しいシャクナゲも!

庭園の苔は相変わらずうつくしかった。美しき苔庭園に春惜しむ


山のホテル

館内には川瀬巴水の版画もある。

恩賜公園でみた富士山

 

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いたち川のカルガモ親子

2015-05-28 08:26:28 | Weblog

おはようございます。昨日も、まるで真夏のような暑さでしたね。ぼくは午後から、テレビセミナ”花燃ゆ”の第4回講座があり、冷房の効いた大ホールで避暑でした(笑)。歴史家による”ドキュメント長州戦記”というテーマで、下関戦争、禁門の変、長州征伐など長州が関わった幕末の戦争のこと。当然ながら、テレビドラマは史実と違うところの指摘もあり、面白く聞かせてもらった。

講義のあとは、会場の地球市民かながわプラザホールから、いたち川まで出て、歩いて帰った。そこでは、これまでの戦争の話とは、まるっきり違ったのどかな風景に出会った。カルガモ親子である。ぼくが、”カルガモ日誌”として報告しているのは、この川ではなく、一本向こうの砂押川。どちらも柏尾川に流れ込んでいる支流である。

もしかして、砂押川家族が、柏尾川に出て、いたち川に遠征しているのではないかと、疑う人がいるかも知れない。でも下の写真をみていただければ、どなたもナットク!家族数が違うのです。

橋の下の置き石の上をごらんください!カルガモ親子が休んでいます。かんかん照りでも涼しいのでしょうか川面は。


近づいてみましょう、母鴨と子鴨は、なんと10羽。砂押川家族のこどもは現在、6羽です。

しばらく、橋のたもとで、ながめていたら、近所のお爺さんがやってきて一緒に楽しんだ。のどかなひとときだった。

この橋の名前はおおいたち橋。川沿いの道は、むかし兼好法師が金沢文庫まで歩いた道といわれる。

川沿いの山法師

フェイジョアの花も咲き始めていた。帰り道にうちの近くのフェイジョアをみてきたが、まだこれからだった。


 

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トーハク さつきと刀

2015-05-27 09:26:32 | Weblog

上野公園に入ったら、翌日(5月27日)からはじまる、2015さつきフェスティバルの準備がなされていた。去年も見たが、ここにはすごいのがくる。6月1日までに、もう一度、上野に来なければ(汗)。

ちょこっと、覗いてみる

トーハクには入れば、まず、鳥獣戯画展の長蛇の列を見物しなければ(笑)。この暑さで大変だろうなと思って行ったら、この程度。20分待ちとのこと。でも甲巻で180分待ちとあった。こちらは室内で冷房が効いているので、まだいい。ぼくは初日に行っているが、家内はいつにしようか、迷っている。さつきフェスティバルをみて、甲巻抜きということになりそうだ。

常設展示でも、鳥獣戯画の摸本、明恵上人像、仏眼仏母像などをみることができる。これも、前回、みているが、もいちど観てきた。

刀剣に女高生が群がっているのにはびっくり。相撲女子につづいて、刀剣女子誕生か!

天下の名刀、三日月宗近がお目当てのようだ。平安時代、三条宗近の作。天下五剣の一つで、なかでも、うつくしいと評判。もちろん国宝。よく知らないが、刀剣乱舞-ONLINEに、擬人化された三日月宗近が登場するようだ。

鏑木清方の屏風”黒髪”が出ていたが、撮影禁止なので、平櫛田中の彫刻(森の仙人)越しに撮った(汗)。

この上品なご婦人像にも目を見張った(汗)。北蓮蔵(椅子に寄りて)。

この上品なお猿さんにも目を見張った。猿の埴輪としては唯一とのこと。茨城県行方で出土。

この上品な(?)埴輪(踊る人々)にも目を見張った。熊谷から出土。当時から当地は暑かったのだろうか。

トーハクも、さつきが満開だった。

このあと、都美で大英博物館展に廻った。これがまた、思ったより、面白くて、長居をしてしまった。

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カルガモ日誌 2015 (6)

2015-05-27 07:58:01 | Weblog

2015年5月26日

最近、連日でカルガモ母子をみつけているが、母子共健康そうなので、日誌はつけていなかった。ただ、以前と違うことは、子鴨がまとまって行動することがなくなり、二グループに分かれて、行動していることだった。母鴨は、その中間にいて、両方に目をくばっている。あまり、離れすぎると、何かシグナルを送るのか、後方の子鴨が全速力で母鴨の元に戻ってくる。体も大きくなり、親離れするのも、そう遠くないだろう。毎日、観察しているが、これからも、何か、変化のあったときに、カルガモ日誌をつけようと思う。

母鴨と6羽の子鴨 

近くの会社敷地内に咲いているカルミア。塀越しにしか見えないが、なかなか見事なものだ。

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岩合光昭の世界ネコ歩き展&中島千波展

2015-05-26 07:13:30 | Weblog

千葉の京成バラ園の素晴らしい薔薇を堪能したあと、東西線で日本橋まで来た。日本橋なら、何か楽しいことがあるだろうと降りたのだが、その通りになった。三越で、”岩合光昭の世界ネコ歩き展”と”古希記念・中島千波展”が開催されていたのだ。おまけに、ご両人が展覧会会場にお見えになっていたのである。こんな幸運はめったにない。

猫展の方はすごい混雑。チケットを買うのに行列だし、また別の長蛇の列もあって、これから始まる岩合さんのサイン会の列だった。ぼくが、はじめて、岩合さんの写真展を観たのは、2011年5月の、川崎市民ミュージアムの”どうぶつ写真展”だったと思う。そのときは、猫は主役ではなく、あざらしの赤ちゃんやチーターなどの野生動物が中心だった。ネコは隣室で”神奈川の猫”としてこじんまり展示されている程度であった。お客さんもそんなにいなかった。

2012年から、ぼくも見たことがあるが、NHKで岩合さんの”世界ネコ歩き”が放映されはじめ、じわじわ人気が出てきて、今回の展覧会のように一気に人気が沸騰したようだ。

ネコも良かったが、背景もいい。パリ、クロアチア、シチリアと、ぼくも最近、訪ねた都市が出てきて、楽しく見ることができた。さまざまなポーズの猫も面白かったし、犬や豚と仲良くなっているネコなんかも微笑ましくて、みている人が、みな、なごやかな顔をしていた。岩合さんは、1950年、東京生まれだそうだ。

展覧会場を出てきたら、サイン会がはじまっていた、みな写真を撮っていたので、ぼくも一枚。

展覧会場内でも一か所、ネコと並んで写真を撮れるコーナーがある。


同じフロアーで、日本画家の中島千波さんの個展が開かれていた。中島さんは鎌倉にお住まいらしく、毎年の八幡さまのぼんぼり祭に作品を出されているので親しみがある。ちょっと前には歌舞伎座の緞帳もみてきたばかり、文様は桜と紅葉。そうそう、箱根の成川美術館でも作品を拝見したばかり。

千波といえば、桜というくらい名高いが、ここでも大きな桜の木がいくつも並んでいた。そして富士山も。うっとりしてしまう絵ばかり。そして、会場内のソファーに腰掛け、髭の紳士がお客と話しておられる。この方が中島千波さんだったことを、会場前の画伯の顔入りのポスターで知る。まあ、何と運のいいこと。

古希記念の展覧会と銘打っているので、1945年生まれということになる。酉年でしょう(笑)。ばりばり仕事をしているだけあって、若々しい。ばりばり遊んでいる人も若々しい(爆)。

たしか、森田りえ子画伯も、この秋、ここで個展を開くはず。楽しみだ。

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