井上ひさしの”東慶寺花便り”を原案とした原田眞人監督・脚本の映画”駆け込み女と駆け出し男”を見たばかりですが、ぼくも早速、”東慶寺花便り”をお届けしたいと思います。
今の季節、”東慶寺の花便り”といえば、まず、頭に浮かぶのはイワタバコ。名前の通り、湿った岩壁に着生し、星のような可愛い花を咲かせる。ぼくも大好きな花。いよいよ見頃になってきましたよ!
東慶寺では、あちこちにイワタバコが自生しているが、メインは、まず、この大岩壁。
もう一つは、石段を登り、高台にある、用堂尼(後醍醐天皇皇女、右のやぐら)と東慶寺開山の覚山尼(左のやぐら)の墓所の岩壁。
覚山尼のやぐらの淵を囲むように、イワタバコが。花の首飾り。
大岩壁のイワタバコ
そして、花菖蒲も咲き始め、
姫紫陽花も色づきはじめた。
東慶寺の掲示板の、映画のちらしも色づきはじめていた(笑)。駆け込み女と駆け出し男。
そうそう、来るとき、北鎌倉駅でみた珍しい列車。みんながカメラを向けていたので、つい、つられて撮った(汗)。帰ってから調べると、秋田車両センター所属583系の団体臨時列車、「横浜セントラルタウンフェスティバル“Y156”記念列車の旅」だった。昨日、今日だけの臨時列車で、石川町9:08発→(根岸線・横須賀線)→横須賀(記念撮影会)→(横須賀線・東海道線・品鶴線)→新鶴見→(品鶴線・東海道貨物支線)→浜川崎→(東海道貨物支線・高島線・根岸線)→石川町12:24着。それを、偶然、ぼくが見かけたというわけ。ついている!。そのあと、横浜に行ったら、日本丸が帆を張っていた。ほんとに今日はついている日だった。何よりも東慶寺のイワタバコが咲いていたしね。
ついているといえば、砂押川のカルガモ親子にも遭遇。子鴨6羽、まるまる太って、元気でしたよ。