おはようございます。
今日は全国的に4月の陽気だとか。春がきましたね。横浜そごうでも桜が満開!
家内とそごう10Fのレストラン街で食事、そのあと、6Fの美術館に立ち寄った。
切り絵の美術展が開催されていた。切り絵作家というと、藤城清治が頭に浮かんだが、調べてみると、彼は影絵作家であり、切り絵作家とはいわないようだ。寄席の色物で”紙きり”は見ているが、これは切り絵作家の範囲に入るのだろう。と、この程度の知識しかなく、入館したのだが、現代の切り絵作家の作品を見てびっくり。まさに芸術。
館内はそごう美では珍しく撮影禁止。ただ、作者を紹介するはじめの部屋だけは、撮影OKだったので、ここを中心に展覧会の記録として残しておこう。加えて、ちらしに載っている代表作品の写真も。
七人のミューズの顔写真と作品。ミューズと呼ばれるだけあって、美女ばかりにもびっくり。
蒼山日菜さんは、レース切り絵でテレビ、雑誌などで話題。はさみ一本で切っている。
蒼山日菜《Olympic 1》
哲学者・文学者ヴォルテールの文章を1枚の切り絵にした作品(ヴォルテール)は素晴らしかった。彼女のサイトからお借りして載せる。各賞を総なめしたという彼女の代表作。展覧会では手ではなく、和紙の上に載せて展示されている。
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SouMaさんは一枚の紙を切り抜いて紙を折ったり組み立てたりする立体切り絵作家。
SouMa《Robin》
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筑紫ゆうなさんは、ポップアートのような愛らしい作品を得意とする。
筑紫ゆうな《無題》
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福井利佐さんは生命力があり、斬新で独創的な繊細な作品を作り上げる。
福井利佐《幽玄美 of 能「化身」》
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切り剣Masayoさんは、不気味で神秘的な生き物を細かく、さらに細かく独自の手法で完成させる。
切り剣 Masayo《昂然(孔雀)》
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松原真紀さんは動物、昆虫、花、人物、など自然の命あるものをモチーフにしている。
松原真紀《メイさんの日》
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柳沢京子さんは郷愁を感じさせる伝統の切り絵作家。
柳沢京子《ギュー、して。(「母子像」より)》
はじめての切り絵作家展だったが、どの作家も、それぞれの味わいがある、すばらしい作品ばかりで、とても楽しめた。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!