気ままに

大船での気ままな生活日誌

歴史的復活優勝 照ノ富士

2020-08-02 22:18:42 | Weblog

こんばんわ。

大相撲七月場所千秋楽。結び前の一番、照ノ富士と御嶽海の対戦。ここで御嶽海が勝てば巴戦の優勝決定戦がみられるはずだったのだが、照ノ富士が地力を発揮、御嶽海を問題にしなかった。結びの一番を待たず、5年ぶり、30場所ぶり、二度目の優勝を決めた。

怪我と病気で、大関から陥落してから一気に、十両、幕下、さらに大関経験者としては初の序二段にまで転げ落ちた。そこからの復活劇だ。今場所、二年半振りに幕内に戻り、いきなりの優勝となった。まさに歴史的復活優勝だ。もう今後もこういうことはないだろうから、空前絶後の歴史的復活優勝だ。長く語り継がれるだろう。

実はぼくは、照の隠れファンで(笑)、序二段まで下がってからも、毎日の成績を(幕下以下は7日間しかないが)、スマホでチェックしていたものだ。十両に復帰し、ここでも好成績をつづけ、幕内に上がったときも、二桁勝利は固い、上位陣が星のつぶし合いをすれば、十分、優勝の可能性があるものと思っていた。後半戦に入り、白鵬、貴景勝が休場し、トップを並走していた朝乃山を力相撲で倒し、その後、並ばれたが、弟弟子の照強の援護射撃で千秋楽を前に単独トップにたった。そして、御嶽海を寄せ付けない強さで優勝をもぎ取った。幕尻でも現在の力はすでに両大関を上回るのではないか。

御嶽海戦

優勝の勝ち名乗り

優勝インタビュー 親方はじめ、みなさんの励ましがあって、今日がある、と。

審判部長の親方から優勝旗授与

おめでとう、照!

結びの朝乃山と正代戦。朝乃山が有終の美を飾る。新大関で12勝3敗は合格。正代は11勝で大関昇進の足掛かりをつくる。御嶽海との昇進競争がみもの。

できれば、優勝で、一気に来場所を綱とり場所にしたかった。ここ一番に弱いところを見せた。

平幕の旧大関の活躍も目立った。栃ノ心につづき高安も二けた勝利で、来場所は復活初優勝も!

遠藤も勝ち越し。来場所に期待。

九月場所が楽しみ。両大関、両関脇と照の優勝争いか。両横綱はもう休場即引退の決意で臨んでもらいたい。休んでばかりで、横綱としてあまりにみっともない。

大リーグは前田健太が快投、2勝目!田中は3回で降板。

お月さまは千秋楽に十三夜月。おすもうは十三勝優勝だった。

十三夜月が照る

では、おやすみなさい。

いい夢を。


高校時代の照

コメント (2)
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パリに見出されたピアニスト

2020-08-02 11:07:57 | Weblog

おはようございます。

コロナ自粛明けの”かまくら銀幕上映会”の第二弾も音楽関係の映画だった。ちなみに第1弾は世界初の女性指揮者となったアントニア・ブリコレディの実話物語”マエストロ”。そして、今回は駅ピアノで弾いていた不良青年が、音楽学校の先生の目にとまり、一流のピアニストに育てたいと声をかけられ、その通りになるサクセスストリー。こちらは、とくにモデルとなるピアニストはいないようだ。

サクセスストリーとは言っても、もともと仲間と盗みをはたらき、性格もひねくれたワル。すんなりとはいかない。先生の計らいで実刑を免れる清掃などの”無償奉仕”として音楽学校に入り、合間にピアノの練習を始めるのだが、先生の好意を素直に受けられず、途中、何度も喧嘩をしたり、逃げ出したりする。

パリの北駅でピアノを弾くマチュー。それに聞き入るパリ高等音楽院のディレクター、ピエール。

ピエールとピアノ教師エリザベスの手ほどきを受けるマチュー。エリザベスの指導方針に腹を立てて喧嘩になることも。でも、エリザベスも次第に彼の天才を認めるようになる。ピエールの強力な推薦もあり、著名な国際ピアノコンクールの学校代表に選出される。名門校であるが、しばらく優勝者を出していないこともあり、ピエールとしては、今回は何としてでもという思いがあった。

マチューも本気で音楽に向き合うようになるのだが、黒人音楽家との恋、貧しい家族のこと、そのほかいろいろなマチューのもめ事に真摯に向き合うピエール

終盤、ピアノコンテスト当日のシーンにははらはらどきどき。演奏の順番が近づいているのにマチューの姿がない。前日、ピエールの妻にコンクールには出ないで、夫とあなたが恥をかくだけと言われて、実家に戻っていた。そのとき、ワルの仲間たちと会っていたのだが、弟が怪我をして病院に運ばれる。弟についていたが、母親が駆けつけ、泣きながら、コンクールに行きなさいと言う。もう、間に合わないと思っっていたが、仲間たちが車を猛スピードで街中を走り抜け、何とかぎりぎり間に合わせてくれる。ピエールのジャケットをつけて、エリザベスからの”感情を正直に入れて弾きなさい”というアドバイスを受け、ピアノの前に座った。

課題曲、ラフマニノフの”ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調が会場いっぱいに流れる。マチューの万感の思いが込められた感動的な演奏がおわった。・・・万雷の拍手とブラボーの声。優勝を確信したピエールとエリザベスの顔

とてもいい映画でしたよ。

『パリに見出されたピアニスト』予告編

原題 AU BOUT DES DOIGTS (指先で)
2019年(フランス・ベルギー合作映画)

監督:ルドビク・バーナード
キャスト:ランベール・ウィルソン、クリスティン・スコット・トーマス、ジュール・ベンシェトリ、カリジャ・トゥーレ

それでは、みなさん、今日も一日、負けないで!お元気で!

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