こんばんわ。
大相撲七月場所千秋楽。結び前の一番、照ノ富士と御嶽海の対戦。ここで御嶽海が勝てば巴戦の優勝決定戦がみられるはずだったのだが、照ノ富士が地力を発揮、御嶽海を問題にしなかった。結びの一番を待たず、5年ぶり、30場所ぶり、二度目の優勝を決めた。
怪我と病気で、大関から陥落してから一気に、十両、幕下、さらに大関経験者としては初の序二段にまで転げ落ちた。そこからの復活劇だ。今場所、二年半振りに幕内に戻り、いきなりの優勝となった。まさに歴史的復活優勝だ。もう今後もこういうことはないだろうから、空前絶後の歴史的復活優勝だ。長く語り継がれるだろう。
実はぼくは、照の隠れファンで(笑)、序二段まで下がってからも、毎日の成績を(幕下以下は7日間しかないが)、スマホでチェックしていたものだ。十両に復帰し、ここでも好成績をつづけ、幕内に上がったときも、二桁勝利は固い、上位陣が星のつぶし合いをすれば、十分、優勝の可能性があるものと思っていた。後半戦に入り、白鵬、貴景勝が休場し、トップを並走していた朝乃山を力相撲で倒し、その後、並ばれたが、弟弟子の照強の援護射撃で千秋楽を前に単独トップにたった。そして、御嶽海を寄せ付けない強さで優勝をもぎ取った。幕尻でも現在の力はすでに両大関を上回るのではないか。
御嶽海戦
優勝の勝ち名乗り
優勝インタビュー 親方はじめ、みなさんの励ましがあって、今日がある、と。
審判部長の親方から優勝旗授与。
おめでとう、照!
結びの朝乃山と正代戦。朝乃山が有終の美を飾る。新大関で12勝3敗は合格。正代は11勝で大関昇進の足掛かりをつくる。御嶽海との昇進競争がみもの。
できれば、優勝で、一気に来場所を綱とり場所にしたかった。ここ一番に弱いところを見せた。
平幕の旧大関の活躍も目立った。栃ノ心につづき高安も二けた勝利で、来場所は復活初優勝も!
遠藤も勝ち越し。来場所に期待。
九月場所が楽しみ。両大関、両関脇と照の優勝争いか。両横綱はもう休場即引退の決意で臨んでもらいたい。休んでばかりで、横綱としてあまりにみっともない。
大リーグは前田健太が快投、2勝目!田中は3回で降板。
お月さまは千秋楽に十三夜月。おすもうは十三勝優勝だった。
十三夜月が照る。
では、おやすみなさい。
いい夢を。
高校時代の照