気ままに

大船での気ままな生活日誌

八幡さま 段葛と神苑の満開桜

2022-03-31 21:37:05 | Weblog

こんばんわ。

八幡さま(鶴岡八幡宮)の段葛の桜並木と神苑(牡丹苑)の桜がそろって満開になっています。

段葛とは、鶴岡八幡宮の参道である若宮大路の中央に一段高く盛り土された参道のこと。第二鳥居から境内入り口の第三鳥居までつづく。この段葛は、政子が懐妊したとき、頼朝が安産祈願のため造成した参道である。折しも大河ドラマの”鎌倉殿の13人”では、先週、政子が二代将軍・頼家を懐妊したところ。

第二鳥居からつづく桜並木。

ここから、先の第三鳥居までつづく。

2014年から古木が植え替えられ、2016年3月30日にリニューアルオープンされた。今年で7年目の春を迎えた。幼かった桜木も育ち、すっかり頼もしくなった。2022年3月30日、満開です。

思い出の2016年3月30日の段葛の桜。↓

この日、故・中村吉右衛門丈も渡り初めに出席され、盛大にリニューアル・オープン式が執り行われた。(2016年3月↓)

もうこんなに大きくなった。

第三鳥居前。信号を待つ人々。

太鼓橋越しに第三鳥居から段葛を見る。

うしろは舞殿と本殿。

第三鳥居をくぐってすぐの源氏池の赤い橋を渡ると、旗上弁財天社がある。

その社殿裏に「政子石」と呼ばれる陰陽石がある。政子が懐妊したときに頼朝が安産祈願した石。夫婦円満と子宝の祈願石として信仰される。

ここから眺める源氏池と桜。

桜の向こう側が神苑で牡丹苑になっている。では、入って見ましょう。

例年は牡丹の花が咲いているが、今年はひとつも花がない。正月牡丹も苑内工事中で中止だったので世話をしていなかったようだ。

牡丹の花はない。

でも、満開桜と池の風景で十分、満足。千鳥ヶ淵の桜を見るようだ。

もう花筏が。

すばらしい八幡さまの段葛と神苑の満開桜でした。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

第三鳥居傍の茶店のミモザ。

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大船満開桜 最終版 

2022-03-30 21:37:08 | Weblog

こんばんわ。

例年なら、この時期は、上野、千鳥ヶ淵など都内の桜の名所を巡り終えているが、今年は病み上がりで近所のお花見しか出来ていない。残念なことだが、仕方がない。大船の桜も三日前に満開となり、今朝はもう一部、散り始めている。ここらあたりで、大船満開桜の最終版を出しておこうと思う。この地は元松竹大船撮影所があったところなので、それに関連させてまとめてみたい。

松竹大船撮影所開設記念桜並木(昭和11年植栽)

川沿いに植栽されている。

”赤絨毯”の桜道もある。

もう、散り始めている。

旧松竹大船撮影所(現鎌倉女子大)の桜

正門(現女子大)

撮影所時代の正門(同じ場所)

松竹の映画製作の歴史 Part4 〈日本初のトーキー、そして大船 ...

昨晩、NHKの「アナザーストーリー/大島渚 “最前線”の戦い」を見た。それによると、昭和29年に山田洋次監督と同期で松竹に入社し、この門を入ったとのこと。助監督を経て、山田監督は寅さんシリーズが大当たり、一方、大島監督はヌーベルバーグの旗手として、”愛のコリーダ”など問題作を次々と発表。ついに、”日本の夜と霧”の上映打ち切りに抗議し、松竹を退社する。女優の小山明子さんと結婚し独立。銃弾が飛び交う最前線で闘う姿勢を最後まで崩さなかった。

大島夫妻は藤沢の鵠沼に住み、地元の図書館には大島渚愛用の”王様の椅子”が寄贈され、ぼくも何度か座っている(笑)。

寅さんシリーズは50作になった。


山田洋次監督の最新作、キネマの神様。当時の大船撮影所を彷彿とさせる場面が出てくる。

大島渚(1932-2013)愛用の”王様の椅子”。奥様の小山明子さんが、新装なった藤沢市の南市民図書館に寄付された。写真の座っている方はぼくではありません(笑)。

山田監督は大船撮影所は”夢工場”だったとよくいう。大道具さん、脚本家、映写技師など映画にかかわる人が1000人以上、すべてが正社員だった。だから、効率よく、次々と映画が製作されていた。当時の監督さんには、小津安二郎、木下恵介らの名匠がいた。

女子大の校舎を当時の夢工場に見立てて。

鎌倉芸術館も撮影所の敷地内であった。

枝垂れ桜

”夢工場”の脇道を。

ここを抜けると、現代の夢工場。M菱電機研究所の桜並木。今年も桜まつりは中止だと守衛さんが言っていた。

在りし日のさくら祭。

鎮守さまの桜

大船桜の〆はやっぱりこれかな。

大船観音さまの桜

では、おやすみなさい。

いい夢を。

坂本冬美の夜桜お七。昨晩、椿山荘の庭園でNHKが生中継。ここの桜は何度か見に来ている。

午後10時からの「春よ来い」でも。朝ドラ、カムカムエヴリバディの主題歌”アルデバラン”を歌うAI。

なんてこった五十嵐! 果たしてアニーの正体は? 

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山種美術館 上村松園・松篁/美人画と花鳥画の世界(つづき)

2022-03-29 18:21:10 | Weblog

こんばんわ。

山種美術館の”上村松園・松篁/美人画と花鳥画の世界”展のつづきとなりまする。

山種美術館ご自慢の松園コレクション全18点を見終えても、まだ、美人画はつづく。

女性は美しければといい、という気持ちで描いたことは一度もない、一点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする香高い珠玉のような絵こそ私の念願とするところのものである、という清らかな松園美人ばかりを見終えると、清方美人が突然現れる。正直ほっとする(笑)。やっぱり、ぼくには多少卑俗なところもある美人の方に惹かれるかな(汗)。

鏑木 清方  伽羅 目覚めたばかりの清楚な若妻が一人。その手元には源氏香の図が意匠化された蒔絵の香枕(伽羅)が。清方独特の女性美が醸し出されている。

小倉 遊亀 舞う(舞妓)舞う(芸者)京都の舞妓さんと芸妓さんをモデルに描いた。

山種美術館 松園・松篁展開催中 on Twitter:

伊東 深水 春

伊東深水 婦人像 華やかな洋装の小暮実千代がモデル。

伊東深水 吉野太夫 吉野太夫は江戸初期の京都の廓を代表する太夫。 廓の桜を見て、「ここにさえさぞな吉野は花盛り」と詠んだ。 満開の桜を背景に。

小早川 清  美人詠歌図

画像

橋本 明治 秋意 秋の装いの舞妓さん。太い輪郭線に縁どられた個性的な人物表現が特徴。

片岡 球子 むすめ

片岡球子《むすめ》(山種美術館)。居ずまいを正して座る舞 ...

そして、第二章は上村松篁と風景画。松篁の代表作”白孔雀”をはじめとする全9点と有名作家の風景画が並ぶ。

上村松篁 白孔雀 松篁宅の庭はまるで動物園のようで、いろいろな動物が棲んでいた。この白孔雀も自宅の庭で放し飼いしていたもの。

開幕レビュー】圧倒的な「白孔雀」――山種美術館で開館55周年 ...

ぼくが野毛山動物園で見た放し飼いされていた白孔雀。こんなふうに飼われていたのだろう。

上村松篁 日本の花・日本の鳥

上村松園・松篁 美人画と花鳥画の世界 | レポート | アイエム ...

山口 華楊  木精 京都の北野天満宮の御土居の大けやきがモデル。自宅でも飼っていたみみずくも脇役で登場。

御土居の大欅のもみじ(2019)。

奥村土牛 戌

上村淳之 白い雁

山種美術館所蔵の上村松園の18点の全コレクショだけではなく、清方、深水、遊亀、 球子らの美人画加えて、松篁・淳之父子らの風景画まで見られるという素晴らしい展覧会でした。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

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上村松園・松篁 美人画と花鳥画の世界

2022-03-28 21:09:51 | Weblog

こんばんわ。お相撲記事がつづきましたが、がらりと変わって美人画となりまする(笑)。

退院後、最初に訪ねた美術館は、また山種美術館になってしまった。5年前もそうだった。日本画が好きなこともあるが、湘南新宿ラインと恵比寿からのバスを使えば、あまり歩数も使わずに済み、病み上がりには適しているのだ(笑)。そして、今回の展示は、山種美術館の誇る上村松園の全18点のコレクション、そして子息、松篁の花鳥画全9点、加えて、孫の上村淳之と、上村家三代の作品を鑑賞できるまたとない機会となっている。

はじめて、この松園コレクションを見たのは、山種美術館が千鳥ヶ淵にあった時代だっただろうか。たしか、広尾に引っ越しする最後の展覧会(2009年7月)が”松園展”だった。山種美術館の記念すべき展覧会というと必ず松園さんが登場する。今回も、開館55周年記念特別展なのだ。

本展では、写真撮影は1点のみ許可されているだけだ。幸い、千鳥ヶ淵時代に小図録を買っているので、ここでは10数点ほど選んで、載せようと思う。お馴染みの名品、砧、牡丹雪をはじめ、四季折々の松園美人をお楽しみください。

はじめに松園さんの言葉。私はたいてい女性の絵ばかり描いている。しかし、女性は美しければといい、という気持ちで描いたことは一度もない。一点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする香高い珠玉のような絵こそ私の念願とするところのものである

まず”春の装い”が迎えてくれる。桜の簪。ポーズは歌麿の美人画から学ぶ。

春風

春芳

桜可里 桜の枝をもつ女性一行。師宣の”上野花見の躰”を取材。

 蚊帳に美人というと艶めかしい感じを起させるものですが、それを高尚にすらりと描いてみたいと思った。天明の頃の浴衣を着た良家の婦人をイメージした、と。

新蛍 簾越しに蛍を見る。歌麿も簾越しの美人画をよく描く。

夕べ

杜鵑を聴く 夏の訪れをホトトギスの鳴き声で知る。

 謡の砧に取材。折しも秋の満月が昇ってきている。都にある夫を想いながら、空の一角をながめ、いざ砧を打とうというところの妻女を仏像のような気持ちで描いた。砧は黒漆が塗ってある(松園)。

詠歌

庭の雪

牡丹雪 切手にもなった名作。昭和23年、亡くなる1年前に描かれた作品である。宮尾登美子の松園の伝記本、”序の舞”では、”庭の雪”の構図を考えていたところ、息子が息を切らして駆けつけ”お母さん、とうとうきましたえ、文化勲章”と電報をみせるくだりがある。女性初の文化勲章の誕生が決まり、描かれた作品なのである。そう思って観ると、松園の喜びがじわじわと湧き出ているようである。

そのときの文化勲章受章者名も、”序の舞”に紹介されているが、遺伝学の木原均、評論の長谷川如是閑、彫刻の朝倉文夫、日本画家の安田靫彦そして松園の5名。錚々たる顔ぶれである。

つれづれ

 これだけが撮影可能。うちの山種美術館カレンダーの今、かかっている3月の絵もこれ。

その拡大図。西の松園、東の清方と称されたが、清方に”どんな地団駄踏んでも、松園さんの、あの目と眉の美しさは真似できません。まさに天賦の才です”と言わしめている。

松園編はここで終わります。松篁の花鳥画ほか清方、深水らの美人画等は後編でお届けします。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

今日の茅ヶ崎散歩でみつけた素晴らしいミモザ。

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若隆景、高安との熱戦を制し歴史的初優勝 満開桜でお祝い 

2022-03-27 21:14:05 | Weblog

こんばんわ。

大相撲春場所は千秋楽、もつれにもつれ、本割でともに負けた若隆景と高安の優勝決定戦となった。高安が土俵際まで追い込み、ほとんど勝利を手中にしたかと思われたが、ぽろりとこぼれた。若隆景が驚異の粘り腰で耐え、最後は逆転の投げ。

”高安、悲願の初優勝”ではなく、”若隆景、歴史的初優勝”となった。なんと、新関脇での優勝はあの双葉山以来、86年振りなんだそうだ。また、福島出身力士の優勝は、1972年初場所の栃東(初代)以来50年振りとのこと。

応援していた高安の悲願が達成されず、残念だった。でも、本割の阿炎に負けるようではね。昨日の正代戦を落としたのが痛かった。今日は助けられたが。

優勝決定戦

高安、ここまで追い詰めたのに。

土俵際、残す若隆景の足。

最後は上手出し投げ。名勝負をみせてもらった。

おめでとう、若隆景関。

うれしいです。この優勝が震災復興中の故郷、福島の人々の励ましになればと。

若隆景、高安の両雄に終盤まで競り合った若手の琴ノ若の活躍も忘れられない。来場所は高安と共に上位総当たりの地位に昇ってくるので、三力士の活躍が楽しみだ。

。。。。。

では、満開桜でお祝い。早朝の七分咲きが、夕方は満開桜に!

赤い絨毯でお出迎え。どうぞ若隆景関。

桜のトンネルをどうぞ。

どこも、桜のトンネル。

ここは昭和11年松竹大船撮影所開設記念の桜並木。

椿三十郎はよそもの(東宝)ですが、松竹桜と仲が良い。

散り際も桜と同じく見事。

原節子桜(ピンク)も小津安二郎桜(緑)も満開。

寅さん桜も満開。

以前、ここに寅さんの三回忌に建てられた大きなモザイク画があった。2015年に撤去される。在りし日の寅さんと寅さん桜。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

今日は山種美術館へ。上村松園展。

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富士と桜と高安と、とはならず

2022-03-27 08:37:38 | Weblog

おはようございます。

今朝は春にはめずらしくきれいな富士山。そして、ぼくの朝散歩の桜道が見頃に入りました!これで、昨夕、高安が初優勝を決めてくれていれば、”富士と桜と高安と”と最高の気分の朝を迎えられたのに・・

。。。。。

高安、初優勝ならず、千秋楽に持ち越し。

高安、一歩リードで迎えた春場所14日目。今日の正代戦に勝ち、一差で追う若隆景が貴景勝に負ければ、高安の悲願の初優勝が決まる。おまけに今日の解説者は高安が尊敬する兄弟子、元稀勢の里の二所ノ関親方。お膳立ては整った。

ただ、ひとつ心配があった。ぼくのブログの古いページをめくってみると、ちょうど一年前の春場所10日目の日誌。9勝1敗で優勝争いのトップをゆく小結・高安が、(結局、その場所、負け越すことになる)不調の大関・正代に負け、そのあとガタガタと崩れ、優勝を逃している。そのときの悪夢が頭によぎるのではないか。

二所ノ関親方もなんだか、今日は緊張している様子がうかがわれた。いつものてきぱきさがない。

いよいよ優勝争いに関わる結び前の三番がはじまる。まず、高安対正代。どきどき。

高安、攻める。正代を土俵際に追い込む。勝った!と思った瞬間。こわい正代の土俵際の逆転。すくい投げを仕掛ければ、高安、残せず裏返し。がーん。はあぁ、またか・・元稀勢の里のため息が聞こえそう。

正代はカド番脱出の8勝目。史上最大のカド番脱出!高安は2敗目を喫し、優勝は明日までお預け。

これで、3敗力士まで優勝の可能性が出てきた。御嶽海と琴ノ若の3敗同士の対戦。これは御嶽海だろうと思ったが、若手のホープが大関に何もさせず押し出しで下した。

琴ノ若が先場所につづき、千秋楽まで優勝戦線に残った。すごいこと。

結びの一番は、若隆景と貴景勝戦。若隆景が勝てば、高安と並ぶ。貴景勝も大関の意地がある。土俵際に追い込まれるも、すぐ反撃、強い相撲で大関を押し出した。

強い、若隆景!新関脇で優勝となると、双葉山以来86年振りの快挙という。こうなると、高安の初優勝よりずっと価値がある。

本割で、若隆景が正代を下し、高安が阿炎を破り、優勝決定戦で勝負を決めたい。そうなれば、どちらが勝っても良しとしよう。スター誕生か古豪復活か。楽しみな千秋楽。そうそう、巴戦もあるかも。その場合は若い琴ノ若か。これまた、スター誕生だ。相撲界は盛り上がる。

フィギュアスケート界も盛り上がった。

世界選手権、男女共、金メタル。昌磨と花織。羽生、真央以来、8年振りとのこと。

大谷翔平もオープン戦で初ホームラン。開幕戦で投打二刀流が決まったようだ。

スポーツの春ですね。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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本覚寺の枝垂れ桜、満開に 妙本寺の海棠、咲き始め 高安、初優勝みえた

2022-03-26 10:03:40 | Weblog

おはようございます。

本覚寺の枝垂れ桜が満開になっています。

本堂脇の枝垂れ桜。

しあわせ地蔵さんもお花見

見事な咲きっぷりでした。

突然ですが若隆景関もびっくり。

大関の壁は厚かった。

ここから歩いて5分。妙本寺の祖師堂前の海棠が咲き始めました。

新婚さんもびっくり。

突然ですが、高安関もびっくり。

貴景勝関との熱戦を制し、単独トップ。初優勝がみえた!

でも、油断できない今日の正代戦。昨年の3月場所も優勝候補トップだったが、正代戦から崩れた。

でも、今場所は大丈夫。サクラサクオメデトウ。

日蓮さまのお墨付き

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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大船フラワーセンターで喜寿の宴

2022-03-25 11:23:32 | Weblog

おはようございます。

還暦を迎えたときは、翌週に定年退職で、いよいよ自由に遊びまわれるぞと喜んだ。実際、”黄金の六十代”だった。古希を迎えたときも、70代も健康で、海外旅行も続けようと古くなったスーツケースを二つ買い替えた。ところが、そのあと、ぼくは二度ほど入院をしたり(すぐに立ち直ったが)、家内も一時、膝を痛めたり、加えてコロナ禍もありで、一度もスーツケースを使うことがなかった。そして、77歳の喜寿を迎えた。少し前、退院したばかりのこともあるかもしれないが、よくぞここまでこられたと素直にうれしい気持ちだ。

このうれしい喜寿の日を家内と一緒に近くの大船フラワーセンターで過ごすことにした。安上りの”喜寿の宴”である。

まず、”喜寿の木”にご挨拶を。

お花畑の向こうの大きな数本の落葉樹が喜寿の木”である。またの名を”かんれんぼく”という。正確にいうと、正式名が、”かんれんぼく”で、別名が”喜寿”でなく(笑)、”喜樹”です。

喜樹の名にちなんで、喜寿の人に贈ると喜ばれるとのこと。横浜公園にも遺伝学者の木原均博士の喜寿のお祝いのときに植えられた、かんれんぼくがある。横浜スタジアム前、関内駅側です。大船フラセンのは牧野富太郎博士の喜寿のお祝いに植えられたもの。これはうそです。

”かんれんぼく”というと、この小型のバナナのような実が印象的。百日紅の咲く頃に見られる。

これを77個食べると、傘寿までは生き延びます。 含有成分のカンプトテシンは,抗がん作用があり、化学療法に利用されているようですよ。

喜樹にご挨拶を済ませたあとは、花盛りのフラワーセンターで喜寿のお花見の宴

では、桜から。

春めき桜(満開になりました)

おかめ桜(もうおわり)

敬翁桜(喜寿に相応しい桜)ちょうど満開!ぼくに合わせてくれた。

八重咲寒緋桜

アーモンド

八重咲寒緋桜×まめさくら

大寒桜(実生系)

大寒桜

ソメイヨシノは咲き始め

ボケの品種園

珍しいボケの数々。

紅白ぼけ

ピンクぼけ

ユキヤナギ

スズラン

木蓮三兄弟

ハクモクレン

紫木蓮

こぶし

げんかいつつじ

よしのつつじ

しゃくなげ

しゃくなげもどき

利休梅

雲南黄梅

レンギョウ

アマナ

水仙

〆は、めでたく紅白で。

ふと、歩数計をみると、何と1万歩を越している。退院後の最高記録!これなら、都内のお花見にも出かけられそうだゾ。うれしい喜寿の宴となった。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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高安、初優勝へ大きな一歩 御嶽海を粉砕

2022-03-24 20:43:30 | Weblog

こんばんわ。

号外です(笑)。やってくれました。高安が御嶽海との大一番を制し、初優勝へ大きな一歩を踏み出しました。折しも、今日はぼくの誕生日。いいプレゼントととなりました。

1敗高安と2敗御嶽海、今場所の優勝に直接かかわる大一番。高安、立ち合いすぐに右四つに組み、有利な態勢。様子を見て、一気に寄る。高安、完勝!御嶽海は優勝戦線から脱落。

高安 寄り切り 御嶽海

よくやった高安!明日の貴景勝戦もいただきだ。

一方、若武者同志の対決も、一敗の若隆景が二敗の琴ノ若を破り、優勝戦線に残ったのは若隆景。

若隆景 寄り切り 琴ノ若 明日の御嶽海から三大関戦がつづく。3連勝は難しいか。

正代、貴景勝も破り、6連勝、カド番脱出に王手!できれば、明日の琴ノ若戦で決めたい。

カド番脱出は固いか。

優勝争いは元大関・高安と新関脇・若隆景に絞られてきた。対戦相手、経験値からみると、高安、有利とみたが、千秋楽の優勝決定戦の可能性も十分ある。

がんばれ、高安。チャップリンまわしで土俵入り。

「あの化粧まわしには、チャプリンのような人になってほしい、という先代師匠(元横綱隆の里)の思いが込められています。先代師匠から『高安にまわしを贈ってもらえないか』と相談され、快諾しました。どんなものにしましょうかと尋ねたら、『チャプリンがいい』と言うので驚きました」(増渕医師)

 --先代師匠の思いとは

 「チャプリンは喜劇俳優です。おどけたコメディアンのように思われていますが、ガンジーとも親交があった、平和を愛する優しい人でした。『人生は恐れなければ、素晴らしいものなんだ。人生に必要なものは勇気、想像力、そして少しのお金だ』という名言を残しています。そんな彼の生き方に、親方は感銘を受けたそうです」

あのチャプリンの顔は、困った人を助ける優しさにあふれた映画「街の灯」の1シーンだとか。「勇気だけでなく、優しさも持った人間的に優れた人になってほしいという願いです」

では、おやすみなさい。


明日、ダイヤモンド富士になるかも。わくわく。

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華やかなりし仏日庵ハクモクレン 高安ひとやすみ

2022-03-24 10:11:31 | Weblog

おはようござます。

ぼくの最近の朝のブログは、まず昨夕の相撲の結果から始まり、後半は散歩の花々の紹介というのが定番になっている。今日はちょっと違う。というのは、3月24日は、ぼくの77歳の誕生日である。七七の並びで、世の中では喜寿のお祝いをする日である。このおめでたい日に高安が大事な一番を落とし、”全勝初優勝の夢破れる”なんて記事を最初に書くわけにはいかない。それで、昨日、訪ねた円覚寺山内・仏日庵のハクモクレンを一面トップに出し、高安はひっそりとべた記事にして、タイトルも”高安ひとやすみ”とした。

では、円覚寺境内の仏日庵のハクモクレンをどうぞ。

ここのハクモクレンの見頃に出会うことが少ないが、今年はこれ以上ない出来栄えだった。花の数も開き具合も最高。

仏日庵の塀越しに。この道の先が黄梅院。

境内に入り、庭から。

見事な花のつき。東慶寺の77倍はある(笑)。

ちょうどいい花の開き具合。花言葉は、「気高さ」「崇高」。

昭和8年、魯迅より寄贈という由緒あるハクモクレン。ぼくより12歳上、ということは89歳。来年、卒寿か。

ここには、北条時宗公の開基廟がある。

仏日庵の先に黄梅院がある。庭園には山茱萸やミツマタ、つばき、ウグイカグラなどの花が咲いていた。

山門前には坂村真民さんの詩。二度とこないこの人生。

円覚寺境内の桜はまだ咲いていなかったが、どうだんつつじやムラサキハナナも咲き始めていた。

竹林前のキブシ(木五倍子)が今年も忘れずに咲いてくれた。

いつもは捨てられたように置かれている”漱石”と刻まれた手水舎が花飾りになっていた。

大相撲春場所11日目

高安、負けるとしたら若隆景と思っていたが、やられてしまった。全勝優勝はなくなったが、初優勝はとる。今日の御嶽海戦は必ず勝つ!

強くなった若隆景。今日は若武者対決。琴の若と。

連敗はしない御嶽海。今日は高安戦。勝てば、優勝の可能性も。

貴景勝、琴の若を破り、カド番脱出。3敗なら優勝の可能性もわずかに残る。今日の正代戦は負けられない。

正代も白星先行。あと2勝にこぎつけた、いけるぞ、カド番脱出!

今朝、松竹さくら道の原節子桜がようやく一輪初開花しました!うれしいお祝い。

3月19日に開花した司葉子桜はもうこんなに。

今朝のおぼろ月。

今日は暖かい一日になるようだ。大船フラワーセンターでも行こうかな。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で。

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