気ままに

大船での気ままな生活日誌

秋場所予想結果はどうだったか

2013-09-30 10:19:18 | Weblog
大相撲秋場所のぼくの星取り予想は、どうだったのか、自己評価したいと思います。

ぼくの予想では、今場所は相撲協会のポスターのように、”両国の秋は下剋上”となる、両横綱は優勝は100%ない、だった。優勝力士は稀勢の里、もしくは、さらなる下剋上があるとすれば、小結の高安か新入幕の遠藤をあげていた。いずれも、はずれ、両国には下剋上はなく、また、金太郎飴ならぬ白鵬飴となってしまった。

でも、豪栄道の活躍(これもぼくの予想はずれだが)で、白鵬に土をつけ、俄然、優勝争いを面白くさせた功績は大きい。ただ、(ぼくが応援に行った)13日目の稀勢の里戦にまで勝って、俄然、最終盤の優勝争いをつまらなくした罪過もまた大きい。こういうときは相撲界のために負けなきゃイカン、ダイオウイカ。

さて、冗談はさておかないで、ここで稀勢の里の再評価をしておこう。優勝こそ一度もないが、大関になってからの安定感は抜群。今場所も、先場所に引き続き、11勝をあげ、角界2位の記録を何場所もつづけている。横綱、日馬富士より上といえる。

加えて、今朝の新聞記事によると、稀勢は2002年の初土俵から一度も休まず、連続出場924日で、現役力士では最高という。なんと、白鵬の上をいくそうだ。無事これ名馬の例えの通り、無事これ名力士である。実力がありながら、怪我で、休場を繰り返し、低迷したり、把瑠都のように引退にまで追い込まてしまう力士が多い中、この記録は輝いている。これも、角界随一の稽古量の賜物であろう。そのうち、黙っていても、相撲の神様が微笑んでくれるサ、稀勢関。

さて、その他の力士の星取り予想はどうだったか、以下に示します。
・・・・・
左が予想、右が実際の成績。いつものように、±1勝の違いまで、ぼくの勝星として評価します。

稀勢の里15勝0敗/11勝4敗●;白鵬13勝2敗/14勝1敗〇;日馬富士10勝5敗/10勝5敗〇、鶴竜10勝5敗/9勝6敗〇;琴奨菊9勝6敗/10勝5敗〇;琴欧洲8勝7敗/途中休場△:豪栄道8勝7敗/11勝4敗●;妙義龍8勝7敗/6勝9敗●;栃煌山8勝7敗/8勝7敗〇、高安8勝7敗/5勝10敗●;松鳳山7勝8敗/8勝7敗〇;千代大龍6勝9敗/6勝9敗〇;碧山4勝11敗/6勝9敗●;勢4勝11敗/5勝10敗〇;隠岐の海3勝12敗/8勝7敗●;宝富士3勝12敗/5勝10敗● 

8勝7敗1分の成績でした。ようやく勝ち越し。

白鵬強し、27回目の優勝。4場所連続優勝。左目の負傷は、稀勢の里戦でのもの。


遠藤うらおもて




ゆるきゃら


把瑠都コーナー


さあ、次は九州場所だ。
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日曜日 ハマは上機嫌だった

2013-09-30 08:00:30 | Weblog
日曜日、横浜高島屋の”ユトリロ展”で、なつかしいパリの街角をたくさん観て、おいしいカレーうどんも食べて、ぼくは、すっかり上機嫌になって、外へ出た。秋晴れの、上々の天気だったので、赤煉瓦倉庫パークから山下公園の方まで歩いてみた。そしたら、ハマは、ぼく以上の、たいへんな上機嫌で、あちこちで盛り上がっていた。

赤煉瓦倉庫パークの上機嫌

ここでは、ゆるきゃら大会が開かれていて、沸き立っていた。












ハマのわんこも上機嫌

ゆるきゃらかと思ったら、本物のブルだった。






山下公園に向かう道も上機嫌










山下公園でポスターをみつけた。”渋さ知らズ”来週、神奈川芸術劇場でパフォーマンスがあるらしい。行ってみようかな。


山下公園も上機嫌
もう上機嫌も終わりかなと思って、歩いていたら、マリンタワーの近くの広場でも大変なことになっていた。フィリッピンフェステバルだった。






ハマもぼくもワンコも上機嫌な日曜日だった。




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北條時頼とその時代 鎌倉国宝館

2013-09-29 10:35:39 | Weblog
北條時頼没後750年特別展として表記の展覧会が開催されている。前後期合わせて、国宝4点、重文約30点を含む約100点の絵画、彫刻、墨跡などが展示されている、見応えのある展覧会であった。

鎌倉をよく散歩するものにとっては、(鎌倉幕府5代執権)北條時頼は馴染みの深い人物である。北條得宗家の住居であった場所は、今、白萩が咲き誇る宝戒寺であるし、墓所は北鎌倉の紫陽花寺、明月院にある。時頼は、南宋の僧侶・蘭渓道隆を鎌倉に招いたが、道隆は、はじめ、寿福寺に寓居、常楽寺で住持となった。そして、時頼により建立された建長寺の開山となる。これらのお寺もよく足を運んでいる。

さて、展覧会の第1章は時頼の肖像。7体の北條時頼坐像が並んでいる。これだけ一堂に揃うのはめったにないことだろう。それだけも価値がある。先頭に馴染みのある建長寺所蔵の時頼が目を輝かせて座している。4体の中では、一番、いい男につくられている(笑)。重文でもあり、代表的な肖像である。もう一つの重文は兵庫県丹波の最明寺からのもの。なお、時頼は、今の明月院の場所に最明寺を建て、仏門に入り、最明寺入道と号し、そこで亡くなった。兵庫の最明寺も時頼の時代に建てられた。明月院の坐像もあり、県重文であった。それぞれ、みた印象が少しずつ違うが、頭がとんがっていること、額に三本、縦皺があることがほぼ共通である。

第二章は時頼の時代の彫刻。ここには、ここの常設でよく見かける仏像、神像などで、さらりと観る。重文が6点もある。円応寺の初江王坐像、建長寺の伽藍神像、鶴岡八幡宮の弁才天坐像、明月院の上杉重房坐像、荏柄天神社の束帯天神坐像と束帯天神立像。

第三章は時頼の信仰と事跡。ここにも吾妻鑑、関東御教書、北条実時書状など、重文が目白押しだが、”蘭渓道隆像 霊石如芝賛”、そして時宗が師事した、兀庵普寧の像の二幅も重文。重文ではないが、時頼が鎌倉に招いた(1248年-1249年)、道元禅師の行状記も。日蓮もこの時代だが、龍の口の法難は、時頼が弘長3年(1263年)、37歳で亡くなったあとの1271年(文永8年)のこと。”日蓮上人法難絵”など日蓮関係もいくつか。後期には、知恩院から国宝”法然上人絵伝”がやってくる。徒然草絵巻や、小林清親の”鉢の木”、国芳の”鉢の木”、月岡芳年の”最明寺入道”の浮世絵もみられるのもうれしい。”鉢の木”は、時頼の諸国巡りの中の逸話で謡曲になっている。関係ないけど、一昨年の高校クラス会は北鎌倉の”鉢の木”でしました。

第四章では、蘭渓道隆と建長寺。建長寺所蔵の”蘭渓道隆像”が二幅並ぶ。自賛の入ったものが国宝で、経行像(座禅のあと歩行する姿)のものが重文と、いずれも価値の高いもの。そして、その近くに蘭渓道隆の賛が入った”達磨像”がある。山梨県・向嶽寺からのもので国宝。展示は今日(29日)まで。この展覧会でも、一、二番のインパクトがあった。蘭渓道隆の墨跡もみることができる。いずれも重文。あとは建長寺の風通しなどで拝観しているものが多数。白衣観音像にも再会でき、うれしかった。

八幡さまにはよく散歩するので、後期展示の頃にまた、寄ってみよう。

ちらし(国宝の時頼坐像)
 

ほかの時頼坐像


ちらし裏面から、いろいろ。




白衣観音像


ぼくの散歩道から

建長寺


明月院の時頼のお墓


道元の碑 ”只管打坐”


常楽寺


鉢の木


・・・・・

思い出したくないけど、14日目、稀勢の里、白鵬に苦杯。


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小出川の彼岸花 富士と稲穂とコスモスと

2013-09-28 18:29:00 | Weblog
彼岸花の今年の見納めは何処にしようかと、駅に向かう道で考えた。ふと頭に浮かんだ今朝の富士。そうだ、”富士には彼岸花がよく似合う”場所があったはず。何処だったけ、ようやく思い出したのが、ここ。小出川の彼岸花でござんす。小出川とは、辻堂駅から慶応大学行きのバスに乗って、終点のひとつ手前のバス停の近くを流れている川。藤沢市、寒川町、茅ヶ崎市の農村地帯を縫うように流れる小さな川。その岸辺に彼岸花が三キロにもわたり、咲いている。

はじめは、藤沢の遠藤地区。盛りを少し過ぎた程度。十分、鑑賞できる。




白い彼岸花もちらほら。


遠藤地区会場の柿の木園でお弁当を食べる人々


さらに、岸辺をしばらく歩くと、富士山がみえるようになる。朝の富士と同じように、くっきりと。写真に撮れるか、心配したが、なんとか写っていてくれてうれしい。”富士には彼岸花がよく似合う”





富士には稲穂も良く似合う。


稲刈りもはじまっていた。


彼岸を過ぎると、もうすっかり秋だ。








。。。。。

”藤田嗣治の秋田の行事と小百合さん”のポスターを茅ヶ崎駅でも見付けました。東京、逗子駅につづき3駅目。大船、鎌倉駅はまだ貼っていない。

秋田の行事・小百合シリーズ#3


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ジンクスは崩せなかった 稀勢の里負ける

2013-09-28 10:27:31 | Weblog
ぼくが国技館に応援に行くと、稀勢の里はほとんど負ける、というジンクスは、今回も崩せなかった。ぼくは13日目に行くことが多いから、対戦相手は横綱、大関で、確かに負ける確率は高いかもしれないが、対戦成績からみても、もっと勝っていいはずなのだ。まして、今回の相手は、格下の豪栄道だ。今度こそ、まず、大丈夫だろうと思っていたが、ジンクスは生きていた。

ジンクスを破るために、涙ぐましい努力もしたのだったが。いつもは、昼食を両国駅前の居酒屋でとり、そして、その足で、えど博の特別展をみて、それから国技館入りするが、それを思い切って変えてみた。

昼飯は横綱通りの蕎麦屋さんに入り、えど博には行かず、両国の街中にあった相撲写真資料館を見物し、回向院の力士をまつる力塚にお参りし、敵に塩を送らないように塩地蔵にもお参りしてきた。これだけ相撲尽くしで国技館入りすれば、まず大丈夫と思った。

なんだかとても安心した気分になって、十両からの相撲を缶ビールを飲みながらみていた。中入り土俵入りがあって、稀勢の里が落ち着いた顔つきで入場してきた。よし、いいぞ。白鵬と日馬富士の横綱土俵入りがあって、いよいよ、中入り後の対戦がはじまる。途中で満員御礼の垂れ幕が下がり、場内は徐々に緊張感が高まってくる。後半戦に入り、ひときわ大きな大歓声。遠藤の登場だ。場所入りのときも、一番の歓声だった。今日の相手は小結、栃煌山。さすがに勝てなかったが、将来性は十分だ。

そして、その二番後に稀勢の里と豪栄道が土俵に上がる。それまで安心してみていたが、ここで、コロッと変わって、いつもの緊張感に戻ってしまった(汗)。ここで落とすわけにはいかない、ふと豪栄道に負けたときの相撲まで目に浮かんでしまう、負けるかも・・そして、大歓声。白鵬を破った豪栄道に声援を送る人も結構いるが、多くは稀勢の里に勝ってほしいという気持ちだ。

時間いっぱい。立つ!稀勢の里が出る出る、これで勝つ、万歳!と思った瞬間、豪栄道にいなされ、あれよあれよという間に、土俵の外に出たのは稀勢の里だった。ああああ、とため息が場内に・・・・・ ぼくもがっくり。ああ、そんなら、えど博に行っておけばよかったなんて、つまらないことが頭に浮かんだ。

あとの横綱戦は、もう気が抜けたビールのようなもの(たぶん観客の多くがそう思ったはず)。日馬富士が負けても座布団が飛ばないし、白鵬が鶴竜を破っても歓声もろくに上がらない。

しかし、まだ終わらない。今日、稀勢の里が白鵬を破れば、奇跡の逆転優勝の可能性はゼロではない。千秋楽、12勝3敗どうしの優勝決定戦で初優勝を果たす。ぜひ果たさねばならない!今朝、朝日にくそみそに言われたことをしっかり頭に叩き込み、半沢直樹になり、百倍返しし、土下座させなければならないぞえ、稀勢の里関。

稀勢の里対豪栄道 うしろのきれいどころが気になったのか、稀勢の里、負ける。


ショッキングピンク遠藤 場所入り風景。大歓声と大拍手。遠藤の入場が終わるとみな館内に戻る、ぼくも(汗)。スター誕生という感じ。


化粧まわしはブルー、遠藤。


13日目一番の大歓声。 遠藤・栃煌山戦


今朝の富士山。 今日14日目、白鵬撃破を祈念 
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抱一の夏秋草図屏風と四季花鳥図巻

2013-09-27 09:29:54 | Weblog
ぼくのもっている”すぐわかる/琳派の美術(仲町啓子監修)”で、酒井抱一の主な作品が五つほど紹介されているが、そのうち二つが、今、東博で展示されている。ダイオウイカを観たあと、こちらにも寄ってみた。

まず、”夏秋草図屏風”。この屏風は(屋敷も隣接し、姻戚関係にもある)酒井家から一ツ橋家への親交を深めるために制作されたようだ。(一ツ橋家所蔵の)光琳の”風神雷神図屏風”の裏に抱一が、それに呼応するように、風神の裏に風にたなびく秋草、雷神の裏に雨に打たれる夏草という構図で描いた。また、金地に対し、銀地とした。まさに琳派継承の象徴的作品となった重要文化財である。この屏風が期間限定の” 秋の特別公開”で拡げられている。



右隻は雨に打たれる夏草。百合と昼顔もうなだれている。青色の川は、雷雨が襲ってきたようにもみえる。川の筋は、光琳の紅白梅図の中央の川みたい。


左隻は風にたなびく秋草。葛の花が咲き乱れている。





そして、別室には”四季花鳥図巻”(下巻)が拡げられている。

お馴染みの草花がずらりと。










上巻を含めると、60種もの植物、鳥、昆虫がいるそうです。抱一というと草花ですが、昆虫にも造詣が深かったようです。


そうそう、ギフトショップには150万円の屏風がありました。ぼくのお小遣いでは、とても手がでません。


これくらいならば。でも、もうネクタイをしませんからね。みるだけ。


東博も白萩の盛りでした。


まだまだ、東博では書きたいことが山のようにあるのですが、もう両国に行かねば。
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宝戒寺の白萩 八幡宮の彼岸花

2013-09-27 06:31:56 | Weblog
2013年9月26日

鎌倉では、萩も彼岸花も盛りを迎えている。それぞれの名所には、今の内に足を運んで行かなければ、あとで後悔する。宝戒寺の白萩と八幡宮の彼岸花については10日ほど前に調査しているが(笑)、まだ白萩は咲きはじめ、八幡さまのは、蕾ばかりだった。さて、本日は、いかに。これ以上ないといった、最高の見頃でやんした。

宝戒寺の白萩 さすが、萩の寺。








彼岸花もあちこちに咲いていますが、これも白が主体。




さて、宝戒寺から、歩いてすぐの、八幡さまの境界の石垣に咲く彼岸花。いつも少し遅めに咲くが、今がちょうど見頃。










大満足でした。そして、ふたつの美術館の新しい展覧会もグー。その夕方h稀勢の里の大勝利と、めったにないいい日だった。

八幡さまは修学旅行生でいっぱい。


国宝館では、力の入った展覧会が。のちほど感想文を。


神奈川近代美術館は、別館のだけ観てきた。これがまた素晴らしかった。


本館のは別の日に。


座布団が舞った国技館。今日は直接、この目で。えへへ。
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稀勢の里、逆転初優勝へ力強い一歩

2013-09-26 18:49:11 | Weblog
はじめ、稀勢の里対日馬富士戦は、ぼくが応援に行く明日13日目と思っていたが、今日、12日目結びの一番となった。その前の取り組みで、白鵬が琴奨菊を圧倒し、1敗を守る。2敗同志の対決、どちらが優勝争いに残るか、どちらも負けられない大一番となった。

立つ!日馬の変化も危惧されたが、真向勝負。ああああ、日馬が一気に土俵際に、そして腰を崩す。ここで決まったと思った瞬間、日馬がもちこたえ逆襲。土俵中央、むしろ日馬が有利な態勢だ。稀勢、我慢の相撲。ここで負けるわけにはいかない。その瞬間だった。稀勢のすくい投げがとんだ。日馬が転がった。

日馬富士を撃破!! 稀勢の里、逆転初優勝へ力強い一歩! 





白鵬、1敗を堅持。




ぼくが行く、明日は豪栄道戦。あなどれない、白鵬も破っている。でも、ここで負けては、今日の白星の意味はなくなる。絶対、獲らねば。ただ、不安材料がある。ぼくが国技館に応援に行く日は8割方、稀勢の黒星。 白星、2割に掛けよう。先日、遊行寺の現世遊行上人からいただいた念仏札も持っていこう。お願いします。ついでに、白鵬の黒星もお願いします。

大きな白星。今日の、宝戒寺の白い彼岸花のような。


ただの白星ではない、大金星みたいな勝ちだった。小町通りでみた黄金色の彼岸花のような。


。。。。。

スポーツ関係ということで

松坂大輔、復活!!!3連勝。今日の夕刊紙の見出しでは、メッツ残留か。よかった松坂。


岩隈、14勝。防御率トップにあとわずか、0.01


ダルは奪三振王、確定。
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深海/伝説のダイオウイカにあう

2013-09-26 10:39:24 | Weblog
子供たちが夏休みだった頃、ここを通ると、いつも深海展は1時間待ちだった。そんな人気の展覧会ならと、機をうかがっていたが、小雨模様の昨日、待ち時間ゼロで、とうとう実現した。子供たちだけではなく、むしろ大人が十分、楽しめる展覧会でしたよ。深海の生物だけではなく、あまり美術展ではみかけない、いかにも”理系女子”といった女性もいっぱい観察できたし。

プロローグは、深海とはどんなとこ?という説明。光は水深200メートルまでしか届かない、酸素はこんなに少なくなります、また圧力がすごい、たとえば、ぶためんのカップは深海ではこんな形になるとか。


そして、こんな過酷な環境の深海を探査する潜水艦”しんかい6500”の実物模型が目の前に現れてくる。深さ6500メートルまで潜れるのでこの名がついた。深さ7000メートルまで潜れる無人探査機の「かいこう」や、深海生物の調査を専門の”ピカソ”の実物、海中を自力で走り回る”ゆめいるか”などの模型も展示してある。

しんかい6500


ゆめいるか


次ぎのコーナーは”深海生物図鑑”。水深300~400メートルに生息しているという、全長3メートルにもなるというタカアシガニをはじめ、380点もの珍しい深海生物の標本がずらり、学術的な分類にしたがって展示されている。一つひとつ、ゆっくりと観察したいとこだけど、ダイオウイカにもまだ、会っていないしね。

タカアシガニ


気持ちわるい、なんて声も聞こえた。でも、理系女子は目をらんらん(笑)。ふうせんうなぎ、よろいタラなど。




”深海に生きる”コーナーでは、極限環境に住む生物たちの知恵がいろいろ紹介される。たとえば、深海に沈んだ鯨の死骸は、いろんな生物がえさとして食い尽くしてしまうが、残った骨に住みつき、骨汁を吸うゴカイ類のホネクイハナムシなんてのもいる。また、カイコウオオソコエビは、海底に溜まった木屑を食べているんだって。木を消化する酵素をもっているそうだ、セルラーゼかな。それと、海底から噴き出る300℃の熱水の周囲にも住みつく生物たちも面白いネ。別のコーナーに、生命はこういう場所から誕生したのではという説があることを紹介していた。説得力があった。オパーリンの”生命の起源”は、今も本箱にあるヨ。懐かしきかな若き日。

カイコウオオソコエビ


そして、”深海に適応”コーナー。いよいよお待ちかね、ダイオウイカさまの登場。ヒレの先端から腕の先まで約3メートル、触腕まで含めると約5メートル。2007年に島根県出雲市沖で捕獲されたのこと。深海に住むには、巨大化することも有利な進化なんだって。水深650~900メートルの深海に生息して全長18メートルにもなり、世界最大の無脊椎動物だって。たしかに大王さまだ。これを動画で撮影するのに、成功したのが、科博の窪寺恒己博士。2012年、小笠原諸島近くの深海で。その動画が、隣りの”深海シアター”の大型スクリーンで観ることができる。潜水艦にもの珍しそうに寄ってくるダイオウイカ。おいらも、おまえが、もの珍しくって、二度もみてしまったよ。







最終コーナーは、”深海の開発と未来”。でも、あんまり深海を荒らさないでね。ただでさえ、住みにくいんだから。深海生物の大王より。

深海キッチン。金目鯛も深海育ちなんだって。食べられる深海魚。ダイオウイカは煮ても焼いても食えない奴らしい。


でも、ダイオウイカはクッキーにするとうまいらしい。




抱いて寝ると、深海のように、深い眠りにつけるらしい。





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英勝寺 彼岸花、見頃に

2013-09-25 06:22:58 | Weblog
2013・9・24

英勝寺の彼岸花、見頃になりました。










白花も


ジンジャーの花とツーショット




竹林も見頃


萩も見頃


復興された山門と彼岸花
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