気ままに

大船での気ままな生活日誌

飛鳥II にのってみる

2007-07-31 10:14:18 | Weblog
ボクは旅好きな方ですが、船旅は、まだ一度もしたことがありません。竹芝桟橋から伊豆大島への”船旅”はありますが(笑)。気まま生活に入ってから、一度、船旅なるものを試してみたいという気持ちがふつふつと湧いてきておりました。ワイフも同様でした。

たまたま、あの飛鳥II に2泊だけできるツアーがあることを知り、渡りに舟と参加したのでござんす。28日午後に、小樽港に寄港している飛鳥II(すでにウラジオストク方面を回って、横浜に帰る途中)に乗船して、日本海から津軽海峡を経て、太平洋を南下、翌々日の、土用の丑の日(鰻が好きなもんで。ついでながらに、小林秀雄さんは辻堂の”うな平”によく行かれたそうです)に横浜港に到着するというコースです。お試しコースといったところですね。

結論を先に言いますと、なかなか船旅も面白い、もう少し長い期間のも試してみたいなと思いました。これなら、お年寄りが喜ぶはずだと思いました。とゆうことは、ボクもお年寄りグループに足を踏み入れようとしている(微妙な表現)証拠でしょうね(笑)。

さて、ボクらはちょうど”潮まつり”が開催されている小樽の町を散策して、この飛鳥IIの”生みの親”会社、旧日本郵船小樽支店の石造りの建物(重文です、ついでながら、裕ちゃんのお父さんもここの支店長をされていたのですよ)を見学したり、北一硝子で緑色のぐいのみ(お酒を入れると本当いきれいな緑色になります)を買ったり、本場の寿司を食べたりして、午後3時頃には乗組員が出迎えてくれている飛鳥II(写真)に乗り込んだのでした。

部屋は9デッキ(階)にある普通のタイプ。なななんと、これが船上の部屋か、地上のホテルの部屋を切り取ってきたみたい、ツィンベッドにバス付き、2脚の椅子とテーブル、バルコニーまでついている、もちろんテレビも冷蔵庫もある、横浜の氷川丸の船室とはえらい違いだ(あたりまえだの声)、”動くホテル”の異名もあるそうだが、その通りだと思いました。

セイルアウェイ・パーティーがプロムナードデッキで始まります、のアナウンスがありましたので、行ってみますと、もう大勢の人が集まっていて、シャンパンやジュースを飲みながら、港で見送る人たちに手を振ったり、ポールアンカのダイアナの演奏に合わせて腰を振ったりしていました。ついでながら、四半世紀も前ですがボクはラスベガスのホテルで本物の(全盛期をすぎた)ポールアンカの歌を聴いたことがあるんですよ。ボクもムカシを思い出しながら、ダイアナの曲に調子に合わせながら、そして、ぐいとシャンパンを飲み干したのでした。馴染みの軽音楽が次々流れ、だんだん遠くなってゆく小樽の港。ボーボーボーと汽笛の音。なかなか情緒ある出航風景なのでございました。

5時半から、5デッキのフォーシーズンダイニングルームで和食膳の夕食。700名もの乗客がいますので、2組に分かれての食事で、ボクらは早い組というわけです。お食事も最高、お酒もうまい、そして、何よりのごちそうはオーシャンビューです。どちらを見ても、太平洋の大海原。毎食こうなんですから、海好きな人(嫌いな人はいませんね)には、こたえられませんね。この日は曇天でしたが、晴れていれば、夕陽もみえたでしょうし、もっと、すばらしかったと思います。クルーズの一番の楽しみでしょうね。テーブルは夫婦二人だけの席(不倫のお二人でも、もちろん構わないですよ、笑)や、大勢用の丸テーブル、いろいろあり、自由に座れます。長い船旅ではこういう席でお友達ができるようです。ボクらは二人席でゆっくり。

夕食後は、演芸会(桂藤兵衛師匠の落語と橘右楽師匠の寄席文字)を楽しみました。そのあと、別の会場で、ハワイアンのショーがあったのですが、これはパスして、12デッキのグランドスパへ。ここはボクが一番気に入ったところ。それこそオーシャンビューのお風呂です、江ノ島のスパのようです。早朝から夜中まで、いつでも入れます。その隣りには資生堂のエステもありました。

翌日は、いろいろなイベントを覗いてみました。コーラスや社交ダンスの講習にちょっと参加したり、ピンポンをしたり、甲板一回り440メートルを5周のウオーキングをしたり、ラスベガスやリノを思い出しながらカジノをしたり(もちろん賭け金なしですが)、遊び回りました。映画もありましたが、時間がなくてみられませんでした。バーやクラブや寿司屋さんもあり、長期乗船者も飽きないようになっています。それとボクが気に入った図書室もありますし、コンピューター室もあり、頭の体操もできます。

そして、明朝お別れとなる、この日の夕方、メインイベントがいよいよ始まりました。

(つづく)

・・・・・・
これから出掛けなくてならないので(うな平に)、この続きは今晩か明日に更新しますね。
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やまゆりちゃん お留守番

2007-07-26 05:54:33 | Weblog
昨夜のサッカーは残念でしたね。ボクが心配していたように、とほほの夜になってしまいました。

今日はこれから、数日間のバカンスに出掛けます。神奈川県を離れるので、ボクのブログのお留守番を、神奈川県花になっているやまゆりちゃんにお願いしました。

・・
大船フラワーセンターの築山の、山百合が今、見頃になっています。

とても美しい、凛とした高貴な花ですね。
よくみると、白い花弁にそばかすのような斑点模様がいっぱいですね。
そばかすの可愛い赤毛のアンを思い出しました。

そう思ってみると、やまゆりは、アンのように、どんな境遇にも負けない強さと明るい性格をもつ花のようにみえてきました。

このアンちゃん(ちょっとおかしいかな)に、お留守番してもらいます。帰ってきましたら、ご報告します。ではまた。


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昼咲き月下美人 ヤキンちゃん

2007-07-26 05:52:12 | Weblog
梅雨明けしたような、まるで真夏のような午後、急に大船フラワーセンターに行ってみたくなりました。はじめ、ひねまるこちゃん(ボクが枝垂れえんじゅにつけたあだ名)が呼んでいるのかなと思いました。たしか、7月中下旬から花が咲くはずなので、そのお知らせかなと思ったのでした。

フラワーセンターの門をくぐって、あっと思いました。門のすぐ左側に展示室があるのですが、その前に、”月下美人咲いてます”の張り紙をみつけたのです。ボクは以前、フラワーセンター刊行の小冊子かなにかで、普段は夜中にしか花を咲かせない月下美人を、照明操作によって昼夜を反対にして(だまくらかして)、昼に咲かせて、みんなに見せてあげたい、という記事を覚えていたので、これだとすぐ了解したのです。

ボクは喜びいさんで、その部屋に飛び込みました。鉢植えの月下美人がふたつ咲いていました。明日咲きそうな蕾もひとつありました。もう午後も遅い、3時すぎでしたので、花も眠そうにしていましたが、明らかに花は開いていました(写真)。昼に咲く月下美人、生まれてはじめてみました。午前中に来れば、もっと元気な、目のぱっちりした月下美人をみられたことでしょう。

ボクを呼んでいたのは、この月下美人ちゃんだったのですね。昼夜逆になり、仲間が寝ている昼間に働くのですから、人間社会でいえば夜勤ですね。こんな美人の夜勤なら、夜の蝶でしょうか、クラブのマダムかもしれない、いや昼咲く花ですから、昼の蝶ですね、昼のカラオケスナックのママかもしれない。なんだかややこしいですね。

とにかく、月下美人ちゃんにあだ名をつけようと、あれこれ考えていましたら、最近、ボクが気に入っている、アンパンマンワールドのドキンちゃんのことを思い出しました。わがままだけど、とっても純粋で、キュートなところがドキンちゃんとそっくりなのです。それで、似たような名前にしてみました、ヤキン(夜勤)ちゃんにしてみました、どうですか。ヤカンちゃんでもいいですが(笑)。

ヤキンちゃんは、ドキンちゃんと名前だけではなく、お互いの境遇まで似ていることが分かりましたよ。わがまま娘のドキンちゃんは、まじめな優等生タイプのショクパンマンを好きになってしまいましたが、ヤキンちゃんも、やはり自分とは正反対の性格の学者タイプの、孔雀サボテンのヒレカツマンを好きになってしまったようなんです。

ところが、二人の生活時間帯が全く逆で、なかなかデートする時間がとれませんでした。それで、ヤキンちゃんが志願して、昼夜逆転試験の被験者に応募したのだそうです。それがうまくいって、現在、ヒレカツマンと同じ時間帯で生活するようになり、毎日、近くの江ノ島や鎌倉でデートしているらしいです。将来、結婚して、赤と白のまだらの、昼も夜もOKの、両刀使いの子供ができることでしょう。よかったですね。

・・・

そして、ボクは外に出て、ほかの植物たちをみて回りました。ひねまるこちゃんも咲き始めましたよ。ただ、まだ、ひとつふたつの房だけですので、来週あたりにもう一度、見にいきたいと思います。サルスベリとブッドレアは見事ですよ、赤、赤紫、紫、藤、白と色とりどりの花をいっぱい咲かせていました。ハス、ひまわり、ムクゲ、サルビア、コリウス、なつすいせん等、夏の花々も今が盛りと咲き誇っていました。一方、バラ園は秋バラ用に剪定されていて、LONG VACATIONに入っていました。ハンゲショウもお化粧を落としていました。フラワーセンターの花々も、これからの厳しい盛夏を乗り切るための準備がすっかりできたようです。

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うふふの朝 松坂、岡島完封リレー

2007-07-25 17:27:27 | Weblog
うふふの朝でした。レッドソックスの松坂大輔投手が、強打を誇るインディアンス戦を7回無失点の”完封”。そしてリリーフの岡島秀樹投手も1イニングを零封。完璧な日本人リレーで見事に完封勝ちを納めました。

本当にしびれる試合でした。松坂は初回の四死球などでの二死満塁などのピンチがたびたびありましたが、ここぞとゆうときは、三振や凡打に討ち取り、逃げ切りました。7回まで、虎の子の1点をしっかり守り、岡島にバトンタッチ。また岡島がすごい、インディアンスの3,4,5番の中軸をばっちり抑え、守護神にあとを任せます。

野球は1対0が一番面白いです。とくに応援している投手が投げているときは、力が入ります。今日はとくに、松坂が走者をしばしば出して、あーまたか(ここ数試合の経過を思い出し)、と思わせておいて、三振や、ファインプレーに助けられたり、はらはらどきどき、こんな面白い試合は久し振りでした。(でも勝ったからこう言えるんですよね、負けていればぼろくそです(笑))先日のサッカーアジアカップの、対オーストラリア戦のPK戦のぴりぴりした緊張感を思い出しましたね。

松坂、岡島の完封リレーのおかげで、うふふの朝をすごすことができました。サンクス、ダイスケ&ヒデキ。

今晩のサウジアラビア戦のサッカーも是非、勝って欲しいです。とほほの夜にならないことを祈っています。

本当にスポーツって面白いですね。



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健康寿命 うふふの朝 とほほの夜

2007-07-25 08:06:58 | Weblog
これも円覚寺夏期講座で聴いた話です。講師は管理栄養士の宗像伸子さんで、”生き方としての「食事力」”という演題でした。

こんな話から始まりました。日本人の平均寿命は世界一になり、男は79才、女は86才です。(まだ○○年生きられる、うふふ)でも皆さん、人の助けを借りず、自分だけでひととおりの生活ができる寿命、これを健康寿命と呼んでいるのですが、それですと、男は72才、女は78才、それぞれ7年も低いのです。(ななななんと、あと○年しか残っていない、とほほ)

みなさん健康寿命を延ばすには食事です、そのためには「食事力」を身につけましょう。そのためのお話を今日します、という切り出しで、もうボクは身を乗り出して(本当は縁側の柱に背をもたれてです;会場の方丈の大部屋は聴衆でいっぱいで、苔庭園がよくみえる縁側(写真)にはみ出してしまったのです、でもボクはこの席が一番好きで去年もここでした、苔庭からの風も涼しいのです)聴いたのでございます。

病気にならないための、具体的な食事法のご指導もありました。軽い高血圧の薬を飲んでいるボクには勉強になることばかりでした。

塩分を控えるための食生活
1. 麺を食べるときには汁を残す (x:汁がうまいのではないですか、全部飲むボク)
2. 漬物、佃煮は少量に (x: 子供のときからいっぱい、醤油もかけるボク)
3. みそ汁、すまし汁は1日1杯に (○:夕飯に一杯だけの優等生なボク)
4. 天ぷら、フライに醤油やソースをかけすぎない (X:どぼどぼかけるいけないボク)
5. 加工食品をなるべく控える (X:結構食べていると思うボク)
6. 外食はなるべく1日1回を限度とする (○:散歩等の外出で昼食はたいてい外食、でも1回だけのボク)
7. 汁碗は浅くて口の広いもの (x:結構深いのを使っているボク)
8. 寿司、刺身は醤油をつけすぎない (x:ついつけてしまうボク)

総合評価:2勝6敗で、改善の余地ありすぎ。高血圧になるのはあたりまえ(とほほのほ、ほ、ほ、ほたる来い、あっちのみずはあまいぞ 明日から甘くちにします)

肥満を招く食生活
1. 主食をたくさん食べる人 (○:あまり食べない人です)
2. 間食に欠かさず甘いものを食べる人 (○:食べない人です)
3. アルコール飲料、嗜好飲料をよく飲む人 (X:のんべいの人です)
4. インスタント食品や外食が多い人 (△:1日1回ランチぐらいの人です)
5. 早食いの人 (X:早メシの人です)
6. 料理の味付けが濃い人 (×:関東風濃い味付けが好きな人です)
7. 脂っこい料理が好きな人 (○:さっぱりしたのが好きな人です)
8. 野菜のとりかたの少ない人 (○:朝たっぷりサラダをいただく人です)

総合評価:4勝3敗1分 改善の余地あり、とくに3,5を重点的に。(とほほのほのほ、ほ、ほ、ほたるこい こっちのみずはからいぞ 明日から、からいお水は控えるようにします)

そして”食事力”を身につけるためには、こうしなさいとまとめられました。
1. 一日に何を、どのくらい食べたらよいかという、目標をもつ
2. 定刻に食事をとる習慣を
3. 食事は家族と友人と楽しく食べる
4. 手作りの食事を心がける

食事力を身につけ、できれば、今の平均寿命ぐらいまで健康ですごしたいものですね。ワイフもこの講義を聴いていましたので、これで、おいしい手作りのお料理が増えるゾ、と、うふふの朝でしたが、・・・帰ってからの言葉、カロリー取りすぎだから、一品減らしましょう、それにお酒も減らしてね、と、とほほの夜になりました。

・・・・・
今日のタイトルは、週刊新潮の、連載エッセイ、斉藤由香さんの「窓際OL とほほな夜うふふの朝」を借用しました。由香さんは北杜夫さんの娘さんで、お父さんゆずりの、ユーモアあふれる楽しい文章をいつも書かれています。ボクはお父さんのフアンで、ドクトル・マンボウシリーズはほとんど読んでいます。べっぴんさんの由香さんのフアンでもあります。うふふ。



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磯村尚徳さんの日本文化論

2007-07-24 09:13:22 | Weblog
これも円覚寺夏期講座のお話です。NHKのキャスターであった、あの磯村尚徳さんです、もう78才になられたそうですが、若々しいです。10才は?7才は?・・5才は若いと言っておきましょう(笑)。一昨年までパリの日本文化館初代館長を10年ほど勤めていました。若いときもパリにいたことがありますから、ほとんどフランス人です(笑)。この日の演題は「世界からみた日本の文化力」でした。

フランスは世界一の文化大国である、その証拠に海外からの旅行者数も断然トップである、ただ景色がきれいだとゆうだけでは人は集まらない、文化度の高さが人を惹きつける、と磯村さんは熱弁をふるいます。確かに、フランス、イタリア、スペイン、ボクも何度でも行きたいです。

その世界一の文化度をもつフランスが最近、日本の文化に強い関心をもつようになっているそうです。このブームは、19世紀のジャポニズム(日本の浮世絵等の美術が印象派絵画などに強い影響を与えた)になぞり、ネオジャポニズムとまで言われています。

日本文化といっても、漫画、アニメ、テレビゲームなどの、ポップカルチャーと呼ばれる分野です。アンパンマンやドキンちゃんもフランス人に人気があるそうです(これはボクのつくり話)。

(ここから先は磯村さんが話してるように書きますね、話し方はキャスターのときと同じで、熱弁ふうです)

その熱狂振りの例として、昨年と一昨年、パリで開催されたジャポンエクスポを挙げておきましょう、なんと、2年続けて、7,8万人のフランス人が押し寄せてきたんですよ、お年寄りから子供まで幅広い年齢層で、なななんと65%が女性なんです。それに、この企画、運営は、日本人は全く関与していないのですよ、すべてフランス人が自発的に、それも政府やイベント会社ではなくNPOでやっているんです、その事務局長にはフランスの財務省のエリート官僚がやっているのも面白いですね、彼は子供の頃に日本の漫画を読んで育った人で、現在も大好きらしいです(麻生大臣もそうですね)。実に幅広い階層、年齢の人たちが、このイベントに参加したという事実がとても意味があることなのです。

文化といっても、サブカルチャーじゃないかと、ブームを軽くみる人がいますが、その意見は現在では少数派になっています。現在高い評価を受けている浮世絵だって当時は町衆の文化で、包み紙に使われていたほどのものでした。それに、いわゆる”高級”な日本文化へ関心を向けさせる効果もある、相乗効果といっても良いかもしれない、前述の事務局長もそうでしたね、子供時代の日本漫画の読書がその後の日本文化へ強い関心をもたせるのです。

フランスでは、すでに禅、能、文楽、歌舞伎などの日本文化が定着してきています。せんだっての市川団十郎のオペラ座公演も人気だったらしいですね。また武道にしても、フランスではサッカーの次ぎに好まれているスポーツは柔道なんですよ、柔道人口はたしか日本より多かったですよ、剣道、空手をやる人もどんどん増えています。

こういう現象の根もとには、アメリカ文化に対するアンチテーゼがあるのではないかと思いますよ。近年、フランスは衣食のアメリカ化(Tシャツやマクドナルド等の文化)が進み、それに辟易するようになってきた、よくみると日本の文化、生活様式の方がかっこいいのでは、COOL(仏和辞典をひいてみてください、かっこいいという意味なんですよ)だと思うようなってきたのだと思います。。COOL・JAPANですね。それは、フランスだけではなく、ヨーロッパ各国を含む世界的な傾向だそうです。

このように、日本文化は外からみても相場が上がってきています、くすぐったくなるほど誉められます、でも、僕(磯村さん)は日本文化には芯になるものがない、ユニバーサルな価値観に欠けるいると思います、国としての品格に繋がることです、本当に尊敬される日本になるためには、国として、次ぎの三つのことを心がけねばならないと思います。

1)こころないことをしない
2)もったいないことをしない
3)みっともないことをしない

・・・・・

個人としても心がけたい、三つのお願いですね。
家庭の主婦の方も、家計費を節約しようと、段ボール入りの肉まんやぎょうざを作って旦那さんに食べさせないでくださいね。ワンちゃんのお食事でもダメですよ。1,3に抵触しますよ。でも、段ボールを無駄にしないとゆう点では、2に合致しますね
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星取り表予想の結果は・・

2007-07-23 15:22:51 | Weblog
今朝、稀勢の里の記事を投稿してから、あっ、そうだ、と気づいたことがありました。名古屋場所中日に有力力士の千秋楽における星取り表を予想しましたが、その結果については”自己評価します”と宣言してしていたのです。というわけで、これから結果をもうひとりのボクによる”自己評価”をしたいと思います。

まず、中日におけるボクの予想星取表を再掲載します。以下のようでした。

稀勢の里 10勝5敗 小結復帰 
豊真将  11勝4敗 技能賞、新小結昇進
白鵬   14勝1敗  優勝
朝青龍  13勝2敗 
琴光喜  11勝4敗 大関逃す
琴欧州   8勝7敗 
千代大海 7勝8敗  カド番
栃煌山  8勝7敗
安馬    7勝8敗 関脇陥落
・・
そして千秋楽を終えての結果は・・(コメントと評価)

稀勢の里 11勝4敗 小結復帰 (ほぼ的中、A)
豊真将  9勝6敗      (ほぼはずれ B)
白鵬   11勝4敗       (はずれ C)
朝青龍  14勝1敗 優勝   (ほぼはずれ B)
琴光喜  13勝2敗 新大関昇進 (はずれ C)
琴欧州  9勝6敗       (ほぼ的中 A)
千代大海 9勝6敗        (はずれ C)
栃煌山  4勝6敗5休      (はずれ C)
安馬   7勝8敗 関脇陥落   (的中 AA)

総合評価:B (総合点27÷9=3)

(算定基準 AA:5、A:4、B:3,C:2、D:1として計算)

評価委員会のコメント
 的中が安馬ひとりと、アマリにアマイ判断力。ただ、的中率1/9は11.1111111111111111・・%と永遠に1が続く縁起の良い数字であり、売り上げ1位を目指している当社としても大変喜ばしい数値である。加えて、ひいきの稀勢の里の予想を控えめにした謙虚な心に免じて、本来であれば、B評価は配置転換ないしはケンキュウ費の大幅削減に相当するが、現勤務地でのアンパンマン・ケンキュウの続行とケンキュウネンキン費の継続支給を保証するものとする。また被評価者は、稀勢の里の三役復帰も予想していたが、それが決定したあかつきには、ボーナスとして、京都貴船、鳥居茶屋の川床料理(写真)の御献立のコース料理のうち、ご飯 (湯葉茶漬け)と香の物3種分だけの値段、1111円を補助経費として贈与することとする。

以上ご報告いたしました。来場所にはもう少し予想屋としての腕前をあげるように精進いたします。目標は総合評価Aです。




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稀勢の里 勇気りんりんるりの色

2007-07-23 08:25:42 | Weblog
名古屋場所千秋楽、稀勢の里がやってくれました。新大関昇進を確実にし、さらに優勝をもと意気込む、地元出身の琴光喜を終始攻勢で、突き落としで破り、見事11勝目をあげました。これで、現三役および前頭上位陣の今場所の成績からみて、稀勢の里の三役復帰は確実な状勢となりました。

ボクは14日目の、朝赤龍戦で勝ちを拾ったときから、運がついてきた、これで千秋楽の琴光喜戦はいただきだと、確信していたのでした。ほぼ100%の観衆が琴光喜応援という、まさにアウェイの状況の中でしたが、稀勢の里の顔つきは、前日までの不安そうな、陰気と言ってもいいような顔つきとは明らかに違っていました。前日で二桁勝利を勝ち取り、あとは負けても構わない、思い切りいくぞ、と言った気迫が顔にありありと出ていました。

そして立ち会い。稀勢が飛び出す、しかし琴が待った、昨日も待ったしやがった”琴待つき”に改名だとボクはどなる、琴の老獪な作戦にちがいない、まじめな若い稀勢、あぶない、ボクはどきどきする、そして、二度目で立ち、稀勢、琴、きせ、こと、きせかえにんぎょ、あ、い、う、え、おーと言っている間に稀勢の突き落としが決まる、おおおおおっ、やった、ボクは座椅子の紫色の座布団(本当は緑色の)を放り上げたのでした。でも、テレビカメラは、負けた琴光喜ばかり追っている、稀勢の嬉しそうな顔がなかなか出てこない、インタビューもなし、なななんと勝ち名乗りのシーンさえない、どどどどうゆうわけだ、NHK、明日から”どんど晴れ”みてあげないゾ。今朝はもうBSでみたけど。

でもそんなことはどういいのでがんす、4場所振りの勝ち越しで、それも大勝ちで、三役復帰間違いなし、です。さあ勇気がわいてしましたよ、稀勢の里応援団、合唱しましょうね。ボクの作詞です(盗作じゃんの声(汗))。

ぼぼ 僕らは稀勢関応援団
勇気りんりん るりの色
望みに燃える 呼び声は (新関脇になった姿を思い浮かべ、力強く)
朝焼け空に こだまする
ぼぼ 僕らは稀勢関応援団

ぼぼ 僕らは稀勢関応援団
力ようよう 海の色
夢も高鳴る 呼び声は  (大関の化粧まわし姿を思い浮かべ)
真昼の空に こだまする
ぼぼ 僕らは稀勢関応援団

ぼぼ 僕らは稀勢関応援団
誓いはかたく 鉄の色
明日をめざす 歌声は  (横綱の土俵入りの姿を思い浮かべ)
月夜の空に こだまする
ぼぼ 僕らは稀勢関応援団

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言わぬは言うに いや勝る

2007-07-22 08:35:22 | Weblog
毎年恒例の円覚寺夏期講座を受講してきました。はじめの講演者は、円覚寺の足立大進管長さん。演題が”言わぬは言うにいや勝る”でした。ユーモアと示唆に富む面白いお話でした。

内容は、・・言いません。言わぬは言うにいや勝るですからね(笑)
で終わってもいいのですが、それではあまりにですので、少しだけ紹介しますね。

祝宴などの挨拶で、美辞麗句を並べ、ながながとあいさつする人が多いですが、話せば話すほど、中身が空虚になりますね、挨拶は短いほどいいのです、まごころのこもった言葉をひとつふたつ述べた方がずっと心に残ります。私は(管長さん)、数分の短い挨拶文は1週間とか時間をかけて考えますが、1時間話してくれと言われれば、準備なしでもいいです、そういうもんです。言葉は多く用いいれば、どんどん軽くなるのです。作詞家の阿久悠さんがいいことを言っています、同じ言葉でも、重さに違いがある、まごころがこもっているか、いないかで、重さに雲泥の差が出てくる、と。

だから、みなさん、旦那さんが、家庭で口数が少なくてもいいんですよ(爆)。人情の機微を登場人物の絶妙のせりふで表現する、時代小説家の藤沢周平さんは、家庭での奥さんとの会話は、あいうえおの5文字だけだったそうですよ、そろそろ晩酌しますか、あ;つまみはお刺身でいいですか、い;ついでに塩辛もつけますか、う;お酒は1合でいいですか、え?;やっぱり2合にしましょうか、おー;(話の内容はボクの創作です、お前のことかって(汗))。娘さんが、父さん、なんで小説に出てくるお侍の台詞のようにやさしい言葉をお母さんにかけてあげないの?と聞いてみたら、家ではサービスする必要がないと答えたそうです(同感!)。

まだ、面白いお話がいっぱいあったのですが、言わぬは言うにいや勝る、ですから、この辺で止めておきますね。



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鞍馬山にて

2007-07-21 07:17:38 | Weblog
気まま生活に入って約2年。好きな京都には寄り道を含めると、10度近く足を運んでいると思います。そのうち、今回のを含めて、鞍馬山には4度も訪問したことになります。京都には見所がそれこそ山のようにあるのに、この頻度でここを訪れるということは、ボクがこのお山の何かにひかれているということでしょうね。

鞍馬山というと、牛若丸(遮那王)。7才のときお寺に預けられ、16才までここですごしています。そして、その足跡がこのお山にたくさん残っています。牛若丸息継ぎの水、遮那王堂、義経脊較べ石、義経堂とか。少年時代の遮那王がこの辺りを飛び回っていた姿が目に浮かぶようです。天狗から剣術も教わり、のちの戦の天才、義経へと育っていきます。ボクは歴史が好きな方ですから、この鞍馬山の史実も、ボクを鞍馬山にひきつける何かのひとつであることは確かです。

それよりも、もっと何かがある、といつも感じていました。何度訪れても、この山に入ると、とても厳粛な気持ちになるのです。それは霊気といった種類のものかもしれません。鞍馬山のひとつひとつの木々、野草、苔、岩、そしてあちらこちらにみられる石仏や小さな祠、それらの佇まいがシーンとして、落ち着いていて、何か耳を澄ましたくなるような、そんな風情なのです。

どの生き物もこの山では、みんな大事にされている、そんな感じが、山中を歩いていると伝わってきます。実際、大きな杉の木には白い切り下げをつけたしめ縄が巻かれ、敬われています。放生池(ほうしょういけ)の立て札には”放生とは生き物を逃がし、その命を救うこと、魚や亀をこの池に放ち、善行功徳をつむこと”とありました。そして、ボクを一番驚かしたのが、金堂前の目立つところに鎮座している石灰岩でした(写真)。その説明文に”ここの灰色の庭石は石灰岩です、石灰岩は炭酸カルシウムを50%以上含む堆積岩で、貝類、珊瑚、ウミユリ、石灰藻、石灰海綿などの海中生物の遺体が堆積したものです”と言った意味のことが書かれていたのです。ここでは生き物だけではなく、遠い昔、生き物だったものまで敬われているのです。こういう姿勢が、この山を聖なる山にしていると思ったのでした。

鞍馬山の清らかな空気を胸いっぱい吸い込んだあと、ボクらは鞍馬山麓の貴船の川床料理と清らかな酒を腹いっぱい吸い込んだのでした。




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