こんばんわ。
毎年、楽しみにしている極楽寺の”八重一重咲分け桜”と光則寺の海棠を見てきました。
極楽寺駅はよく映画やテレビドラマのロケに使われる可愛い駅。関東の駅百選に認定されている。満開の桜を入れて撮ってみた。
この駅の裏に忍性上人開山の極楽寺がある。
山門から本堂までの参道は桜並木になっている。ちょうど満開になっていた。
その突き当りの本堂手前、右側に桜の銘木がある。
八重一重咲分け桜、またの名を”御車返し”、”桐ケ谷桜”、はたまた”鎌倉桜”という。北条時宗お手植えという銘木である。同種の桜は、上野の両大師、京都の常照皇寺、大船フラワーセンターなどにある。最近になって、鎌倉市内各所で苗が植えられ、順調に育っている。この桜の由来をぼくなりにまとめてブログ記事にしている。要約すると以下のようである。
”御車返し”は、鎌倉材木座の桐ケ谷が原産地で、これがはじめ、北条時宗により(1251-1284)極楽寺に植えられ、その後、足利尊氏(1305-1358)が、この桐ヶ谷桜を京都御所の左近の桜として植えた(と伝えられている)。さらに、常照皇寺にも植栽され、これを後水尾天皇(1596ー1680)が見て、車返しをされた(これが御車返しの名の由来)。さらに、皇子が、両大師の長になられ、株分けをした。こんな、順序になるのだろうか。色加減、一重八重の付き加減がそれぞれ、若干違うが、代を重ね、それぞれの土地風土になじみ、変わっていったのでは(笑)。
八重一重咲分け桜はちょうど見頃になっていた。上野やフラセンのに比べると白っぽい。
いかにも古木らしい根元。
今年も、両大師、フラセンとここの桐ケ谷桜を見ることが出来、幸せでごわす。
そして、江ノ電に乗り、隣りの長谷駅。歩いて7,8分ほどの光則寺。入り口の桜が満開!
本堂前には、樹齢200年、鎌倉市天然記念物で鎌倉一の海棠。これもほぼ満開!
二輪草も満開!
ここには孔雀がいる。ぼくが孔雀語で”羽を拡げて”と語りかけたら、大きく羽根を拡げてくれた。前回につづき2連勝!
すばらしい一日でした。
では、おやすみなさい。
いい夢を。
大関再昇進で照ノ富士の”逆転人生”完成!さらに、上へ!