気ままに

大船での気ままな生活日誌

ぼくの2021年展覧会美女ベスト10 よいお年を

2021-12-31 13:32:21 | Weblog

こんにちわ。

大晦日となりましたが、恒例の2021年展覧会ベスト10に引き続き、展示された作品中の美女ベスト10も発表して、今年の締めとしたいと思います。

同一展覧会からは複数、選出しないというルールにしています。このルールがないと、たとえば、今年の場合、福富コレクション展、あやしい絵展、新版画/進化系UKIYO-Eの美展に独占されてしまいそう。それでは、ぼくの選んだ美女ベストテン、どうぞご笑覧下さい。

第一位 刺青の女(清方)(コレクター福富太郎の眼展) この展覧会には美人が勢ぞろいしている。その中で選出したのでやはり全体でもトップにしなければと。清方には珍しい妖艶な女。

第2位 盃を持つ女(雪岱)小村雪岱スタイル展 これも何度か見ているが雪岱美人を入れないわけにはいかない。

第3位 裸体婦人像(黒田清輝)三菱至宝展 あの”腰巻事件”の絵がこれ。静嘉堂所蔵だったとは。

第4位 髪梳ける女(橋口五葉)新版画/進化系UKIYO-Eの美 この展覧会にも深水、小早川清など美人が目白押しだが、やはり、これを。

第5位 幻覚(踊る女)(甲斐庄楠音)あやしい絵展 この展覧会には妖しい女がたくさんいたが、これを代表で選出。松園さんの”焔”も出展されたが、ぼくが見たときは替えられていた。もし見ていればこちらだったが。

第6位 ヴァランティーヌ・テシエの肖像(マリー・ローランサン)フジタ色彩の旅 ローランサン美人は久しぶり、箱根のポーラ美術館で。

第7位 四季江戸名所・夏・不忍池(渡辺省亭)渡辺省亭/欧米を魅了した花鳥画 花鳥ばかりでなく、省亭が美人画も描いていたことにびっくり。

第8位 ゆく春(川瀬巴水)川瀬巴水展(荒井寿一コレクション)これも、巴水唯一の美人画。同じ清方門下の深水の美人画に比べるとイマイチだが、貴重な作品をみせてもらった。

第9位 桃花裸婦(藤島武二)ひろしま美術館コレクション展 ここにも裸婦美人がいっぱい。選ぶのに苦労した。是非、一度、ひろしま美術館へ。

第10位 狐それとも鬼になりましょか(梅原幸雄)春の院展 院展にも現代美人があちこちに居たが、春の院展からこれを選ばせてもらった。

今年の展覧会は不作と思っていたが、美人画に限ると、豊作でした(笑)。選ぶのに苦労しましたよ。

この作業を終えると、ぼくの一年の”ブログ仕事”はおわる。地震転落によるパソコン入院事件もあったが、スマホで何とかしのいで、1日、休んだだけで済んだ。ぼく自身も”ギックリ腰事件”があり、10日ほど歩けなかったが、あとは年相応に健康で、まずまずの一年だった。もう体力の長期低落傾向は止められないが、来年も今年並みに活動し、大晦日に展覧会美人ベスト10を発表できるよう願っている。

それでは、みなさん、良いお年を!


今朝の有明の月。お月さまの大晦日はあと二日ほど。

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ぼくの2021年展覧会ベスト10

2021-12-30 21:21:30 | Weblog

こんばんわ。

2021年もいよいよ、残すところあと一日。そろそろ、恒例の(笑)、ぼくの2021年展覧会ベスト10を発表したいと思います。定年後、ぼちぼち展覧会を見はじめ、5、6年ほどたって、ある程度の数をこなすようになった2012年に、はじめてマイベストテンを記事にした。その後続いて、今回で、ちょうど10回目となる。ここ2年連続、コロナ禍で美術館が臨時休業したり、日時指定があったりで、その上、外国の名画がほとんど来なくなり、都内の美術館に足が遠のいた。コロナ以前に比べるとだいぶ減ったが、それでも70回前後の展覧会に出向くことが出来た。2018,9年のような豪華なベスト10ラインアップには遠く及ばないが、なんとか今年のマイベスト10を挙げてみようと思う。もともと素人のお遊びですので、どうぞご笑覧下さい。

ぼくの2021年展覧会ベスト10

第1位 コレクター福富太郎の眼(東京ステーションギャラリー)
第2位 国宝・鳥獣戯画のすべて(東博)

第3位 渡辺省亭/欧米を魅了した花鳥画(芸大美) 
第4位 あやしい絵展(東近美)
第5位 小村雪岱スタイル /江戸の粋から東京モダンへ(三井記念美術館) 
第6位 ゴッホ展/響きあう魂 ヘレーネとフィンセント(都美)
第7位 岩佐又兵衛の三大絵巻一挙公開 (MOA美術館)

第8位 三菱の至宝展(三菱一号館美術館)
第9位 没後70年/吉田博展(都美)
第10位 イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜(三菱一号館)
次点 近代日本洋画の名作選展/ひろしま美術館コレクション(そごう美術館)

別格 第73回 正倉院展(奈良博)

もう一人のぼくが選ぶベスト10

第1位 川瀬巴水展(荒井寿一コレクション)(平塚美術館)
第2位 フジタ色彩への旅(ポーラ美術館)
第3位 GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?(現代美)

第4位 鈴木其一・夏秋渓流図屏風(根津美術館)
第5位 遠藤彰子展(平塚市美術館)

第6位 篠田桃紅展/とどめえぬもの 墨のいろ 心のかたち(そごう美術館)
第7位 新版画/進化系UKIYO-Eの美(日本橋高島屋)
第8位 柳宗悦の没後60年 民芸の100年(東近美)
第9位 M式『海の幸』ー森村泰昌 ワタシガタリの神話(アーティゾン美術館)
第10位 トライアローグ展(横浜美術館)

別格 国宝・聖林寺十一面観音菩薩立像(東博)

科学展・文学展・写真展等合わせてベスト10

第1位 古代エジプト展/天地創造の神話(えど博)
第2位 植物/地球を支える仲間たち(科博)
第3位 樋口一葉展 わが詩は人のいのちとなりぬべき(神奈川近代文学館)

第4位 第62回 2021年 報道写真展(日本橋三越)
第5位 開基500年記念 早雲寺-戦国大名北条氏の遺産と系譜-(神奈川歴博)
第6位 生誕150年記念 間島弟彦と黎明期の鎌倉国宝館 -その知られざる物語
第7位 ブラチスラバ世界絵本原画展(茅ヶ崎美術館)
第8位 スポーツNIPPON展 (東博)
第9位 原田寛の写真展(長寿寺)

第10位 芥川龍之介展(鎌倉文学館)

。。。。。

コレクター福富太郎の眼 薄雪(清方)



鳥獣戯画展より 子犬(湛慶作)

渡辺省亭展/欧米を魅了した花鳥画

あやしい絵展

小村雪岱スタイル

では、おやすみなさい。 

明日、大晦日に恒例の展覧会美女ベスト10を発表をし、2021年の締めといたしまする。

いい夢を。


小村雪岱

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2021年12月30日の朝

2021-12-30 08:35:24 | Weblog

おはようございます。

今日は2021年12月30日。記念すべき日です。えっ?8つの数字の中に0123の連続数字が入っています。それも、0が二つ、1が二つ。2が三つ、3が一つ。これを読み解くと2231は富士山(223)は、ひとつ(1)。

今朝の唯一無二の富士山。

早朝の”三日月” 広義の三日月で。3を無理やりいれました。

初日の出の2日前倒し。無理やり2を入れました。

大船のメタセコイア並木はのんびり、今、見頃を迎えています。本数は?0123本です。

それでは、みなさん、今日も一日、1,2、3でがんばりましょう!

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イスラエル博物館所蔵品展 印象派・光の系譜ーモネ、ルノワール、ゴッホ、セザンヌら

2021-12-29 22:33:31 | Weblog

こんばんわ。

今年も、残すところ、あと二日余り。展覧会記事がいくつか溜まっているが、一つだけでも消化しておこう。

エルサレムのイスラエル博物館は、約50万点の文化財を所蔵し、印象派の作品も多数、有するという。その珠玉のコレクションが三菱一号館に来ている。印象派に先駆けたクールベ、コロー、ブーダン、そして、印象派のモネ、ルノワール、シスレー、ピサロ、さらに、ポスト印象派のセザンヌ、ゴッホ、ゴーガン、加えて、ナビ派のボナールやヴュイヤールの作品、併せて69点。ほとんどは、初来日という。よく知られた名作はないが、前述のよく知られた画家のそれも初めて見る作品の展示で十分、楽しめた。

撮影禁止だが、一部屋だけOKで、そこの作品を中心に記録しておきたい。

モネ  睡蓮の池 1907年 モネの「当たり年」と評される1907年に描かれたもので、この画家の全盛期の作品

モネ ジヴェルニーの娘たち、陽光を浴びて 1894年 積み藁が娘たちにみえた風景を描いた。いわゆる”積み藁シリーズ”には入っていない。

コロー 小さな柵へと続く道(1850年代)

ピサロ  朝、陽光の効果、エラニー 1899年

ピサロ 豊作 1893

セザンヌ  陽光を浴びたエスタックの朝の眺め 1882–1883年

セザンヌ 湾曲した道にある樹 1881–1882年

ゴッホ  麦畑とポピー  1888年

ゴッホ プロヴァンスの収穫期 1888年

人気のゴッホ

中庭のもみじ

さて、撮影可能の部屋にルノアールの姿がなかった。彼の作品を除くわけにはいかないので、公式サイトの写真から。

ルノアール レストランゲの肖像 1978 レスト・ランゲとは?。あのモーツアルトの肖像を描いたランゲかと思って、調べたら、こちらは、ヨーゼフ・ランゲで別人だった。残念。

ルノアール 花瓶に生けられた薔薇 1880

楽しい展覧会でした。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

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シモバシラ(シソ科植物)の氷の華 今シーズン初見

2021-12-28 22:35:49 | Weblog

こんばんわ。

霜柱がたつような寒い朝、シソ科植物のシモバシラは、名前のように植物自身が霜柱のようになる。この珍しい植物のシモバシラを初めて見たのは2008年1月のこと。場所は大船フラワーセンター。それ以来、毎年のように、冬の寒い朝、開園時間の9時にフラセンの門前に立つ。

今朝は散歩道で霜柱を見つけたので、早速、朝一で出掛けた。たいてい新年明けてからで、年内に見られることは少ない。果たしてどうか。いきなり、受付の方のうれしい声。シモバシラ出てますよ!

門からほど近い、木蓮の木の根元に第一の群生地がある。とととっと近づくと、遠目からでも分かる。かなり太い、いい感じのシモバシラだ。

たっぷりついている。アイスキャンディーのよう。

長いものは15センチほど。ボールペンを対照に。以前、30センチほどのを見たことがある。

まさに、氷の華。

隣りには本物の霜柱がたくさん。

ぼくらの子供の頃は霜柱はしばしば見たような気がする。サクサクと踏みしめて。

さて、第二の群生地へ。もみじ山の麓にそれはある。もみじはまだ残っている。

出ている、出ている!

株数はこちらの方が多いが、若いので、氷の華は小ぶりですね。

氷の花は根から吸い上げられた水分が枯れた茎からしみだし、冷気に触れて凍って作られる。普通の植物では氷の華は出来ないので、この植物だけがもつなにか特別な氷核因子があるのでは。

年内だと、もみじの落葉と一緒に撮れるのがいいですね。

スノードロップと一緒に。霜と雪の名コンビ。

すばらしい、シモバシラの氷の華でした。とくに紅葉と一緒に見られたのが最高!

年の瀬紅葉。お見事!正月までもちそう。

薔薇苑もがんばっています!こんなきれいなのも。ジョージ・ベスト。

梅林ではこの品種だけが咲き始めていた。

初雁という品種。

グリーンハウスではバットフラワーが、今までで最高の花を咲かせていた。

ブーゲンビリアも最高!

ぼくの好きなカリフォルニアゴールドも咲きそろってきた。

ヒスイカズラはグリーンハウスでは温度が足らないので、さらに囲って温熱処理。昨年は大当たりだったがコロナのバカにより休園。今年ははずれ。来年はきっと当たり年!楽しみにしています!

ひねまるこちゃん(枝垂れエンジュ)は葉をすっかり落とし、裸体美を見せびらかしていた。

今日は大船フラワーセンターの御用納めの日。ぼくも納めのフラセンとなった。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

もう菜の花も!

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鶴のつららはどうだったか 日比谷公園

2021-12-27 22:18:07 | Weblog

こんばんわ。

朝散歩道で霜柱を見つけたので、大船フラワーセンターのシモバシラ(シソ科植物)も氷の華をつけているはず、朝食をとったらすぐ出かけようと思った。でも、今日がフラセンの月2回の休園日に当たることを知り、がっかりした。そのとき、ふと思いついたのは、日比谷公園の”鶴のつらら”のことだった。冬の風物詩と知られ、ぼくも一度、見事なのを見ている。この寒さならOKだろうと出掛けた。

ちょっと出遅れてしまったが、公園に到着したのは午前11時頃。天気が良いが、気温は低いので、大丈夫だろうと思っていたが、甘かった。なんと、鶴さんは勢いよく嘴から水を吹き出していた。体中に水を振りかけ、たぶん早朝まで身体についていたはずの氷を流しきっていた。ガーン。

雲形池の鶴の噴水

しかし、よく見ると、台座にはりっぱなつららがいっぱいついているではないか。

湘南地方にいると、つららを見る機会はめったにない。これだけでも、ぼくには、りっぱな”風物詩”でごわす!

あの日(18年1月28日)の鶴のつららを思い出しながら、有楽門へ。でも、この写真を見ると、噴水は出ているぞ。そうか、噴水は凍らないのか。

有楽門近くの心字池にも冬の風物詩、雪吊りと霜除け。

日比谷の風物詩(?)ゴジラ。

シン・ゴジラ(2016年公開)をベースにしている。内部には、1954年に公開された第1作「ゴジラ」の絵コンテと決定稿が入っている。人類は、ゴジラと共存していくしかない。

昔のゴジラ。TOHOシネマズ 日比谷内に移設された。

そのあと、神田須田町の、神田やぶで早めの年越しそばをいただいた。

もちろん、熱燗も一本。せいろは2枚。

この辺りは、池波正太郎が愛した連雀町(須田町の旧名)で、戦災に遭わず、昔ながらの料理屋さんが並んでいる。ただ、神田やぶは2013年2月に火災に遭い、再建している。竹むら(甘味処)、ぼたん、まつや、松栄堂、いせ源など。これらの内、あんこう鍋の”いせ源”と鳥すきやきの”ぼたん”は入ったことがない。

いせ源

ぼたん

まつやは、何度か入った。蕎麦好きの杉浦日向子さんも通ったお店。お酒のつまみも豊富で安くてうまい。今日もだいぶ並んでいた。神田藪も必ず行列、今日は20分待ち。

コロナ以来、久しぶりに神田須田町界隈を歩いた。これも、わざわざ遠方から来てくれたと、日比谷の鶴の恩返しかも。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

(日比谷公園)

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羽生結弦、前人未到の大技に挑戦  

2021-12-27 09:08:50 | Weblog

おはようございます。

昨晩の全日本フィギュア最終日の男子フリーは久しぶりにコウフン。羽生結弦選手が前人未到の大技、クワッドアクセル(4回転半)に挑戦するというのだ。人類初の歴史的快挙をこの目でみたいと、さいたまスーパーアリーナには早朝から長蛇の列(列というより群れ)だったようだ。年寄りは、せいぜい、同時間帯の渋沢栄一と大谷特集をビデオにとって、こちらの生中継に集中。

そして、鍵山、宇野と演技が終わり、最終演技者の羽生がリンクに入ってくる。いきなり、クワッドアクセルを跳ぶプログラムなので、目を離せない。一瞬で勝負は決まる。”天と地”の曲にのせて、羽生がウォーミングアップ開始、そして、いきなり、跳んだ!着地!転ばない!成功だ!と喜んだが、解説の本田さんは成功とは言わない。次々とジャンプがあるので、くわしい説明はおわってからのようだ。あとの4回転サルコーなど高難度ジャンプはすべてばっちり決め、ステップもなめらかだ。演技終了後は満足感の顔、会場はスタンディングオベーション。高得点で優勝は間違いないが、さてクワッドアクセルはどうだったのか。解説者の説明では、ダウングレードという評価で、3回転半の点数しかもられなかったようだ。今回は不成功。でも果敢に初挑戦した事実はお見事!

これが成功したとしても、たった2点しか加点されないのだそうだ。おまけに怪我のリスクも多いので、現在実力ナンバーワンと目される米国のネイサン・チェンはやらないと明言している。それをあえて羽生が挑戦するのは、すでに五輪2連覇という偉業を成し遂げているので、さらなる高みを目指しているからだろう。前人未到の、霊長類初の大技、クワッドアクセルを決めた上で、五輪3連覇を達成するということではないか。

ふと、大谷翔平選手とそっくりだなと思った。怪我のリスクも多く、あぶはちとらずになりかねない投打の二刀流に敢然と挑み、結果を出した。人類初の9勝、46本塁打、100打点、26盗塁でア・リーグMVPどころか、老舗のスポーツ誌から、この一世紀の全スポーツ界で一位のシーズンだった、と判定された。同じ94年生まれの羽生がこの大谷の偉業を意識しないはずがない。よし、2022年の冬は俺がやるぞ、と決心したのだろう。

北京五輪ではクワッドアクセルを完璧に決め、ネイサンチェンに大差をつけて五輪三連覇だ!できれば、宇野、鍵山とで表彰台独占としたい。二月が待ち遠しい。早くこいこい、お正月を飛び越えて、オリンピック!

昨日は初雪、今朝は霜柱。富士山も雪をたっぷり。♪冬、冬、なのさ、羽生くんの季節だね。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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アーティゾン美術館コレクション特選 ピカソ、マティス、日本近代洋画など

2021-12-26 11:21:02 | Weblog

おはようございます。

アーティゾン美術館コレクション展の記事を書きながら、昔のページをくくって思い出している。アーティゾンの前身、ブリヂストン美術館は2015年5月17日に閉館したが、さよなら展覧会として、人気の作品160点の”ベスト・オブ・ザ・ベスト展”が5か月近く開催されていた。ぼくは前期展に一度、後期展には最終日に見に行ってお別れした。そして、5年の月日が流れ、2020年1月18日にアーティゾン美術館と名を変えて再生した。ぼくは2017年に大病をして、なんとか生還し、東京五輪も見られたし、石橋コレクションをまた、見られる幸せ。

ベスト・オブ・ザ・ベスト展の作品の多くが今回のコレクション展に出展されている。

ルドン 神秘の語らい 

ルソー 牧場 1910

マティス 画室の裸婦 1899

 

ボナール ヴェルノン付近の風景 1929

カンディンスキー 自らが輝く 1924

ピカソ 腕を組んですわるサルタンバンク 

ミロ 夜の女と鳥 1944

以下、日本近代洋画となります。

関根正二 子供 1919

小出楢重 帽子をかぶった自画像 1924

古賀春江 素朴な月夜 1929

岸田劉生 麗子像 1922

黒田清輝 針仕事 1890年

藤田嗣次 猫のいる静物 1939

岡鹿之助  雪の発電所 1956年

安井曾太郎 F夫人像 1939

藤島武二 天平の面影

藤島武二 黒扇 1908-09年

藤島武二 東洋振り 2924

坂本繁二郎 帽子を持てる女 1923

坂本繁二郎 放牧三馬 1932

2015年5月17日 さよなら展覧会の最終日のブリヂストン美術館

2020年1月 オープンしたばかりのアーティゾン美術館

ミュージアムタワー京橋 6階までが美術館

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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クリスマスもみじと蠟梅 明月院

2021-12-25 20:56:23 | Weblog

こんばんわ。

先日、新宿御苑のモミジ山で今シーズンの紅葉日記は締めたはずなのに、また紅葉です(汗)。今日、明月院の蠟梅の咲き具合を見に行ったのだが、なんと紅葉がまだ魅せてくれている。折しもクリスマスの日。クリスマス紅葉はぼくの10数年のブログ史上初のことかもしれない、と思って、”クリスマスもみじ”で我がブログを検索してみると、2020年に浄智寺で、2019年には妙本寺で、2018年は日比谷公園、2015年は大船フラワーセンターと、続々出てくる。毎年といって良い。それにしても、すぐ忘れる。とほほのほ。もう当たり前になっていたとしても、クリスマスもみじを記事にしないわけにはいかない。もうだいぶ花をつけてきた蠟梅と共に楽しんできたのでレポしたいと思います。

先ずは、境内の休憩所近くの紅葉と蠟梅が並んでいるところから。もみじのむこうに蠟梅が。

まだ、見頃!

もみじの向かうが蠟梅

だいぶ咲いてます。

蠟梅は境内に十数本も。鎌倉一! みな開花している。

本堂前の蠟梅

境内のもみじはあちこちで。

やぐらの前で水仙と一緒に。

モーミンちゃんも近寄ってきた。

5年ほど前、もみじの頃にお寺に来たのでモーミンちゃんと名付けられたとのこと。だからもみじが大好き。ぼくは子猫の頃から知っている。落ち葉の布団が温かそう。

丸窓の向こうの裏庭園のモミジは今日3時で終了とのアナウンス。

裏庭玄関の紅葉は見頃!

六地蔵さん前のもみじも。

岩のもみじも。

茶室前のもみじ

もみじの赤ちゃんも。

大満足して明月院の帰り道。明月川沿いのもみじもまだまだ。

すばらしいクリスマスもみじでした。メリークリスマスもみじ!

では、おやすみなさい。

いい夢を。

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印象派−画家たちの友情物語 アーティゾン美術館

2021-12-25 10:32:55 | Weblog

おはようございます。

紅葉狩りの納めは新宿御苑にしたが、展覧会の納めはやっぱりここかな、と京橋のアーティゾン美術館に出掛けた。旧ブリヂストン美術館以来のファンで、印象派を中心とした西洋画の名画がずらりとある。折しもクリスマスイブ。美術館を出たときには、たくさんのクリスマスプレゼントをいただいたような心持ちになっていた。特別展は「森村保昌展/M式”海の幸”」で、これはこれで面白かったが、後半のコレクション展”印象派−画家たちの友情物語”は、お馴染みの名画に再会、何度見てもいいものはいい。本ブログにも何度も登場しているが、またお出まし願おう。特別展はのちほど、ということで、まずは”印象派−画家たちの友情物語”から。

コレクション展といっても毎回テーマがある。今回は、友情がテーマ。19世紀フランスで活動した印象派の画家たちは、互いに親しく交流していた。その交流を紹介しつつ、作品を鑑賞するという趣向である。

マネ×モリゾ×ゴンザレス モリゾはマネのモデルになりながら、自分の絵の修行をし、また、マネの弟と結婚した。ゴンザレスはマネの唯一の弟子。

マネ《自画像》1878-79年

モリゾ《バルコニーの女と子ども》 1872年

ゴンザレス ”眠り”(1877-78)

ドガ×カサット アメリカ出身のカサットはパリのサロンに入選、それをドガが称賛し二人の友情がはじまる。ドガがなくなったとき、カサットは二人の交わした書簡をすべて燃やしてしまったという。

ドガ ”浴後” 1900

メアリー・カサット《日光浴(浴後)》1901年

カサット 娘に読み聞かせるオーガスタ 1910

ピサロ×セザンヌ セザンヌはピサロを父のように慕い、写生旅行をした。生涯、ピサロの弟子を自称した。

セザンヌ《サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール》1904-06年頃

セザンヌ ”帽子をかぶった自画像” 1890ー94

ピサロ ”ブージヴァルのセーヌ川” 1870

カイユポットとルノアール カイユポットは画家であると共に、財力もあり、印象派の画家たちの作品を購入し支援した。45歳で亡くなるが、遺産執行人にルノアールを指名し、コレクションを国に寄贈した。

カイユポット ”ピアノを弾く若い男” 1876

ルノワール《すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢》1876年 

ルノアール ”水浴の女” 1907

ゴッホ×ゴーガン 二人は仲が良く、アルルで共同生活をしたが、二か月で破たんした。

ゴッホ《モンマルトルの風車》1886年

ゴーガン ”乾草” 1889

モネ・シスレー・シニャック モネとシスレーは1860年代にパリで出会い、二人で郊外に写生に行き、新たな表現を模索した。シニャックは16歳のときモネの個展をみて画家になる決心をして、4年後にモネに手紙を出し、指導を受ける。

モネ《黄昏、ヴェネツィア》1908年頃

モネ ”睡蓮の池” 1907

シスレー ”サンマメス6月の朝” 1884年

シニャック ”コンカルノー港” 1925

次回はコレクション特選コーナーへ。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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