今日も青空が広がっていて、ガラス戸を開け放していると、心地いい風が通り抜けて行きます。
ソファのキルトカバーを外しました。
1日に何度も掛け直すのが面倒なので、
『取った方が、すっきりしていて・・・いいかな。』
って思う事にしました。
家の中は、赤色が目立って・・・昔の我が家に戻った様です。
昨晩、娘がワンちゃん達のシャンプー・ドライをしてくれたので、今日は、私がマリーのカットをしました。
今朝はいつもより早起きだったので、マリーのカットを始めたのは、8時過ぎでした。
細かい毛が飛び散って・・・マスクをして、眼鏡を掛けていても、喉も目も不調になります。
『随分時間が掛かってる・・・』
『もうお昼頃なのかな?』
って思って時計を見ると、まだ10時前でした。
いつもだと10時頃から始めるので、ちょっと時間の感覚を間違っていたみたいです。
毛が短くなると、マリーはとっても若く見えます。
『でも、マリーはちょっとお疲れなのかな?』
『お散歩して、シャンプー・ドライして・・・次の日にカットだと、少し疲れたのかな?』
『全力疾走しなくてもいいから、このままのマリーでいて欲しい。』
って思います。
この間、夜眠る前に何か考えていて・・・ふと、思いました。
『人って、その人となりの空気をまとって、生きてるんだ。』
『空気は見えないけれど・・・。』
『まとっている空気は、感じ取れる・・・』
何を考えていたのかは、まったく覚えていないのですが・・・何故か、この結論だけが頭に残りました。
で、昔の出来事を思い出したのですが・・・。
娘を連れて実家に帰った時、いつも通りに会社の事務所に寄って父母に挨拶をしようと思うと、事務所のガラス戸越しに、主人がカウンターに背を向けて仕事をしている姿が見えました。
『主人には行く事を伝えてなかったので、主人は私達を見たら驚くだろうな。』
って思いながら、ドアを開けて事務所に入りました。
ちょっと間を置いて・・・振り返った主人が、
「あぁ、K(私)か。」
「今、すごい優しい空気が流れ込んで来たから、何だろうと思って見たんだ。」
「Kだったんだ。」
って笑顔で言いました。
人にはそれぞれ「まとっている空気」があるんだって事を、思い出させてくれた記憶です。
記憶って、こんな風に1場面を切り取って画像として頭に残っていて、それに関係した事を考えたりすると、その場面がはっきりとした映像になって、頭に映し出されます。
あの時の主人の顔、あの時の私と娘、あの時の父母の顔。
で、今回、
『空気をまとって生きているのなら、私はいつも穏やかな空気をまとって生きている人でありたい。』
って思いました。
でも、
『一体、何について考えていたんだろう?』
『どうして、覚えていないんだろう?』
『考えていた事より、結論の方が大切だったって事なのかな・・・?』
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