日々の幸せを育んで

ワンちゃん達がいて、孫達がいる日々の生活。小さな幸せのある暮らしを綴っています。

アトムの変化

2007年09月04日 15時27分00秒 | 日々の暮らし
             <写真は、おやつを待つマリー、アン、アトム>

日曜日に弟が来てから、アトムは確実に変わりました。

「捨てられた。。。」と思っていたのは、間違いだったと気づいたのでしょうか。
弟に会えて安心したのか、アトムの閉じていた心が開いたようです。
私にも重く圧し掛かっていたものが取れたようで、とってもホッとしています。

               

昨晩主人が会社から帰ってくると、マリーやアンと同じように、アトムも喜んで飛びついてのお出迎えをしていました。
アトムが、主人に喜んで飛びついたのは、昨日が初めてです。
いろんな所に、アトムの心の変化が現れ始めました。

               

アトムは、アトピー性皮膚炎です。
「お薬をもらって、塗っても治らない。」と弟は言っていました。

我が家に来てからもず~っと、お尻のまわりを延々と嘗め回しています。
お薬を塗ってあげたくても身体に触ると怒るので、お薬を塗るなんてとてもできそうにありませんでした。

でも昨日、『身体に触っても、怒らないんじゃないかな?』と思って、ソファの下で寝そべっているアトムの身体を撫ぜながら、お薬を塗る事を試みました。
私がお薬の瓶を持つと、それが気になってアトムは立ち上がってしまいます。
瓶の蓋を開けて膝の上に載せてからアトムを撫ぜて、アトムがお腹を見せて寝転がっている間に、気づかないように赤くなっている所にお薬をすり込んでみました。
痒い所なので、気持ちがいいみたいです。
赤くなっている所が何ヶ所かあるので、全部に塗りたいのですが、そんなに長くはじっとしていてくれません。
なのでそんな事を何回か繰り返して、赤くなった所すべてにお薬をすり込みました。

しばらくするとアトムから、「お薬塗って~!」と言いに来るようになりました。
ソファの下だと塗りにくいので、「ソファの上に上がっておいで。」とソファをトントンしながら言うと、ソファに上がってきました。

「アトム、お座りは?」と言うとお座りしてから、私にもたれ掛かるように横になります。
お腹を出すので、お薬をつけてあげます。
終わるとソファから下りて行きます。

アトムは、とっても頭のいい子です。

「お薬を舐めたら、駄目よ!」と、舐めそうになると声を掛けると、舐めるのは止めます。
舐める回数が、ぐんと減りました。
そしてどうしても痒くてたまらなくなると、「お薬塗って~!」と寄って来ます。

               

ナナもアトピーだったので、飲み薬をもらったり、塗り薬をもらったりしていましたが、結局完治はしませんでした。
「痒い!痒い!」は見ていると本当に可哀想なので、アトムの痒みが少しでも治まればと思っています。

今までだと、こんな光景は考えられませんでした。
アトムの心の中にあった壁は、弟と会えた事で完全に無くなったようです。
『弟に会えた事が、アトムの心を大きく変化させた。』と感じさせられる昨日今日です。




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