前回のブログを書いてから、あっという間に1週間が過ぎて行きました。
これって事をした訳でもないのに、とっても忙しかった1週間。
マリーの下痢もなかなか治らず・・・アンと同じように、マリーのお尻を洗う羽目になりました。
『健康でいてくれるのが1番!』
って心から思います。
アンは元気になってからもしばらくの間は、ソファから飛び降りるのにも、籐の椅子から飛び降りるのにも、以前と同じように警戒しながら飛び降りていました。
『もう毛を短くしたから、大丈夫なのに・・・』
『いつになったら、あの猛スピードで走り回るアンに戻るんだろう?』
『毛の上に足が乗って、滑ってしまう怖さを知ったアンの頭から、怖さが消え去るのはいつなんだろう?』
アンは、ソファや籐の椅子から、飛び降りるのを重ねている内に、少しずつ分かって来たらしくて、
「あっ、もう滑らないんだ~!」
って納得してしまうと・・・頭の中から恐怖心がなくなると・・・驚くほど元気になりました。
娘が来ると、飛び跳ねて、娘に遊んでもらっています。
「アン! 元気になったね~。」
「アン! 元気になったからって噛まないでよ。!」
ブラッシングをしている時に、マリーの目の周りの毛が伸びているのと、足の周りの毛が伸びているのに気づきました。
『足の周りの毛がこんなにも伸びているのに、マリーはソファから飛び降りても滑らない・・・』
『マリーの身体の毛は、アンの毛より短いから、身体の毛の上に足が乗るって事はないんだ・・・』
そんな事を思いながら、マリーの目の周りの毛と、足回りの毛をカットしました。
『この(↑)目の上に伸びている中途半端な長さの毛は、どうすればいいんだろう?』
『コムで括れる長さになるまで、伸ばしておくべきなんだろうか?』
どんな風にカットすれば、この鬱陶しい前髪を処理できるのか分かりませんでした。
「う~ん・・・」
「どうしようかな?」
って考えていると、マリーはカットが終わったと思って、離れて行きます。
「マリー、終わってないよ。」
「マリー、おいで!」
って呼ぶと、マリーは素直に私の元に戻って来ます。
マリーの目の邪魔にならない様に、いろいろ考えて・・・短くしました。
切っても切っても、次から次に、短い毛が出て来て気になるのですが、適当な所で切るのを止めないと、毛がなくなってしまいそうです。
目の上が、少しスッキリすると、マリーの顔全体もスッキリとしました。
顔も大きくなっているので、少し小さく見える様にカットして・・・
昨日のお昼過ぎに、主人が山口から帰って来ました。
ワンちゃん達は大喜びしています。
主人がこんな時間に帰って来るのは珍しいので、ワンちゃん達は主人とは思わなかったみたいです。
しばらく休憩してから、川までお散歩に行って来ました。
川は、子供達やウォーキングしている人達が多くて、誰にでも吠えるマリーを静かにさせるのは大変でした。
「マリーは、川が好きなんじゃないな。」
「松ぼっくりの道だけが好きなんだ。」
「松ぼっくりがなくても、あの道を通れるだけでいいんだな。」
って主人が言っています。
松ぼっくりの道を歩いている時は、とっても元気に嬉しそうに飛び跳ねているのですが、川を歩いている時は、何かつまらなさそうで、突如歩くのを止めてしまいます。
その違いが、あまりにもはっきりしているので、見ていると可笑しくなります。
「マリー、歩いて!」
少し立ち止まってぐずっていたマリーが、歩き出します。
サマーカットしていないマリーの後ろ姿は、コロコロしていて・・・とっても可愛いです。
その後ろ姿を見ながら、リーを飼い始めた頃の事を想い出しました。
だんだん大きくなって、ムクムクになって行くリーを見た親友が、
「ひょっとして、リーちゃんはセントバーナードの仔犬かも知れないよ。」
「こんな大きな手をしたシーズーなんていないよ。」
って言って笑った事を。
あのコロコロだったリーの後ろ姿に、マリーはそっくりです。
(ナナは細くて華奢な子だったので、リーやマリーと後ろ姿が違います。)
楽しいお散歩を終えて、帰って来ました。
玄関を開けて、アン、私、マリー、主人の順に中に入りました。
「マリーが咥えてるぞ。」って主人。
「何咥えてるの?」って私。
「咥えたのを気づかなかったけど、ちゃんと咥えてる。」って主人。
「マリー、どこで拾ったの?」
そう言いながら、マリーが咥えている松ぼっくりを取り上げました。
私達に気づかれない内に、大好きな松ぼっくりを咥えていたマリー。
玄関を入っても、俯いていて何となくおとなしかったのは、松ぼっくりを咥えていたせいだったみたいです。
「松ぼっくりを咥えては、駄目なんだ~。」
って事は、マリーにはきちんと分かっているみたいです。
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