probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

あのアルバム、この一曲。(27)

2022-05-16 19:55:18 | 懐かし洋楽
シングルカットはされなかったけど、
これは名曲では?と思うナンバーを
ジャンルに関係なく、
あげていく、このコーナー、
今回は、先日、発表されました、
「ロックの殿堂」入り記念ということで、
この方の、この曲を選びました。



Pat Benatarの、80年リリースの
2ndアルバム"Crimes Of Passion"から、
"Hell Is For Children"ですね。
5曲目、レコードだと、
A面の最後の曲でありました。



じつは、83年の大ヒットシングル
"Love Is A Battlefield"のB面に、
同曲が収録されたライブアルバム
"Live From Earth"からのバージョンが、
入っているようなのですが、
スタジオバージョンのほうは、B面にも、
収録されたことがないようですので、
今回、選んでみました。

と言いましても、この曲、
隠れ名曲でもなんでもなく、ライブでも、
聴かせどころのクライマックスで、
必ず歌われるという、
Patさんの代表曲の1曲なんですよね。

邦題も「暗黒の子供たち」で、
原題ともども、おどろおどろしい感じですが、
歌詞の内容は、ずばり、
児童虐待のことを歌っていて、
曲を書いていたのは、自身と、
今回、ともに殿堂入りすることになった、
Neil Giraldo、そして、初期のバンドで、
ベースを弾いていて、何曲か、
他にも一緒に曲を書いている、
Roger Cappsという人でありました。

この曲の、個人的思い出としては、
年齢がバレますが(笑)、
高校生のとき、アメリカから、
男子留学生がやってきまして、
何か英語で話そうと思って、
Pat Benatarの話を、カタコトで振ったら、
「"Hell Is For Children"が好きだ。」
って答えてくれたのが忘れられないですね。


・Crimes Of Passion - Pat Benatar

※次回は、気になる新曲です。