probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

"Loving You"(追悼 Johnny Nash)

2020-10-25 10:47:25 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Loving You"です。

有名な、Minnie Ripertonのあの曲は、
"Lovin' You"で、gを省略しますので、
今回は、省略しない、この2曲です。

まずは、今月7日、80才で亡くなった、
テキサス州、ヒューストン出身の
シンガー、Johnny Nashの、
1974年の小ヒット"Loving You"です。



同年リリースのアルバム
"Celebrate Life"からの1stカットで、
Hot100では91位、R&Bチャートでは、
最高位40位を記録していたようです。

リアルタイムで聴いていた
わけではないのですが、
72年の"I Can See Clearly Now"の
No.1ヒットや、Bob Marleyのカバー
"Stir It Up"などで知られる...
というか、自分は知ったので、
レゲエシンガー?
のイメージがあるのですが、
たしかに、レゲエを世界に広めるのに、
大きく貢献した人のようですが、
もともとは、アメリカ人で、
もっと、広いジャンルの音楽を
内包したシンガーだったようですね。

とくに、イギリスでの人気は、
絶大だったようで、
あの、Boy Georgeも、
SNSで追悼メッセージを
寄せていたみたいです。

R.I.P.

そして、もう1曲の"Loving You"は、
UKパンクバンド、The Undertonesや、
The Assemblyのボーカリストとして、
活躍したシンガー、Feargal Sharkeyが
85年に放ったソロヒットである
"Loving You"です。



UKチャートでの最高位は、
26位だったようですが、
この曲のあとに放ったのが、
No.1になりました"A Good Heart"
だったんですね。

あの曲は、Eurythmicsの
Dave A. Stewartが
プロデュースをしていましたが、
この"Loving You"は、Queenの、
Roger Taylorと、80年代後半以降の、
Queenのアルバムや、
David BowieやChris Reaなどの
アルバムを手掛けていた
プロデューサー、David Richardsが、
プロデュースしていたナンバーでありました。