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probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

"Smooth Operator"

2023-03-27 10:42:17 | 同名異曲
今回の同名異曲は、
"Smooth Operator"です。

まずは、やはりこの曲、
Sadeの、84年から85年にかけての
ヒットである、こちらです。



ちょっと前に、80年代お気に入りで、
"Your Love Is King"が登場しましたが、
Sadeの名前を、世界的に有名にしたのは、
なんと言っても、この曲だったですね。

1stアルバム"Diamond Life"からの、
アメリカでは2枚目、イギリスでは、
3枚目のシングルで、USチャートでは、
5位まで上昇するヒットになりまして、
これは、次のアルバムからのシングル、
"The Sweetest Taboo"と並んで、
最高記録になっていますね。

それにしても、"Diamond Life"が84年で、
2ndアルバム"Promise"が、もう、
85年には出ていたのですから、
90年代以降は、すっかり、
寡作の人たちになっちゃっているのは、
やはり、残念な気がしますねぇ。

そして、もう1曲の"Smooth Operator"は、
N.Y.出身の、ベテランラッパーである、
こちらのアーティストの、このナンバーです。



Debra LawsのR&Bクラシックを、
ラップカバーした、93年のヒット
"Very Special"などで知られます、
Big Daddy Kaneの、こちらは、
89年のヒットでありました。

同年リリースの2ndアルバム
"It's a Big Daddy Thing"からのカットで、
ラップチャートでは1位、
R&Bチャートでも、11位まで上昇し、
これは、どちらも、
自身の最高位を記録しているのですが、
Hot100には、エントリーしなかったようです。

この曲の楽しさは、やはりネタ使いですね。
Mary Jane Girlsの定番ナンバー、
"All Night Long"に、Marvin Gayeの
"Sexual Healing"や"Isaac Hayesの
"Do Your Thing"も、ちらっと登場する、
豪華使いで、フォローしきれていませんが、
他にもサンプリングしている曲が、
数曲あるようです。

Big Daddy Kane、アルバムのリリースは、
しばらくありませんが、俳優業もやりながら、
元気に活動中のようでありまして、
Busta Rhymesらとコラボした曲"Slap"は、
昨年、このブログでも取り上げました。

※次回は、気になる新曲2曲です。

"Take It Easy" (追悼 David Lindley)

2023-03-09 20:22:49 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Take It Easy"です。

まずは、この曲は、
Time Machineで、一度、
取り上げたことがあったようですが、
10年以上前みたいなので、
再度、ピックアップいたします、
Andy Taylorの、86年のヒット
"Take It Easy"です。



Duran Duranのギタリストから、
The Power Stationでの活動を経て、
86年にリリースした、
初のソロシングルでしたが、
映画"American Anthem"の
サントラ収録曲でもありましたね。

Andyは、この曲を含めて、
計3曲を提供していましたが、
サントラ盤、持ってないんですよねぇ。
密かに探しております。

映画は、日本ではビデオ発売のみで、邦題は
『愛と栄光の旅立ち/アメリカン・デュエット』
と付けられていたようです。
演出は、あの『パープル・レイン』の監督、
Albert Magnoliだったんですね。

Andyは、がん闘病中だそうですが、
なんとか、奇跡が起きないかと、
願っております。

そして、もう1曲の"Take It Easy"は、
やはり、こちらです。



Glenn FreyとJackson Browneの共作で、
Jackson Browneバージョンもありますが、
Eaglesが、72年にヒットさせた、
"Take It Easy"、Jackson Browneの
公式チャンネルに、Eaglesに加え、
Linda Ronstadtまでいる
ライブの映像がありましたので、
そちらを貼ってみました。ほとんど、
Glenn Freyに歌わせておりますが。(^^;)

そして、Jackson Browneのほうの、
"Take It Easy"のスタジオバージョンで、
ギターを弾いていたのが、
3日に、78才で亡くなってしまった、
David Lindleyさんだったみたいですが、
ふたりでプレイしている映像が、
ありましたので、そちらで、
Davidさんの追悼をしたいと思います。

R.I.P.



※次回は、Time Machineです。

"Special"

2023-02-08 20:12:47 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Special"です。
どちらも、収録アルバムの、
タイトルトラックでもありました。

というわけで、まずは、
やはり、こちらのナンバーです。



もう、とっくに見たわよ!
という感じかもしれませんが、
Lizzoの"Special"です。

この前の"2 Be Loved"は、
ビデオは、いまいち
ハマらなかったのですが、
また、快作を作ってくれましたね。
さいこー!(笑)

グラミー賞のステージの、ちょっとシックな
"About Damn Time"も良かったです。
レコード・オブ・ザ・イヤーも、
文句なしでありました。

そして、もう1曲の"Special"は、
1989年の、The Temptationsです。



同名アルバムから、
"All I Want from You"に続く、
2ndシングルで、R&Bチャートで、
最高位10位を記録していたようです。



日本でも、「アリオリ」なる、
ソウルバーが出来るほど、
親しまれて人気がありました、
Ali-Ollie Woodsonが、前作で、
一度、離脱したものの、
再び合流してリリースされた、
そんなアルバムだったわけですが、
この頃の作品って、全然、
揃えておりませんで、入手したの、
わりと近年だったりいたします。

※次回は、なんとなくAOR第16回です。

"Lights Out" (追悼 Lisa Marie Presley)

2023-01-19 20:11:13 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Lights Out"です。

まずは、自分のような、
80'sマンセーな方たちの多くは、
この曲が思い浮かぶのでは?
と思います、こちらのナンバーです。



Peter Wolfの、84年のヒットで、
同年リリースの1stソロアルバムの
タイトル曲でもありました、
"Lights Out"ですね。
Hot100での最高位は12位。

82年に、"Centerfold"で、
初の全米No.1を獲得した、
The J.Geils Bandの
ボーカリストでしたが、翌年の、
83年に、あっさり、脱退を発表して、
あっと驚かされた後のヒット曲でした。

Peterさん、現在、
76才になられているようですが、
facebookを見ると、まだまだ、
ステージに立っているみたいですね。

https://www.facebook.com/PeterWolfMusic/

そして、もう1曲は、
12日に、54才で亡くなってしまった、
Lisa Marie Presleyの"Lights Out"です。



2003年リリースの、本人、
念願のデビュー作だったという、
アルバム"To Whom It May Concern"
からの1stカットでありました。

残念ながら、Hot100には、
ランクインしませんでしたが、
アルバムは、最高位5位を記録して、
さすがの、注目度の高さを、
世の中に知らしめた感じでした。

曲の作者は、Lisa Marieさん自身と、
Wilson Phillipsの"Hold On"など、
数々の名曲を生み出している、
ソングライター、Glen Ballardに、
Avril Lavigneのデビューアルバム
"Let Go"に、数多くの曲を
提供していた、Clif Magnessの
3人で、なかなか、この曲も、
名曲だったと思います。
なぜ、あまりヒットしなかったのか、
不思議でした。

Lisa Marieさんといいますと、
結局、離婚してしまいましたが、あの方の、
奥さまだったこともありましたが、
この曲のミュージックビデオにも、
チラっと出演しておられましたね。



R.I.P.

https://www.nikkansports.com/entertainment/photonews/photonews_nsInc_202301180000121.html
プレスリーさん邸宅「グレイスランド」
リサ・マリーさん急死で
残された3人の娘に託される
(日刊スポーツ)

※次回は、Time Machineです。

"Somewhere"

2022-12-19 11:30:30 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Somewhere"です。
ちょっと、知名度に差がある2曲です。

まずは、知る人ぞ知る感じかな?
と思う"Somewhere"です。



Shaniceの"Somewhere"ですね。
公式チャンネルにあるMVですが、
横長になっていて、ちょい残念。

94年にリリースされた3rdアルバム
"21... Ways to Grow"からの
1stカットでありましたね。

91年に"I Love Your Smile"を
大ヒットさせて、92年には、
TVドラマのサントラ盤から、
"Saving Forever for You"を、
またまたヒットさせたあとの
アルバムリリースでしたので、
さらなる飛躍が期待されたのですが、
Hot100にはランクインせず、
R&Bチャートで、最高位28位を
記録したのに止まりました。

Shaniceなのですが、ことし、
配信のみのようですが、
2006年のアルバム
"Every Woman Dreams"の
続編"Every Woman Dreams, pt.2"を
リリースしておりますね。


・Every Womans Dream, pt.2 - Shanice
(※ジャケをクリックすると、
YouTube Musicに飛びます。)

そして、もう1曲の"Somewhere"は、
ミュージカルファン、映画ファン、
音楽ファンなら、まあ、ご存じでしょ?
な、こちらの楽曲です。



ことしは、2度目の映画化作品も、
日本で公開されました、
ブロードウェイミュージカル、
『ウエスト・サイド・ストーリー』
のために書かれた曲を、
Barbra Streisandが、
1985年リリースのアルバム
"The Broadway Album"でカバーして、
シングルカットされたナンバーでしたね。

シングルは、最高位43位と、
大ヒットには至らなかったのですが、
アルバムは、No.1を獲得して、
大ベストセラーとなりまして、
93年には、第2弾作品、
"Back To Broadway"がリリースされ、
こちらも、USチャートでは、
第1位に輝いておりました。

次回は、気になる新曲です。