ポップでおしゃれな本です。(ポップには、おしゃれという意味も含まれてるかもですが、あえて)
三人の高校生が、文化祭で恋愛相談を,その後も続けることになりました。無料ではやっていけない。「ドネーション」ならいい。ドネーション・・寄付。なるほど。おしゃれだ。と私は思ってしまいました。
言葉のマジックです。作家は言葉で世界を作るのですから必要なことですね。
価値観の違いという言葉がでてきます。そうなんです。
自分が言ったことは忘れるけど、言われたことは忘れないという言葉も出てきました。そうなんです。
きっと、読者もどこか、共感する部分があるでしょう。
作者の森川さんは、歴史ものから、YAまで幅広いご活躍です。
こういう恋愛ものにもチャレンジできる! チャレンジは感覚だけではできません。では他に何が必要なのか、たくさんの作家がデビューしていく中で生き残るための力ですね。(その力はなんなのか? は、私達それぞれが考え、実践しなくてはならないこと)