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接続法未来!?

2005-04-24 | くらべて文法(西・英)
スペイン語の姪にあたるポルトガル語には、なんと「接続法未来形」というのがあるんだそうで。西語おばちゃんよりめんどくさそうなのよ。
以下、nyan さんにしか通じないかもしれない話なので、(特に)スペイン語初心者の方は目をつぶってとばしてくださいますよう。。。

ポ語 (英語) 西語 「日本語」
quando (when) = cuando 「~する時」
enquanto (while) = en cuanto 「~するとすぐ」
logo que (as soon as) = luego que 「~するとすぐ」
sempre que (always) = siempre que 「~する時はいつも」
depois que (after) = después de que 「~した後で」
se (if) = si ←保留中
como (as) = como ←??
ポ語では「これらの接続詞で始まる節の中では接続法未来を使う」そうです。

nyan さんが作ったポ語の「接続法未来使用例」の、西語版を作ってみましょう。
ポ)Logo que a polícia chegar o problema será resolvido.
  「chegar:接続法未来」
西)Luego que la policía llegue, el problema estará resuelto.
  「llegue:接続法現在」
英)As soon as the police arrive, the problem will be solved.

過去に現実に起きたことには直説法が使われるわけですよね?
ポ)Quando ele chegou, ela estava dormindo. 「chegou:完全過去」
西)Cuando él llegó, ella estaba durmiendo. 「llegó:点過去」
英)When he arrived, she was sleeping.

西語の場合、Cuando で思いつく時制はこんなところかしら。
未来の話)Cuando él llegue, ella estará durmiendo. 「lleque:接続法現在」
現在の習慣)Cuando él llega, ella está durmiendo. 「llega:直説法現在」
過去の事実)Cuando él llegó, ella estaba durmiendo. 「llegó:点過去」

西語では、従属節「時を表す副詞節」に使う動詞は、簡単に言うと
仮定的な話のときは接続法、現実的な話のときは直説法。
実は調べてみたら、西語にも接続法未来形の活用があった!のですが、たとえ未来の話をしていても、従属節に接続法未来形を使うことはありません。
ポ語では、接続法まで未来形になるというわけですね~。その方が道理に合っているかも。。。

しかし、同じ「時を表す副詞節」だと思えるのに、ポ語では上記(接続法未来形)グループに入らないものがいくつかあるのです。

desde que (since) = desde que 「~して以来」
  〃   (as long as)
antes que (before) = antes de que 「~する前に」
até que (until) = hasta que 「~するまで」
何か共通点はないものかとしばし考えましたが、お手上げでした。
なぜ別枠なのでしょうか!? やっぱ覚えるしかないのかにゃ~ん。

antes de que 「~する前に」
これに関しては西語の「時を表す副詞節」の中でも別枠になっていて、いつでも接続法が使われます。たとえ過去の話であっても、その時点では未知のこと(~する前)なので直説法ではないのです。

se (if) = si の構文については、nyan さんにやる気があるなら受けて立ちます(いや、喧嘩じゃなくて。便乗しますの意)。でもしばらく、そっとしておいたほうが良いかも~、長くなりそうだし~、となにげなく逃げ腰。
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