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雪は「娯楽」か「災害」か

2021-01-14 | ひとりごと
1月8日~9日、スペインのマドリッドで、50年ぶりに大雪が降って大変なことになってるらしい。


大変だと思うのは、私は雪を災害だと認識するからである。


このニュースはオンラインの(日本語を習っている)生徒Aから送られてきた写真で知った。


ほとんど雪が降ることのないマドリッドなのに、真っ白な雪景色の写真。


路駐している車が雪に埋もれている。


北海道の車と違い、マドリッドの車はスタッドレスタイヤなど履いていない。


雪に対して何の準備もない都会で、高速道路等で車1500台?が立ち往生。


車を放置して郊外のホテルに駆け込む人が続出する中、そのホテルの従業員である生徒Aは、


車を出せないし走れない。同じシフトの誰もが出勤できないという災難。


先月から日本でも大雪災害、立ち往生と救出作業の繰り返しで大変なことになっているが、


先月私がその話をしたとき、生徒Aは「雪だるま作れて良いね」と羨ましがっていたのだが。



あの時は「他人事」だった。





さて本日、まったく雪とは無縁らしい国の生徒Bから、マドリッドの大雪のビデオが回ってきた。


マヨール広場など有名な場所で、人々が雪遊びに繰り出して大騒ぎ、の映像であった。


政府が「不要不急の外出は控えるよう」呼び掛けているというのに、娯楽として雪を楽しむ人あり。


雪だるまを作る子供たちはもちろん、大の大人 も雪が珍しくてはしゃいでいる。





私は彼らを「脳天気」と呼ぶ。





生徒Bも「マドリッドはみんなスキーで移動しているそうよ、楽しそうね」と言うのである。



「他人事」である。



マドリッドの雪は氷に変わり、滑って転倒し骨折した人々が(コロナでひっ迫した)病院に押し寄せたという。



マドリッドじゃたぶん、「滑らない冬靴」なんて誰も履いてないと思う(汗)。



逆に、脳天気な人々はスケート靴に履き替えてるんじゃなかろうか。





今日の単語:

雪だるま= Muñeco de nieve = Snowman


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