学校教育を考える

混迷する教育現場で,
日々奮闘していらっしゃる
真面目な先生方への
応援の意味を込めて書いています。

正確さということ

2009-04-12 | 教育
学校教育で何より重視されなければならないのは,
「正確さ」ということである。

ところが,この「正確さ」ということが
おろそかにはなっていないだろうか?

例えば,学級便り,学校便りに誤字はないだろうか?
毎年出す「お知らせ」を,
日付が去年のまま出してしまったことはないだろうか。

教師の板書の漢字や筆順に誤りはないだろうか?

教師の言葉に,不正確さはないだろうか?

校内の掲示物に誤りはないだろうか?

現場が忙しくなってくると,
正確さが損なわれてくる。

正しくするためのチェックがおろそかになるのである。

どんどんと新しいことに取り組むうちに
足元が崩れていくのである。

「正確さ」は学校においては,
何よりも優先される価値であると思う。

今こそ,より正確な学校教育の在り方を問い直すべきであろう。