Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

黄金週間特別企画 映画の身体(5)胸

2024-05-06 04:28:01 | コラム
特別企画、最終日です^^

小学4年生くらいだったかな、身体測定が終わってそれぞれの記録表が生徒に配布されました。
前の席でワイワイキャーキャーやっているKちゃんとYちゃんの記録表を覗き見したら、割と本気な感じで「スケベ!」「なに見てるの!?」と怒られました。

これ、けっこう意外で。
男女関係なしに、身長とかを知りたかっただけなんですけどね。

彼女たちがませていたのか、自分が幼過ぎたのか。
まぁ後者でしょうね、のちにエロを主軸としてモノを書いていく自分ではありますが、性の目覚めは遅かったというわけです(^^;)


この、年齢について一点だけ。
受け手ではなく、演じ手の問題について。

『ロミオとジュリエット』(68)発表から54年を経過したのちに、主演のレナード・ホワイティングとオリビア・ハッセーが「当時、未成年だった自分たちのヌードが公開されたこと」に対して抗議しました。
「いまだって苦痛である」と。
ニルヴァーナのアルバムジャケットの「男の子のおちんちん」に通ずる問題かな。

本人の意思確認というものが、いくつになったら有効なものなのか―これは難しいよね、宮沢りえちゃんは自覚的であったろうけれど、、、っていうね。


①石田えり、高樹沙耶…『チ・ン・ピ・ラ』(84)

映画のなかで初めて女体を拝んだのがこの作品。
しかもひとりではなく、ふたりの美女の!!



②アーノルド・シュワルツェネッガー…『コナン・ザ・グレート』(82)

映画創成期―『ターザン』系?の映画が量産され、観客の多くが女性であったことがなんとなく分かるというか。
現代とはちがって、異性のハダカを拝む機会が限られていたってことでしょう。


80年代はまだ、その感覚が残っていたともいえるのではないかしら。
(だって本日の5選は、ひとつを除いてすべて80年代の映画ですもん!)


③リネア・クイグリー…『バタリアン』(85)

不必要・不自然とも思われる、彼女の脱ぎかた!!


ホラー映画へのオマージュをふんだんに盛り込んだ傑作コメディだが、と同時に、ロジャー・コーマン精神を継ぐ創りでもあったのではないか。


④マチルダ・メイ…『スペースバンパイア』(85)



これさえ地上波で流せなくなった時代というのは、様々なひとに配慮するやさしい世の中になったともいえるし、皮肉をこめていっちゃえば、社会を無菌状態にすることって、かえって危険では??とも思うわけですよ。




⑤国舞亜矢…『ソナチネ』(93)



「すごいよな、平気でおっぱい出しちゃうんだもんな」

は、

「すごいよね、平気でひとを殺しちゃうんだもんね」

のアンサーになっていて面白い。

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明日のコラムは・・・

『ボクシング観戦記 in 東京ドーム』
コメント (2)
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