Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

にっぽん女優列伝(205)遠山景織子

2020-08-23 00:10:00 | コラム
75年5月16日生まれ・45歳。
東京出身。

公式プロフィール


好みのタイプを聞かれて「色白」「黒髪」「病弱っぽい」と答えると、「遠山景織子(とおやま・きょおこ)とか?」と返される時代がありました。
(ちなみに病弱ではなく、「病弱っぽい」というのがポイントです)

・・・まぁおおきく外れてはいないのですが、正解というわけでもなく。

でもなんか、「いやっ…」って否定するのも面倒くさいヤツに思われるじゃないですか、ですから「まぁ、そうかな」と答えるようにしていましたね。

そんな景織子さんですが、「きょうこ」ではなく「きょおこ」なのですね。
でもみなさん、発声のときは「きょうこ」っていってそうだし、タイピングするときも、まずは「きょうこ」と打ってしまうのではないでしょうか―。



<経歴>

じつは、「南アルプスの天然水」の「初代」CMガール。

中学生のころ、原宿に遊びに行ったとき「3社から」スカウトを受ける。

50m先からでも目立っていたのではないでしょうか、待ちゆくひとがジロジロ見るような逸材を、芸能関係者が放っておくわけがないですものね。

90年、ミロ(ネスレ日本)のイメージキャラクターとして芸能界入りを果たす。

高校はなんと町田市の野津田高で、自分の団地からチャリで20分くらいのところにあります。
が、演技修行に専念するため中退、オーディションを勝ち抜き93年の『高校教師』で映画俳優デビューを飾りました。

※そうか、唐沢さんだったか!!


一般的にはテレビ版(真田×桜井)は好評、映画版は不評・・・なのですけれど、自分からすれば、どっちもペケ!! でした。。。

『美味しんぼ』(96)、『ソクラテス』(96)を経た97年、SABU監督によるコメディ『ポストマン・ブルース』のヒロインに抜擢され好印象を残す。

多くのひとが景織子さんに抱くイメージは、このキャラクターなのではないでしょうか。

自分も例に漏れず。です、いわゆる薄幸の美少女。

『冷たい血 AN OBSESSION』(97)、『ドルフィン・スルー』(98)。

映画やドラマなどに興味がないひとでも、98年よりスタートしたフジテレビのバラエティ番組『笑う犬の〇〇』シリーズで景織子さんを知ったひとも居るかもしれませんね。


篠原涼子とちがって、とくに自分発信で笑いを取ることはありませんでしたが。


『ULTRAMAN』(2004)、『火火』(2005)、『世界はときどき美しい』(2007)、『アンフェア the movie』(2007)、
『毎日かあさん』(2011)、『オンディーヌの呪い』(2014)、『月光』(2016)、『OUT ZONE』(2018)。

残念ながら映画の代表作は21世紀には誕生していませんが、テレビドラマのほうにはコンスタントに出演しています。

思い切ったイメチェンをして、映画ファンを驚かせてほしいところですが。。。


次回のにっぽん女優列伝は、常盤貴子さんから。

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明日のコラムは・・・

『お菓子王子決定戦』
コメント
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