Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

4つのモバイル

2018-06-27 08:31:13 | コラム
きのうは最近知り合った若い女子について記したので、きょうは男子について―。


移動可能な端末、いわゆるモバイルを3つ有している。

ひとつはプライベート用のスマートフォン(android)、
ひとつはボスから渡された、仕事用のスマートフォン(iPhone)、
そして主に動画鑑賞のときに用いるタブレット(android)。

おっさんだけど頑張っているほうだと思う、使いこなせているほうだと思う。


否定から入りたくない―というのもあって、
最新のものや、若い子の突飛な言動に驚かないよう努めて? いるが、喫煙室でよく一緒になる新人ライターYくん(超イケメン)の「4つのスマートフォン」には驚いた。

しかも。
それだけ使っているのに、自分の通信料より安いっていう。

「要る? 4台も」
「要りますね」
「それぞれの使いみち、教えて」
「これは電話オンリー、これはSNS用、これは動画用」
「うん、それは分かるよ。3台で充分じゃない?」
「(笑顔)いちばん大事なのは、4台目なんです。この端末に登録されているひとたちとは、基本つながりを持ちたくないっていうか」
「どういうこと?」
「番号教えたくないのに、教えなきゃいけないときってあるじゃないですか」
「…まぁ自分はないけど、そういう話は聞くよね」
「そういうときには、この4台目の番号を教えます」
「…ひょっとして、電話かかってきても出ないとか?」
「そのとおりなんです」


電話には出ないけど、電話がかかってきたことを確認するためだけのモバイル。

いや、ちがうか。

ほんとうの番号? を教えたくないときに用いる、ダミー的な番号というか。


すげーな。
指名ナンバーワンのキャバ嬢みたいじゃないか。


よく分からんが、イケメンに生まれるのも苦労が多そうだなって思った。


※映画『ディパーテッド』(2006)

初見~5回目くらいまでは、「スコセッシはもっと傑作を撮っているでしょうに! これでオスカー取ってもなぁ…」と思っていた。

が、観返していくうちに憎めない作品であることに気づく。

最初のネガティブな感想は、オリジナル作品『インファナル・アフェア』(2002)の完成度が異様に高かったから、、、なのかもしれない。
実際に映画作品としてはオリジナルのほうが「はるかに」優れていると思うので、そういう意味でもスコセッシ版って評価し難いのだった。



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明日のコラムは・・・

『TRAIN-TRAIN』
コメント (1)
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