Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

令和版・海外俳優列伝(156)スティーヴ・マーティン

2024-08-22 00:10:00 | コラム
45年8月14日生まれ・79歳。
アメリカ出身。

日本のタレントで例えるならば、関根勤さん×高田純次さん、、、みたいな?

うん、中らずと雖も遠からず。だと思います^^

つまり、愉快なおじさん。

そして意外なことに、ストリートダンスを志す若者たちにリスペクトされていたりします。

なぜって基本ステップに、マーティンの動きをもとに作られた「スティーヴ・マーティン・ステップ」というのがあるのです!!



<経歴>

UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)卒業。

ナイトクラブなどで芸を磨き、やがて『サタデー・ナイト・ライブ』に出演し人気者に…といってもコメディアン1本を目指していたわけではなく、
テレビドラマの脚本を手がけたり、それが評価されエミー賞やグラミー賞も受賞しています。
ってことは芸風は関根×高田でも、キャリアの築きかたはバカリズムかも^^

映画俳優デビュー作は、79年の『天国から落ちた男』。
次の『スティーブ・マーティンの四つ数えろ』(82)や『2つの頭脳を持つ男』(83)も監督はカール・ライナー、このひとは名匠ロブ・ライナーの父親です。

ブレイクは86年。
チェビー・チェイス、マーティン・ショートとの阿呆なかけあいがウケたコメディ『サボテン・ブラザース』に出演。

面白いのは、いまとなっては原題の『スリーアミーゴス』のほうが日本でも通じそうなこと。
まぁ『踊る大捜査線』の影響によるものでしょうけれど!


ロジャー・コーマンによるクラシカル・ホラーを極彩色なミュージカルに仕立てた『リトルショップ・オブ・ホラーズ』(86)。


このあたりから90年代前半までは「当たり」を連発し・・・

名作シラノをコメディタッチで映像化した『愛しのロクサーヌ』(87)、


『大災難P.T.A.』(87)、
マイケル・ケインとの演技対決が笑えて、かつスリリングな『ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ』(88)、
『バックマン家の人々』(89)、『L.A.ストーリー/恋が降る街』(91)、

誰が観ても安心して楽しめるコメディ、『花嫁のパパ』(91)のパパなんて最高にチャーミングでした。



ほかの出演作に・・・
『わが街』(91)、『パパとマチルダ』(94)、『花嫁のパパ2』(95)、『スパニッシュ・プリズナー』(97)、
『12人のパパ』(2003)、『ピンクパンサー』(2006)、
日本で観ることの出来る最新作は、2016年の『ビリー・リンの永遠の一日』。

スクリーンでの活躍は控え気味ですが、オスカー授賞式などでは、相変わらず小粋なジョークで会場を沸かせています^^

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『令和版・海外俳優列伝(157)スティーヴ・マックィーン』
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 令和版・海外俳優列伝(15... | トップ | 次の記事へ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

コラム」カテゴリの最新記事