人生日訓(754)
「人を傷(そこな)へりや馬を問わず」
孔子の言葉。我々とても、本心はどうであれ、体裁を作って、人道
主義的な質問をしたかもしれない。咄嗟の出来事というものは、す
ぐ本心がさらけでるもので、つまり馬脚を現して本音を吐いてしま
うものである。そんな意味で、孔子ほどの人格に達すると、どこま
でも人間の生命を尊重するということが頭の中心に働いているもの
と見えて、口をついて出てきた質問が馬の事ではなく、人間の生命
の安否であった。勿論、生命の上から言えば、人も馬も同一だとい
う見方もあるけれども、我々は先ず常識上、人間の生命に関心を持
つべきであることをこの一句は私共に教えている。
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8月から咲く花「玉簾 (たますだれ)」
開花時期は、 8/ 5 ~ 10/10頃。 ・白く美しい花を「玉」に、 葉が集まっているようすを 「簾」にたとえた。 ”南京玉簾” 6弁花、上向きに咲く。 ・葉は細長い。 ・ずらっと並んで咲いていると壮観♪ ・黒い実がなる。 実の形は 狐の剃刀 に似ている。 ・「珠簾」とも書く。 ・別名 「ゼフィランサス」 学名から。 サフラン擬も同名。 「カンジダ」 学名から。 「レインリリー」 雨のあとで一斉に咲きはじめる ところから。 ・秋頃に咲く、 よく似た黄色い花があるが それは玉簾ではなく、 「黄花玉簾(きばなたますだれ) = ステルンベルギア」と呼ぶ。
(花図鑑より)