人生日訓(768)
「仏も昔は人なり」
こうした仏教思想が日本人の日本的な考え方を育て上げてきたのである。欧米
人のように、神と人とが天地のへだてを持っているのとは違って、初めから仏
凡一体である。かくして日本人は初めから自分はいやらしい存在、劣等のもの
とは思っていない。それに民族の自信、自尊があった。日本人は神仏に挑戦す
ることを考え得る自由な宗教思想の中に育て上げられてきたのである。自分に
成仏の可能性のあることを強く信ずべきである。
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8月に咲いている花「屁糞蔓 (へくそかずら)」
開花時期は、 7/10 ~ 9/15頃。 ・つる状でどんどん伸びてくる。 道端のフェンスなどで 夏によく見かける。 ・筒状の、こげ茶色の花。 ・すごい名前だが、 枝や葉をもむと悪臭があるから この名前になったとのこと。 (私も匂ってみましたが それほどでもなかったです) 匂いのため、 この植物を食べる虫は ほとんどいないらしい。 ・秋に、茶色いパチンコ玉の ような丸い実をつける。 ・薬効 下痢止め ・薬用部位 根茎 ・薬効 肌荒れ、 しもやけ、あかぎれ ・薬用部位 実の汁 ・別名 「灸花」(やいとばな)。 灸(やいと)とは ”おきゅう”のこと。 花の内側の茶色い部分を、 お灸をした跡に 見立てたことから。 「馬食わず(うまくわず)」 悪臭があるために(?) 馬が食べないところから。 ・「かはらふぢに 延(は)ひおほとれる 屎葛(くそかづら) 絶ゆることなく 宮仕へせむ」 万葉集 高宮王 (たかみやのおおきみ)
(花図鑑より)