ケンペル達が昼休みをとったと記されている宿場が、山家宿である。因みに、ケンペルの一行に限らず、長崎奉行もここで昼休みをとるのが慣例になっていたと言う。
かっての山家宿の入口があった場所には、堅固な土塀が築かれた「西構口」の跡が残っている。
「構え」とは争乱や非常時に対しての備えを意味し、ここはその非常時に備えて、宿場入口を警戒・防御するための施設であった。また、ここに残る恵比寿の石神は、江戸初期の寛永年間に造られたもので、慶長十六(1611年)年に山家宿が設けられた由来が刻まれている。
6月より咲いていた花「夾竹桃」
・開花時期は、 6/10頃~10/15頃。
・葉が竹の葉のように細く、花が桃の花に
似ているところから、この名に。
・インド原産。インド北部の河原に生え、
乾燥、洪水、猛暑、寒風に鍛えられた。
江戸時代に中国経由で渡来。
・江戸時代から広く庭園に植えられた。
・日本では暖かい地域の方が育ちがよい。
・ピンク色が鮮やか。白もある。
もっとも多いのはピンク色で八重のもの。
・夏じゅう咲き続ける。
・見た目きれいだけど有毒植物です。
・大気汚染に強いので、道路沿いの並木や
公園樹としてよく植えられる。 (季節の花300より)