季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

讃岐街道②

2007-08-09 07:09:38 | インポート

 高松から瀬戸内海沿いに東に来ると、引田から先は讃岐山脈が海に落ち込んで断崖絶壁となっており、峠を越えるしかなかった。
峠の登り口の海岸には、江戸後期の文化十年(1813年)に立てられた「寿可多美(すがたみ)の地蔵」がある。
弘法大師ゆかりの霊場八十八ケ所を訪ねる四国遍路は、平安時代末に始まり、江戸時代半ば以降、庶民の間にも広まった。

しかし、当時の四国はやはり遠く、遍路に行けたのは、地元・四国や山陽地方の人が多かったらしい。
そうした人々が讃岐方面から、阿波にある一番札所「霊山寺(りょうぜんじ)」に行くためには、まず讃岐山脈を越えなけれならなかった。
今も峠の頂上には「遍路道」と書いた札が多く下げられている。



6月に咲いていた花「紫陽花」

開花時期は、  6/  1頃~  7/15頃。   
  ちょうど梅雨時期と重なります。             
  紫陽花は日当たりが苦手だそうです。         
・名前は「あづさい」が変化したものらしい。   
  「あづ」は「あつ」(集)、                 
  「さい」は「さあい」(真藍)で、           
  青い花が集まって咲くさまを表した。         
      「集真藍」                             
      「味狭藍」                             
      「安治佐為」  いろいろあります。       

・本来の「紫陽花」とは、唐の詩人の           
  白居易さんが命名した別の紫の花のことで、   
  平安時代の学者、源順(みなもとのしたごう)が
  今のあじさいにこの漢字をあてたため         
  誤用がひろまったらしい。                   
  (でもいい雰囲気の漢字です) 

(季節の花300より)

 


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