masumiノート

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灯油配達中止SS増加

2016年12月17日 | ガソリンスタンド2

12月14日ぜんせきより(※青文字がmasumi)


11月SS倒産 3件で8.1億円

ベストプライス、ガソリンスタンド経営業者としては過去最大の倒産
これは12月。




発券店値付けカード問題で報告

SS減少の大きな要因だとして問題委員会が発足され元売に対して是正を要望している発券店値付けカード。
こうしたなかで特に問題視されているAMSカードがEMG系SSでも利用可能となりました。

競争の激しい市況陥没地域ではこのカードの手数料5円7円は「有難い」と歓迎しているフル店もあります。
当店も「有難い」と思っている店ですが、窓ふきなどのサービスは行いません。
何故なら、リッター5円の粗利では採算割れになる“証拠”
窓拭きなどのサービスを提供しようとすれば“人手”が必要です。
これでそれが可能だとすれば、“経営支援”を受けているような大手特約店にしか無理じゃないでしょうか?
あとは、そのカードを発券している店。
発券店ならばサービスを行わなくてはいけないと思います。





12月16日燃料油脂新聞より


灯油配達中止SS増加 需要あっても採算あわず

人手不足と費用対効果が乏しい販売事情を背景に、配達サービスをやめる販売業者が増加傾向を示している。
価格競争の影響で収益性が向上しない店頭価格に配達料を上乗せしたところで、スタッフ1人が1時間単位でSSを離れる人件費と、一時的ながらほかのスタッフの仕事負担増などを考えると、採算が合わないというのが配達離れの最大の要因となっている。
過去に比べて、曳き売り巡回する配達ローリーを見かけないと実感する販売業者の声は非常に大きい。


*****

給油客から灯油の配達をして貰えるのかと訊かれて「近隣に限る」と答えました。
「ホームタンクだからポリ容器2つ分(40リッター)は軽く入るよ」と言われましたが、ポリ容器2つ分で配達するのは不採算です。





初雪が降った昨日も数人の方が徒歩や自転車で灯油を買いに来られました。

ご近所の高齢女性はいつもポリ容器を2つ手押しのカートに乗せて灯油を買いに来てくれます。
先日はこれから冬が始まるというのに1つしか乗せていませんでした。
重いものを持ったり押したりすると腰が痛むので1つにした、毎日行っていた散歩にももう行っていないーとのこと。

軽く雑談を交わした後、「リハビリやと思ってまた(歩いて)来てや」と言って見送りましたが、恐らく数年後にはポリ容器2つ分を配達してあげることになるでしょう。

こうちゃんにそう言いうと「息子がおるやろ」(市内在住の別居の息子さん)と言うので「そうなった時に○○さんから実際に(配達)頼まれて、そんなこと言える?」と言うと「そらまぁ、配達してやらんわけにはいかんやろけど・・」




過疎地なら「置き薬方式で配置配達」などの補助事業としてもらえても、
土地開発で大手のセルフが乱立しているような地域では、昔ながらの地場店が自力でそういった小口配達を続けるしかありません。

疲弊していても、です。





今朝7時過ぎ。山じゃなくて雲。








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