11月14日燃料油脂新聞「社説」より
>灯油の全国平均SS店頭価格は18リットル1433円
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2020年11月04日の風の便りは、「明日から3円値下げ。灯油は自由です」でした。
(元売の週仕切り改定は全油種2円値下げ)
当店は灯油もガソリン同様3円値下げして現在18リットル1386円(店頭現金)で販売しています。
近隣の地場セルフの看板価格はガソリンは3円下げの表示に変わっていましたが、灯油はそのままでした。(1700円台)
CAセルフの方も変わらず1600円台のまま。
こういうところからも、彼らには「安定供給」そして「供給責任」の本当の意味が分かっていないと思います。
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「安定供給」そして「供給責任」の本当の意味を理解している地場業者は、先ず他社買いはしない。
(背に腹は代えられないとなって、苦渋の決断としての他社買いは別として)
そして市況を乱すような安値集客はしない。
ましてや3者店の仕入れ値(業転価格なら可能な)で営業を掛けて、地場3者店から大口法人顧客だけを奪っていくような市場のバランスを崩すようなことはしない。
しかし、こうした正規仕入を貫く業者が消費者からは「暴利を貪る悪徳業者」と誤解されてきました。
仕入値に1リッターで10円以上もの卸格差があることが公にされていなかったがために。
リッターマージンは数円しか無いにも関わらず、「高値なんだから」と無料サービスを要求(心理的には強制)されて。
疲弊し、自己資産を食い潰し、石油販売業界から姿を消していった同業者も多い。
誤解だけは解かなければ。
11月13日ぜんせきより
PB安値に追随相次ぎ混沌
全農エネが拡販攻勢