以前は発券店値付けカードでの原付バイクへの給油を行っていました。
10年程前に、
「乗用車での利用も無くなるんじゃないか」という不安はありましたが、
原付バイクでの発券店値付けカードはお断りすることにしました。
アクセス解析の検索キーワードを見て、時々自分でも検索してみます(微笑)
(↑昨日のアクセス解析の一部)
今回、「バイク給油 10円増し 理由」で検索してみた。
au暮らしお悩み交差点
http://qa.life.auone.jp/qa4333322.html
※2008年の投稿です。
『あるガソリンスタンドで給油をすると、乗用車の値段より、バイクは一律リッター5円高いと説明されました。理由を聞いてみると、手間賃と給油量が少ないことをあげられました。
店によって価格設定の違いはありますが、車種によって値段が違うのは初めての経験で、びっくりしました。「いやならもう来るな!」と言われもっとびっくりしましたが・・・。
価格の設定は、どこまで店に任されているのですか?』
この質問に、
心配しなくても、そういう店は早晩潰れますから。。
など、いくつかの回答がありました。
これもガソリンスタンドのまぬけなサービスと同じですね。
仕入れ値の格差に苦しんでいる(いた)業界事情を知らなければ「まぬけ」だし、「潰れます」と言われても仕方がないと思います。
しかーし!!
言わせて頂きます。
そんなことでは潰れません。
そのお店が今現在もし仮に廃業されていたとしても、それは「潰れた」のではなく、
「嫌気がさして、撤退した」のだと思います。
何故そう思うのか?
当店も同じだからです。
原付バイクは「現金価格」、乗用車の満タン給油は現金価格より2円安い「現金会員価格」です。
セルフとの価格差が顕著になった頃、原付でずっと給油に来られていた主婦の方がセルフの単価と比べて「高い」とクレームを付けて来ました。
業転も仕入れ値の格差も公にはなっていない頃です。
こうちゃんが「車なら2円安い」ことを説明すると、今度は「同じ店で値段に差を付けるなんておかしい」と更に怒り出しました。
「嫌なら来るな」とは口にしませんでしたが、「ならセルフへ行って」とは言いました。
セルフの売り値が自店の仕入れ値なのですから、(業転を入れない限り)「高い」と文句を言われてもどうしようもなく、又、そのような相手に煩わされている時間もありませんでしたから。
一見さんの「ここは今いくら?」に対しても、「安いのが良いのならこの先にセルフがありますからそちらへどうぞ」と言うようになっていました。
そのくらいの精神状態でした。
(※毎日のように何度も「高い!」「ぼったくり!」と罵声を浴びせられたからです)
***
「もう来てやらんからな!」「そんなことでは潰れるぞ」
あの頃何度も耳にした言葉です。
価格差だけが、それを言われた原因ではありません。
こうちゃんが配達中のランプ交換や洗車など所謂“油外”をお断りしたとき、
Tカードを給油後に出されたとき、
もっと遡れば、13年前、「ガソリン・混合油は、消防法適合缶のみ」を始めたときからです。
要するに、自分が気に入らなければ「潰れる」と言いたいのです。
自分を不愉快にさせた店は「潰れればいいのに」と思うのです。
そういう部分が、人にはあるのではないでしょうか。
とはいえ、
先日載せたSS倒産件数19年ぶりに減少の記事のように、確かに倒産した(する)SSはあります。
でもそれは恐らく、「嫌なら来るな」「ならセルフへ」というような店ではなく、
全てのお客さんに同じ“サービス”を行っている、消費者からは評判の良いような店なのではないかと思います。
何故そう思うのか?
業転に手を出さずにいた当店も、あのままなら恐らく同じことになっていたかも知れないと思うからです。
社員やアルバイトがいて、全てのお客さんに同一のサービスを提供していたときは大黒字でした。
社員やアルバイトがいて、全てのお客さんに同一のサービスを提供していたときは大赤字でした。
★大黒字が大赤字になった理由は、仕入れ値に格差があるなかでの価格競争が始まったからです。
現在、
お客さんを選び、又、お客さんによってサービスを省いた お客さんによってではなく、ケースバイケースでサービスを省かせてもらった今、当店は大赤字を脱出しました。
連鎖倒産や思わぬ事故など、リスクはゼロとは言いませんが、
潰れる気配はありません。
*****
以下、au暮らしお悩み交差点の回答の中から一部抜粋
心配しなくても、そういう店は早晩潰れますから。。
本当にこちらが困るくらい、あちこち潰れています。
念押ししますね。
潰れているのではなく、「撤退」です。
PS
店が営業を続けているのは、その店のほんとうのお客さんのお蔭です。
窓を拭いてくれるセルフもありますが、ポリ容器1つの灯油配達はしてくれません。
地場のガソリンスタンドは燃料供給という使命感もあって、店の営業を続けています。
利益はほとんどなく、満足に休むこともできず、それでも「やれるところまでやる」と、踏ん張っています。
2018年2月17日追記
以下は、伝えたいことは、 のコメント欄に書いたものです。
「店を畳んでくれないのなら、もういっそのこと潰れてしまえばいいのに!!」と、私自身が本気でそう思っていたのです。
うつ状態のとき、それは当然接客にも表れていました。
でも潰れなかった。
地下タンク改正消防法対応工事をして店を続けるかどうか話し合ったとき、
「相手によっては給油拒否や来店拒否をする」と言った私を主人は容認してくれました。
そして実際にそれを行いました。
それでも店は潰れないのです。
2019年10月12日追記
昨日のアクセス解析(検索キーワード)「バイク 給油拒否」で検索してみました。
元売りがめざす競争力の強いSSを
自分で考えもしないで
言われるままに
目指すと
蟻地獄な赤字経営にはまる傾向を否定できません
当店は
ボリュームは超少ないですが
うちのスタイルでがっちし黒字経営です
良好なお客様に恵まれ
良好なお客様の期待に応えるよう努めている結果と自負してます
今後
やり方も変わっていくと思いますが
あと20年は続けていきたいと思います
元売の“支援金”を当てにして、
“クチコミ”を恐れて、
蟻地獄、ですね。
地場店は“自店の顧客”に感謝、ですね。
そうですよ
販売数量なんかじゃない。