masumiノート

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カードの発券は濡れ手に粟の商売です。

2018年07月28日 | ガソリンスタンド4

※この記事はあとで発券店値付けカード問題収束なるか?!№3に転載します。


7月25日ぜんせきより

手数料の引き上げを 発券店カードで元売要望 千葉



元売に発券店カード 手数料引上げ要望へ 山口


7月26日燃料油脂新聞より


栃木県石商理事会 発券店値付けカードで指摘

発券するのであれば少なくとも給油代行手数料の値上げをしていただきたい。
(現状では)ガソリン7円、軽油5円の手数料で済まされてしまうが、
元売が17円ものマージンを取って生き残り、一方でわれわれが消えていくのでは本末転倒ではないか。
元売に強く要求するのは当然と考えている




発券店値付けカードの駆け込み給油発生 都内
(「発券元から7円値上げすると通知がきた」とのことで、従来は1回20ℓの指定給油法人客が満タン給油での駆け込み来店が起こった)

発券元がこれまで随分安く我慢して値決めしていたことが分かった。
給油側の販売業者の立場からすれば、20円マージン確保で設定する自らの掛け売りと比較すると約3分の1にしかならない手数料マージンそのものが納得いかない。
発券店と給油店双方が厳しい状況に陥っていること自体、このカードのメリットを疑ってしまう。
販売業者の中にはこのカードの受け入れをやめたケースも聞いている。
システムそのものを見直すことが求められているのではないか。


※発券店にはメリットがあります。


7月27日燃料油脂新聞より


元売法人代行カード 手数料アップ求める 北海道

現行の代行給油手数料はリットル当たりガソリンで7円、軽油で5円
元売の再編成で市場が正常化し、地域によって違うが燃料油の平均マージンは15円以上取れるようになった。

発券店でドライバーが給油すると15円の粗利となるが、代行店では手数料の7円にしかならない。

道北地区の民族系幹部は「過当競争で粗利のない時は我慢できたが、現在は2倍の利益が確保できる。今後も元売の少数化で安定が期待できる。利益の半分以上を発券店に吸い取られるなら代行給油を断りたい」と話す。

発券店はカード客が給油すればマージンが自動的に手に入る。
元売は販売数量が伸びると喜ぶが、発券店ではない給油店(零細店)は大手業者の下請け状態。



>発券店でドライバーが給油すると15円の粗利となる

そうなんですか?!
この発券店値付けカードの仕組み(マージンの割り当て)がずっと謎だったのですが、そういう仕組みなんですか?

こうちゃんは「それはちょっと違うんじゃないか?」「現金売りのマージンと同じような考え方ではないと思うけどなあ」と言っていますけど・・・


いずれにしても、
発券店は、消費者がその発券したカードを使ってどこかで給油してさえくれれば、自動的にマージンが入ってくる。




PS

、全石連ではこのカードが問題になっています。
組合の下流では昔から問題視されていましたが、上流に行くにつれその声はトーンダウンしていたそうです。

なぜなら元々は上流(大手特約店)がこのカードの発券を積極的に行っていたからです。

自由化で、ガソリンスタンドの施設を持たないカード会社などが発券するようになってから、全石連でも問題とされるようになりました。

コストコ問題と、一緒ですね。


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