※この物語はmasumiさんの被害妄想に基づくフィクションです(^^;
実在の人物及び団体とは一切関係ございません。
尚、加筆修正及びキャラの変更等もあるやも知れませぬことをお断り申しておきまする(^^;
・・・・・
2000年 5月
郊外を走るトヨタのプリウス・・・
乗っているのは日の丸石油の中藤常務とキラキラダイヤ石油の石崎専務だ。
さっきから顔をしかめている中藤常務が運転手に声を掛けた。
「すまんが君、あそこに見えるGSで車を止めてくれ」
中藤常務はキラキラダイヤ石油のGSに着くと、そそくさとトイレに向かった。
どうやら、腹を下していたようだ。
戻ってきた中藤常務はそれでもまだ表情がすっきりしない。
「大丈夫ですか?」
キラキラダイヤ石油の石崎専務が遠慮がちに声を掛ける・・・
「いやいや失礼(笑)昨夜、少し飲み過ぎたようだ」
「しかし、石崎君・・・我々が合併することにより目指しているのは世界だよ。・・・うーん困ったものだ。」
「何か不都合なことでも?」
「いや何、さっき入ったGSだがね・・・この時代に“汲み取り”ときたもんだ。店も古臭いし従業員の教育もなっとらん。私はね、石崎君、我々のこれからつくろうとしている太陽光線渦巻き石油はだね、さっきも言ったように世界を相手にしたいんだよ。世界標準だ。分かるかね石崎君。」
石崎専務は、先ほどのGSに入った時から嫌な予感がしていた。
「誠に申し訳ございません。私どもの販売店があのような有様で・・・」
「いやいや、石崎君、これはキラキラダイヤ石油さんだけの問題では無いよ。ハッハッハッ。」
「我々日の丸石油の販売店の中にもああいう店は多いんだよ。」
中藤常務は決して笑ってはいない目で、高らかに笑い声をあげた。
「は、はい」
「私の考えている事がわかるかね?」
「い、いえ・・・」
恐縮する石崎専務
「ハッハッハッ。そんなに堅くならんでも良い良い。」
「私はね、新しいブランドマークをつける店は、新しい店であって欲しいんだよ」
「は、はあ」
「清潔で設備も整っていて、もちろんcarドクターも常駐させねばならん」
「それに何より、経営者は我々に逆らうことをしない人間に限る。そしてブランドイメージを壊すことの無いようマニュアル通りに動く従業員でなければならん」
「・・・お言葉ですが中藤常務、・・販売店主は独立経営者です。我々の思い通りには中々・・・」
中藤常務より年長の石崎専務は、若かりし頃、地域の地主や有力者を訪ねて特約店(販売店)になってくれるように頭を下げて歩いた日々を思い出していた。
「ふん、だから困ったものだと言っておるんだよ!」
「は!申し訳ございません」
「君が謝る事ではないだろう」
冷ややかな視線を浴びせられ冷や汗が流れる石崎専務であった。
つづく
実在の人物及び団体とは一切関係ございません。
尚、加筆修正及びキャラの変更等もあるやも知れませぬことをお断り申しておきまする(^^;
・・・・・
2000年 5月
郊外を走るトヨタのプリウス・・・
乗っているのは日の丸石油の中藤常務とキラキラダイヤ石油の石崎専務だ。
さっきから顔をしかめている中藤常務が運転手に声を掛けた。
「すまんが君、あそこに見えるGSで車を止めてくれ」
中藤常務はキラキラダイヤ石油のGSに着くと、そそくさとトイレに向かった。
どうやら、腹を下していたようだ。
戻ってきた中藤常務はそれでもまだ表情がすっきりしない。
「大丈夫ですか?」
キラキラダイヤ石油の石崎専務が遠慮がちに声を掛ける・・・
「いやいや失礼(笑)昨夜、少し飲み過ぎたようだ」
「しかし、石崎君・・・我々が合併することにより目指しているのは世界だよ。・・・うーん困ったものだ。」
「何か不都合なことでも?」
「いや何、さっき入ったGSだがね・・・この時代に“汲み取り”ときたもんだ。店も古臭いし従業員の教育もなっとらん。私はね、石崎君、我々のこれからつくろうとしている太陽光線渦巻き石油はだね、さっきも言ったように世界を相手にしたいんだよ。世界標準だ。分かるかね石崎君。」
石崎専務は、先ほどのGSに入った時から嫌な予感がしていた。
「誠に申し訳ございません。私どもの販売店があのような有様で・・・」
「いやいや、石崎君、これはキラキラダイヤ石油さんだけの問題では無いよ。ハッハッハッ。」
「我々日の丸石油の販売店の中にもああいう店は多いんだよ。」
中藤常務は決して笑ってはいない目で、高らかに笑い声をあげた。
「は、はい」
「私の考えている事がわかるかね?」
「い、いえ・・・」
恐縮する石崎専務
「ハッハッハッ。そんなに堅くならんでも良い良い。」
「私はね、新しいブランドマークをつける店は、新しい店であって欲しいんだよ」
「は、はあ」
「清潔で設備も整っていて、もちろんcarドクターも常駐させねばならん」
「それに何より、経営者は我々に逆らうことをしない人間に限る。そしてブランドイメージを壊すことの無いようマニュアル通りに動く従業員でなければならん」
「・・・お言葉ですが中藤常務、・・販売店主は独立経営者です。我々の思い通りには中々・・・」
中藤常務より年長の石崎専務は、若かりし頃、地域の地主や有力者を訪ねて特約店(販売店)になってくれるように頭を下げて歩いた日々を思い出していた。
「ふん、だから困ったものだと言っておるんだよ!」
「は!申し訳ございません」
「君が謝る事ではないだろう」
冷ややかな視線を浴びせられ冷や汗が流れる石崎専務であった。
つづく
でも従業員の教育
とあるから
違うよね
従業員いないもんね
もう、つねっちゃおうかしら(笑)
これはフィクションですってばぁ!
実在の人物及び団体とは何ら関係ございませんことよ(^^;
おホホのホ(笑)
遅くなったけど、感想を書こうと思ったら「あれ?」って・・・。
私、記憶力が悪いので、今夜は一話から読み返します! がんばるぞー! オーッ!
恐れ入りますーぅ!
では、私も今から追いかけます(笑)