masumiノート

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エネ庁vs石油連盟

2017年04月22日 | ガソリンスタンド3

“vs”ではないかもですが、
「取引慣行ガイドライン」についてー

4月19日ぜんせきより


資源エネルギー庁の小山石油流通課長(和歌山の講演会で)

政府は最近、下請け業者の取引条件改善に取り組んでいる。
自動車や鉄鋼ではすでにガイドラインを施行している。
石油の系列取引だと下請け関係ではないが、メーカーの規模が大きいので、取引の力関係だと実質は下請けに近い。
08年には画期的な仕切りの週決めを導入したが(それまでは月決めでした)、15年(?)以降は建値化し、事後調整を繰り返している。
アンケート調査をしたが建値化していることを感じている業者が7割あった。原価がわからずに、周辺店舗を参考にしているという。
事後調整は明確なルールがなく、量販しているところが受けやすい傾向にある。
事後調整の期間が長くなればなるほど原価がわからなくなる。
経産省としても建値の状況をチェックするためにアンケート調査していく。
効力のあるものとして定着させていきたい。


4月22日燃料油脂新聞より


石油連盟の木村会長(定例会見で)

卸価格を含めた取引のあり方は、企業の自律的事業活動に委ねるのが基本と主張してきたが、最終報告書や“ガソリン取引適正化に関するガイドライン”には、十分に私たち(元売)の意見が反映された。
卸価格は公平性・透明性を確保しながら、特約店・代理店と向き合い真摯に決めるもの。
それを支えるのが今回のガイドラインと受け止めている。


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※それぞれの立場、それぞれの思惑。


ガソリン適正取引慣行ガイドライン

JXTGエネルギーの新仕切り方針


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