masumiノート

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原油続落で再び浮き彫り“業転格差”

2014年10月28日 | ガソリンスタンド2

思わぬ展開に新仕切り立ち往生

10月25日 燃料油脂新聞 (※青系文字がmasumi)

系列仕切りを維持しながら、余剰玉をさばく手品のような施策は、スポット市場の情報が広範に飛び交い、PB店が市民権を得た現在の業界環境では成り立たない。
混乱収拾には、早急な需給環境適正化以外に方法はない。

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余剰玉が陸上スポット市場に放出され、系列仕切りとの価格差が広がれば、プライベートブランドSSの優位性が増す。
元売は自ら、ブランド店(※)を窮地に追い込む格好になる。
(※元売子会社販社や資本注入したとこやインセンティブのある大手さんは大丈夫でしょう。窮地は特に系列3者店)

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※業転をとったことがなくても情報は入手できます。
ネット然り、
また、当店は「業転をとったことがない」ので、燃料卸商さんが営業に来られる際には新規獲得のため、“最安値”をご提示頂けているようです。

因みに以前書いたように、インタンクもの軽油は得意先に説明したうえで業転玉を手配しております。
(当店の地下タンクには混ぜていません)


そんなふうに系列店でも業転価格を知ることのできる業界環境の中で、
元売や特約店が「系列仕切りを維持」できると思う方がおかしいし、そんなことは不可能だと思うのだけど、
不可能を可能にするのが優越的地位というものなのですよね。
でももうそれもボチボチ考え直してくださいね。



それから、
この記事では「ガソリン6円規模」と書いてある格差ですが、本日28日東海・北陸版には「業転格差8-9円に拡大」とあります。
これは特約店(2者店)で、です。
そこに特約店マージンが足された金額が3者店の業転格差になります。


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