masumiノート

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「労務倒産」は見栄っ張りの言い訳

2014年10月29日 | 日記(その他)

「求人しても人が集まらない」「アルバイトなどスタッフの確保が困難」
どの業界でもそのような声が聞かれます。
ガソリンスタンドでもそれで「労務倒産の危機」と目にしたりします。

でもね
求人して人が来なかったとしても、店主が居ます。

過去、従業員が皆辞めてしまうことになったとき、「もう店を閉めよう」と言ったmasumiさんにこうちゃんは言いました。

「おれひとりでもやる」


10月28日 燃料油脂新聞

荒川区内販売店主「昼休みしっかり1時間」

3年前まで、店主を含む5人のスタッフでSSを運営していたが、燃料油を増販して利益を上げる発想を転換し、現在は一人で店を切り盛りしている。
灯油配達、オイル交換を行わないなど、燃料油販売1本に特化したSS運営でムダを徹底的に排除した。

*****


人を雇っているときと同じように、また景気が良かったときと同じように経営しようとすれば、無理があるし、精神的にも辛くなる。
とはいえ、5人のスタッフが店主一人になった・・・その間には、色々な苦悩や葛藤があったと思います。


消費者だけでなく同業者の中にも「オイル交換を行わない?」「昼休憩?」「日曜日が定休日?」、と思われる方もあるでしょうが、

多種多様な店舗形態になったのですから、経営も多種多様で良いのです。


「地方の過疎地ならともかく荒川区(東京)で?」・・・
外形上見えにくいだけで、全国どこでも同じです。

地元の現金客の安値店への流出は、もしかしたら過疎地のような田舎より都会や郊外にあるガソリンスタンドの方が酷いかも知れません。

すぐそばにいくらでも安値店がある都会や郊外の方が・・・。


それでも地場業者で従業員がいなくなったという理由で廃業する店主は少ないのではないでしょうか。
地場の店主は、顧客がある限り、自分が働ける限り、 やれる間は店を続けようとすると思います。
栄枯盛衰ではなく栄枯衰退でも。

それまで提供出来ていたサービスも出来なくなり折角の油外作業の注文も手が回らずに断らざるを得なくなるなど、情けなく格好悪い思いをしながらでも、その時その時の“身の丈”に合わせるしかしょうがない。
そうしながらでも店を続ける。


(業種にもよりますが)
ガソリンスタンドで人手不足の労務倒産なんていうのは、見栄っ張りの言う事だと思います。





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