masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

“トリアージ必要”が80%以上 消防隊員ら不安や葛藤も

2019年01月18日 | ニュースから一言二言


***
昨夜のNHKスペシャルをこうちゃんと見ながら話し合いました。
こういうとき、必ずと言っていいほど、二人の意見は対立します。

こうちゃんは「順位付けなんてできない。目の前の人を助ける」
masumiさんは「トリアージは必要」


「こうちゃんの考えは人間らしいと言えるかも知れないけど結局自己満足でしかないのでは? 一人の老人の救助に3時間を費やして結局救うことが出来ないのと、その場では辛くても次の現場で10人の命を助けることができるのならばそちらへ行くべきで、人間だからこそ理性的であるべき」と言うmasumiさんに対し、
「医療現場(その場所)でのトリアージは理解できる。でもその現場の次の現場のことはその時点では分からないのだから」と言うこうちゃん。

「確かにそれも一理ある。でもそれなら、もし現場が直近で、どちらからも家族が必死に助けを求めている。手前の現場は生存率50%の65才で次の現場は生存率70%の23才だとしたら?こうちゃんはどうするの?」

答えは出ない。

いずれにしても、どっちにしたって後悔みたいなものは残ると思う。
葛藤は続くと思う。
正解なんてないし、全てが正解だと思うしかないのかも知れない。
 

消防という職業を選んだような人は「人命救助」に対しての思いは特別がものがあると思う。
こういうときの辛さは恐らく私たちの想像を超えるのと思うのです。
 
 

*****
災害時協定
ユンボなどを所有している業者(土木や設備関係)との協定も結んでおけば良いと思う。
近隣で生き埋めになった人がいた場合、救助に向かってもらえるように。


4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
多牌さん (masumi)
2019-01-21 09:50:49
苦節15年で輪をかけたひねくれ者になった私も同じように思いますよ

災害時に救援活動する人数が圧倒的に足りてないですよね
不正受給されている税金をそちらに使ってもらいたいです。
返信する
Unknown (多牌)
2019-01-20 07:48:30
 本当は必要としない人なんかに
 生活保護与えたりとかしてると
 結局こう言う所にツケが回ってくる、、、、

 ってすぐに関連ずけてしまうのは
 おいらがひねくれているからなんですかね?
返信する
Mくんさん (masumi)
2019-01-19 10:26:21
そうですね。

「人の役に立ちたい」「人に喜んでもらいたい」という思いは誰もが持っていることで、それが出来ないときに自己嫌悪に陥ったりするんですよね

でもそんな自分の気持ちより優先しなくちゃいけないこともある!って自分に言い聞かせるしかないんですよね・・・・
返信する
Unknown (Mくん)
2019-01-19 08:31:42
これ、非常に難しい問題ですよね。
以前、元自衛隊員の方とお話した時に阪神淡路大震災に救助に向かった話がありました。その方は、隊員として指定の場所へ行軍しなければならなかったのですが、そこへ向かう途中に、被災住民の方から救助を求められた事が多くあったそうです。
しかし、目的地へ向かう為にそこで時間をかける訳にはいかず「ここに人が埋まってるんや!助けてくれ!」との声を断り、指定の場所へ向かったそうです。
その時の申し訳ない気持ちは忘れられないとおっしゃっていました。
日夜人命と関わる救急隊員なら、非常時のみにこのような事に遭遇する自衛隊員よりも「一つの命」にこだわる傾向は強くなると思います。(決して自衛隊員が命を軽く見ると言ってる訳ではありません。その気持ちが日常に強くあるという事です)

当地は過疎が進む田舎ですが、それでも救急隊員はこなしきれない程の出動をされています。
その中で、ある程度の選別は致し方ない気がします。

「少しでもある可能性に賭けながら、出来る事をやって行く」

これしかないのでしょうね。
我々SS業界も同じ事だと思います。

返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。