12月4日 ぜんせき
’15ぜんせき 10大ニュース 「2」広がる系列業転格差、卸体系に疑問
公平性どこへ? “退行”に憤り
同じサインポールでも仕入れ格差が見え隠れする。
調整額にさじ加減がある、と、どの業者も確信し、仕切りへの疑心暗鬼を植え付けている。
系列と業転の格差も収まりを見せない。
業転玉の横行が止まらないばかりか、原油価格の下落とともに価格差が拡大
「エネルギー供給構造高度化法で需給均衡が進むと思ったが全く進まない。元売が再編されても業転はなくならないだろう」という業者も多い。
系列量販SS、PBと長く競合する地場業者は
「願いはただ一つ。仕入れの公平性。あとの努力はすべて自己責任で良い」とまで断言する。
仕入れの公平性さえあれば同じ土俵に立てる。
体力は異なっても勝負はできる。
「いまの仕入れでは横綱同士しか土俵に残れない。そんな勝負を誰が望むのか」
現実に系列量販店、PB、さらにJAまで入り乱れ全国最安値を競った京都府亀岡市ではいま、JASS、県外量販SSが撤退し、沿線は閉鎖SSが林立。不毛さを漂わせている。
近畿業者の見る“常滑戦争”
「決して他人事でない」「消費者に誤解与える」
地場業者の存続を業界全体で求めることが必要と提案している。
12月4日 燃料油脂新聞
109円は不当廉売ではないのか
常滑競争で 公取委の判断に注目
「仮に排除措置命令が出されてもただそれだけ。課徴金や営業停止が課されるわけではない。
まして価格競争のあおりを受けたわれわれへの弁済は、何一つない」
「現実離れした80円台なら“あれはケンカの結果”とお客に説明し易いが、107円や109円の現実的な価格だと、例え仕入価格そのものであってもお客には説明しにくい。いっそ80円台で販売し続けてほしいくらいだ」
「総販売原価の立場からすれば107-109円は不当廉売に当たるのではないか」と指摘するSS関係筋も多く、引き続き不当廉売の調査申告が続く可能性がある。
***(以下masumi)
>107円や109円の現実的な価格だと、例え仕入価格そのものであってもお客には説明しにくい
当店の仕切りは税込みで117円を超えてます。
調整や特価などのある特約店には107円や109円は現実的かも知れませんが、地場零細3者店にとってはそれすら現実離れした価格です。
これまで地場零細3者店をスケープゴートにして安値店として存在していた販売店が、今コストコという強烈な異業種参入に戦々恐々としている姿を、規制緩和後に早々と同じ立場に立たされた地場零細3者店は冷ややかな目で見ています。
>地場業者の存続を業界全体で求めることが必要と提案している。
提案しているのがもしこれまで安値店の立場であった販売業者だとしたら、「は?何を今更?」と言わせて頂きます。
「これまで地場3者店の苦境を踏み台にしてきたくせに?」と笑ってあげます。
我々の声を「愚痴」と片付け、「経営は自己責任です」と切り捨ててきた貴方達。
自分たちは調整や特価という自己責任経営とはかけ離れた優遇措置を受けながら、3者店を笑いものにしてきた系列特約店の方もいらっしゃいますよね。
コストコには是非全国津々浦々にガソリンスタンドを出店していただきたいと願っております。
18年近く安値店とは10円以上の価格差の中で生存してきた我々地場3者店はコストコの出店には今更びくとも致しませんので。
つづく
商社さんのfaxは、2.5とかありますから、それだけ下げれるんでしょうに。
在庫損も、まずは、系列に下げてからでしょうに、親子の関係を親方が駄目にしてるみたいですね。
会社では、社長を、おやじと呼びます。
付いて行くから親子なんじゃないんですかね?
そんな、昭和的な人はもう、幹部にはいないんですかね?
いつだったか深夜のテレビ番組で塗装工の方が弟子のことを「(自分の)子と同じ」と言ってました。
自分の子供と同じように、その弟子の人生にも責任を持つという意味なんだと思います。
>幹部にはいないんですかね?
ほんとにねぇ
年齢的には昭和の人のはずなんですけど