九州の一部GS売却を発表 エクソンモービル
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010100201000804.html
石油業界大手の米エクソンモービルは2日、九州地区にあるガソリンスタンド(GS)の一部を売却する計画を正式発表した。対象は九州地区にある400店舗程度のうち、少数の社有物件としている。三菱商事など大手商社系の石油販売会社が名乗りを上げているもようだ。
エクソンモービルは、国内でGSを運営する石油小売り事業の営業権を段階的に売却する方向で検討しており、その一環となる。
少子高齢化や低燃費の自動車の普及などを受けて国内のガソリン需要は減少し、今後の需要回復も難しい。特に九州地区の収益性は厳しいと判断したとみられる。「エッソ」「モービル」「ゼネラル」のブランド名を残すことが売却条件となる見通し。2010/10/03 00:19 【共同通信】
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10月1日の読売新聞の記事で「エネルギー高度化法」がエクソン撤退の理由のひとつではないかと書かれていました。
※あとで別に書き写すつもりだったのに、こうちゃんが捨ててしまった(-"-;)
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10月2日「燃料油脂新聞」より 抜粋
製油所“空白地帯”も 「中堅元売の配送に不安」
バーター契約解除で勢力範囲外になる恐れ
★今年7月に誕生したJXグループは北海道から九州までの製油所網を手中にした。
★出光も現時点では北海道・関東・中部・中国に4ヶ所の製油所を持つが、東北・近畿・九州には無い。ただ全農との提携で全国7基地使える可能性はある。
★他の元売は、EMが関東圏・関西圏だけ。コスモは関東・中部・関西・四国の4地域のみ。昭和シェルは関東2ヶ所と中部、中国の4地域だけと分析。
北海道、東北、九州は完全に勢力範囲外になると指摘する。
「エネルギー高度化法によって2013年までに製油所の廃止が各社に強制的に義務付けられ、全国配送はより困難になる。JXエネルギーは自社製油所と出光との提携で全国製油所・配送網が完結するためバーター取引は継続しないはず。
「その時に、他元売はどんな戦略をもっているのか。セールスマンに聞いても大丈夫というだけで具体的な戦略がみえてこない」
JX以外の元売は、バーター契約解除後、エネルギー高度化法施行後の戦略展開をどう描いているのか、系列特約店に対する説明の必要が迫っている。
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10月4日「ぜんせき」より 抜粋
EM小売撤退報道が一部で報道されたことに対して「これは当社が発表したものではない」というコメントを発表した。
同社によると「事業ポートフォリオ最適化の検討はたゆみなく行い、まず効率を上げ、長期的な観点から健全な小売ビジネス基盤の確立に力を注いでいる」としている。
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EM代理店筋によると、今年6月以降から九州エリアにおいて販売網を再編する動きは表面化している。
EMは九州に拠点となる製油所を持たず、他社から製品バーターに依存してきたため、バーター取引が困難となる今秋以降、再編は全国に先駆けて不回避と見られてきた。
ただ、現在の再編計画では従来通り、エッソ、モービル、ゼネラルの3ブランドを残すほか、複数のSSを一括で引き継ぐことができる相手先を探しているなど様々な条件があるため難航している模様。
また自己所有のSSを抱える代理店・特約店も多く、「営業権を売却といってもそんな単純ではない」
※10月1日から配送料が別建てになったため、製油所から遠距離のエリアでは2円超の実質値上げが発生している。
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「火の無いところに」っていうヤツで、報道を見たときは「ああ、やっぱり」と思ったけど・・・
どうなってるのかな?
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010100201000804.html
石油業界大手の米エクソンモービルは2日、九州地区にあるガソリンスタンド(GS)の一部を売却する計画を正式発表した。対象は九州地区にある400店舗程度のうち、少数の社有物件としている。三菱商事など大手商社系の石油販売会社が名乗りを上げているもようだ。
エクソンモービルは、国内でGSを運営する石油小売り事業の営業権を段階的に売却する方向で検討しており、その一環となる。
少子高齢化や低燃費の自動車の普及などを受けて国内のガソリン需要は減少し、今後の需要回復も難しい。特に九州地区の収益性は厳しいと判断したとみられる。「エッソ」「モービル」「ゼネラル」のブランド名を残すことが売却条件となる見通し。2010/10/03 00:19 【共同通信】
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10月1日の読売新聞の記事で「エネルギー高度化法」がエクソン撤退の理由のひとつではないかと書かれていました。
※あとで別に書き写すつもりだったのに、こうちゃんが捨ててしまった(-"-;)
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10月2日「燃料油脂新聞」より 抜粋
製油所“空白地帯”も 「中堅元売の配送に不安」
バーター契約解除で勢力範囲外になる恐れ
★今年7月に誕生したJXグループは北海道から九州までの製油所網を手中にした。
★出光も現時点では北海道・関東・中部・中国に4ヶ所の製油所を持つが、東北・近畿・九州には無い。ただ全農との提携で全国7基地使える可能性はある。
★他の元売は、EMが関東圏・関西圏だけ。コスモは関東・中部・関西・四国の4地域のみ。昭和シェルは関東2ヶ所と中部、中国の4地域だけと分析。
北海道、東北、九州は完全に勢力範囲外になると指摘する。
「エネルギー高度化法によって2013年までに製油所の廃止が各社に強制的に義務付けられ、全国配送はより困難になる。JXエネルギーは自社製油所と出光との提携で全国製油所・配送網が完結するためバーター取引は継続しないはず。
「その時に、他元売はどんな戦略をもっているのか。セールスマンに聞いても大丈夫というだけで具体的な戦略がみえてこない」
JX以外の元売は、バーター契約解除後、エネルギー高度化法施行後の戦略展開をどう描いているのか、系列特約店に対する説明の必要が迫っている。
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10月4日「ぜんせき」より 抜粋
EM小売撤退報道が一部で報道されたことに対して「これは当社が発表したものではない」というコメントを発表した。
同社によると「事業ポートフォリオ最適化の検討はたゆみなく行い、まず効率を上げ、長期的な観点から健全な小売ビジネス基盤の確立に力を注いでいる」としている。
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EM代理店筋によると、今年6月以降から九州エリアにおいて販売網を再編する動きは表面化している。
EMは九州に拠点となる製油所を持たず、他社から製品バーターに依存してきたため、バーター取引が困難となる今秋以降、再編は全国に先駆けて不回避と見られてきた。
ただ、現在の再編計画では従来通り、エッソ、モービル、ゼネラルの3ブランドを残すほか、複数のSSを一括で引き継ぐことができる相手先を探しているなど様々な条件があるため難航している模様。
また自己所有のSSを抱える代理店・特約店も多く、「営業権を売却といってもそんな単純ではない」
※10月1日から配送料が別建てになったため、製油所から遠距離のエリアでは2円超の実質値上げが発生している。
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「火の無いところに」っていうヤツで、報道を見たときは「ああ、やっぱり」と思ったけど・・・
どうなってるのかな?