masumiノート

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脱ガソリンに異議なし

2021年03月13日 | ガソリンスタンド5

3月12日ぜんせきより

SS経営革新・次世代部会 脱ガソリン“異議あり” 国民の命脅かす危機
>例えば災害時にガソリンがないことで



「脱炭素化」募る不安 

>今後を考えればこれ以上のSS新設、他業界からの参入は止めさせるべき

※規制緩和されたのです。無理です。



「論説」これからの10年、SSの真骨頂

>この10年間、大震災を教訓に石油のサプライチェーンは、災害対応力を大きく強化した。

>SS数の減少と事業者の減少を見比べると、発災時に臨機応変な地域住民視点を有した1SS事業者の廃業が、その多くを占めている実態が鮮明になる。


震災を機に業界は災害対応力を強化した。しかし震災時に供給を続けた地場店の多くが廃業・・・・ってね、やるせないです。


今も営業を続けている家族経営の地場業者の中には全額補助で自家発電を設置し災害対応力を大きく強化できたところもあるでしょう。
しかし、そうではないところも多いと思います。

実際、当市の1SS運営の地場店は今日現在どこも住民拠点SSにはなっていません。


阪神淡路大震災時、元売ローリーが道路事情により来られず休業としていた店もありましたが当店は営業を続けました。

当時は社員やアルバイトなど5~6名を雇用していたので可能でしたが、あれから26年。

夫婦だけの現在(特に今は店主一人での営業です)、当時と同じような対応をすることは不可能です。



採算販売に水差すセルフの独歩安 フルとの差10円超も


※セルフ解禁当初、業界紙にはよくフルとセルフの価格差は3円と載ってありましたが、
当店と近隣他店との10円もの価格差は、セルフがまだ1店舗もない時から始まっていました。







***

脱ガソリンに異議ありなのはガソリンが飯の種でもあるからでしょう。
異業種からの参入を煙たく思うのは(安売りされるのが困るということと)既得権とでも思っているのか?


確かに災害時を含めてこれまで社会インフラとして燃料を供給してきたのは我々だーというのはあるけれど。


でもそこから離れて見れば、
化石燃料よりコスパが良くて持ち運びも出来て、環境にも良い燃料があるのなら、
脱ガソリンに反対しちゃいけないと思う。

ただ、今のところはそれが何かハッキリしないし災害時には化石燃料に勝るものは無いし、
災害時でなくても、
軽油や灯油の配達を必要としている企業や消費者は在るから、
政府には脱ガソリンを宣言するだけでなく、そこらへんの指針を示して欲しいですね。


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