masumiノート

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ガソリンスタンドは顧客の都合よりも店の都合を優先

2018年11月22日 | ガソリンスタンド4

11月19日燃料油脂新聞より

SS過疎地計画策定初会合 長野県天竜村
灯油配達と移動販売 連携検討
業者からは「灯油と生活物資の配達は賛成だがビジネスとして成り立たないと難しい」など採算面を指摘する意見






原油続落 底見えず 週間コスト3円超す下落か

※今週の仕切り改定もJXTGは全油種3円値下げでした。





従業員は現状「我慢」が実態 
値引きより社員へ還元 販売業界に行動を促す





JXTG系列SS10月末1万3134ヵ所
前月比28か所減少 セルフは4337ヵ所で5ヵ所増







11月20日燃料油脂新聞より

八王子市内SS 全国最安値130円に 競合店ぞろいで無法地帯

※3者販売店の仕入れ値は、130円(税込)を軽く超えています。




「社説」SS減少に歯止めかからず
(※次の記事で紹介させていただきます)

陸上スポット下げ足止まらず





「中核・住民拠点SS」問われる意義






灯油購入補助要望 高齢者ニーズ堅く必需品


配達時SS一時休業 馴染み客は周知の運営


市内西部の山間値域に立地するフルサービスSSは夫婦二人による家族経営だ。
掛売主体でPOSを置かず、現金決済のみで運営する。
地域の燃料配達を請け負っている同SSは、配達でSSを留守にする時間帯には店頭に「ただいま配達中です」と張り紙をしたうえで一時休業としている。
SSの営業時間は午後6時までと短いが、馴染み深い顧客は一時休業を含め理解している反面、一見客の来店はごく限られているためこうした運営方法が成り立っている。
顧客の都合よりも、SSの都合を優先させた運営と言っていいだろう。

「配達中の張り紙に携帯電話の番号を明記しているので連絡が来る。顧客には配達の進ちょく状況を示してSSに戻れる時間を教え、これに合わせた時間の再来店を促している。山奥だと幹線道路沿いでも何㎞にもわたりSSがないので、近くに住む顧客にとってはほかに選択肢がない。家族経営でまかなうためにはこの方法しかない」

個々の経営事情に沿ったSS運営で、地域の燃料供給を維持する格好となっている。

***

顧客の都合よりも、SSの都合を優先

消費者の中には(同業者の中にも?)眉を顰める人がいるかも知れませんが、

個々の経営事情に沿ったSS運営をしなければ地域の燃料供給を維持することができないのですから仕方がありません。

そして、
それでも、

あと何年か後にはこのSSも、店を畳む“その日”を迎える可能性は大きいのです。


おまけ

家族経営の販売店だけでなく、大手2者店の販売店も“人手不足で”似たようなものなのかも知れません。

先日、パンクしたタイヤを持ってこられた常連さん曰く、

パンクしたとき、その近隣のSS(大手2者店の直営 ENEOS Dr.Driveセルフ)に行ったのだけど、「出来ません」と言われたとのこと。

以前も他府県ナンバーのイチゲンさんが手洗い洗車のご要望で来店されたとき、“そのSSで「出来ません」と言われたから”ーという事がありました。


日曜日、買い物に行くときなどにそのSSの前を通るのですが、その時は若いスタッフが何人も並んでいるのです。

恐らくアルバイトばかりで、作業を行えるスタッフのいる時間帯が限られているのではないかと思います。




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