経済産業省が2日発表した8月31日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、24日時点の前回調査と比べて10銭安い135円20銭だった。3週連続で値下がりした。

 調査した石油情報センターによると、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛で需要が伸び悩んだことが影響した。来週は小幅な値上がりを予想している。石油元売り各社が給油所への卸値を引き上げるとみられ、小売価格に転嫁される見通し。

 地域別では、24道府県で値下がりした。最大の下げ幅だったのは石川で2円20銭、福井の1円40銭が続いた。値上がりは11県、横ばいは12都県だった。